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【ES例文16選付】エントリーシートの特技の書き方を解説

【ES例文16選付】エントリーシートの特技の書き方を解説

最終更新日:2022年12月15日

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「エントリーシートにある特技に関する設問って、どんな意図があるの?」

「ESに特技を書く時ってどんな風にアピールすればいいの?」

上記のような悩み・疑問を持っている就活生は少なくないことでしょう。

特技に関する設問は「しょせん面接の話のネタにするくらいでしょ」などと考えている方もいるかもしれませんが、そこには企業側の明確な意図が存在し、且つ適切な書き方というものも存在します。

そこで本記事では"エントリーシート(ES)における特技の選び方と書き方・ES例文"など、どのようにアピールすればいいか解説していきます。

企業がエントリーシート(ES)で特技を聞く理由

企業がエントリーシート(ES)で特技を聞く理由

企業はなぜ、エントリーシート(ES)の設問で「就活生の特技」を聞くのでしょうか?

企業側がエントリーシート(ES)で特技を聞く理由は以下の2点に大別することができます。

  • 「就活用の自分」を演じがちな就活生の真の姿を知るため
  • 就活生の人柄を知るため

「就活用の自分」を演じがちな就活生の真の姿を知るため

「新入社員の3割が3年以内に離職する時代」と言われるように、近年、就活生と企業間でのミスマッチの問題がしばしば指摘されています。

現状の新卒採用では、受験者の中から自社で活躍できる人材を完璧に見極める方法は存在しません。「より優秀な人材に来てほしい(企業側)・より上位企業から内定が欲しい(就活生)」という双方の考えにより、逆選択的なミスマッチが生じてしまっているとも考えられます。

この目的意識から、企業側は「エントリー数の増加・レピュテーション向上」を促すための情報を提供し、就活生側は「自身の優秀さ・志望度の高さ」をアピールをするという、それぞれの綺麗な部分を強調しがちな状況が発生しています。

企業側が知りたいことは、就活用にキャラクターを作り上げた姿ではありません。企業側としても、就活生の素の部分を見たいという思いを少なからず抱いています。

この考え方に基づき、より素の部分が出る(であろう)特技に関する設問から、人柄などを見極めようという意図が考えられるでしょう。

就活生の人柄を知るため

エントリーシート(ES)の設問で特技を聞くことで、その就活生の価値観を知るヒントを得ることができます。

例えば絵画が特技という就活生であれば、「想像力が豊かで繊細な子なのかな?」などと仮説を立てることができます。

このような就活生の性格・人柄といったものは仕事においても少なからず関連するものですので、エントリーシート(ES)で聞かれる設問のうちの一つに「特技」があることが理解できるでしょう。

もちろんその他の設問を通じても人柄を知ることはできますが、企業側はより素の部分に近い特技に関する設問を課すことで、就活生の人柄の把握に努めていると言えるでしょう。

趣味と特技の違いとは?

エントリーシート(ES)で聞かれる質問で、特技と似たものとして趣味が挙げられるかと思います。

実際に、趣味と特技がセットで聞かれることも多く、趣味と特技の違いがよくわからないため回答に困るという方も多いのではないでしょうか?そこで、趣味と特技の違いとアピールポイントについて解説していきます。

一般的に、趣味とは「仕事などとは関係なく個人の楽しみのためにやっていること」を指します。

これに対し、特技とは「他の人より優れている能力や得意な事柄」を指します。

趣味と特技が混同してしまう要因として、趣味として好きだから続けていくうちにそれが得意になって特技にもなり、趣味と特技をどう区別していけばいいかわからなくなるということがあるかと思います。ですが、上記の定義から考えていくと違いが見えてくるのではないでしょうか。

例えばダンスが趣味でもあり特技でもある場合、趣味として答えるならば、ダンスの良さやどういうところに楽しみを感じるのか、自分のなかにある「好き」にフォーカスしてその魅力を考えてみる。特技として答えるならば、どのように練習に取り組んでいるのか、具体的な成果や実績はあるのかということにフォーカスして回答を考えていくとよいかと思います。

エントリーシート(ES)における趣味の書き方についてはこちらの記事をご覧下さい。
【エントリーシートの趣味の書き方を解説】ES例文13選付

特技を選ぶ際のポイント

続いては「どんな特技を選べばよいのか?」という疑問にお答えしていきます。

就活生の特技は千差万別ではありますが、特技を選ぶ際には以下の3つのポイントが人事からの評価に繋がるかと思います。

  • 特技を選ぶ際のポイント(1) 自分自身の価値観が表れる特技か
  • 特技を選ぶ際のポイント(2) 志望業界・職種に活かせる特技か
  • 特技を選ぶ際のポイント(3) ユニーク・ギャップのある特技か

