簡単にできる自己分析のやり方11選!-やり方別のメリット・デメリットをunistyleが独自調査-

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最終更新日:2025年03月12日

就活の手始めとして"自己分析"に取り組もうとする就活生は多いのではないでしょうか。本記事ではunistyle編集部で独自調査を行った結果、自己分析をする上でおすすめのやり方について特徴・メリット・デメリットを紹介するとともに、自己分析のやり方を7ステップで紹介します。

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 この記事の監修者 

     有馬恵里子さん
     国家資格キャリアコンサルタント
     NC Harmony所属


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自己分析とは

「自己分析」とは、過去の経験から自身の価値観、強み・弱み、思考を理解することです。

自己分析を行うことで、「仕事選びの軸」や「自分自身のこと」が明確になります。

仕事選びの軸や自分自身のことは、就職活動を進めるうえで、多くの企業で問われます。 自己分析の結果をもとに、客観的な視点を持つことで、簡潔にわかりやすく説得力のある回答ができるようになります。

自己分析をやる目的

自己分析の目的自己分析のやり方を解説する前に、自己分析を行う目的について解説します。

自己分析を行う目的は大きく二つに分けられます。

  • 就活の軸・企業選びの軸を明確にするため
  • 自分の価値観などを他人に分かりやすく伝えられるようにするため

自己分析を行う目的を詳しく知りたい方は以下の記事を確認してみてください。 

自己分析のおすすめのやり方11選【unistyle独自調査】

ここでは、自己分析の中でも特におすすめのやり方をご紹介します。

今回はunistyle編集部メンバー(現役の大学4年生)がそれぞれのやり方を実践し、その特徴メリット・デメリットについて調査しました。自己分析のやり方について悩んでいるという方はぜひ参考にしていただければと思います。

①自分史

自分史とは自分の幼少期から現在までの出来事を年表のようにしてまとめたものです。
幼少期・小学校時代・中学校時代・・・というように、時系列ごとに書き出していくとスムーズに整理ができ自己分析が行いやすくな...
もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかということが大事です。話をより具体化するために数字を出すことが大切かと思います。その方が目に留まりますし。実際に私もESや履歴書には成果を具体的に書いていましたし、面接の際はわかりやすく伝えるようにしていました。「売り上げを増加させました」よりも、「売り上げを2倍にしました」の方がイメージしやすく、相手にも伝わりやすいですよね。 もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかという、
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。

②モチベーショングラフ

モチベーショングラフとは、過去の出来事を振り返った時に、自分はどんな時にモチベーションが上がり、どんな時にモチベーションが下がるのかをグラフに表したものです。
モチベーショングラフを作成することで、価...
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。

③マインドマップ

マインドマップとは思考を視覚化する手法です。中央にメインテーマ(今回は「自分」)を置き、自分の頭の中にある考えを蜘蛛の巣状に広げてマップ(地図)を作ります。
マインドマップを作成することで自分の頭の中...
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?きっと人事の方はこう言うでしょう。
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、

④書籍

自己分析に関する書籍は多数出版されていますが、今回は中でも自己分析に役立つであろう3冊を紹介します。
・絶対内定2026 自己分析とキャリアデザインの描き方
・さぁ、才能(じぶん)に目覚めよう 最新版...
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように、学生の人気というものは年々変遷していきます。自分が将来成し遂げたいことはなんであって、そこに対して自分が就職活動で持つべき企業選びの軸はどこにあるのかを考えた。
また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。

⑤自己分析ツール

自己分析ツールとは、パソコンやスマートフォンなどで手軽に自身の強みや長所、性格などを診断できるツールのことです。
自分自身を客観的に分析することができるため、自己PRを考える際や適職を調べる際に役立ち...
もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかということが大事です。話をより具体化するために数字を出すことが大切かと思います。その方が目に留まりますし。実際に私もESや履歴書には成果を具体的に書いていましたし、面接の際はわかりやすく伝えるようにしていました。「売り上げを増加させました」よりも、「売り上げを2倍にしました」の方がイメージしやすく、相手にも伝わりやすいですよね。 もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかという、
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。

⑥他己分析(ジョハリの窓)

ジョハリの窓とは、他人があなたの性格や長所・短所などを客観的に分析することです。
友だちや家族から自分がどう見えているか聞くことでジョハリの窓でいうところの「盲点の窓」を知ることができ、自己分析が深ま...
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。

⑦SWOT分析

就活におけるSWOT分析とは、就活市場や業界の動向といった外部環境と自分の長所や短所などの内部環境をStrength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅...
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?きっと人事の方はこう言うでしょう。
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、

⑧キャリアアドバイザー

就職エージェントなどのキャリアアドバイザーとの面談を通じて自己分析を行うという手法もあります。
筆者は現役就活生時代、とある就活サービスのキャリアアドバイザーの方と関わる機会があり、何度かオンラインで...
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように、学生の人気というものは年々変遷していきます。自分が将来成し遂げたいことはなんであって、そこに対して自分が就職活動で持つべき企業選びの軸はどこにあるのかを考えた。
また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。

