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【新卒】自己PRの書き方-unistyle独自調査をもとにした内定者からのアドバイス9選付き-
最終更新日:2023年08月22日
1.新卒就活の自己PRとは-種類別例文19選と共にNG自己PR例も紹介-
2.自己PRすることがない!強みの見つけ方から回答例まで解説
3.【新卒】自己PRの書き方-unistyle独自調査をもとにした内定者からのアドバイス9選付き-
4.文字数別で自己PRの書き方と例文を解説‐100字/200字/400字/500字/600字/800字‐
5.自己PRの書き出しで押さえるポイントは4つ!‐例文8選付きで解説‐
6.自己PRの締め方はどうするべき?書く際のポイントからES例文までを紹介
7.【例文31選】自己PR例文を経験・強み・職種別に紹介。面接で高評価を得るための伝え方とは?
8.【業界別】エントリーシートの自己PRの書き方とES例文を紹介
9.【就活】面接で自己PRを魅力的に伝えるには?ポイントを解説
10.【自己PR】面接で必ず聞かれる9の質問と回答ポイントを解説
新卒就活における最頻出質問とも言われ、全ての就活生が一度は質問されたことのあるであろう「自己PR」。
そんな自己PRで就活生が企業にアピールすべきことは、「自分自身が企業にとって”採用しなかったら損をする人材"である」ということです。
しかし、「自己PRの書き方がわからない」「完成させた自己PRに不安がある」と悩みを抱えている就活生も少なくないことでしょう。
そこで本記事では、内定レベルの自己PRを簡単に完成させるための書き方やポイント、注意点など、新卒就活のエントリーシート(ES)における自己PRの対策を包括的に解説していきます。
またunistyle編集部で独自調査を行い、人気の大手企業に内定した先輩たちがESで自己PRをする際に気を付けていたこと・心掛けていたことをまとめました。
さらに、以下の画像バナーをタップ・クリックすると自己PR例文集を閲覧することができます。ぜひご覧ください。
- 本記事の構成
- 企業が自己PRを就活生に問う3つの目的
・企業の求める人物像に合った強み(能力)を持っているかを知ること
・就活生のキャラクターがその企業にマッチしているかを知ること
・その企業で活躍できそうか(強みを発揮できそうか)を知ること - 自己PRで強みを効果的にアピールするためのフレームワーク
・フレームワーク(1)結論:PRしたい強みを具体的にまとめること
・フレームワーク(2)原点:強みが形成されたきっかけを述べること
・フレームワーク(3)事例:強みが発揮されたエピソードを紹介すること
・フレームワーク(4)方法論:強みを発揮するために意識していることを述べること
・フレームワーク(5)会社での貢献:強みを入社後に活かせることをアピールすること
・フレームワークに沿ったES例文(理研ビタミン選考通過者) - 自己PRでアピールする強みの見つけ方
・自己分析をする
・企業の求める人物像を確認する - 自己PRで高評価を得るためのコツ
・エピソードの中に具体的な数字や成果を盛り込むこと
・強みの根拠となるエピソードを複数用意すること
・ガクチカや長所とは区別すること - 自己PRのNG例
・抽象的
・経験や肩書きの説明のみ
・就活の場にふさわしくない強み・エピソード - 【unistyle独自調査】内定者の先輩が語るESのアドバイス9選
・内定者からのアドバイス(1)花王内定者
・内定者からのアドバイス(2)村田製作所内定者
・内定者からのアドバイス(3)ソフトバンク内定者
・内定者からのアドバイス(4)みずほフィナンシャルグループ内定者
・内定者からのアドバイス(5)博報堂内定者
・内定者からのアドバイス(6)三菱電機内定者
・内定者からのアドバイス(7)大塚製薬内定者
・内定者からのアドバイス(8)シャープ内定者
・内定者からのアドバイス(9)豊田通商内定者 - 【強み別】自己PRのES例文3選
・中部電力内定者のES例文(協調性)
・JR東海内定者のES例文(リーダーシップ)
・日清オイリオ選考通過者のES例文(向上心) - まとめ
企業が自己PRを就活生に問う3つの目的
企業が自己PRを聞く理由は以下の3点に大別されると言われています。
- 企業の求める人物像に合った強み(能力)を持っているかを知ること
- 就活生のキャラクターがその企業にマッチしているかを知ること
- その企業で活躍できそうか(強みを発揮できそうか)を知ること
