面接で特技を聞かれた時の答え方とは?回答例・特技がない人の対処法等を解説

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最終更新日:2024年10月28日

「面接で特技を質問されるのって、どんな意味があるの?」

「特技を話す時ってどんな風に伝えればいいの?」

上記のような悩み・疑問を持っている就活生は少なくないことでしょう。

そこで本記事では、そんな悩み・疑問を抱いている就活生に向け、"特技を選ぶ際のポイント・面接で特技を答える際のコツ・特技の回答例とNG回答例"などを解説していきます。

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特技の回答例8選とNG回答例

特技の回答例とNG例

最初に、特技の回答例を種類別に紹介します。

以下に面接で話される特技として多いものをピックアップし、例文を掲載していますので、参考にしていただければと思います。

また、「自分が面接で話そうと思っていた特技がない!」という就活生もいると思いますが、文章構成や言葉遣いなど参考になる点はあるかと思いますので、ぜひ確認していただければと思います。

スポーツ(野球)

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特技のNG回答例とは

回答例と併せてNG回答例も紹介しておきます。

「面接で話す特技には特に決まりはない」とお伝えしてきましたが、一般的に以下のような特技はNGだと言われています。

  • ギャンブルなど、面接官によっては悪い印象を抱く恐れのある特技
  • 面接用に準備した嘘の特技
  • 他の質問に対する回答との一貫性がない特技
  • 「特技は特にありません」という回答

話そうと考えている特技が上記に該当していないか確認した上で、面接に臨むようにしましょう。

企業が面接で特技を質問する理由

企業が面接で特技を質問する理由

企業はなぜ、面接の場で「就活生の特技」を質問するのでしょうか?

企業側が面接で特技を聞く理由は以下の2点に大別することができます。

  • 就活生の人柄を知るため
  • 就活生の緊張を解くため(アイスブレイクのため)

就活生の人柄を知るため

面接の場で特技を聞くことで、その就活生の価値観を知るヒントを得ることができます。

例えば絵画が特技という就活生であれば、「想像力が豊かで繊細な子なのかな?」などと仮説を立てることができます。

このような就活生の性格・人柄といったものは仕事においても少なからず関連するものですので、面接で聞かれる質問のうちの一つに「特技」があることが理解できるでしょう。

もちろんその他の質問を通じても人柄を知ることはできますが、面接官はより素の部分に近い特技を質問することで、就活生の人柄の把握に努めていると言えるでしょう。

就活生の緊張を解くため(アイスブレイクのため)

面接の場で特技を聞く理由として「就活生の緊張を解くため」というものもあります。

面接の場では、緊張によって本来の自分自身の人柄をアピールすることができない就活生も少なくありません。そこで、面接官はアイスブレイクの意味で面接の序盤に特技を質問し、就活生の緊張を解こうとするという訳です。

また、履歴書には趣味・特技を記載する欄がある場合が多いです。

面接は事前に提出された履歴書を基に質問を課すパターンも珍しくありませんので、そういった面でもアイスブレイクのために特技を質問することが理解していただけるでしょう。

特技を選ぶ際のポイント

特技を選ぶ際のポイント

続いては「どんな特技を選べばよいのか?」という疑問にお答えしていきます。

就活生の特技は千差万別だとは思いますが、特技を選ぶ際には以下の2つのポイントを押さえておくことが必要となります。

  • 面接用に嘘をつかない
  • 自分自身の価値観が表れる特技を選ぶ

面接用に嘘をつかない

「人に言えるほどの特技がないから、友達の特技を真似して話そう!」

「面接官からの受けがいい特技ランキングに入っていたから、この特技を使おう!」

などと考える就活生が稀にいますが、嘘の特技は絶対に回答しないようにしましょう。

面接ではどんな特技を選ぶかという指標だけで評価は決まりませんし、嘘の特技であれば深堀りされた際にスムーズに回答できずにボロが出てしまい、嘘だとバレてしまう恐れがあるためです。

嘘の特技を答えることで自分自身を大きく見せようとするのではなく、正直にありのまま答えることを意識するべきでしょう。

自分自身の価値観が表れる特技を選ぶ

「その特技によって得した・役に立った場面はあるか?」

「その特技を通してどんなことを学んだのか?企業で活かせることはあるか?」

上記の質問はあくまでも一例ですが、これらの観点を説明できるような"自身の価値観"が表れる特技を選ぶようにしましょう。

面接官は別に「その就活生の特技は何なのか?」だけを知りたい訳ではありません。特技を通じて話が盛り上がる場合もありますが、特技にまつわる事柄などを聞くことによって就活生の価値観を知ることが主な目的となります。

例えば、「私の特技はピアノです。4歳から現在まで継続しており、これまで数々のコンクールで入賞してきました。コンクールで演奏する時は毎回緊張するのですが、これまで多くの演奏経験を積んできたことで、緊張感に打ち勝つ図太さが身につきました。」などが良い例として挙げられます。

そのため、「他の人より得意だから・小さい頃からやっているから」といった理由だけではなく、それが特技である根拠・理由・エピソードを具体的に説明できるようにしましょう。

特技がない就活生はどうすればいいのか?

