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更新情報2015/02/09(Mon)内容を更新しました!

アクセンチュア本選考ESで書くべき内容

掲載開始日:2015年02月09日
最終更新日:2016年12月09日

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アクセンチュアはアイルランドに登記上の本拠を置くコンサルティング会社です。マッキンゼーやボストンコンサルティングのような純粋な戦略コンサルティング会社とは異なり、ITコンサルティング部門と戦略コンサルティング部門を保有しています。ただし、戦略のみに特化するのか、戦略立案から実行まで担えるファームになるかというのはマッキンゼーやボストンコンサルティングのような企業でもたびたび論争になるとのことなので、戦略に特化していないから一枚落ちるという見方は正しくないような気がします。

アクセンチュアの本選考ESも良問になっていますので、コンサルティング会社が求める人材について振り返りながらどういった人材が求められているのか考えますので参考にしていただければ幸いです。


アクセンチュアの設問

①「未来のアクセンチュアに必要なDNA」で最も共感しているものは何ですか。また、その理由を記述してください
※改行せず文章は続けて入力してください。400文字以上600文字以下
②あなたが過去にチャレンジしたことの中で直面した最大の困難は何ですか。また、それに対してあなたが何を考え、どう対処したか、その経験が今どのように活かされているかについて記述してください
※改行せず文章は続けて入力してください。400文字以上600文字以下

 

自己PRおよび志望動機とオーソドックスな設問ですが、「未来のアクセンチュアに必要なDNAで共感したもの」についてはしっかりと求められる人材を想定した上で書く必要があるでしょう。


設問に対する考え方


コンサルティング業界が求めている人材というと、「論理的思考力」ばかりが取り上げられており、多くの学生も机上の論理をどれだけうまく扱えるかをアピールしようとしがちだと感じます。マッキンゼーのESから考えるマッキンゼーが求める人材でも書いた通り、コンサルティング会社で何より求められるのは「リーダーシップ」です。部外者という立場で、コンサルしている企業の中の人を動かすためには、提案のレベルの高さだけではなくこの提案であればうまくいくと不確実ながらも信じてもらいついてきてもらう必要があります。そのような提案をするためには高いリーダーシップが必要だと言えます。

後述する「アクセンチュアに必要なDNA」においても、「タフな状況も、先頭に立ち楽しめる情熱がある」、「正しい判断のためには、上司との衝突も辞さない」、「信念に基づき、主張し、実際にやりとげる」、「チームワークの可能性を信じる」、「多様な文化、相違する意見の中にこそ宝石があると知っている」、「常に誠実さを失わず、言行一致の気概がある」などリーダーとして備えておきたいと思われる考え方が多数含まれています。「論理的思考力」は当然備えているものとしてその先にある能力が求められていることを忘れないようにしましょう。


アクセンチュアに必要なDNAに見る求める人材

【未来のアクセンチュアに必要なDNA】
・背伸びをしてでも目標に手を伸ばさずにはいられない
・自分も会社も世の中までも、変えたいと望む
・ここで成長したあとは「次のステージ」も視野に入れている
・チャレンジに、手加減をしない
・タフな状況も、先頭に立ち楽しめる情熱がある
・正しい判断のためには、上司との衝突も辞さない
・信念に基づき、主張し、実際にやりとげる
・チームワークの可能性を信じる
・多様な文化、相違する意見の中にこそ宝石があると知っている
・常に誠実さを失わず、言行一致の気概がある

アクセンチュア採用HPより一部抜粋)

 

戦略コンサルティング会社の仕事は外部の立場から、企業がよりよくなる方策を考え、実行までのプランニングを行うことになります。そのためには上記の通り、リーダーシップは必ず求められ、「常に誠実さを失わず、言行一致の気概がある」とある通り自分自身の発言に対して責任を持ち、人を動かすことのできる人材が第一に求められると言えます。言行一致をしてクライアント企業の中の人とも信頼関係を構築することでより精度の高い提案が行えるようになったり、提案を実行する力となると言えます。

 

また戦略コンサルティングが行う提案とは、クライアント企業の人が中にいても気づくことの出来なかった問題や新規の提案が中心になるため、「チャレンジ精神」が求められる仕事であるように思います。コンサル会社というと論理的に素晴らしい提案を導きだすといったイメージがありますが、論理的に突き詰めた提案とは時として業界の慣習に従わないものであったり、まだ誰もやったことのないものであることがあります。こういった新規の提案を行うチャレンジ精神をもった人材を求めていることが、「チャレンジに、手加減をしない」や「タフな状況も、先頭に立ち楽しめる情熱がある」、「正しい判断のためには、上司との衝突も辞さない」という部分に感じることが出来ます。