企業の求める人物像に合った強み(能力)を持っているかを知ること
企業は自己PRを通じて、就活生が企業の求める強み・能力を持っているかどうかを判断したいと考えています。言い換えれば「その就活生を採用した際に自社に利益を生み出してくれる能力があるか」というのが評価ポイントになります。
当たり前の事柄ではありますが、各社は「自社の利益創出に貢献してくれる人材」を求めて新卒採用活動を行なっています。
そして各社はそれぞれ「どんな強み・能力を持っている学生であれば自社に貢献してくれるか」を考え、それを新卒採用における評価基準として設定しています。
したがって就活生の皆さんはこうした企業側のニーズを満たすべく、企業が求める強み・能力を自分が持ち合わせていることを自己PRでアピールする必要があります。
就活生のキャラクターがその企業にマッチしているかを知ること
就活生のキャラクターがその企業にマッチしているかという点も企業にとって判断基準になります。企業側は就活生の自己PRを通じて、「キャラクターや価値観が企業のカルチャーとマッチするかどうか」も評価しています。
したがって、就活生のキャラクターがその企業のカルチャーとマッチするかどうかも自己PRにおける重要な評価ポイントとなります。
その企業で活躍できそうか(強みを発揮できそうか)を知ること
さらに3つ目のポイントとして、先述のような「強みやキャラクターを入社後に発揮できそうか」という評価項目も存在します。
企業は「入社後に強みを発揮し自社に利益を生み出してくれる就活生」を採用したいと考えています。そのため、自身の強みを入社後にビジネスの場面で発揮できるとアピールする必要があります。
新卒採用の場では自己PRとして「協調性」や「チャレンジ精神」のような抽象的で汎用性の高い強みをアピールする就活生がとても多いように思います。そのため、新卒採用の自己PRではそのような強みがどのような場面で活かせるのかを明示する必要があります。
自己PRで強みを効果的にアピールするためのフレームワーク
ESで自己PRを書く際は、再現性をもたせることが非常に重要になります。先述の通り、企業側は自己PRを通じて「自社の求める強み・能力を持っているか」を見極めようとしています。
それに際して重要なことが"就活生がどんな強み・能力を持っていて、その強み・能力を企業で活かせることができるのか"というものです。
下記のフレームワークに当てはめることで、企業に効果的なアピールができる自己PRが完成します。また以下では段階別に色分けを行いながら解説します。
↓
(2)強みの原点:強みが形成されたきっかけは?(オレンジ)
↓
(3)具体例:強みを表す具体的なエピソードは?(イエロー)
↓
(4)強みの方法論:強みを発揮するために意識していることは?(グリーン)
↓
(5)強みの活かし方:その強みを入社後にどう活かすか?(ブルー)
少ない字数のESでは上記の全ての要素を含めるのは難しいかもしれませんが、最低でも(1)、(3)、(5)は含め、(2)や(4)の要素にも触れるのが理想です。
ここからは上記の5点に関し、各項目を書く上でそれぞれ留意すべきチェックポイントを解説します。
フレームワーク(1)結論:PRしたい強みを具体的にまとめること
自己PRを書くときも、やはり基本は「結論ファースト」。従って、まずはじめに自己PRの結論=「自分の強み」を端的に、かつ具体的に述べましょう。
また、1日に何百枚ものESに目を通す採用担当者は、ESを1枚1枚じっくり見ている暇がない場合もあり、その際にまず最初に目に留まるのがそれぞれの回答の1文目(書き出しの部分)になります。そのため、書き出しは肝心です。
詳しくは以下の関連記事で解説しています。
もちろん「協調性」のような1ワードを「周囲の気持ちを汲み取り最適な判断を下す力」のように言い換える「言い換え表現」を活用してもOKです。
また先述の通り、自己PRでは志望企業がどんな「強み」を持つ人材を求めているかを考え、その人物像にマッチした強みをアピールしましょう。
フレームワーク(2)原点:強みが形成されたきっかけを述べること
次に「強み」がどんな経緯・きっかけで形成されたのかを示し、自己PR全体の説得力を高めましょう。
その強みを獲得するに至った固有のストーリー(生い立ち)を語ることで、あなたという人間のキャラクターをより明確に示すことができ、採用担当者を強く惹きつけるような自己PRを作り上げることができます。
フレームワーク(3)事例:強みが発揮されたエピソードを紹介すること
自己PRでアピールしたい強みの根拠を示すためには、その強みが活かされたエピソードを紹介する必要があります。
