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エントリーシート(ES)での健康状態の書き方を例文付きで解説
最終更新日:2023年09月22日
「健康状態はどのように書けば良いのだろう…」
「持病や既往症がある場合は正直に書いた方が良いのかな…」
エントリーシート(ES)で健康状態について聞かれ、上記のように悩む就活生は少なくありません。
そこで本記事では、そのような就活生に向けて健康状態について企業が聞く理由やエントリーシート(ES)での書き方、書く際のポイントを紹介していきます。
厚生労働省のHPに掲載されている『公正な採用選考の基本』によると、"健康状態に関すること"は採用選考時に配慮すべき事項であり、就職差別につながるおそれがある事例に抵触する可能性があります。しかし、就職活動で聞かれやすい質問の一つであるため、本記事ではその対策方法等を解説させていただきます。
【参考】厚生労働省:公正な採用選考の基本
- 本記事の構成
- エントリーシート(ES)で企業が健康状態を聞く理由
└健康状態を把握する必要があるため
└通常業務に支障がでないか判断するため - エントリーシート(ES)での健康状態の書き方
└エントリーシート(ES)での健康状態の書き方「健康状態が良い場合」
└エントリーシート(ES)での健康状態の書き方「健康状態が悪い場合」
└エントリーシート(ES)での健康状態の書き方「既往症がある場合」 - エントリーシート(ES)で健康状態を書く際のポイント
└嘘の健康状態を書かない
└通常業務に支障が出なければ「良好」 - エントリーシート(ES)の健康状態に関するQ&A
└エントリーシート(ES)の健康状態に関するQ&A(1)|健康状態を記載することは選考にどう影響する?
└エントリーシート(ES)の健康状態に関するQ&A(2)|アレルギー等は記載すべき?
└エントリーシート(ES)の健康状態に関するQ&A(3)|健康診断で異常値がでたら?
└エントリーシート(ES)の健康状態に関するQ&A(4)|健康状態を記載したくない場合は?? - まとめ
エントリーシート(ES)で企業が健康状態を聞く理由
ここでは、企業がエントリーシート(ES)で健康状態を聞く理由について説明していきます。
企業がエントリーシート(ES)で健康状態を聞く理由は主に以下の2点になります。
- 健康状態を把握する必要があるため
- 通常業務に支障がでないか判断するため
健康状態を把握する必要があるため
企業がエントリーシート(ES)で健康状態を聞く理由は大きく分けて2つあります。
1つは、企業は社員の健康状態を把握しておくためです。というのも、労働契約法第5条で社員の安全配慮義務が定められているのです。
このことから社員の勤務中に生じる問題に対する責任は企業にあるため、入社予定の就活生の健康状態を聞くことは必要と言えます。
通常業務に支障がでないか判断するため
もう1つは、企業が業務上に支障が出ないか判断するためです。企業は社員の健康状態を聞くことで通常の業務に支障が出ないかどうかわかります。
そのため、就活生が入社後に持病が悪化して止むを得ず退社などとなるリスクを避ける必要があるのです。
これらの理由から、企業側と社員側が安心して働ける環境を作るためにも企業が採用段階で就活生の健康状態を知ることは重要だとされています。
新卒就活の自己PRとは-種類別例文19選と共にNG自己PR例も紹介-
志望動機について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
【新卒】3ステップで完成!通過率を上げる志望動機の書き方|ES例文付
エントリーシート(ES)での健康状態の書き方
ここでは、エントリーシート(ES)での健康状態の書き方について「健康状態が良い場合」「健康状態が悪い場合」「既往症がある場合」の3つに分けて説明していきます。
エントリーシート(ES)での健康状態の書き方「健康状態が良い場合」
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エントリーシート(ES)での健康状態の書き方「健康状態が悪い場合」
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エントリーシート(ES)での健康状態の書き方「既往症がある場合」
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エントリーシート(ES)で健康状態を書く際のポイント
ここでは、エントリーシート(ES)で健康状態を書く際のポイントを2つ紹介していきます。
嘘の健康状態を書かない
自分の健康状態について嘘を書いてはいけません。なぜなら持病があり通常業務に支障が出る可能性があるにも関わらず「良好」と書いてしまうと後々嘘だとバレてしまうからです。
選考の場ではわかりませんが、内定承諾後に健康診断書を提出することを求められた時や入社後の社員の健康診断の時に嘘であることがわかってしまうのです。
最悪の場合は内定取り消しや懲戒解雇の対象になる可能性もあるので絶対に嘘はつかず正直に書きましょう。
通常業務に支障が出なければ「良好」
「生まれつき体調を崩しやすい場合は…」「腰痛持ちの場合は…」等で健康状態の書き方について悩む就活生も多いですが、通常業務に支障がない場合は基本的に「良好」です。
企業は健康状態で「通常業務に支障が出るか」と「自社で長期的に働ける人材か」のみを判断しています。そのため、通常業務に支障が出ない持病や怪我、数日で治る見込みのある一時的な風邪等は深く考えずに「良好」と書いて問題ありません。
また、万が一のことを考えて通常業務に支障が出るかもしれないと不安な場合はその旨を企業に正直に伝えましょう。
エントリーシート(ES)の健康状態に関するQ&A
ここまではエントリーシート(ES)の健康状態の書き方を解説してきました。
最後に就活生が疑問を抱きやすいことについてQ&Aをまとめていきたいと思います。
エントリーシート(ES)の健康状態に関するQ&A(1)|健康状態を記載することは選考にどう影響する?
