【例文6選】エントリーシート(ES)の志望動機の書き方!独自調査を基に人気業界ごとに解説

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最終更新日:2025年06月26日

【例文6選】エントリーシート(ES)の志望動機の書き方!独自調査を基に人気業界ごとに解説

就活で企業がエントリーシート(ES)志望動機を聞く理由

企業が志望動機を聞く理由

まず初めに新卒採用において企業がエントリーシート(ES)志望動機を聞く理由について考えていきましょう。

企業が就活生に志望動機を聞く背景は様々だとは思いますが、大きく以下の2つの理由が考えられます。

  • 企業がエントリーシート(ES)で志望動機を聞く理由(1)志望度の高さを知りたいから
  • 企業がエントリーシート(ES)で志望動機を聞く理由(2)業務内容に対する適性を知りたいから

企業がエントリーシート(ES)で志望動機を聞く理由(1)志望度の高さを知りたいから

企業がエントリーシートで志望動機を聞く1つ目の理由は、就活生の志望度の高さを把握するためです。

例えどんなに優秀な人材であったとしても実際に入社してくれなければ意味がありません。

内定を辞退されてしまうと新卒採用の活動にかけた膨大な時間と労力が無駄になってしまうため、企業は「長期的に働いてくれる人材」を求めていると考えられます。そこで企業は就活生が「内定を出したら本当に来てくれるのか」を知るために志望動機を聞きます。

時には「この企業でなければならない理由」を話させるため、志望動機の中で他業界・他社との比較を聞くこともあります。

また内定を出した後に就活生が希望する仕事と配属が異なる、いわゆる「キャリアに対するミスマッチがないか」を確認するため、入社後にやってみたい仕事について聞くこともあります。

エントリーシート(ES)に志望動機を書く際はその企業への志望度が伝わるようにしましょう。

企業がエントリーシート(ES)で志望動機を聞く理由(2)業務内容に対する適性を知りたいから

企業がエントリーシートで志望動機を聞く理由2つ目は自社の業務に対する就活生の適性を知るためです。

新卒採用の段階で、企業は就活生に対してなるべく長く自社で活躍してほしいと考えています。しかし企業と就活生の相性が合わないと早期退職に繋がりかねません。

そのため就活生が企業に興味を持つきっかけとなった経験や、志望動機の背景にある企業選びの軸が自社の働き方に合ったものであるのかを確認することで、就活生が「入社後に活躍することができる人材なのか」を見極めています。

エントリーシート(ES)に志望動機を書く際には、自身の経験や考えの背景に基づくことで説得力のある志望動機にしましょう。

また志望動機を書く上で企業と就活生自身の相性を知るためには自己分析や企業研究が欠かせません。以下の記事も参考に自己分析と業界研究にも取り組んでみてください。

企業に評価されるエントリーシート(ES)志望動機を書くために必要なもの

企業に評価される志望動機を書くために必要なもの

上記でも述べた通り、新卒採用において企業が志望動機を聞く理由としては"志望度の高さを知りたい・業務内容に対する適性を知りたい"といった2つがあります。

エントリーシート(ES)には上記2つの理由を網羅する論理的かつ説得力のある志望動機を伝え、選考官に「だからこの就活生は弊社を志望しているのか」と思ってもらう必要があります。

以下では論理的かつ説得力のある志望動機を書くために必要なものを紹介します。

企業に評価されるエントリーシート(ES)志望動機に必要なもの(1)自己分析・企業研究

「企業がエントリーシート(ES)で志望動機を聞く理由」でも少し紹介しましたが、企業に評価される志望動機を書くためには自己分析と企業研究が不可欠です。

自己分析をするうえで自分が何を重視するのか、就職先に何を求めるのかを明確にしておきましょう。

経営方針や事業内容、社風など企業により様々な特徴がありますが、企業選びの軸を明確にすることでブレや矛盾がなく説得力のある志望動機を書くことができます。

また、後述しますが志望動機には「なぜその企業でないといけないのか」を明確にする必要があります。

各企業の新卒採用ページでは、企業理念や事業内容について記載されています。

企業の事業内容や経営方針など、他の企業と差別化できる点を明確にし説得力のある志望動機にするためにも企業研究も怠らないようしましょう。

企業に評価されるエントリーシート(ES)志望動機に必要なもの(2)論理的な志望動機のフレームワーク

企業から評価される志望動機を書くためには論理的な構成にする必要があります。

ここでは志望動機を書く際のフレームワークを紹介します。

志望動機で伝えるべきことは、以下の6つになります。これら全てを押さえることで、選考官も納得の志望動機を伝えることができるでしょう。

​​

​​また、よくある志望動機の作成パターンとして、(6)の同業比較から考え始めてしまうことが挙げられますが、狭い視点から1社1社考えることは難しく、また論理性に欠けるケースも多いため注意しましょう。

