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エントリーシート(ES)での「最近気になるニュースは?」答え方|内定者回答例付
最終更新日:2022年08月09日
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「最近気になるニュースは何ですか?」
このように最近気になるニュースは、面接だけでなくエントリーシート(ES)でも聞かれることがあるので注意しておく必要があります。
どのニュースを取り上げるかも大事ですが、企業がこの質問をする意図をしっかりと理解し、自分の意見や関心、問題意識を伝えることが重要です。
本記事では、企業が気になるニュースを質問する理由やニュースを選ぶ際のポイント、答え方、選考通過者のエントリーシート(ES)回答例文、ニュースを探す際に便利なツールを紹介しています。
- 目次
- 企業がエントリーシート(ES)で気になるニュースを質問する理由
- 最近気になるニュースを選ぶ際のポイント
- エントリーシート(ES)における気になるニュースの答え方
- 最近気になるニュースのエントリーシート(ES)例文を紹介
└エントリーシート(ES)回答例:野村證券(総合職)
└エントリーシート(ES)回答例:NHK(記者)
└エントリーシート(ES)回答例:ドイツ銀行グループ(投資銀行統轄本部)
└エントリーシート(ES)回答例:朝日新聞社(技術職)
└エントリーシート(ES)回答例:セブン銀行(総合職) - ニュースを探す際に役立つツール(メディア・アプリ・番組)
- 最後に
企業が最近気になるニュースを質問する理由
エントリーシート(ES)で「最近気になるニュースは?」と企業が聞く意図はどのようなものでしょうか?
そもそも企業が就活生にエントリーシート(ES)を課す目的は、就活生の長所や能力、志望度、知識、地頭のような素養を問うことです。
これを踏まえると、企業がエントリーシート(ES)で最近気になるニュースを聞く理由は以下の3点に大別されます。
- 世間の出来事への興味・関心を見極めるため(=能力・志望度の見極め)
- ニュースに対する就活生の意見・考えを知るため(=能力の見極め)
- 志望業界・企業への理解度を図るため(=志望度の見極め)
世間の出来事への興味・関心を見極めるため
最近気になるニュースを質問することで「どんな出来事に興味・関心を持っているのか?」を把握することができ、企業は"その就活生の価値観"を知ることができます。
「数あるニュースの中でなぜその出来事を選んだのか?」
「そのニュースのどんなところに興味を持ったのか?」
上記のような観点を通じて就活生の価値観を知ることができ、企業は「こういった部分に興味を持ったのか。それなら、うちの業務であればこういった部門で活躍できる・やりがいを感じることができるのではないだろうか。」などと理解することができます。
価値観に関しては、ガクチカや自己PRといった他の質問への回答でも把握できる要素であるため、他の回答との一貫性も必ず意識した上で回答するようにしましょう。
ニュースに対する就活生の意見・考えを知るため
そのニュースに対する就活生の意見・考えを知る、つまり"能力面のうちの思考力"を見極めることも企業側の意図でもあります。
就活生は、ただ単にそのニュースを選んだ理由だけを伝えるのではなく、「そのニュースに対してどんなことを感じ、どんな意見を持ったのか」を書くようにしましょう。
ニュースを含め、とある出来事に自分なりの意見・考えを持つことは社会人になっても重要な部分です。
どんな業界・企業・職種に携わる場合においても、「自分なりの意見を持って課題に取り組んだり、自身の考えを伝えることで組織をより良くしていく気概」は役立ちますし、企業で活躍できる素養でもあります。
自分なりの意見・考えを述べることで、自身の思考力をアピールしましょう。
志望業界・企業への理解度を図るため
これから解説する『最近気になるニュースを選ぶ際のポイント』で述べていますが、最近気になるニュースを聞かれた際は"志望業界に関連するニュースを選ぶ"のが基本となります。