ここでは、「ある課題に対して、あなたが自身の強みを生かした行動をとり、それによって成果が得られた」ことを示さなければなりません。そのため、エピソードの中には「課題・行動・成果」という要素を含める必要があります。
また、エピソードがアピールしたい強みを裏付けるものになっているかにも注意する必要があります。
達成できていない理由を探ると、従業員の接客に問題があることが分かりました。
そこで私は営業中の従業員の配置を考え直すとともに、従業員たちと個別に面談を行い、日々の疑問や不安を解決する機会を設けました。
これにより従業員の接客力が向上し、月間の売り上げ商品数を〇点から〇点まで改善することができました。そしてエリア内で売り上げ1位の店舗に輝くことができました。
フレームワーク(4)方法論:強みを発揮するために意識していることを述べること
その強みを発揮するためにどのように行動するか?どんなことに留意しているか?を語ることで、常にその強みを発揮できる人間であることを示すことができます。
強みを発揮するための具体的な方法論(how)を提示することで、強みの発揮に再現性があることを示すことができ、自己PRの信憑性・具体性がグッと高まるはずです。
フレームワーク(5)企業での貢献:強みを入社後に活かせることをアピールすること
ここが最重要ポイントです。その企業の仕事内容をしっかりと理解した上で、あなたがこれまでに培ってきた強みが入社後にどのように活かされるのかを提示しましょう。
企業側が重視するのは「就活生が企業の利益に貢献できる(=企業で活躍できる)人材かどうか」です。自己PRの最後に「その企業での仕事内容」と「これまでに培ってきた強み」が結びついていることを示し、あなたがその企業にとって「採用すべき人材」であることを証明しましょう。
フレームワークに沿ったES例文(理研ビタミン選考通過者)
上記を踏まえ、フレームワークに沿って書かれた実際の自己PRに関するES例文を見てみましょう。
私は目標達成の為に、結果を出すまで諦めず努力を続ける事ができます。
11年間続けるバレエの練習で培いました。
この強みを一番発揮したのは5年前のバレエコンクールでした。当時、舞台では後列でしか踊れず悔しい思いをしていました。
原因は基礎力の柔軟性と助言を受け入れる素直さの欠如と自覚していました。2カ月基礎トレーニングを続けるが納得いく立ち位置は貰えませんでした。
そんな時、尊敬する先生が私の少しの変化に気付き「努力は必ず報われる」と仰って下さいました。そして半年後のコンクール参加を勧めて下さり、参加する事を決めました。
そこでコンクール入選を目標に、原因改善の為に3点施策を立て実行しました。
先ず、週5回の練習と毎日の柔軟を半年間怠らず継続した事です。
次に先生や仲間からの助言をノートに記し、納得いくまで読み返した事です。
最後に練習中の動画を家に帰って見返し、客観視することで新たな視点で課題を見つける事です。
客観視する事で自身の弱い部分とも向き合う事ができ、自信に繋がりました。
結果、コンクール入選を勝ち取る事ができました。
現在、本学でも納得できる結果が出るまで食品化学の実験を続ける点にこの強みを活かしています。
それは抗酸化活性の実験で、アスコルビン酸の吸光度の数値が何度繰り返しても仮説通りの結果にならない事がありました。
解明の為に班員と延べ4時間にわたる協議を行いました。
その結果、スピード優先の余り、実験操作担当を定めず、また実験操作と根拠の理解不足が原因だと意識共有させました。
2週間に及ぶ原因解明の上、再度取り組んだ実験ではクラス一の正確な数値を得る事ができました。
社会に出ても諦めない忍耐力と素直な傾聴力で結果を出しチームに貢献したいです。
選考通過者本選考ES:22卒理研ビタミン(営業職)
ここまで自己PRの書き方について解説していきましたが、まだ自身の自己PRのイメージが湧いてこない方には就職エージェントneoがオススメです。プロのアドバイザーからあなたの過去エピソードに沿った、強みがより伝わる自己PRのアドバイスがもらえます。
少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。
自己PRでアピールする強みの見つけ方
ここまで自己PRの書き方について解説してきましたが「そもそも自己PRでアピールできる強み・エピソードがない」と感じる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は自己PRでアピールする強みの見つけ方について2つの方法を紹介します。