 

「チームワーク」や「多様な考え方に対する理解」も同様に求められているようです。コンサルティングは基本的にはチーム数名で行い、チームにはクライアント企業の人が含まれることもあります。コンサルティング会社と事業会社と立場や考え方の異なる人が意見を出し合いながらよりよい戦略を考える必要があるため、チームワークを尊重し、多様な意見に対する理解が求められると言えます。一方で学生が「チームワーク」というと「波風をたてないこと」であるように考える人も多く、意見の対立をそもそも否定してしまう人がいますが、建設的な議論が出来るのであれば意見の対立こそが重要だと言えます。お互いの意見や考え方をぶつけながらよりよい方向に向かうことのできる人材かどうかが問われていると言えますので、「チームワーク」という部分を勘違いしないようにしましょう。

 

さらに変化に対する柔軟性も重要な要素であるとも読み取れます。コンサルティング会社では平均勤続年数が非常に短く、3〜5年での転職や起業が多い企業であると言えます。そのためマッキンゼーやボストンコンサルティングのような企業においても、「キャリアビジョン」に関する質問が多く、将来はどのようなことを成し遂げたいのか、その上でなぜファーストキャリアとしてコンサルティング会社を選ぶのかということが聞かれる傾向にあります。「自分も会社も世の中までも、変えたいと望む」や「ここで成長したあとは「次のステージ」も視野に入れている」という部分には将来のビジョンに向けて、自ら変化を起こしていく気概がある人材を求めていることが読み取れます。

 

以上を総合すると、アクセンチュアという会社は下記のような人材を求めていると考えられます。

①自らの考え・提案を信念を持ち主張し、周囲の協力を得るリーダーシップのある人材
②今までは実施されていない施策も考え提案し、周囲の協力を得ながら実現できる人材
③多様な価値観や考え方の人とも協力して、共通の目標に向かい努力できる人材
④変化に柔軟に対応するだけでなく、自ら変化を起こして周囲によい影響を与えることのできる人材

学生時代の経験を伝える際も、上記の人材であることを伝えることの出来る内容であるほど共感してもらいやすいと言えます。下記のコラムも参考に考えてみてください。

人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み

 

一つ目の設問

①「未来のアクセンチュアに必要なDNA」で最も共感しているものは何ですか。また、その理由を記述してください
※改行せず文章は続けて入力してください。400文字以上600文字以下

 

自己PRと志望動機どちらの側面からでも書くことが出来る設問です。上記のアクセンチュアが求める人材を考えた上でどう書くか考えてみましょう。もちろん自己PRとして書くにしても志望動機として書くにしても、自分のどの経験や生い立ちから共感しているのかという、「自分」を伝える必要があるのは忘れないようにしましょう。経験については一つだけではなく、自分自身の生い立ちや幼少期の経験から大学時代の経験まで一貫して伝えることができるとより説得力があるように思います。


二つ目の設問

②あなたが過去にチャレンジしたことの中で直面した最大の困難は何ですか。また、それに対してあなたが何を考え、どう対処したか、その経験が今どのように活かされているかについて記述してください
※改行せず文章は続けて入力してください。400文字以上600文字以下

 

上記で説明したアクセンチュアの求める人材の中でも「チャレンジ精神」に焦点を当てた設問と言えます。「チャレンジ精神」と言うと、受験など個人として高い目標に挑戦したという話をあげる人が多いのですが、上記の通り、コンサル業界の仕事内容を考えるとチームとして何か新しい提案や施策について考えて実行した経験などの方が共感される可能性が高いように感じます。受験の話が悪い訳ではないのですが、東大生などがチームで高い目標を掲げてチャレンジした経験を伝えている一方で、早慶レベルの学生が受験の話をチャレンジした経験として掲げると読み手はどんな印象を持つのか考えるぐらいの想像力は必要でしょう。


最後に

未来のアクセンチュアに必要なDNAは、多くの人気企業にも当てはまるものだと感じます。総合商社においてもリーダーシップ、チャレンジ精神、価値観の異なる人との恊働といった要素は求められていると言えます。一つ一つのDNAに対して自分の経験であればどのようなことが伝えられるか考えて、より自分らしさを伝えられる内容について考えていただければ幸いです。

 

credit: MIKI Yoshihito (´・ω・) via FindCC

【アクセンチュア】内定者の回答(あなたの強み・弱みが分かるエピソード)

これまでの経験からあなたの強み・弱みが分かるエピソードをご記入ください。(全角 800 文字以内)