参考:良い志望動機の書き方をダメな例から学ぶ -悪い例文から考える志望動機の要点-
→狭い視点で書いてしまった志望動機をはじめ、一見すると良いものに見えて選考官が見ると疑問点が多い志望動機のパターンを解説した記事です。

志望動機をフレームワークに沿って作成することで、論理性を担保しつつ企業ごとに志望動機を考える労力を削減することも可能です。

エントリーシート(ES)志望動機におけるフレームワーク-6つのステップで書き方を解説-

志望動機のフレームワーク

ここからは、先ほど紹介した志望動機のフレームワークを基に、各ステップの詳細や注意点について解説します。

6つのステップ

(1)成し遂げたいこと・目標

(2)きっかけとなる経験

(3)企業選びの軸

(4)他に受けている業界および他の業界ではダメな理由

(5)具体的に取り組みたい仕事

(6)業界の中でもその会社の理由

エントリーシート(ES)志望動機のフレームワーク(1)成し遂げたいこと・目標

志望動機を書く時はまずはあなたが「キャリアを通じて何を成し遂げたいのか」というモチベーションの根源を伝えるようにしましょう。

どんなことを企業で成し遂げたいのか、働く上ではどんなことをしたいのか志望動機に書くことで、高い気概を持って仕事ができる人材であることを示すようにしましょう。

もちろん、成し遂げたいことがその業界で成し遂げたいこととして的外れな場合は評価されないので注意してください。

また就活生の中にはやりたいことが見つからずにつまずいてしまう人も多いのですが、その原因は仕事がどのようなものか分からないからという部分が大きいと思います。

そういった就活生はまず世の中にはどんな仕事があるのか、説明会やOB訪問などで「仕事」への理解を深めることをおすすめします。

参考:【目標がない人必見】就活での成し遂げたいことの答え方|良い例・悪い例付
→就活の場で聞かれる「将来の夢」についての記事です。多数の内定者ESに加え、「仕事」に触れることの有用性について解説しています。

エントリーシート(ES)志望動機のフレームワーク(2)きっかけとなる経験

志望動機を書く際のフレームワーク2つ目は「なぜそのような目標、企業選びのポイントを設定したのか」を自分自身の経験から語ることです。

どんなに立派な成し遂げたいこと・目標があったとしても、自分自身の経験に深く根ざすものでなければ説得力に欠けます。

きっかけとなる経験を語らず、企業のごきげんを取るようなエントリーシート(ES)を稀に見かけますが、志望動機で語るべきは「自分が何をしたいのか・どんなことにやる気を持って取り組めるか」ということです。自分自身の経験をふまえ自らの志向が伝わる書き方・作り方を心がけましょう。

参考:あなたの志望動機が共感されないのは自分の経験に根ざしていないから?
→「きっかけとなる経験」についての記事です。きっかけとなる経験があることで志望動機の説得力がどう増すのか、内定者のESと共に解説しています。

エントリーシート(ES)志望動機のフレームワーク(3)企業選びの軸

志望動機のフレームワーク(1)で成し遂げたいことを語りましたが、同時に企業選びの軸も明確にしておきましょう。

成し遂げたいことや目標を達成するため、どのような視点で企業を選んでいるのかを一言で示せるようにしましょう。

また志望動機には企業選びの軸も就活生自身の過去の経験と紐づけて書くようにしましょう。

企業選びの軸がまだ定まっていない方は、下記参考記事にて軸の定め方を解説していますので是非お読みください。

参考:【就活における7つの企業選びの軸】自身の軸に合った業界を知ろう
→企業選びで使える7つの分類軸を紹介し、志望業界を決める際のヒントを紹介している記事になります。

エントリーシート(ES)志望動機のフレームワーク(4)他の業界ではダメな理由

志望動機のフレームワークに基づき、成し遂げたいこと・企業選びのポイント及びそのきっかけとなる経験を書いた上で次に他の業界ではなく志望業界の理由について話しましょう。