- 自己分析をする
- 企業の求める人物像を確認する
自己分析をする
就活において、自己分析の重要性はとても高いと言われています。皆さんの中にも「キャリアセンターや先輩に自己分析を勧められた」という人も多いのではないでしょうか。
自己分析をすることで自己PRだけでなくガクチカや長所、挫折経験や就活の軸など様々な質問に対し、自信を持って明確な答えができるようになります。
しかし自己分析には実に奥深く、多くのやり方があるため具体的には何をすればいいのか分からないという人も多いと思います。
そこで皆さんが自己分析を効率的に行えるよう、unistyle編集部では「自己分析シート」をプレゼント・「自己分析完全攻略記事一覧」を公開しています。以下の画像・リンクからぜひチェックしてみてください。
1.自己分析とは
2.自己分析のやり方を7ステップで解説
∟過去を振り返るための106の質問項目
3.自己分析シートの使い方(他己分析・SWOT分析等も解説)
4.自己分析本の選び方
5.自己分析に活用できるテスト
∟自己分析にオススメのツール8選
企業の求める人物像を確認する
自己分析以外にも、就活をする上でES、面接、グループディスカッションなど全てのフェーズにおいて企業の求める人物像を確認することが欠かせません。
先述の通り、企業は自社の価値観・社風・業務内容にマッチしている学生を採用したいと考えています。そのため、エントリー先の企業が求める人物像を事前に確認し、それと自身の強みが合っているかを確認した上でESを書くというやり方もおすすめです。
ここで「求める人物像ってどうやって確認したらいいの?」と思った方もいるかもしれません。主な方法としては
- 企業の採用ホームページ
- 説明会(合同説明会・企業説明会・セミナー)
- インターン
- OB訪問
- 座談会
などを通じて確認することができます。インターンや本選考にエントリーする企業が決まっている方はすぐに調べてみましょう。
自己PRで高評価を得るためのコツ
自己PRを書く際のポイントは以下の3点です。
- エピソードの中に具体的な数字や成果を盛り込む
- 強みの根拠となるエピソードを複数用意する
- ガクチカや長所とは区別する
エピソードの中に具体的な数字や成果を盛り込むこと
先述の通り、自己PRのエピソードの中には「課題・行動・結果」という要素を含めることが重要です。そのうちの結果を説明するための指標として用いたいのが具体的な数字や成果です。
例えばアルバイトならば「売り上げを○万円伸ばすことができた」、サークルならば「参加者を○人増やすことができた」、部活やコンテストならば「○○大会で〇位に入賞した」などが挙げられます。
こうした情報を結果に含めることで、強みを発揮したことで得られた成果の大きさを定量的・客観的に示すことができます。
このような客観的な成果を示すのが難しい場合にも、先輩や同僚、教授や友人など他者からの評価を提示すると成果をより客観的なものにすることができます。
強みの根拠となるエピソードを複数用意すること
1つ自己PRが完成した人は、アピールしたい強みを裏付けるエピソードを複数用意してみましょう。自己PRを書く上では強みが再現性を持っており、その強みが入社後にも発揮できることをアピールすることが大切です。
複数のエピソードについて言及することができれば、強みに再現性があること(=様々なシーンでその強みを発揮していること)を示すことができるため、自己PR全体の説得力をさらに高めることができます。
ESでは1つしか書く欄が無かったとしても、面接で「他にもその強みを発揮した場面はありますか?」と聞かれることもあります。面接に進むことも想定した上で、他のエピソードも考えておきましょう。
ガクチカや長所とは区別する
混同されがちな自己PR・ガクチカ・長所ですが、それぞれ区別して考えるようにしましょう。まずは企業がそれぞれの設問で就活生に何を求めているのかという違いを見ていきます。
- ガクチカ→学生時代に力を入れたこと・経験の内容及びそのモチベーションを知りたい
- 自己PR→企業に貢献できる能力があるかを判断したい
- 長所→性格や人柄などパーソナルな面を知り、企業に貢献できるかを判断したい
どの設問においても「自身が企業で活躍できると伝える必要がある」という点では共通していますが、求められるものは少し違います。一貫性が表れるようにしつつ、それぞれの設問において効果的なアピールができるように意識しましょう。
下記の記事や動画でも自己PRの書き方を詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