エントリーシート(ES)の健康状態に関する疑問の1つ目は「健康状態を記載することは選考にどう影響する?」です。
基本的に健康状態が原因で即不採用となることは滅多にありませんが、健康状態は選考する上での判断材料になります。
企業が健康状態で判断材料として見ている点は「通常業務に支障が出ないか」と「自社で長期的に働ける人材か」どうかです。通常業務に支障が出ない場合は選考にマイナスの影響を与えることはないでしょう。
また、健康状態が極めて良好な場合は企業によってはアピールポイントになる可能性があります。
例えば、企業が就活生の2人のうちどちらか1人を採用する状況を想定します。2人のスペックは同程度で「体力に自信がある人材」と「体力に自信がない人材」であった場合は、企業は間違いなく「体力に自信がある人材」を採用するでしょう。
上記の例のように、企業にとってのアピールポイントが多いほど「自社の利益に貢献できる人材」とより判断されやすいのです。
一方で、通常業務に支障が出る場合は選考にマイナスの影響を与える可能性はあります。企業は「自社に貢献できる人材」を求めているため、健康状態が悪く通常業務に支障が出る場合は不採用の判断材料の1つとなりえます。
しかし、あくまでも判断材料のため、健康面で不安があっても自社に貢献できる人材だったり人柄やポテンシャル等が評価されたりすれば、採用される可能性は大いにあります。自己PRや志望動機等の他の点で積極的にアピールしましょう。
エントリーシート(ES)の健康状態に関するQ&A(2)|アレルギー等は記載すべき?
エントリーシート(ES)の健康状態に関する疑問の2つ目は「アレルギー等は記載すべき?」です。
花粉症などの軽度なアレルギーなら書く必要はありません。先ほども述べた通り、企業側が知りたいのは「通常の業務に支障がでないか」だからです。
しかし、食物アレルギーや金属アレルギーなどの重度なアレルギーは命にかかわることもあるので必ず記載してください。その他、職種によって支障をきたす可能性があるものは記載するようにしましょう。
エントリーシート(ES)の健康状態に関するQ&A(3)|健康診断で異常値がでたら?
エントリーシート(ES)の健康状態に関する疑問の3つ目は「健康診断で異常値がでたら?」です。
健康診断で異常値が出たとしても、基本的な業務が出来るのであれば「良好」として構いません。
企業は就活生の健康状態について、業務に影響が出ることのみを把握できれば良いため、健康診断の内容を全て記載する必要はありません。
エントリーシート(ES)の健康状態に関するQ&A(4)|健康状態を記載したくない場合は?
エントリーシート(ES)の健康状態に関する疑問の4つ目は「健康状態を記載したくない場合は?」です。
持病や怪我、既往症がある就活生の中には健康状態を記載したくないという人もいると思います。しかし、嘘を書いたり、記載しないというのはNGです。
勤務中に何かあっても伝えていなければ困るのは自分ですし、企業側にも迷惑がかかります。いざという時に守ってもらう環境を作るためにも、健康状態の必要な情報を伝えておくようにしましょう。
まとめ
本記事では、企業が健康状態についてエントリーシート(ES)で聞く理由や健康状態の書き方、Q&Aについて解説してきました。
要点は以下の3つです。
- 健康または通常業務に支障が出ない場合は「良好」と書く
- 通院や業務の調整が必要な場合はその旨を事前に伝える
- 健康状態は嘘はつかず正直に答える
この3つの要点を参考にしながら、エントリーシート(ES)で健康状態を正しく書けるようにしましょう。
自己PRに関する設問
自己PR/長所(強み)/短所(弱み)
志望動機に関する設問
志望動機/実現したいこと/入社後にやりたいこと/将来の夢/キャリアプラン/10年後の自分
学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関する設問
学生時代頑張ったこと(ガクチカ)/挑戦したこと/最大の困難/挫折経験/打ち込んだこと/苦労したこと/辛かったこと/成果を出した経験/異なる価値観の人と協力した経験/変化や変革をもたらしたエピソード/成長した経験/チームで成し遂げた経験
大学や学業に関する設問
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