企業は志望動機のように直接的に自社への志望度を聞かずとも、最近気になるニュースを通じて業界・企業への理解度を把握することができます。
「◯◯業界に関連するニュースの中でも、こんな出来事に興味を持っているんだな」
「この出来事に対し、こんな意見・考えを持っているんだな」
上記は一例にはなりますが、上記で挙げた観点はいずれも志望度に少なからず紐付きます。業界・企業への理解度の高さは志望度の高さに起因しますし、逆も然りです。
就活生は最近気になるニュースを通じ、志望度の高さ・業界や企業への理解度をアピールできるようにしましょう。
最近気になるニュースを選ぶ際のポイント
続いては、最近気になるニュースを選ぶ際のポイントを解説していきます。
ポイントは下記の3点になります。
志望業界に関連するニュースを選ぶ
大前提として、志望業界・企業に関連するニュースを選びましょう。
『企業が最近気になるニュースを質問する理由』でも既に述べましたが、企業が気になるニュースを聞く意図は、就活生の業界・企業への理解度を知ることにあるからです。
例えば、金融業界志望者であればFintech、旅行業界志望者であればインバウンドといったような感じです。
しかし、志望業界に関連するニュースの場合、エントリーシート(ES)を審査する人事担当も業界に精通している人のため、朝のニュースで漏れ聞こえた内容をそのまま書くような浅い理解の場合、悪印象を持たれる可能性もあります。
ニュースの内容の詳細だけでなく、受ける企業との関わりまでしっかりと調べるようにしましょう。
また、BtoCメーカーや広告代理店のような生活者が触れ合う機会の多い業界の場合、好きな商品やサービスを聞かれることもあります。
必ずしも受ける企業のサービスを述べる必要があるとは言いませんが、どんなサービスを紹介する際も、どの企業が提供していて、なぜそのサービスが好きなのかを論理的に述べないと「業界研究の甘い就活生」と思われる可能性があります。
基本的に1,2ヶ月以内のニュースを選ぶ
「最近」と聞かれているため、できるだけ直近のニュースについて書く方が良いのは間違いありません。
最近という言葉に定義がある訳ではありませんが、基本的には"1,2ヶ月以内のニュース"を選ぶのが望ましいと言われています。
半年前や1年前のニュースを選んでしまうと、「この就活生は最近のニュースをチェックしていないのかな?」と企業が感じてしまう可能性もありますので、できるだけ直近のニュースを選ぶようにしましょう。
ただ、「◯◯業界に関して気になるニュースはありますか?」といったような聞かれ方をされた場合は直近のニュースでなくても構いませんので、最近/直近などという条件がある場合のみ1,2ヶ月以内のニュースを選ぶようにしましょう。
どの業界にも応用が利く「経済関連のニュース」が無難である
大前提、志望業界・企業に関連するニュースを選ぶのが望ましいのですが、目ぼしいニュースがないのであれば「経済関連のニュース」を選ぶのが無難です。
景気に関するニュース、社会情勢に関するニュースなどはどの業界にも応用が利くものですので、志望業界に関連するニュースがない場合はこういったニュースを選ぶようにしましょう。
とは言え、経済関連のニュースを選ぶにしても"その出来事に対して自分なりの意見・考えを述べること"は必要となりますので、その観点は忘れないようにしましょう。
エントリーシート(ES)における気になるニュースの答え方
気になるニュースの選び方が理解できたでしょうか。ここではエントリーシート(ES)で実際に回答する際の答え方を解説していきます。
気になるニュースを答える際は基本的に以下の流れを意識しましょう。
(1)結論
↓
(2)気になる理由
↓
(3)ニュースに対する自分の考え
上記の流れについてそれぞれ解説していきます。
結論
まずはニュースの内容を端的に説明しましょう。特に選考を受けている企業と直接関係のないニュースを選んだ場合、読み手に内容を分かりやすく正確に伝える必要があります。
また、分かりやすくする必要はありますが、字数ギリギリまでニュースの説明をしてしまうと企業の求める回答とはいえません。基本的に企業が聞きたいのは気になる理由や考えなので、ニュースの内容はできる限り短くまとめることを意識してください。
気になる理由