先ほど、特技を選ぶ際のポイントを紹介しましたが、そもそも「面接で話すような特技が一つもない!」という就活生もいるのではないでしょうか?

そこで、そういった就活生に向けて特技がない場合の対処法も解説していきたいと思います。

特技がない場合の対処法、つまり「特技がないと考えている就活生が特技を見つける方法」は以下の4つが挙げられます。

  • 友達や家族など、周りの人に聞いてみる
  • 過去の出来事や普段の生活を振り返ってみる
  • 趣味を言い換えてみる
  • 長所や短所から考えてみる

友達や家族など、周りの人に聞いてみる

自分で考えても特技が見つからないのであれば、友達や家族などの周りの人に聞いてみるのが良いでしょう。

特技という言葉に明確な定義はありませんが、簡単に言えば「周りの人に比べて秀でている能力・技術」です。

そのため、自分で考えて思いつかない場合でも、周りの人に聞いてみると意外と簡単に見つかる場合があります。自己評価と他己評価は大小あれど乖離があるものですので、客観的視点を取り入れてみるのは一つの手でしょう。

また、友達・家族・先輩・後輩・先生など、自身との関連性によっても見え方は変わる場合がありますので、様々な関係性の人に聞いてみるのも良いかと思います。

過去の出来事や普段の生活を振り返ってみる

過去の出来事や普段の生活を振り返ってみることも、特技を見つける方法の一つです。

というのも、特技は日常的に取り組んでいるものであることが多く、改めて振り返ってみることで特技だと気づく場合があるためです。

特技には明確な定義がある訳ではなく、ゆえにそれが特技であるか否かは自分自身の基準・感覚に委ねられることが多くあります。

過去や現在の生活・活動を振り返ることで、特技を見つけるヒントを得ることができるかもしれません。

過去の出来事や普段の生活を振り返ることは、自己分析をすることに紐付きます。自己分析をしようと考えている方は下記の記事もあわせて確認していただければと思います。

簡単にできる自己分析のやり方8選!-やり方別のメリット・デメリットをunistyleが独自調査-
カテゴリ別!自己分析を効率的に進めるための質問リスト

趣味を言い換えてみる

どうしても特技と言えるものがない場合は、趣味を特技に言い換えてみるのも一つの方法です。

本来、趣味と特技は別物ですが、就活の場においては「趣味・特技を教えて下さい」などとセットで問われるケースが非常に多いです。

実際、趣味と特技が被っている就活生も少なくないですし、特技がないと悩むくらいであればこの方法を用いるのが良いでしょう。

ただ、一点注意していただきたいことが、「趣味と特技をそれぞれ教えて下さい」などと趣味と特技を別々に聞かれる場合です。

こういった場合は同様のものを話す訳にはいきませんので、趣味を言い換えるのは最後の手段として考え、まずは趣味・特技それぞれ異なるものを探すように心がけましょう。

「趣味を選ぶ際のポイント・趣味がない就活生の対処法」を知りたい方は、『面接で趣味を聞かれたら何と答えるべき?回答例・趣味がない人の対処法を解説』の記事も併せてご覧ください。

長所や短所から考えてみる

特技が見つからない方は、自身の長所や短所から考えてみるのもよいでしょう。

たとえば、「忍耐力がある」ことが長所の場合、「継続して取り組む」ことや、「一つのことに粘り強くチャレンジする」ことなどが特技として捉えられます。

自身では短所だと感じているところも、第三者から見れば特技に見えているケースもあります。 作業が遅くて時間がかかるという短所が、第三者からは「丁寧な作業をする」とポジティブに見えているかもしれません。

特技は、ES(エントリーシート)や面接でもよく聞かれる項目です。 回答内容によっては、就職活動に有利に働く可能性もあります。

しっかりと回答できるように準備しておきましょう。 長所や短所の見つけ方は下記の記事を参考にしてみてください。

面接での特技の答え方・答える際のコツ

面接での特技の答え方

面接で話す特技を見つけた就活生は「面接でどのように特技を話せば良いのか?」を理解しましょう。

大前提、特技を話す際は以下の流れが一般的となります。

特技を話す際の流れ

1.結論
→例)私の特技は◯◯です。
 ⇩
2.理由・エピソード

→例)理由は~だからです。/△歳から△歳まで、△年間続けています。/この特技を活かし、~のような成果を挙げました。
 ⇩
(3.特技を通じて得た学び・企業でどのよう活かせるか)
→例)この特技を通じて~や~を学ぶことができました。/この特技を通じて得た◯◯を活かし、企業で~のように活かしていきたいです。

 ⇩
(4.追加で深堀りされる可能性あり)