自己PRのNG例
自己PRの書き方についてポイントを知ったところで、ここではNG例・注意点について解説します。NG例として挙げるのは以下の3つです。
- 抽象的
- 経験や肩書きの説明のみ
- 就活の場にふさわしくない強み・エピソード
抽象的
抽象的な強みやエピソードを書くのは避けましょう。企業からすると、抽象的な話からは就活生の本当の思いや人柄を知ることができません。
上記の例では具体的にどんなことを経験したのか、入社後にどんな活躍ができるのかが全く分かりません。また「様々な」「色々な」などの抽象的な言葉を多用するのもNGです。
Q.自己PRでコミュニケーション能力をアピールすることは可能ですか?
A.「言い方を変えるならOK」です。コミュニケーション能力にも種類が多数あるため「私の強みはコミュニケーション能力です。」と言っても伝わらない可能性があります。そのため「相手のニーズを的確に捉える力」「チームの利害を調整し物事を円滑に進める力」「相手に合わせた提案をする力」などに言い換えましょう。
経験や肩書きの説明のみ
学生時代に人に自慢できるような輝かしい実績を挙げた人や、形式上リーダーだった人に見られがちな現象ですが、経験や肩書きのみをアピールするのはNGです。
上記の例は結論ファーストで書かれていないため、何が強みなのかが分かりません。そのため入社後にどんな強みを発揮できるのかも分かりません。
経験の内容も、他の人でも簡単にできそうなもので、個性や独自性を感じることができません。先述のフレームワークを意識するとともに、どんな強みをどのように発揮できるのかを明記しましょう。
就活の場にふさわしくない強み・エピソード
自分を表現できるならどんな強み・どんなエピソードでも良いというわけではありません。飲酒・恋愛・ギャンブル・夜職などのエピソードが就活の場にふさわしくないことは皆さんも容易に想像できると思いますが、実はそれ以外にも注意すべきことがあります。
一見良さそうな例ですが、何が問題なのでしょうか。答えは「笑顔」です。実際、笑顔はコミュニケーションにも繋がりますし、面接では笑顔を心掛けるように言われた人もいるのではないでしょうか。
しかし笑顔のみで利益を生み出すことはできません。笑顔+「何か」が必要なのですが、上記の例にはその「何か」が書かれていません。もしこのような強みを書く場合には強みを追加する・言い換え表現を使うなどの一工夫が必要になります。
他にも「真面目」「誠実」「体力がある」なども伝え方に一工夫が必要になるので、気になる方は以下の記事をご覧ください。
【ES例文5選】自己PRで"笑顔"はアピールできるのか?ポイントや注意点を解説
自己PRで真面目をアピールする方法【大手企業選考通過者ES例文10選】
【例文7選付】「誠実さ」を自己PRでアピール!書き方や注意点までを徹底解説
自己PR「体力に自信がある」の書き方をES例文付きで解説
【unistyle独自調査】内定者の先輩が語るESのアドバイス9選
お待たせいたしました。ここからはunistyle独自調査による大手企業内定者が「ESを書く際・自己PRをする際に気を付けていたこと」を紹介します。
内定者からのアドバイス(1)花王内定者
面接・GDなど各選考フローにおいて心がけていたことをお答えください。(100文字以上)
まじめな性格をアピールするため、素直な姿勢で臨むことは心掛けていた。また、事前に台本やセリフを決めつけすぎず、自分の考えを自分の言葉で話すことを心掛けた。特に録画面接では自身の話したいことを感情もって話せていたことを評価して頂けた。
また、自己PRでアピールするものは「行動力」のようなあいまいなものではなく「○○ができる・他人より優れている」のように具体化することでインパクトを持たせた。本選考レポート:22卒花王内定者(総合職)
内定者からのアドバイス(2)村田製作所内定者
面接・GDなど各選考フローにおいて心がけていたことをお答えください。(100文字以上)
自分の一言に責任を持つ。変に話を持ったり、遠回しをすると相手に異なったニュアンスで伝わるのでそれは気を付ける点。ESでも、自身のやったことの箇条書きになってしまうことに気を付けて、その1つの出来事に「課題」、「モチベーション」、「改善方法」、「得たこと」などの一連の流れを書くと読み手に刺さると思う。
本選考レポート:23卒村田製作所内定者(機能デバイス事業部)(研究開発)
内定者からのアドバイス(3)ソフトバンク内定者
面接・GDなど各選考フローにおいて心がけていたことをお答えください。(100文字以上)