⑨過去の出来事を「なぜ?」と深堀りする

過去の出来事を振り返り、「なぜ?」を繰り返して深堀りしましょう。
過去の出来事を深堀りすると、自身の欲求や価値観を理解することにつながります。
・1つの出来事に対して深堀りを進める
・できる限り何度も...
もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかということが大事です。話をより具体化するために数字を出すことが大切かと思います。その方が目に留まりますし。実際に私もESや履歴書には成果を具体的に書いていましたし、面接の際はわかりやすく伝えるようにしていました。「売り上げを増加させました」よりも、「売り上げを2倍にしました」の方がイメージしやすく、相手にも伝わりやすいですよね。 もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかという、
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。

⑩MBTI診断

MBTI診断とは、12分間でおよそ60の質問に答えるだけで、自身がどのような性格なのか診断してくれます。
学術的根拠をもとに、16に分類された性格の中から最も近いものを選んでくれるテストで、公式サイト...
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。

⑪Will Can Must のフレームワーク

Will Can Mustのフレームワークとは、自己分析に有効な手法です。
自分の意志(Will)、能力(Can)、そしてやるべきこと(Must)を明確にすることが目的で、自身の強みを効果的にアピール...
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?きっと人事の方はこう言うでしょう。
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、

自己分析のやり方に関する注意点

自己分析のやり方に関する注意点
ここまでで自己分析のやり方は理解できたかと思いますが、自己分析をやる際にはいくつか注意点があります。そのため、以下では自己分析をやる際に注意しておくべきことについて解説します。

  • 弱み・短所などのネガティブな部分も考える
  • 「自分」だけでなく「企業」視点も持つようにする
  • 「想い」だけでなく「経験」を考慮するようにする
  • 「インプット」だけでなく「アウトプット」も行うようにする

弱み・短所などのネガティブな部分も考える

自己分析をする中で「自分のネガティブな部分を考える必要性があるの?」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか。結論から言うと、自己分析では弱み・短所などのネガティブな部分を考えることも重要です。

弱みを認識した上でどう行動しているか、弱みを強みでどうカバーしているかを伝えることで自分をしっかりコントロールできている印象が与えられます。

就活の場では弱みや短所に加え「挫折した経験」「失敗した経験」を問われることもあります。そのような質問に対し、的確に答えるためには自己分析の段階でネガティブな部分も考えておく必要があります。

「自分」だけでなく「企業」視点も持つようにする

これは自己分析においてもそうですが、エントリーシート(ES)や面接などの選考の段階でも注意する必要があります。

経験から導かれた強みを考える際には、企業が求める人材と合致するかを考慮する必要があります。すなわち自分の内面のみで自己分析を完結させるのではなく、企業側の視点も同時に持ちながら考えていく必要があるということです。

自己分析の結果、自分の強みや将来やりたい仕事を明確にできたとしても、その強みが企業で活かされなければ意味が無くなってしまいます。

「自己」のためだけの分析にするのではなく、企業の求める人材にマッチするかどうかにも意識を向けることが必要です。

「想い」だけでなく「経験」も考慮するようにする

自己分析を行う際には想いなどの感情面だけでなく、経験自体に目を向けることも重要です。

志望動機・ガクチカ・自己PRなどに答える際は、アピールする能力の裏付けとして経験を述べる必要があります。きっかけとなる経験のない回答は根拠が無いため、採用担当者に伝わらない可能性があります。

経験を洗い出さずに、「海外で働いてみたい」「新規事業に携わってみたい」といった感情だけが先行しないよう、過去の経験にしっかりと向き合った自己分析を行うことが重要です。

「インプット」だけでなく「アウトプット」も行うようにする

こちらは自己分析自体の注意点とはやや離れますが、「自己分析が出来た=内定」という訳ではない点も認識しておきましょう。

自己分析は経験の把握など一人で考え抜けばやり切れる面も多いですが、実際に内定を得るには選考慣れ面接慣れといったアウトプット能力を高めることも必要になります。

アウトプット能力を高めるには大きく2つの方法があります。

  • 模擬面接をしてもらう
  • 実際に企業のインターン選考本選考を受ける

就活ではアウトプットが強く求められます。自己分析が出来たらそれを実際に面接で話し、自分のことを伝えられるか挑戦してみましょう。

まとめ

まとめ本記事では自己分析におけるおすすめのやり方、及び自己分析が簡単にできる7ステップのやり方から、自己分析のやり方に関する注意点を解説しました。

「選考に通過できる自己分析」を行えるよう、本記事を参考に自己分析を行ってみてください。また一度自己分析が終わってもOB訪問や面談などを活用して絶えずブラッシュアップしていくと、よりよい自己分析ができると思います。

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