自分自身の価値観が表れる特技か

「その特技によって得した・役に立った場面はあるか?」

「その特技を通してどんなことを学んだのか?企業で活かせることはあるか?」

上記はあくまでも一例ですが、これらの観点をアピールできるような"自身の価値観"が表れる特技を選ぶようにしましょう。

企業側は単に「その就活生の特技は何なのか?」だけを知りたい訳ではありません。特技を通じてその後の面接で話が盛り上がる場合もありますが、特技にまつわる事柄などを聞くことによって就活生の価値観を知ることが主な目的となります。

例えば、「私の特技はピアノです。4歳から現在まで継続しており、これまで数々のコンクールで入賞してきました。コンクールで演奏する時は毎回緊張するのですが、これまで多くの演奏経験を積んできたことで、緊張感に打ち勝つ図太さが身につきました。」などが良い例として挙げられます。

そのため、「他の人より得意だから・小さい頃からやっているから」といった理由だけではなく、それが特技である根拠・理由・エピソードを具体的に説明し、アピールできるようにしましょう。

志望業界・職種に活かせる特技か

志望業界・職種の適性があるかどうかの判断材料の1つとして特技を評価することもできます。

例えば、商社・海運志望ならば英語力だったり、多くの人と関わる仕事ならば顔と名前を覚えるのが得意というような、仕事での活躍がイメージできるような特技があるならば選んでみるといいかと思います。

ユニーク・ギャップのある特技か

エントリーシート(ES)や面接において、選考官に印象を残せるかどうかは非常に重要な要素です。

他の人と被らないようなユニークな特技や、「小柄な女性なのに格闘技が得意」といったギャップのある特技があるのであれば、他の選考者と差別化をアピールする戦略として有効といえるでしょう。

先ほども説明しましたが、選考官はあなたの特技が何かだけを知りたい訳ではないので、あくまで自身の価値観がアピールできる特技かどうかを1番の重点として選ぶようにしましょう。その上でのプラス要素として志望業界・職種に活かせるか、ユニーク・ギャップがあるかで絞っていくと、企業に評価されるあなたならではの特技が見つかるかと思います。

エントリーシート(ES)で特技を書く際の注意点・NG例

特技の書き方・書く際のコツを紹介しましたので、続いては「注意点・NG例」を説明していきます。

特技を書く際の注意点・NG例としては以下の5点があります。

  • 特技を書く際の注意点・NG例(1)「空欄で提出する/特になしという回答」はNG
  • 特技を書く際の注意点・NG例(2) 就活用に嘘をつく
  • 特技を書く際の注意点・NG例(3) ギャンブル・賭博行為
  • 特技を書く際の注意点・NG例(4) 政治や宗教など思想に関するもの
  • 特技を書く際の注意点・NG例(5)「オススメの特技」なんてものに惑わされない

「空欄で提出する/特になしという回答」はNG

どうしても特技が思いつかない場合でも、「空欄で提出する/特になしという回答」で済ませてしまうことは避けるべきです。

文章ではなく単語として答える形式の場合でも、それが設問の一つであることは変わりません。エントリーシート(ES)は面接で話す内容の頭出しとしての機能がある以上、特技の場合でも面接時にその話題について取り上げられることが多くなります。

すなわち、空欄で提出してしまうと面接官に頭出しのヒントを少なくさせるという意味にもなり、企業側は少なくとも良い印象は抱かないでしょう。エントリーシート(ES)の段階では"何となくこの就活生と会ってみたい"と選考官に思わせることが重要であり、空欄の回答があることはそれだけでアピールチャンスを逃しているとも言えます。

企業側に少しでも興味を抱かせるという意味でも、「空欄で提出する/特になしという回答」は避け、何か一つは特技を書いておくべきでしょう。

就活用に嘘をつく

「人に言えるほどの特技がないから、友達の特技を真似して話そう!」

「企業側からの受けがいい特技ランキングに入っていたから、この特技をアピールしよう!」

などと考える就活生が稀にいますが、嘘の特技は絶対に回答しないようにしましょう。

エントリーシート(ES)では「どんな特技を選んだのか」という指標だけで評価は決まりませんし、嘘の特技であればその後の面接で深堀りされた際にスムーズに回答できずにボロが出てしまい、嘘だとバレてしまう恐れがあるためです。

