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ゼミ活動のエントリーシートの書き方【内定者ES例文付】

ゼミ活動のエントリーシートの書き方【内定者ES例文付】

最終更新日:2022年02月03日

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ゼミ活動は多くの大学生が経験しており、エントリーシート(ES)でも「ゼミで取り組んだ内容を教えてください。」といったゼミ活動についての質問は大学指定の履歴書でも多くの大学が用意している頻出質問の1つです。

本記事ではエントリーシート(ES)でゼミ活動に関する設問を聞かれる背景や企業から評価される答え方を解説していきます。

企業がエントリーシート(ES)でゼミ活動について聞く理由

企業はなぜゼミ活動について聞くのでしょうか。ここではその理由を解説します。

企業の意図を理解することで企業から評価される回答をしましょう。

学業への姿勢を知りたい

ゼミでの活動を聞くことで企業は就活生が学業にどのように向き合ってきたのかを知ろうとしています。

大学では同じ学部学科であってもゼミによって学べる内容は様々です。そのためゼミや研究テーマを自ら選ぶ必要があり、その基準や理由には就活生の興味関心が表れます。

就活生はなぜ所属するゼミに入り、どんな経緯で研究を行ったのかを言語化できるようにしましょう。

ゼミでの学びの活かし方を知りたい

企業の仕事内容に活かせる学びを得ているのかを見定めています。

技術職を志望する理系の就活生の場合、志望する企業で実際に行う研究や業務内容とゼミでの研究内容に親和性があれば即戦力としてとらえられる可能性もあるでしょう。

文系の学生の場合、志望する企業の仕事内容に直結する内容を扱った人は少ないと思います。しかし、基本的に研究内容が企業の業務に直接活かせなかったらマイナス評価を受けるということはありません。

研究内容自体だけではなく、ゼミの仲間と共に研究を行った過程や、研究の中での課題を乗り越えた経験など、ゼミの活動全体を通して学んだことを伝えることでゼミでの学びをアピールできます。

【文字数別】エントリーシート(ES)におけるゼミ活動の答え方

先ほどの評価ポイントを基に、「ゼミ活動をエピソードにしたESの書き方」を紹介していきます。

ゼミ活動はガクチカや自己PRと比べて少ない字数での回答を求められる場合もあるので、今回はリーダーシップに関する研究を行った就活生Aさんの例文を用いて、100字、200字、400字のそれぞれで必要なポイントを紹介します。

エントリーシート(ES)におけるゼミ活動の答え方:100字

社会心理学ゼミに所属し、リーダーシップに関する研究を行いました。100人に対する調査と分析の結果、求められるリーダーシップにはリーダーとの関係性と組織の目標意識が影響を与えることを考察しました。
盛り込むべき内容

(1)ゼミの名前と研究内容を端的に書く

 

(2)残りの字数に合わせて具体的な研究内容を書く

指定文字数が100字の場合は、ゼミでどんな活動をしたのかを簡潔に伝えるようにしましょう。

100字という文字数の中ではゼミを選んだ背景や、活動から得た学びまでを述べるのは難しく、ゼミでの取組内容を詳細に記述することもできません。

よって、100文字の制限の場合、ゼミで行った活動内容を端的に伝えることを目的に文章を考えましょう。

そして、上記で紹介した企業が知りたいことは面接で聞かれる可能性があります。

企業はエントリーシート(ES)では短い字数で活動内容を書いてもらうことで大まかな活動内容を把握し、そのうえで活動の背景や学びを深堀る質問を面接で行います。

文章を考える際は、面接で改めて活動の背景や学びを聞かれると想定し、あらすじを紹介するようなつもりで書きましょう。

エントリーシート(ES)におけるゼミ活動の答え方:200字

社会心理学ゼミでリーダーシップに関する研究を行いました。
私は学園祭実行委員会でのリーダーシップ経験から、フォロワーから求められるリーダーシップを研究したいと思い、研究テーマを設定しました。
100名に対する調査と結果の分析を行い、求められるリーダーシップにはリーダーとの関係性と組織の目標意識が影響を与えると考察できました。研究を経て、組織を高めるリーダーシップを意識して行動できるようになりました。
盛り込むべき内容

(1)ゼミの名前と研究内容を端的に書く

 

(2)研究に至った経緯を書く

 

(3)具体的な研究内容を書く

 

(4)研究によって得た学びを書く

指定文字数が200字の場合、100字の際の内容に加え、研究に至った経緯と研究から得た学びを盛り込むことで就活生の人柄や学びを企業にイメージさせることができます。

経緯と学びは端的に、人柄が伝わるように端的に書きましょう。

経験と学びはエントリーシート(ES)の他の質問でも問われている就活生の価値観強みに繋がるため、ほかの設問との一貫性を意識することで企業から評価される回答ができます。