私は高校生のときから大学に入ったら、何かビジネスをやりたいと考えていた。
そこで、趣味として収集していたヒップホップスタイルのキャップを輸入販売するビジネスを行うことにした。はじめ、競合他社と同じように日本である程度出回っている商品を輸入販売していたが、輸入する量が少ないため、競合他社よりも安い価格で提供することができず、安定した業績を上げることができなかった。
しかし、このままではいつまでたっても赤字続きなので、アメリカで流行した商品をいち早く輸入することで、競合他社がその商品を輸入するより早く高値で捌ききり、利益を確保しようと考えた。そのために必要なことはアメリカの流行をいち早く察知することであった。そこで、アメリカの音楽専門チャンネルを衛星放送で契約し、常にアメリカでの流行をチェックすることにした。その効果はすぐに現れ、他社よりも早く仕入れを行い、売り切るというスタイルを確立することができた。
そして、毎月約30万円の売り上げを上げることができるようになった。このように、実務の世界でも、分析を行い、それを踏まえた仮説を立て、実行し、その結果を考察することを成功させることができた。
この経験から、私の強みは実際に良いと思ったアイデアを、短い時間で仮説を立て、実行することができるということである。すぐに行動するだけならば、無鉄砲な人だれにでも当てはまるかもしれないが、私には良い意味での大胆さと、決断力に裏付けされた行動力がある。このようなフットワークの軽さは、社会に出ても自分の大きな武器とすることができるよう、大切にしていきたい。
また、私の弱みは少し真面目すぎるところである。競合が偽物を混ぜながら販売を行っているということを知っていながらも、どうしても偽物を販売することができなかった。誠実に生きるという意味では良かったかもしれないが、ただのお人好しとなってしまっていたかもしれない。"


【アクセンチュア】内定者の回答(会社選びで最も重視していることとその理由)

あなたが会社選びで最も重視していることと、その理由をご記入ください。(全角 800 文字以内)

 "私が会社選びで最も重視していることは、いかに論理的思考を磨くことができ、またそれが大切にされるかということである。
私は大阪大学でドイツ思想を教えている父の下で育ち、論理的に思考することを小さいときから学んだ。例えば父から叱られるときも、冷静になぜ自分の行いが悪かったのか分析させられ、これからはどうすべきなのかということを考えさせられた。そして私が大きくなっても、口答えが感情的なものであれば理由になっていないと一蹴された。そのせいで、父をどうすれば言い負かすことができるかということを考えるようになり、自然と論理的に考え抜くということを学んだ。そして、論理的に考えたことを人に伝えると説得しやすいということを実感するようになった。それは大学の研究においても同じで、直感ではなくなぜそう考えるのかということをしっかり述べた方が、論文でも高い評価を得るということを感じた。いくら良いアウトプットでも、その過程がアイデアベースでは説得力に欠けるのである。分析をもとに、仮説を立て、それを実行し、その結果を考察するという流れの大切さを日々感じている。
これらの過程を経て、私は論理的に考え抜くことこそが、人生において一番必要なことであると考えている。
この、論理的思考を磨くことができ、またそれが大切にされる風土があるのはどのような業界かということを私なりに考えた。そこで浮かび上がったのが、顧客を常に論理的に納得させることができなければならないコンサルタントという仕事である。自分の人間としての成長の実現と会社へ与えることができる価値を最大限にすることができるこの業界で、勝負していきたいと考えている。そして、その業界の中でも、できるだけ規模の大きい、環境の整った会社に入りたい。"


【アクセンチュア】内定者の回答(実現したいこと・志望理由)

 アクセンチュアで実現したいことを含め、アクセンチュアの志望理由をご記入ください。(400-600字)

【実現したいこと】「これだけは譲れない信念や価値観をもち、常に世の中を先読みし行動できる人間になること」です。前半の理由は、そのような信念や価値観をもつことが、自分らしい働き方・生き方に繋がり、周囲を巻き込んでいけると考えているからです。後半の理由は、2つあります。1つは、約20年続けているサッカー(フットサル)で、各ポジションの役割や個々の特徴を踏まえて戦略を考えたり、研究ではレンズや金属の形状最適化を行ったりするなど、全体最適を考えて行動することが好きだからです。もう1つは、これまで、高い視点と長期的な視野で物事を捉え、判断している人が一番かっこいいと思ったからです。

【志望理由】その中で貴社は、様々な業界と関わることができるので、あらゆる立場の人の意識や考え方に触れることができますし、クライアント企業だけでなく世の中を俯瞰しながら戦略決定していかなければならないと思います。またベンチャー企業での長期インターンや研究活動で、PDCAサイクルを回し続けた経験が最も活かせるのはコンサルタントだと考えていることと、さらに貴社ではITソリューションの提供も行っており、学生時代に学んだプログラミングや統計学などの知識が活かせる場なのではと考え、志望するに至りました。


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