嘘の特技を答えることで自分自身を大きく見せようとするのではなく、正直にありのまま答えることを意識するべきでしょう。

【参考】
面接で嘘をつくべきでない2つの理由
→面接で嘘をつくことのデメリットを説明した記事です。

ギャンブル・賭博行為

競馬やパチンコなどのギャンブル・賭博行為に関してもよほどの事情がない限り避けた方が無難です。

ギャンブル・賭博行為が特技であることそのものに問題はないのですが、実際に競馬やパチンコという単語を聞いた時点で毛嫌いしてしまう人も一定数おり、そのようなリスクを犯してまでギャンブル・賭博行為を記載するよりは、他の特技と記載するのが望ましいでしょう。

自身がアピールしようとしている特技の印象が心配なのであれば、印象の良し悪しは就活生ではなく社会人(選考官)が判断するという意識を持ち、OB訪問などを通じて社会人目線からの印象を聞いておくと良いかと思います。

政治や宗教など思想に関するもの

政治や宗教など思想に関するものも避けたほうが無難です。

考え方が分かれるものなので評価がしづらく、また受け手のパーソナルな部分に大きく依存するテーマでもあるので、選考において避けるべき話題と言えるでしょう。

「オススメの特技」なんてものに惑わされない

「エントリシート(ES)で書く特技はこれがオススメ!」

上記のような記事等を見かけたことがある方もいるかもしれませんが、オススメの特技なんてものに惑わされるべきではないと考えられます。

仮に記事内で掲載されている特技の中で自分にあった特技がない場合でも、オススメならばとその中から特技をでっち上げて嘘をついてしまうことは、先述した『特技を選ぶ際は就活用に嘘をつかない』という事柄に反します。

記事上の情報に踊らされることなく、"絶対的な「オススメの特技」なんてものは無い"のだと割り切って考えるのが望ましいでしょう。

特技がない就活生はどうすればいいのか?

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エントリーシート(ES)における特技の書き方・書く際のコツ

エントリーシート(ES)の特技の書き方・書く際のコツ

特技を見つけた就活生は「エントリーシート(ES)でどのように特技を書けば良いのか?」を理解しましょう。

大前提、特技を書く際は以下の流れが一般的となります。

特技を書く際の流れ

1.結論
→例)私の特技は◯◯です。
 ⇩
2.理由・エピソード

→例)理由は~だからです。/△歳から△歳まで、△年間続けています。/この特技を活かし、~のような成果を挙げました。
 ⇩
(3.特技を通じて得た学び・企業でどのよう活かせるか)
→例)この特技を通じて~や~を学ぶことができました。/この特技を通じて得た◯◯を活かし、企業で~のように活かしていきたいです。

※特技に関する設問では、指定文字数がかなり少なく、「特技を通じて得た学び・企業でどのよう活かせるか」等を書く余裕がない場合があります。そういった場合は1と2の要素だけは最低限書くようにしましょう。

それでは、上記の流れを踏まえた上で「エントリーシート(ES)で特技を書く際のコツ」を紹介します。

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特技のES例文16選

特技のES例文

最後に「特技別のES例文」を紹介します。特技を以下16個の種類に分類してES例文を掲載しています。

自身がエントリーシート(ES)に記載しようと考えている特技やそれに近いものの例文を確認し、エントリーシート(ES)を書く際にアピールの参考にしていただければと思います。

特技のES例文(1):ダンス

趣味特技(250文字)

特技は、5歳から続けているダンスである。発表会で目立つポジションを頂けるように、持ち前の粘り強さと向上心を活かして、練習に取り組んだ。指導者の振付を忠実に再現できるよう、鏡の前で自分の動きや表情の魅せ方を研究し、徐々に技術を高めていった。結果、センターを任されることが増え、高校時代にはダンス部部長を務めるまでに成長した。 趣味はJO1というアイドルグループの応援をすることである。細かい動きまで揃えられた彼らのパフォーマンスは、相当な練習量の結晶であると感じ、元気をもらえる存在である。

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まとめ

ESの特技に関する設問の対策まとめ

本記事では「エントリーシート(ES)×特技」にフォーカスし、"エントリーシート(ES)における特技の選び方と書き方・ES例文"などを解説してきました。

特技に関する設問はおまけ程度に考えている方もいるかもしれませんが、エントリーシート(ES)の設問である以上、あなどることはできません。

本記事の内容を参考にしていただき、ES対策・志望企業の選考突破に努めていただければと思います。

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