「なぜ取り組んだのか」という質問の意図と対策方法
→「なぜそれに取り組んだのですか?」という質問を通して面接官は何を評価しているのでしょうか。本記事では、動機の評価ポイントを内定者の回答と合わせて確認していきます。
【ES例文付】他の就活生と差がつく!ガクチカから学んだことの書き方
→ガクチカから学んだことの書き方について解説している記事になります。例文も掲載していますので、「学びをどのようにアピールするか」という観点を確認してみてください。

エントリーシート(ES)におけるゼミ活動の答え方:400字

社会心理学ゼミに所属し、リーダーシップに関する研究を行いました。
私は学園祭実行委員会などの組織でリーダーとして活動する中で興味を持ち、リーダーシップを研究テーマにしました。
私は自身の経験から、「フォロワーから求められるリーダーシップ」はリーダーシップを考えるうえで大切であると感じていたため、研究内容は「フォロワーから求められるリーダーシップに影響を与える要素の考察」にしました。
周りのゼミ生は1つの先行研究をもとに研究を行う中、私は先行研究が少ないテーマを選択したため、調査の内容を最初から考えなくてはいけない点に苦労しました。
調査内容を決定し、100名に対するアンケート調査と結果の分析を行い、求められるリーダーシップにはリーダーとの関係性と組織の目標意識の有無が影響を与えることを考察しました。
この研究から私は、メンバーがリーダーに求めることを考えながら組織で行動できるようになりました。
盛り込むべき内容

(1)ゼミの名前と研究内容を端的に書く

 

(2)研究に至った経緯を書く

 

(3)具体的な研究内容を書く

 

(4)研究の中で困難だったこと

 

(5)研究によって得た学びを書く

400字の指定文字数の場合、企業はガクチカのようにエントリーシート(ES)を読むだけで分かるエピソードを求めています。

字数にも余裕があるため、これまで盛り込むことのできなかった、研究の中で困難だったことなどの詳細を伝えることで、どのように研究を行ったのかを面接官にイメージしてもらいましょう。

また、400字はガクチカや自己PRでもよく用いられる字数です。ゼミ活動に関する内容のテンプレを作成し、他のエントリーシート(ES)を書く際に転用しようとしている就活生も多いかと思いますが、その際はこの400字程度で作成し、字数に合わせて内容を減らすのが良いでしょう。

参考
困難な目標に挑んだ経験|評価ポイントと内定者の回答例
→面接においては、「物事に取り組む上でどのような目標を設定したのか、その中でどのような課題があったのか」について深く掘り下げられることが多いです。この質問に関する評価ポイントと内定者の回答例について詳しく説明しています。

ゼミのエピソードをESに書く際のポイント・注意点 

ここでエントリーシートのゼミ欄を書く時のポイント・注意点を整理しておきましょう。

ゼミのエピソードを書く際のポイント・注意点

・ゼミ活動を通じて得た学びやスキルを具体的に述べる

・専門用語を使い過ぎず、分かりやすく説明する

ゼミ活動を通じて得た学びやスキルを具体的に述べる

単に「ゼミで揉めた時に積極的に仲介に入ることで、和を乱すことなく論文を書き上げることができました」など抽象的な書き方だと、誰でも書けるエントリーシートになってしまいます。

また人事との共通認識もズレてしまい、アピールしたいことが伝わらない可能性が出てきます。

特に、ゼミで研究する分野は専門性が高いので、企業の人事にもわかるように書かなければなりません。

そのため具体的な数値を用いて、「ゼミで揉めた際にAくんとBさんの生産性が低迷していることが原因だと思いました。二人の苦手としているポイントを他のみんなに共有し役割を見直すことで、作業スピードは10%改善しました」のように書きましょう。

専門用語を使いすぎず、分かりやすく説明する

前述した「具体的に書く」とは、専門用語をどんどん使って説明しましょうという意味ではありません。専門用語を使うと読みにくくなり、人事と認識のズレも生じるでしょう。

しかし、ゼミ活動で特定の分野に日々関わっていると、何が専門用語で何がそうでないか分からなくなることがあると思います。 

そんな時は、中学生でも理解できる文章を心掛けると良いでしょう。

「中学生だった頃の自分でも理解できる」かつ「具体的」だったら、誰にでも伝わる文章になります。

その他にも、ゼミ以外の友人に読んでもらうと客観的な意見が得られるでしょう。

ゼミ活動をエピソードにしたESの例文

ゼミ活動をエピソードにしたES例文

ゼミ活動のES例文⑴:丸紅内定者

大学時代に学業で力を入れた点について記載してください。(100文字以内)

