【ES例文7選】アピールポイント別に吹奏楽部のガクチカの書き方を解説
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最終更新日:2023年12月05日
1.そもそもガクチカって何?
2.ガクチカがない人の対処法
3.ガクチカの書き方を徹底解説
4.ガクチカの例文を紹介
(1)ガクチカでゼミ活動をアピールするには
(2)ガクチカでサークル活動をアピールするには
(3)ガクチカで留学経験をアピールするには
(4)ガクチカで長期インターンシップをアピールするには
(5)ガクチカでボランティアをアピールするには
(6)ガクチカで研究(研究室)をアピールするには【理系学生向け】
(7)ガクチカで体育会系部活動をアピールするには
(8)ガクチカで資格・TOEICをアピールするには
(9)ガクチカで趣味をアピールするには
(10)ガクチカでアルバイトをアピールするには
→ガクチカでカフェアルバイトをアピールするには
→ガクチカで塾講師アルバイトをアピールするには
→ガクチカで飲食店アルバイト(居酒屋・焼き肉・レストラン)をアピールするには
→ガクチカでカラオケアルバイトをアピールするには
→ガクチカでスーパーのアルバイトをアピールするには
→ガクチカでコンビニのアルバイトをアピールするには
5.面接でのガクチカ対策と頻出質問10選
吹奏楽は文化系部活に分類されますが、練習量の多さから運動部並みのトレーニングを積んだことでしょう。
また、大人数で一つのものを作り上げる中で様々な困難を乗り越えてきたのではないでしょうか。
本記事では、ガクチカに活かせる吹奏楽の経験から得た強みを紹介します。また、"吹奏楽に特化したガクチカの書き方・大手企業内定者の例文"を通し、「企業から評価されるガクチカ」を作成するためのヒントを提供します。
-
- 本記事の構成
- 吹奏楽でアピールできる能力
・最後まで努力し続けた「継続力」
・仲間と共に協力した「協調性」
・チームを率いた「リーダーシップ」
・チームや個人の課題点を改善した「問題解決力」 - 吹奏楽のアピールポイント別ガクチカ例文一覧
・「継続力」をアピールしたES例文
・「協調性」をアピールしたES例文
・「リーダーシップ」をアピールしたES例文
・「問題解決力」をアピールしたES例文 - 吹奏楽をガクチカのエピソードとして用いるポイント
・吹奏楽でどのような役割を果たしたのか
・吹奏楽での課題や困難をどう解決したのか
・吹奏楽での学びをどう社会に役立てるのか - 吹奏楽をエピソードにしたガクチカの書き方
- まとめ
吹奏楽でアピールできる能力
ガクチカを書く最初のステップとして、自身のエピソードからアピールポイントを明確にすることが重要になります。
そこで、吹奏楽での経験からガクチカでアピールできる強みを紹介していきます。
以下の四つが吹奏楽の経験から得ることができる強みになります。自分に合う強みがあったら参考にしてみてください。
- 吹奏楽でアピールできる能力①「継続力」
- 吹奏楽でアピールできる能力②「協調性」
- 吹奏楽でアピールできる能力③「リーダーシップ」
- 吹奏楽でアピールできる能力④「問題解決力」
最後まで努力し続けた「継続力」
・社会人として必須の素養を持っていると思ってもらえる
・長く働き続けてくれると思ってもらえる
・真面目な人と評価してもらえる
・最後までやり抜く力があると思ってもらえる
・忍耐力があると思ってもらえる
吹奏楽の経験から継続力をアピールすることができます。
なぜなら、吹奏楽は長期的な演奏の面で継続して練習を重ねることが求められるからです。
ただし、継続力を強みとしてガクチカに用いる就活生は多いです。体育会など長期的な活動はガクチカに用いられやすいテーマであるからです。
ガクチカ続けたことで差別化を図るために、「粘り強く」努力した経験、「スキルや知識を積み上げた」経験、「トラブルにも動じない」経験など、継続することによって何を達成できたのかを明確にしましょう。
仲間とともに協力した「協調性」
協調性をアピールするメリット・仕事を円滑に進める能力を評価してもらえる
・様々な意見を集約する「主体性」を評価してもらえる
吹奏楽の経験から協調性をアピールすることができます。
様々な楽器が集まって一つの音楽を奏でる吹奏楽。個人だけでは成しえないものです。当然周りとのかかわりの中で「協調性」が必要になります。
