マスコミ業界の時事問題対策!筆記試験の特徴や過去問、対策本を紹介
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最終更新日:2024年10月21日
一般常識/時事問題試験対策‐企業の出題意図や問題例、解答を解説‐
1.【最新版】就活に役立つ時事問題ネタ15選!各業界への影響も解説
2.一般常識試験のおすすめ本12選を23卒就活生向けに紹介
3.一般常識と時事問題対策におすすめの無料アプリとwebサイト12選を紹介!
4.就活の小論文対策!書き方や時事問題などの頻出テーマを例文付きで掲載
5.【大手企業ES12選】「気になるニュース」を回答する際のポイントは3つ!
6.面接での時事問題対策!答え方のコツや実際に質問した17社も掲載
7.【面接での最近気になるニュースの答え方】回答例・NG例なども解説
8.マスコミ業界の時事問題対策!筆記試験の特徴や過去問、対策本を紹介
マスコミ業界で全般的に言われることは、他業種の企業に比べて採用人数が少なく、倍率がとてつもなく高いということです。
最難関の首都圏大手であってもテレビ局は20~30人、新聞社は60~100人、出版社は10~20人程度の採用人数でしょう。
特に、超高倍率のマスコミ選考で鬼門となるのは筆記試験と1次面接です。
本記事では、マスコミ業界や出版社志望の就活生に向けて、時事問題試験や筆記試験対策に特化した内容を紹介します。試験の特徴やおすすめの対策本、出題企業をまとめたので、マスコミ業界の対策をしたい方はぜひ参考にしてください。
マスコミ業界における時事問題の特徴!筆記試験の過去問も掲載
はじめに、マスコミ業界における時事問題試験の特徴を解説します。以下の4点が挙げられます。
小論文が課せられる場合が多い
1つめは、「小論文が課せられる場合」が多いことです。
採用ホームページやunistyleで掲載している本選考レポートから、選考フローにおける小論文の情報を得ることができます。
朝日出版社や日本経済新聞社では、「ワクチン接種」のような時事問題が題材になった一方で、NHKのように「漢字」をテーマにしたお題が課せられる場合もあります。
過去問やunistyleの本選考レポートを参考にして、テーマの傾向を掴みましょう。
選択式だけでなく、記述式問題も出題される傾向がある
2つめは、「選択式だけでなく、記述式題も出題される傾向がある」ことです。
時事通信社の過去問では、一般常識や時事問題に関する語句や漢字の読み書きの問題が記述式で出題されています。
特に漢字の読み書きは対策本でも特化されやすく、出題傾向が高いので、対策を徹底しましょう。
業界や企業独自の問題が出題される可能性がある
3つめは、「業界や企業独自の問題が出題される可能性がある」ことです。
例えば、フジテレビジョンの筆記試験ではエンタメや謎解き、フジテレビジョンに関する問題が出題されたことが、本選考レポートから明らかになっています。
市販の対策本ではカバーしきれない問題も出題される可能性があるので、業界研究や企業研究も兼ねて知識を蓄えてみてください。
テレビ局内定者のなかには、番組や出演者をすべて暗記して選考に挑んだ方もいるようです。
過去問の情報を入手しやすい
4つめは、「過去問の情報を入手しやすい」ことです。
上記に挙げたように、マスコミ業界の筆記試験の情報は企業の採用HPに掲載されている場合が多いです。過去問や先輩社員の経験談、Q&Aページから試験情報を得られます。
unistyleで掲載している本選考レポートでも試験情報を確認できるので、下記をクリックして企業名を検索してみてください。
マスコミ業界の時事問題対策・筆記試験参考書4選
それでは、マスコミ業界の時事問題対策・筆記試験参考書4選を紹介します。
マスコミ時事問題対策本(1)「マスコミ就職読本 入門編」
同じマスコミ業界と言っても、テレビ、新聞、出版によって試験の詳細は異なります。さらに、同じ業界であっても企業によって試験の内容は異なります。
企業ごとの細かい試験内容などを確認できる一冊が「マスコミ就職読本 入門編」です。