ポイントとしては、「他の業界」が志望動機のフレームワーク(1)や(3)に基づいた適切な業界かということです。ここを損ねてしまうと志望動機の信憑性が揺らいでしまいます。

また、ここでは志望業界と他業界の比較になりますが、志望動機を書く際にこの部分を適切に語れる就活生は少ない印象があります。この部分を志望動機に書けるだけで大きな差別化に繋がりますので、志望動機を書く際には留意するようにしましょう。

エントリーシート(ES)志望動機のフレームワーク(5)具体的に取り組みたい仕事

続いては志望業界で具体的に取り組みたい仕事を語りましょう。

ここも非常に大切な内容で、志望動機において企業が知りたいこととしては1、2を争うものだと考えられます。

というのも、企業が求めているのは自社の情報をたくさん知っている人ではなく入社後に活躍してくれる人であるためです。

入社後に取り組む仕事にどれだけ興味を持ち理解をしているのか、この点を具体的に志望動機に書くことは極めて重要なことになります。

この項目はある程度業務内容と今後の方向性について理解した上で話をする必要があります。もちろん志望動機のフレームワーク(1)で掲げた成し遂げたいこと・目標につながる具体的な仕事を挙げるようにしましょう。

参考:エントリーシート(ES)や面接で選考官に仕事理解を示すには、興味のある部門と職種内容を語る
→志望動機における仕事内容の理解の良い例と悪い例を解説しています。営業職を例に、仕事内容とその上でアピールしたい強みを解説しています。

エントリーシート(ES)志望動機のフレームワーク(6)業界の中でもその会社の理由

志望動機におけるフレームワークの最後は同業他社の中でもその企業を志望する理由を語ることです。

志望動機を書く際に業界の中でもどの企業を志望しているのかを語るには、適切な業界研究や企業研究が必要ですが単純に捉えると以下の三つのアプローチが代表的なものになります。

  • 企業の強みから語る
  • 企業の社風から語る
  • 社員から語る

上記の3つの観点から各社を比較して志望動機を書くことができれば同業比較は十分と言えるでしょう。

同業他社の比較については以下の記事でも詳しく解説しているためこちらも参考にしてみてください。

志望動機における書き出しのポイントとは

志望動機を作成する前に抑えておきたいポイントは、下記の2点です。

  • 結論を簡潔に伝える
  • 文末は必ず言い切る

結論を簡潔に伝える

志望動機の書き出しには「志望動機の文章全体を論理的にするため」という役割があります。結論(書き出し)を簡潔に伝えることで、文章全体を論理的で一貫性のある文章にすることができます。

文末は必ず言い切る

各社のエントリーシート(ES)には字数の制限があることが多いです。その際「貴社の志望理由は○○だと考えています。」といった表現よりも、「貴社の志望理由は○○です。」という表現を用いたほうが6文字程度の文字数を削減することができ、その分他の要素を詰め込むことができます。

志望動機を書いた後にチェックすべきポイント

志望動機は一通り書いて終わりではなく、もう一度確認することが大切になります。

志望動機を書いた後にチェックすべきポイントは下記の3点です。

それぞれ具体的に解説していきます。

具体性はあるか

就活性が陥りやすい志望動機のパターンとして、内容に具体性がなく抽象的になってしまうというものがあります。

自分のモチベーションや会社への貢献度が伝われば抽象的でも良いという意見もありますが、具体性がある方が内容が人事に伝わりやすく、出来事をイメージしやすいため共感を得やすくなります。

また、共感できるということは自分の経験と共に想いも伝わっていると考えられるため、人事の印象に残すことに繋がるでしょう。

結論ファーストか

文字通り、最も伝えたいことである「結論」を志望動機の冒頭で伝えることです。面接で話す場合も同じことが言えますが、結論を最初に伝えることで、自分の意見を的確且つ効果的に企業側に伝えることができます。

起承転結という組み立て方が一般的に有名ですが、仕事上では基本的に結論ファースト進められます。起承転結で伝えた場合聞き手は「何を伝えたいんだろう?」と思いながら聞かなければならないため効率が悪くなります。

しかし、結論ファーストで伝えたいことを最初の段階で共有し、それに関する考えを整理しながら聞いて貰うことで相手のスムーズな理解に繋がり、結果的に効率的になります。

論理的か、わかりやすいか

論理的な文章を書けているか、伝わりやすい文章になっているかという点も注意すべきポイントです。自分の経験を文章にする場合、自分自身は理解しているがゆえに文章の途中を省いてしまい、前後で繋がりの無い文章を書いてしまったり話が飛んでしまいがちになります。