どのように周りと協力してチームに貢献したのかを明確にすることで、就職後も会社で協力しながら目標を達成できることをアピールできます。
チームを率いた「リーダーシップ」
・目標達成の原動力になると思ってもらえる
・組織をとりまとめられると思ってもらえる
・意思決定ができ、主体性があると思ってもらえる
・人柄や考え方を知ってもらえる
吹奏楽の経験からリーダーシップをアピールすることができます。
吹奏楽の活動の中で、部長やパートリーダーとして大人数の意見を取りまとめて率いる中で、リーダーシップを発揮する場面があったのではないでしょうか。
就職後も"自分なら組織の中でこのようなリーダーシップを発揮し、こんな成果を上げることができる"ということが明確に伝わるようにアピールしましょう。
チームや個人の課題点を改善した「問題解決力」
問題解決力をアピールするメリット・現状を分析し目的や課題を明らかにできると思ってもらえる
・新しいアイデアを考え出せると思ってもらえる
・判断力があると思ってもらえる
吹奏楽の経験から問題解決力をアピールすることができます。
部活全体で練習を進めていく中で、チームあるいは個人の課題があったのではないでしょうか。課題をどう解決したのか、問題解決力をアピールできます。
どのように問題を認識し、なぜ問題視し、どのように考えて解決・改善したのかを明確にしてアピールしましょう。
吹奏楽のアピールポイント別ガクチカ例文一覧
ここから大手企業選考通過者のガクチカの例文を紹介します。
それぞれ吹奏楽の経験をアピールしている回答となっているので、吹奏楽の経験をアピールしようと思っている方は参考にしてみてください。
- 「継続力」をアピールしたES例文
- 「協調性」をアピールしたES例文
- 「リーダーシップ」をアピールしたES例文
- 「問題解決力」をアピールしたES例文
「継続力」をアピールしたES例文
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「協調性」をアピールしたES例文
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「リーダーシップ」をアピールしたES例文
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「問題解決力」をアピールしたES例文
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吹奏楽をガクチカのエピソードとして用いるポイント
ここからはガクチカで吹奏楽の経験を書く際のポイントについて解説していきます。
ガクチカで吹奏楽の経験を書く際のポイントは以下の3つです。
- 吹奏楽でどのような役割を果たしたのか
- 吹奏楽での課題や困難をどのように解決したのか
- 吹奏楽での学びをどのように社会に役立てるのか
吹奏楽でどのような役割を果たしたのか
企業が「集団の中での役割」を聞く意図としては、「組織内での立ち回り」「どのような役割で活躍できるか」といった点が挙げられます。
どの企業でもチームで働くのが基本です。そこで、チームワークが求められた場面で果たしてきた役割をしっかりアピールすることで、入社後にどのように活躍し、貢献してくれるかが伝わります。
吹奏楽の経験のなかでどのような役割を果たし、どのようにチームに貢献したり目標を達成したりしたのかをアピールしましょう。
吹奏楽での課題や困難をどう解決したのか
次に、具体的なエピソードを述べることです。特に、どんな目標を掲げたのか?目標達成するうえでの困難は何か?困難を乗り越えるための取り組みなどの部分は重要です。
企業は取組における目標を通じて、「あなたの志の高さ及び何を目指しているのか、そのモチベーションの源泉は何か」を見極めようとしています。
どんな困難なのかという事実だけでなく、「なぜそれを困難だと考えたのか」などを具体的に伝えましょう。
次に、その困難を乗り越えるためにどんな取り組みを行ったのかを述べるようにしましょう。
この場合、必ずしも目標を達成したエピソードについて述べる必要はありませんが、「どこに問題の本質があったのか・なぜそのアプローチを取ったのか」について考える必要があります。
吹奏楽での学びをどう社会に役立てるのか
ここがガクチカでの最重要ポイントです。
"志望企業が求めている人物像を意識してアピールすること"です。
その企業の仕事内容をしっかりと理解した上で、吹奏楽で経験してきたことが入社後にどのように活かされるのかを提示しましょう。