そのニュースになぜ関心があり、内容のどの部分に関心を持ったのか伝えましょう。理由が弱いと企業から「面接で聞かれると思って業界のニュースをピックアップしただけだろうな」と思われかねません。
理由を述べる際は過去の経験や自分の価値観と関連した回答ができると、ほかの質問との一貫性のある回答ができていると企業から認識されるでしょう。
ニュースに対する自分の考え
最後にニュースに対する意見や考えを伝えましょう。
志望業界のニュースであれば業界に対する意見を述べる機会になり、業界に対する理解度もアピールできます。
また、上述のように、面接官は就活生の思考力を見定めています。ニュースに対してどんな意見や考えを持っているか伝えることで、企業で活躍できる思考力を持った人材であることをアピールしましょう。
最近気になるニュースのエントリーシート(ES)例文を紹介
エントリーシート(ES)や面接で問われる「最近気になるニュース」を考える際に、まずは実際に内定者がどのように書いていたのか直に見ることが有効です。
そこでunistyleのエントリーシート(ES)から内定者、選考通過者の「最近気になるニュース」を紹介します。
【野村證券(総合職)】最近気になるニュースのES回答例
最近(3ヵ月以内)関心を持っている出来事、ニュースについて。関心を持っている理由を記入してください。(400文字以下)
【選考通過者ES】野村證券20卒本選考エントリーシート(総合職)
【NHK(記者職)】最近気になるニュースのES回答例
最近関心を持った社会的な出来事や疑問に思うことをあげて、あなたの考えを述べてください。 (300文字以内)
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【ドイツ銀行グループ(投資銀行統轄本部)】最近気になるニュースのES回答例
「最近、興味を持ったニュース・出来事」とその理由について教えてください(100文字以下)
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【朝日新聞社(技術職)】最近気になるニュースのES回答例
今、一番の関心事は何ですか。(就職活動以外で)(200文字以内)
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【セブン銀行(総合職)】最近気になるニュースのES回答例
最近関心を持ったニュースがあれば教えてください。 (100文字以下)
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ニュースを探す際に役立つツール
最後に「ニュースを探す際に役立つツール」を紹介します。
ニュースを探すツールはメディア・アプリ・TV番組など、多種多様ですが、上の6つがおすすめツールとして挙げられます。
日本経済新聞
ニュースを探すに際し、日本経済新聞(日経新聞)は定番中の定番の媒体になります。
特徴は何と言っても「豊富なコンテンツ量」にあります。幅広いジャンルの情報を得るには最適の媒体と言えるでしょう。
日本経済新聞(日経新聞)は紙媒体と電子版の両方があるのですが、電車内や大学などスマホ一つあればどこでも読むことのできる「電子版」をオススメします。
月額4,000円ほどかかるのですが、コンテンツの量・質ともにどの媒体にも負けないと言われています。また、学割や大学によっては無料で読める場合もあるようですので、就活中だけでも読んでおいて損はないでしょう。
東洋経済オンライン
東洋経済オンラインは、ビジネス誌系サイトNo.1のPVを誇る媒体になります。そして、他の媒体と異なり「ほぼ全ての記事を無料で閲覧できること」が一番の特徴です。
他の媒体に比べて読者層の年齢が低く、20~40代がメインターゲットとなっています。そのため、就活生にとっても最も読みやすい媒体と言えるでしょう。
また、就活生からも馴染みがある「就職四季報」を出版しているのは、東洋経済オンラインを運営している東洋経済新報社です。
ダイヤモンド・オンライン
ダイヤモンド・オンラインは、ダイヤモンド社が提供するビジネス情報サイトです。
紙媒体が強いというイメージがあるかもしれませんが、webサイトに関してもコンテンツが充実しています。