マスコミ志望者のバイブルであり、マスコミ全般に関する初歩的な基礎知識も掲載されています。どんな種類の問題がどの時期に課されるのかを本書から知ることが、筆記試験対策の第一歩でしょう。
入門編以外にも「放送編」、「新聞・出版編」、「広告・エンタテイメント編」があり、自分の志望業種に合わせて読んでおく必要があります。
マスコミ時事問題対策本(2)「朝日キーワード就職2023 最新時事用語&一般常識 」
筆記試験は大きく分けて(1)一般教養・時事問題(2)漢字(3)英語(4)作文・クリエイティブテストの4つの領域に分かれます。
その中でも「朝日キーワード」は一般教養・時事問題に該当します。漢字や英語も巻末に掲載されており、非常に重宝します。
そして何よりこの「朝日キーワード」が優れている点は、「持ち運びのしやすさ」です。
他参考書に比べて小さく、電車の中やアルバイトの休憩時間などでパッと出して、勉強できます。内容もシンプルに時事問題が解説されており、とてもわかりやすいです。最初に購入する筆記対策本としてはベストだと思います。
マスコミ時事問題対策本(3)「新聞ダイジェスト」
マスコミ志望者には超有名な「新聞ダイジェスト」。
毎月発売され、その月の新聞の内容がまとめられています。巻末には問題集がついており、復習もしやすく、漢字の学習もできます。就職活動に向けて早い時期から毎月購入し、勉強することが理想的ですが、なかなか難しい人もいるでしょう。
その場合は、就活前の時期に発売される1年間のまとめバージョン「新聞ダイジェスト 時事用語&問題」を購入し、勉強しましょう。
就職活動前の大学1~3年であっても、マスコミ志望者であれば「新聞ダイジェスト」を定期購読しておくことは大切です。
「朝日キーワード」と「新聞ダイジェスト」の2冊で、時事問題は相当な力が付くことでしょう。
マスコミ時事問題対策本(4)「創」
時事問題&一般教養、作文対策、そして業界研究などにさらに深みをもたせるために「創」はオススメです。マスメディア批評の雑誌であり、本自体が薄いので抵抗なく読むことができます。
「新聞ダイジェスト」同様に月刊のため定期購読することが大切ですが、準備時間が少なく、特定のマスコミだけを志望するのであれば、「○○の徹底研究」が掲載されている号のみ購入するのもいいかもしれません(テレビ局のみ志望→テレビ局の徹底研究)。
また、時事問題試験対策はマスコミ業界に限らず、他業界の選考対策にも役立ちます。一般常識/時事問題試験の対策本についてさらに知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
一般常識試験のおすすめ本12選を23卒就活生向けに紹介
時事問題試験が出題されたマスコミ業界の企業一覧
最後に、時事問題試験が出題されたマスコミ業界の企業一覧を紹介します。unistyleに掲載されている本選考レポートを基に、出題企業一覧を作成しました。
時事問題試験が出題されたマスコミ業界の企業一覧
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最後に
本記事では、マスコミ業界の時事問題試験の特徴、おすすめの対策本、出題企業を紹介しました。
本記事ではあまり触れませんでしたが、マスコミ志望者の選考においては英語能力が試される場合もあります。英語に対して苦手意識がある人は余裕を持ってしっかりと勉強しましょう。
また、作文・クリエイティブテストについては直前の対策で対応できるものではありません。早い段階からテレビや新聞、上記の参考書でネタを集め、実際に書いてみてください。
そして、テレビも新聞も出版もその業種や企業が出している媒体に必ず触れることを心掛けましょう。
テレビ局の対策で言えば「テレビを見ること」であり、新聞社であれば「新聞を読むこと」、出版社であれば「雑誌を読む」ことです。
本記事や下記の関連記事で紹介している内容を参考にし、選考対策を進めましょう。
一般常識/時事問題試験対策‐企業の出題意図や問題例、解答を解説‐
1.【最新版】就活に役立つ時事問題ネタ15選!各業界への影響も解説
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