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挫折経験のない人が、面接・ESの「挫折経験は?」に答える三つのアプローチ

掲載開始日:2014年09月18日
最終更新日:2016年12月09日

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「挫折経験は?」についてはエントリーシート、面接での頻出質問になっています。

unistyleのエントリーシートの検索機能で「挫折」と検索してもかなりの量のエントリーシートがヒットします。

(検索はこちら)

 

一方で、挫折経験なんて特にないよと思って、この質問に戸惑う就職活動生も多くいるようです。また採用する側の人でも、挫折経験を就職活動生に問うことに対して批判的な立場の方もいるようです。
 

 
とは言ってもいまだに挫折経験聞いてくる企業も多いので、今回はどのように考えて挫折経験に関する質問に答えればよいのか三つのアプローチを提案させてもらいたいと思います。
 
 

挫折経験はなぜ就職活動で質問されるのか

 
挫折経験が聞かれる理由としては、色々考えられますが、主に下記のようなものが考えられるでしょう。
 
・高い目標を掲げ、目標に本気で取り組むことのできる意欲的な人材かどうか知りたい
・高い目標に対して強くコミットできる人材かどうか知りたい
・挫折後に、反省し、次につなげることのできる人材かどうか知りたい
・新入社員時に想定される挫折に対する打たれ強さがある人材かどうか知りたい
 
といったことが考えられ、全て「挫折経験から立ち直った人材は企業で活躍する可能性が高い」という仮説のもと、挫折経験を聞いているものだと思います。この仮説が科学的に立証されていないからこそ、上記のリンクのように、挫折経験を聞くことに対する批判が起きているのかもしれません。
 
一方でいち社会人としての感覚から言うと、一つ大きな失敗をすることで、仕事に対する意識が引き締まり、どうすればこんなミスが防げるのか考え、成長できるというのもわからなくもありません。また採用担当者が自分自身のミスや失敗、挫折経験から成長を実感しているのであれば、質問としていいのではと考えるのも納得できます。
 

 

挫折の答え方その1:「失敗を反省し、次に活かした経験を淡々と語る」

 

さてそれでは挫折経験について、どのように語ればよいでしょうか。一つ目のアプローチは、「失敗を反省し、次に活かした経験を淡々と語る」という方法です。多くの就職活動生が、挫折経験というと、漫画や小説などで読んだような、高い目標を掲げて、それを達成できないために、心がふさぎ込み立ち上がれないほどダメージを負う経験だと思い込んでいるからこそ、軽々しく挫折経験が語れないのだと思います。
 
一方で、wikipediaや辞書などで挫折を調べると、「計画などが途中で駄目になることや、そのために意欲をなくすことを指す。」としか書いていません。
 
批判もある挫折経験に関する質問ですが、結局は、「目標を掲げて真摯に取り組む人材であり、失敗から学び次に活かせる人材かどうか」知りたいだけなので、個人として落ち込んだかどうかは取りあえずおいておいて、過去にあった目標と現実のギャップについて、心の落ち込みはのぞいて淡々と書くというのが一つ目のアプローチです。
 
回答例としては下記のようなものがあげられます。
 
高校時代のサッカー部において、二回戦で敗退したこと。正直、まじめに取り組む部活ではなかったため、目標も曖昧なまま、3年間部活動を行っていたため、結果自体には挫折感を感じなかった。しかし、その後、中学時代のサッカー部の自分より下手だと感じていた同級生が同じ大会でベスト8のしかもレギュラーだということを知り、まじめに取り組まなかったことを後悔した。大学生活では悔いの残らぬ生活をしたいと考え、サークル・アルバイト、ゼミとそれぞれに全力で取り組んでいる。
 
高校時代の部活動において、自分のしたいことを優先しすぎて、わがままに振る舞った結果、周囲との人間関係が悪化し、孤立しかけたことがある。そのため、大学に入ってからは、自分を抑えて周りを見るように注意して、周りがやりたいことと、自分がやりたいことの擦り合わせを行うよう心がけている。
 
大学受験の失敗。それまで何かに打ち込むということがなかったが、大学受験はかなり努力したが、第一志望にも台に志望にも合格することができずに、今の大学に通っている。浪人も選択肢に入れたが、結局は大学のブランド以上に大学で何をしたかが重要だと考え、現在、専攻している中国経済についてのゼミに力を入れて取り組んでいる。
 
このアプローチのいいところは、多くの学生があまり悩まずに使えるところでしょう。これまで生きてきた中で、ほとんど失敗もせず、反省をして次に活かさなかった人はいないと思います。心が落ち込んだどうかはおいておいて、自分なりに失敗した経験および次に活かした経験を淡々と語ればよいと思います。
 