就活生からすると難しい内容も多少あるかと思いますが、情報収集のツールとして読んでおいて損はないでしょう。
NewsPicks
NewsPicksは、経済情報に特化した無料で使えるニュースアプリです。
ただ単に様々なニュースがキュレーションされているだけでなく、幅広いジャンルのニュース記事やコラムを著名人のコメント付きで見ることができるという点が特徴です。
もちろん自分自身でもコメントをすることができ、いわば"ニュースアプリにSNS機能が備わったもの"と言えるでしょう。
NewsPicksに関しては最近気になるニュースについて回答を求められたら?就活生必携アプリ「NewsPicks」とはの記事で詳細に解説していますので、気になる方はこちらの記事も併せてご覧ください。
TwitterなどのSNS
ニュースを収集するのであれば、SNSツールを使用するのも一つの方法です。その中でも「Twitter」をオススメします。
就活生の方の多くはTwitterを利用していると思いますが、Twitterは各ニュース媒体のアカウントや著名人のアカウントをフォローすると、タイムライン上に各アカウントのツイートが時系列に掲載されます。
オンラインのニュース媒体やテレビ番組に比べ、気軽に情報を入手できることが何よりの特徴でしょう。
オリジナルのリストを作成してアカウントを選別したり、ファボ機能によってお気に入りのツイート(記事)を保存することもできるため、使い方次第では最高のツールとなり得るでしょう。
【Twitterで情報戦に勝つ】就活生の最強の味方|Twitter活用術・おすすめアカウント38選
→unistyleが厳選した「Twitterおすすめアカウント」を38個紹介しています。
ワールドビジネスサテライト(WBS)
ワールドビジネスサテライト(WBS)はテレビ東京系列で放送されている「経済ニュース番組」になります。
平日(月~金)の23時から約1時間の生放送で放送されている番組であり、番組名に「ビジネス」という言葉が入っている通り、ビジネス面に特化したニュース番組となっています。
その日のうちに起きたニュースだけでなく、トレンドに関連するものやとある企業を取り上げた特集・企画なども紹介しているため、就活生に最適なニュース番組と言えるでしょう。
ニュース番組は多種多様なものがありますが、よりビジネス面に特化した番組であるため、おすすめ番組として紹介しました。
最後に
本記事ではエントリーシート(ES)や面接でよく聞かれる「最近気になるニュースは?」について、ニュースの選び方、回答例文、ニュースを調べるツールを紹介してきました。
志望業界に関係するニュースやビジネスニュースを選ぶことがポイントですが、自分なりの意見や関心を持っていて、「これなら社会人と討論できる」といえるようなニュースにすることもやはり大事です。
また情報革命が進んでいる今日、ニュースを調べる方法はたくさんあるでしょう。自分に合ったツールを見つけるといいかもしれません。
自己PRに関する設問
自己PR/長所(強み)/短所(弱み)
志望動機に関する設問
志望動機/実現したいこと/入社後にやりたいこと/将来の夢/キャリアプラン/10年後の自分
学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関する設問
学生時代頑張ったこと(ガクチカ)/挑戦したこと/最大の困難/挫折経験/打ち込んだこと/苦労したこと/辛かったこと/成果を出した経験/異なる価値観の人と協力した経験/変化や変革をもたらしたエピソード/成長した経験/チームで成し遂げた経験
大学や学業に関する設問
ゼミ活動/研究/サークル活動/留学/専攻分野(テーマ)/課外活動/得意科目
パーソナルな設問
趣味/特技/性格(人柄)/大切にしている価値観/仕事をする上で大切なこと/あなたを漢字一文字で例えると/気になるニュース
経歴に関する設問
運転免許/アルバイト/資格/TOEIC/インターン経験/健康状態
その他
自由記入欄(フリースペース)/キャッチコピー/イラスト/あなたらしい写真/新規事業提案
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