※3と4は時と場合に応じて話す必要がある

それでは、上記の流れを踏まえた上で「面接で特技を話す際のコツ」を紹介します。

特技を答える際のコツは以下の3点があります。

  • 特技を通じて自分自身の人柄を伝える
  • 具体的なエピソードを盛り込む
  • 他の質問に対する回答との一貫性を持たせる

特技を通じて自分自身の人柄を伝える

記事の冒頭で"企業が面接で特技を質問する理由は就活生の人柄を知るため"と紹介しましたが、この観点は非常に重要になります。

面接官は就活生に「どんなことが特技なのか」を聞くことで、その就活生の価値観を知るヒントを得ることができます。

このような就活生の性格・人柄といったものは仕事においても少なからず関連するものですので、「たかが特技だしな」などと気を緩めるのではなく、しっかりと人柄を伝えることを意識しましょう。

具体的なエピソードを盛り込む

面接で特技を話す際は、できるだけ具体的なエピソードを盛り込むようにしましょう。

より詳細に理解できるよう、具体例を一つ挙げます。

サッカーが特技であるAさんとBさんがいたとします。面接でAさんは「特技はサッカーです。約12年間続けています。」と回答したのに対し、Bさんは「特技は小学生時代から約12年間続けているサッカーです。ポジションはディフェンダーで、高校時代にはレギュラーとして県大会準優勝に貢献しました。」と回答しました。

もし読者のあなたが面接官の立場だった場合、AさんとBさんのどちらの特技を正しく理解できるでしょうか?

おそらくほとんどの方がBさんと答えるでしょう。

また、(言い方はあれですが)少しマイナーな特技の場合は、具体的なエピソードを盛り込まなければ面接官が理解できない場合もあります。

具体的なエピソードを盛り込むことは"面接官が就活生の特技を正しく理解する"という意味で非常に重要となるため、面接で特技を話す際はできるだけ具体的なエピソードを盛り込むようにしましょう。

他の質問に対する回答との一貫性を持たせる

意外と見落としがちなのですが、他の質問に対する回答との一貫性を持たせるという観点は非常に重要となります。

つまり"自己PRや長所・短所で伝えた人柄と、特技の内容が矛盾しないようにする"ということです。

具体例を挙げるのであれば「パソコンのタイピング」を特技として話したにも関わらず、短所で「細かい作業が苦手」と話すといったようなイメージです。

上記はあくまでも一例にはなりますが、他の質問に対する回答と矛盾が生じてしまうと、「この就活生はさっき話したことと矛盾したことを話しているな。面接用に準備した特技なのかな?」と面接官が疑問に思ってしまう可能性はありますので、この観点は忘れないようにしていただければと思います。

面接における話し方のポイント

面接における話し方のポイント

特技に関する質問はエントリーシートや履歴書でも頻繁に課される質問であるため、面接ではエントリーシートで書いた内容を基に深堀りされる場合もあります。

また、「指定された文字数の中で要点をまとめて簡潔に伝えるES」と「面接官とのコミュニケーションの中でより具体的に自分自身をアピールする面接」とでは、同じ特技でも異なる部分が多くあります。

そのため、面接で特技を話す際は以下の3点を意識することが重要になります。

  • 話す順番を整えてから伝える
  • 暗記したものをそのまま話さない
  • 話す長さや時間に注意する

話す順番を整えてから伝える

話す順番をあらかじめ整えておくことは非常に重要となります。

というのも、面接では「話がどうしても長くなってしまう・結論をうまく伝えられない」というリスクがあり、"本当に伝えたい内容を伝えられなくなってしまう恐れがある”ためです。

面接の前には必ず「最も伝えたい内容はどの箇所なのか・どのような順序で話すのか」をしっかりと確認しておき、面接官が理解できるような話し方を心掛けましょう。

また、面接のようなコミュニケーションの場では「結論→理由→具体例(証拠)→結論」の順序で話すことで論理的に伝えることができると言われているため、この順序も意識していただければと思います。

暗記したものをそのまま話さない

面接では何もESで書いた内容を暗記してそのまま話すことが正しいわけではありません。

面接官は提出済みのESを基に質問を投げかけてくる場合が多いため、"ES+αの内容"がなければ高い評価を得ることは難しいと思われます。

「暗記したものをそのまま話さない・面接官とのコミュニケーションを意識する」ということは必ず心掛けていただければと思います。

話す長さや時間配分に注意する

これはグループ面接でより重視する内容になるのですが、話す時間・時間配分には注意を払う必要があります。

グループ面接では他の就活生と一緒に面接を行うため、自分ばかりが長時間話してしまうと「この就活生は周りに配慮できていないな、自分勝手だな」という印象を受けてしまいます。

いくら内容が素晴らしくても、このような点をおろそかにしただけで一気にマイナス評価を受けてしまう可能性は高いと考えられます。

「他の就活生とのバランス感・時間配分への配慮」も"面接におけるコミュニケーションの一つ"となりますので、この観点は忘れずに面接に臨みましょう。

まとめ

面接における特技のまとめ

本記事では「面接×特技」にフォーカスし、"特技を選ぶ際のポイント・面接で特技を答える際のコツ・特技の回答例とNG回答例"などを解説してきました。

いつどんな場面で特技に関する質問が聞かれてもいいよう、事前の準備・対策は必要不可欠です。

本記事の内容を参考にしていただき、面接対策・志望企業の選考突破に努めていただければと思います。

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