企業側が重視するのはあくまでも「あなたが企業の利益に貢献できる(=企業で活躍できる)人材かどうか」です。
ガクチカの最後に「その企業での仕事内容」と「これまでに培ってきた経験から得られた強み」が結びついていることを示し、あなたがその企業にとって「採用すべき人材」であることを証明しましょう。
吹奏楽をエピソードにしたガクチカの書き方
フレームワークを基に、「吹奏楽をエピソードにしたガクチカの書き方」を紹介していきます。
ガクチカは基本的に以下のフレームワークに沿って書くと論理的な文章になると言われています。
※下記のフレームワークの6つの要素に関しては、「全ての要素を必ず盛り込まなければならない」というわけではありません。ESの設問形式や指定文字数を考慮しながら、構成を調整していただければと思います。
上記のフレームワークを見てもらえば分かるように、
(1)結論→(2)動機→(3)目標と困難→(4)取組みと結果→(5)人柄→(6)学び
といった構成でガクチカを論理展開していくと良いと考えています。
この順番に沿うことで、面接官にわかりやすく論理性を保った伝え方ができるほか、面接を想定して自分の頭の中で整理された内容に仕上げることができます。
例として、フレームワークに沿ってガクチカを整理した選考通過者のESを見ていきます。それぞれの項目でどのようなことを述べるのか大枠を掴んでいただければと思います。
力を注いだことだけではなく、自ら立候補する「主体性」や改善策を打ちだした「問題解決能力」、周りを巻き込む「協調性」などの人柄が、エピソードを通して伝わる例文です。
新しい演奏会の企画です。私は大学で吹奏楽団に所属し、演奏会の企画長を務めました。
⇩
(2)動機
立候補の動機は毎年演奏会後にいただくアンケートのなかで「演奏会の形式がつまらない」という意見をいただいたことです。
⇩
(3)目標・困難
そこで、ただ曲を並べて間に司会を挟む、という例年の形式を変更し、音楽に合わせて劇をしようと考えました。ですがこの試みは初めてで異なるスタイルにとまどう団員もいました。
⇩
(4)取り組みとその結果 (5)人柄
反対意見に対し、吹奏楽は手段であってお客様に感動を届けることが目的であるという理念を丁寧に説明し、時には譲歩しながらお互いの妥協点を探ることができました。最終的には団員70名の協力を得て、アンケートでも好評をいただく演奏会に仕上げることができました。
⇩
(6)学び
この経験を通して、多くの人の協力を得て新しいことに挑戦し成し遂げる達成感を学びました。
選考通過者本選考ES:21卒日鉄ソリューションズ(SE)
フレームワークの各項目の具体的なポイントは、以下に記載した記事からご覧ください。
ガクチカの書き方とは-6ステップで書けるESテンプレを基に解説‐
→フレームワーク含め、「ガクチカの書き方」について網羅的に解説している記事になります。「ガクチカをうまく書けない」と悩んでいる就活生にとっては必読の記事になります。上記の記事を参考にアルバイト経験に磨きをかけアルバイト経験のガクチカを仕上げましょう。
まとめ
本記事では、「フレームワークやテンプレート」を踏まえ、"吹奏楽の経験に特化したガクチカの書き方"を徹底解説しました。
ガクチカは多くの企業の選考で問われる質問であり、それゆえに正しい書き方を理解しておくことは非常に重要となります。
本記事の内容を参考にし、企業に評価されるガクチカを目指していただければと思います。
1.そもそもガクチカって何?
2.ガクチカがない人の対処法
3.ガクチカの書き方を徹底解説
4.ガクチカの例文を紹介
(1)ガクチカでゼミ活動をアピールするには
(2)ガクチカでサークル活動をアピールするには
(3)ガクチカで留学経験をアピールするには
(4)ガクチカで長期インターンシップをアピールするには
(5)ガクチカでボランティアをアピールするには
(6)ガクチカで研究(研究室)をアピールするには【理系学生向け】
(7)ガクチカで体育会系部活動をアピールするには
(8)ガクチカで資格・TOEICをアピールするには
(9)ガクチカで趣味をアピールするには
(10)ガクチカでアルバイトをアピールするには
→ガクチカでカフェアルバイトをアピールするには
→ガクチカで塾講師アルバイトをアピールするには
→ガクチカで飲食店アルバイト(居酒屋・焼き肉・レストラン)をアピールするには
→ガクチカでカラオケアルバイトをアピールするには
5.面接でのガクチカ対策と頻出質問10選