もちろん面接官によっては、「この程度のことを挫折っていうなんて最近の学生は甘いね」なんて言う人もいるでしょうが、そういう人にはどんな経験を話しても、自分が考える挫折経験に当てはまらなければ評価されないでしょうから、あきらめましょう。挫折経験がないとウジウジ悩む時間はもったいないし、就職活動のためだけに挫折経験をねつ造するのも気持ちのいいものではないでしょう。
 

挫折の答え方その2:「ないと言い切る」

 

さて二つ目のアプローチは、やる勇気のある人がいれば、「ない」と言い切ってしまうのも一つのアプローチだと考えています。その際のコツも、「大きな目標は掲げたことはあるが、失敗したからといって挫折だとは思わなかった」という話し方をすると、相手にマイナスのイメージを与えないまま、話ができるでしょう。
 
挫折経験で思い浮かぶことが正直ありません。高校時代の部活動も目標だったレギュラーになれず、大学受験も失敗しています。大学時代も企画していたイベントが途中で頓挫して中止に追い込まれてしまいました。その時々に、反省して次回に活かそうと思い、考えてきたため、大きく挫折するというよりは、むしろ「いい経験ができた」というようにポジティブに捉えるようにしています。
 
このアプローチを取るのは勇気がいりますが、もし本当に挫折した経験がないのであれば、素直にこんな形で話すのは精神衛生上よいと思います。長丁場である就職活動において、自分に嘘をつきながら面接するのは結構疲れるものです。上記でも書いた通り、就職活動のために挫折経験をねつ造するよりはいっそのことないと言い切ってしまうのも一つの手ではあると思います。
 
もちろん、企業の人が面接で聞くのはある程度の意図があるので、①目標を掲げる人材であること、②失敗した経験はあること、③その上で必要以上に挫折を感じるのではなく反省してきたことの三つを伝えてあげればそこまで悪い印象を抱く人はいないと思います。
 

挫折の答え方その3:「今後の挫折可能性について語る」

 

最後のアプローチは、その2の派生系ですが、「今後の挫折可能性について語る」というものです。過去に思い当たる挫折経験がないのであれば、現在取組中の目標で、失敗したら大きく落ち込みうるものを話してみるのも一つの手でしょう。
 
大学時代までそこまで大きな挫折は経験していませんが、現在目標としているゼミのフィールドワークの共同論文で賞がとれないときには大きな挫折を感じると思っています。はじめてリーダーとしてまかされるものであり、今までで最も責任感を感じて取り組んでいます。
 
このアプローチもその2同様に素直に面接官の質問に答えることができるため、精神衛生上よく、またまだ結果の出ていない現在の取り組みについてしっかりと話ができる機会になるでしょう。得てして就職活動では既に結果の出た経験、つまり大学2、3年生の経験が主になりますが、大学4年生は大学生活の集大成であり、最も成果が出る時期といえます。このアプローチでも「目標を掲げ、それにコミットする人材であえること」は十分に示せるでしょう。
 

最後に

 

いかがでしたでしょうか。挫折経験とは、結局、心の問題でもあり、何を挫折と捉えるかは人それぞれで難しい上に、何となく挫折とは凄まじい後悔や心の落ち込みを伴うものだという強迫観念があるからこそ、悩んでしまう人が多いのだと思います。
 
「挫折経験がないんですけどどうすればいいか?」と悩むのは時間がもったいないので、なぜ挫折経験が知りたいのか考えた上で、今の自分が持ってる材料でどう対処できるか考えてみてください。その上では、もちろんこれらのアプローチ以外の方法もあると思います。今回の記事が考えるきっかけになれば幸いです。
 
 

credit: Jonno Witts via FindCC

 

【参考】シティグループ内定者の回答

あなたのこれまでの人生での一番の挫折と、それをどう乗り越えたかを教えてください。 日本語 (400文字以内)

一番の挫折は日本での自己像と交換留学先での自己像のギャップに苦しんだことだ。私以外のルームメイトは皆、英語が母国語だったため、時々彼らの輪の中に入れていないと感じた。また完璧主義だった私の性格もあって、聞き返されると二度同じことを言うことを恥ずかしがっている自分がいた。しかし、出来ないことをそのままにしておくことが一番恥ずかしいことだと思い、会話で分からなかった俗語などの単語をまとめ、毎日一時間寝る前に勉強した。前日に勉強したことを翌日に使うことで、友人が私の努力を認めたのか、皆が徐々に親身になっていってくれた。また得意のサッカーを活かして、友人のチームを副キャプテンとして優勝に導き、私は得点王に輝いた。スポーツを通じて、パーティーに呼ばれることが一段と増え、自分が必要とされていると感じた。日本に帰る日に、空港に見送りに来てくれた友人達が泣いてくれた時は、大きな壁を乗り越えたと感じた。


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