しかし、志望動機を読む人事はもちろん自分のことを知らない他人です。そのため、誰が見ても分かりやすい文章を心掛けるようにしましょう。

一例ではありますが、論理的且つ分かりやすい文章を書くためには、数字を用いたり、文章中に感情を表す表現を組み込むことが有効とされています。

また、1つの枠内に複数のメッセージがあると、文章にまとまりがなく読みにくい文章になってしまう恐れがあります。そのため、どんなに書きたい内容があったとしても書きたいことは1つに絞るように心掛けましょう。

文字数は適切か

履歴書やエントリーシートの志望動機を書く際に、制限がある場合は志望動機を9割以上、字数制限がない場合であれば、300字~400字程度で書くことが望ましいとされています。

これは、人間が文章を読むスピードは1分間に600文字程度と言われており、それぞれの項目を満遍なくかつ、端的に書くとおおよそ300字~400字程度になるためです また、日々たくさんのエントリーシート(ES)を読まないといけない人事側の目線から考えても、志望動機は300字~400字程度で分かりやすく書かれていることが望ましいでしょう。

人気業界の志望動機の書き方:6業界300人以上のESをunistyleが独自調査 

人気業界の志望動機の書き方と独自調査の結果を解説

ここまでで志望動機の書き方・作り方のフレームワークは理解していただけたと思います。

上のフレームワーク(6)の解説で、その企業を志望する理由を語る際に代表的な3つのアプローチを紹介しました。しかし、アプローチの方法は、他にも様々なものがあります。また、業界や企業によっても就活生が魅力を感じるポイントは異なります。

そこで、unistyle編集部では、人気6業界(商社、金融、コンサル、IT、メーカー、不動産)合計300人以上の選考通過者ESを集計し、「志望動機の中でどこに会社の魅力を感じているのか」を調べました。

今回の調査の内容は以下の通りになります。

対象期間:2020年~2023年の4年分 
対象のES:unistyle上になる本選考ESの志望動機欄
対象業界:商社、コンサル、金融、IT、メーカー、不動産
調査ES本数:302本(各業界約50本)
その他:業界ごとに魅力となるポイントが異なるため、業界別(各業界50社以上)に集計

業界ごとにフレームワークに沿って段階別に色分けをしながら、ES例文の解説も行っているので、ぜひ志望動機を作成する際の参考にしていただければと思います。
志望動機例文はこちら

人気業界独自調査の結果と志望動機の書き方:商社

調査結果

商社の志望動機の魅力を感じたポイント

※商社業界の調査ES本数:52本

商社業界の志望動機の書き方:ES例文・解説

双日もしくは総合商社の事務職を志望する理由を教えてください。 (150字以上300字以内)

人々の生活を支え、世界の生活を豊かにする仕事をしたいという想いがあるからだ。
幅広い事業領域を通して日本だけでなく世界の生活を支えているのが総合商社だ。
中でも貴社では、事務職体感セミナーや座談会に参...
もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかということが大事です。話をより具体化するために数字を出すことが大切かと思います。その方が目に留まりますし。実際に私もESや履歴書には成果を具体的に書いていましたし、面接の際はわかりやすく伝えるようにしていました。「売り上げを増加させました」よりも、「売り上げを2倍にしました」の方がイメージしやすく、相手にも伝わりやすいですよね。 もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかという、
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
商社業界の志望動機ES例文
三井物産
伊藤忠商事
丸紅
兼松
長瀬産業

人気業界独自調査の結果と志望動機の書き方:金融

調査結果

金融の志望動機の魅力を感じたポイント

※金融業界の調査ES本数:51本

金融業界の志望動機の書き方:ES例文・解説

野村證券への志望動機を記述してください。(300文字以上)

「貯蓄から投資へ」の流れと資産運用の必要性が叫ばれ「人生100年時代」と称される今、証券業界は非常に大きなビジネスチャンスを迎えている。
その中でも、業界トップならではの情報量の多さと独立系ならではの...
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。

人気業界独自調査の結果と志望動機の書き方:コンサル

調査結果

コンサルの志望動機の魅力を感じたポイント

※コンサル業界の調査ES本数:50本

コンサル業界の志望動機の書き方:ES例文・解説

コンサルティングファームを志望する理由を教えてください。(文字数自由)