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ゼミ活動のES例文⑵:花王内定者

研究内容、もしくはこれまでの学生生活で一番面白いと思った授業とその理由について教えてください。尚、ビジネスプロセスエンジニアへ応募される方は研究内容について教えてください。(300文字以内)

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ゼミ活動のES例文⑶:日本郵船内定者

大学の専攻を選んだ理由と、専攻の中で特に力を入れたこと

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ゼミ活動のES例文⑷:三菱UFJ銀行内定者

学生生活の中で力を入れて取り組んだ内容を記載してください。(20字以内)

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 ゼミ活動をエピソードにしたESのNG例文

ここでは、ゼミ活動をエピソードにしたESのNG例文を2つご紹介します。

整理された文章で、一見読みやすいような内容であっても、企業にとってはプラスに働かないこともあります。次に紹介するNG例を参考にして、ゼミで取り組んだ内容が整理されて書かれているか今一度確認してみましょう。

NG例文(1)
ゼミでは観光業を学びました。子供のころから旅行が好きで、国内の観光業界がどのように成り立っているのかに興味を持ち専攻を決めました。特に興味深かった点は、観光業が国内総生産に与える影響は直接効果だけでなく、波及効果もあるということでした。私は、この巨大なマーケットを生かして国家に貢献したいと思いました。そのため貴社の幅広い旅行事業で、国内外の旅行業を活性化させたいと考えています。

どんなゼミであっても、ストーリー性がなく何を主張したいのか不明瞭だと、志望度の高さが伝わらない内容になってしまいます。

この例文では、単純に興味を持った理由と業界の説明になっているので、ゼミでの取り組みを伝える際は、ゼミの活動内容と入社後に貢献できるスキルを盛り込むようにしましょう。

NG例文(2)

私はゼミ活動で、幕末の伊能忠敬が測量して作成した「伊能図」の研究に注力している。この研究をするにあたり、学生の身では対象資料を調査する事が困難というハードルがあった。しかし、伊能図研究のフィールドに研究成果を残したいと志す私は、諦めずに海外にある伊能図を用いるという打開策を考えました。ゼミ活動を通じて課題解決までのプロセスを明確に計画し、粘り強く行動する『実行力』を身に付けた。

自分の学びだけを紹介するだけで、将来の展望が抜けています。なぜ企業に応募したのかがはっきりと伝わらず、ゼミで学んだことの紹介だけになってしまいます。

企業で活躍している姿をイメージさせるような一文を加えると良いでしょう。

ゼミに所属していない場合は?

ゼミに入っていない就活生はどうしたらよいのでしょうか?

その場合は、エントリーシートのゼミ欄に「なぜゼミに入らなかったのか」「ゼミの代わりに何をしていたのか」を書きましょう。

空欄で提出するよりも、「ゼミに所属していない理由」「ゼミ以外の専攻内容」など何かしら書いておいた方が、エントリーシート全体の見栄えが良くなります。

また、ゼミに限らず、ESや面接の際に部活、アルバイトなどの課外活動について、質問を受ける機会は多くあります。これらの質問は、学生にエピソードを語ってもらい、企業の求める人物像に合致するかどうかを判断する目的で行われます。そのためゼミに入っていないこと自体が、就活で不利になるということはないでしょう。

つまり、ゼミに所属していない場合は、その他の活動で企業の求める人物像と合致しているエピソードを用意しておきましょう。

ゼミに所属していない場合は?

・ゼミに所属していない理由を書く

・ゼミ以外の専攻内容を書く

最後に

今回載せている回答例はどれもゼミ活動について問われているのではなく、あくまでも内定者が設問にゼミ活動という観点から答えたものです。

そのため、自分が学んだ内容に加えて、学ぶ際に発生した課題への対処法や組織への貢献をアピールしています。

学業をアピールしようと考えている方は、今回の内定者のESを参考にして、是非考えてみてください。

【設問別】エントリーシート(ES)対策記事一覧
自己PRに関する設問

自己PR長所(強み)短所(弱み)

志望動機に関する設問
志望動機実現したいこと入社後にやりたいこと将来の夢キャリアプラン10年後の自分

学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関する設問
学生時代頑張ったこと(ガクチカ)挑戦したこと最大の困難挫折経験打ち込んだこと苦労したこと辛かったこと成果を出した経験異なる価値観の人と協力した経験変化や変革をもたらしたエピソード成長した経験チームで成し遂げた経験

大学や学業に関する設問
ゼミ活動研究サークル活動留学専攻分野(テーマ)課外活動得意科目

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