ESでは、孫会長が考える会社の方向性とずれないような内容を記載することを心がけた。面接では、ソフトバンクバリューが自分が合っていることを一貫して伝えることを意識した。また、全ての面接において、第一志望であることも伝えた。
本選考レポート:22卒ソフトバンク内定者(総合職)
内定者からのアドバイス(4)みずほフィナンシャルグループ内定者
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内定者からのアドバイス(5)博報堂内定者
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内定者からのアドバイス(6)三菱電機内定者
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内定者からのアドバイス(7)大塚製薬内定者
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内定者からのアドバイス(8)シャープ内定者
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内定者からのアドバイス(9)豊田通商内定者
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【強み別】自己PRのES例文3選
ここからは自己PRに関する内定者&選考通過者のES例文を強み別に紹介します。今回は
- 協調性
- リーダーシップ
- 向上心
の3つの強みを自己PRとしてアピールしたES例文を紹介します。ES例文内の色分けは、全て先述のフレームワークで解説したものと同様に行っています。
中部電力内定者のES例文(協調性)
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JR東海内定者のES例文(リーダーシップ)
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Q.ガクチカや自己PRの場で「趣味」のエピソードを使ってもいいのでしょうか?
A.結論は「OK」です。上記のように「趣味」に関するエピソードをガクチカや自己PRの場で話し、内定した先輩も数多く存在します。ただ、おさえるべきポイントや注意点がいくつかあります。詳しくは以下の関連記事をご覧ください。
日清オイリオ選考通過者のES例文(向上心)
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各業界の自己PRの書き方・ES例文は下記の記事でそれぞれ紹介していますので、志望業界がある程度定まっている就活生はこちらの記事もあわせてご確認ください。
まとめ
改めてにはなりますが、自己PRを述べる際に念頭に置くべきことは「強み」をアピールする際に、企業に貢献できる人物であるということを示さなければならないということです。
本記事の総括として、重要なポイントは以下の2つです。
- 自己分析や企業研究をし、企業の社風や価値観に合った強みをアピールする
- 強みを論理的に伝えるための自己PRを作成する
また、面接ではESでアピールした強みについて深掘りされるだけでなく、様々な角度からの質問で強みが評価されます。ESでアピールした強みと面接内容にズレがないように、面接での自己PRについても対策を進めましょう。
面接での自己PR対策については、以下の記事も参考にしてみてください。
1.新卒就活の自己PRとは-種類別例文19選と共にNG自己PR例も紹介-
2.自己PRすることがない!強みの見つけ方から回答例まで解説
3.【新卒】自己PRの書き方-unistyle独自調査をもとにした内定者からのアドバイス9選付き-
4.文字数別で自己PRの書き方と例文を解説‐100字/200字/400字/500字/600字/800字‐
5.自己PRの書き出しで押さえるポイントは4つ!‐例文8選付きで解説‐
6.自己PRの締め方はどうするべき?書く際のポイントからES例文までを紹介
7.【例文31選】自己PR例文を経験・強み・職種別に紹介。面接で高評価を得るための伝え方とは?
8.【業界別】エントリーシートの自己PRの書き方とES例文を紹介
9.【就活】面接で自己PRを魅力的に伝えるには?ポイントを解説
10.【自己PR】面接で必ず聞かれる9の質問と回答ポイントを解説
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