「企業の課題を解決することを通じて、日本企業をつよくしたい」これがコンサルティングファームを志望する理由です。
現在労働人口の減少、第四次産業革命の到来、国内市場の飽和などの外部環境により、企業は変革...
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?きっと人事の方はこう言うでしょう。
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、

人気業界独自調査の結果と志望動機の書き方:IT

調査結果

ITの志望動機の魅力を感じたポイント

※IT業界の調査ES本数:49本

IT業界の志望動機の書き方:ES例文・解説

第一志望会社の志望動機をご記入ください(400字以内)

私が社会で成し遂げたいことである「人々の暮らしの豊かさの実現に貢献する」ことが貴社で達成可能であると考えたからである。
私はアルバイトでの商品管理において、手書きかつペーパーからデータベースによる一元...
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように、学生の人気というものは年々変遷していきます。自分が将来成し遂げたいことはなんであって、そこに対して自分が就職活動で持つべき企業選びの軸はどこにあるのかを考えた。
また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。

人気業界独自調査の結果と志望動機の書き方:メーカー

調査結果

メーカーの志望動機の魅力を感じたポイント

※メーカー業界の調査ES本数:50本

メーカー業界の志望動機の書き方:ES例文・解説

志望動機

全ての人が自分らしく生きる社会を実現したいからだ。
私は学生時代ニキビに悩んでいたが、化粧品によって自分に自信を持てるようになった経験がある。
この経験から、化粧品には人々を内面から前向きに変える力が...
もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかということが大事です。話をより具体化するために数字を出すことが大切かと思います。その方が目に留まりますし。実際に私もESや履歴書には成果を具体的に書いていましたし、面接の際はわかりやすく伝えるようにしていました。「売り上げを増加させました」よりも、「売り上げを2倍にしました」の方がイメージしやすく、相手にも伝わりやすいですよね。 もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかという、
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。

人気業界独自調査の結果と志望動機の書き方:不動産

調査結果

不動産の志望動機の魅力を感じたポイント

※不動産業界の調査ES本数:50本

不動産業界の志望動機の書き方:ES例文・解説

三井不動産を志望する理由 (300文字以内)

貴社での仕事を通じて、「人と人の交流を創出し、今までにないものを作る」という私の夢を実現するため、志望します。
サークルで優勝を目指す中で、話し合い、全員で勝ちに行くことに拘りました。背景の異なる部員...
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。
不動産業界の志望動機ES例文
住友不動産
野村不動産
森ビル
三井不動産レジデンシャル
東京建物

最後に

エントリーシート(ES)志望動機の書き方 最後に

本記事では、新卒採用における志望動機の書き方について、ES例文や独自調査の結果を用いて解説してきました。

改めて志望動機のフレームワークを整理すると、以下のようになります。

就活生が志望動機で失敗する原因の多くは、上記のフレームワークの(6)「業界の中でもなぜその企業か」から語り始めてしまうことだと考えています。

論理矛盾が起こらない志望動機を書くためには、必ず大枠の論理、志望動機で言えば「どんな仕事をしたいのか」という大きな枠から整理して、徐々に「この業界・この企業で働きたい」という小さな枠に落とし込むことが重要になります。

以下の参考記事では、志望動機におけるフレームワークの(1)(2)(3)を書く上で必須の自己分析のやり方や、志望動機と同じく不可欠の自己PRについての記事もご紹介しています。本記事と併せてご覧ください。

志望動機では企業の志望動機だけでなく「職種」に関する志望動機も聞かれることがあります。

unistyleでは以下に主要6職種の志望動機対策に関する記事を掲載しているのでこちらも参考にしてみてください。

  • 営業職志望者はこちら
  • マーケティング職志望者はこちら
  • 管理部門(人事・総務・経理・法務)志望者はこちら
  • システムエンジニア(SE)職志望者はこちら
  • 研究職・開発職志望者はこちら
  • 生産技術・製造技術・生産管理・品質管理職志望者はこちら

また最後に各業界に特化した志望動機対策記事を紹介します。

"各業界の特徴・業界に特化した志望動機の書き方・各業界大手企業内定者のエントリーシート(ES)例文"などが詳細に解説されていますので、こちらも参考にし今後の就職活動にお役立てください。

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