広告代理店の今後は?最新のニュースや動向・将来性について解説

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最終更新日:2025年03月12日

広告代理店はテレビのCMを手がける仕事などから華やかなイメージを持たれやすく、就活生から人気の高い業界です。

広告代理店を志望する就活生にとって、広告代理店の今後の動向や将来性について知っておくことは必須であると言えます。

そこで本記事では、広告代理店についての最新のニュース今後の動向について解説していきます。

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広告代理店の最新のニュース・動向

初めに、広告業界の現状や最新のニュースについて解説していきます。

業界最大手の電通の調査によると、2019年(1~12月)の日本の総広告費は6兆9,381億円で、2012年から8年連続で前年を上回っています。

また、2019年の日本の総広告費の内訳は以下のグラフのようになっています。

日本の広告費は大きく「マスコミ4媒体広告費」「インターネット広告費」「プロモーションメディア広告費」に分類されます。

特に、インターネット広告費の増加が顕著に表れており、6年連続で2桁成長を遂げています。

日本のGDPがかなり減速する中でも、インターネット広告の急速な成長によって変わらず広告費が増加し続けられているといえるでしょう。

日本の広告費の最新状況を踏まえ、広告代理店は現在どのような局面を迎えているのでしょうか。

ネット広告代理店の台頭

前述した2019年の日本の総広告費の内訳のグラフからも分かるように、2019年度にはインターネット広告費がテレビメディアの広告費を上回りました。

インターネット広告費の増加に伴い、業界の中でインターネット広告代理店の存在感が増してきています。

上記のグラフからも分かる通り、現在広告業界の売上ランキング上位10社のうち4社をインターネット広告代理店が占めている状況となっています。

このインターネット広告代理店の勢い増加の流れは今後も続いていくと考えられます。

また、インターネット広告の需要の高まりを受けて、既存の広告代理店でもデジタル広告部門の設立やネット広告代理店の子会社化を行っています。

その代表例として、電通グループでは電通デジタル、博報堂DYホールディングスではデジタル.アドバタイジング.コンソーシアム(D.A.C)アイレップなどがあります。

ネット広告代理店の業界地図や主な仕事内容については、以下の記事にて解説をしています。
【急成長中のネット広告業界】ビジネスモデルと各プレーヤーの仕事とは

マス広告の衰退

インターネット広告が発達している一方、マス広告は徐々に衰退しているといえます。
マス広告とは、マスメディア(テレビ・新聞・雑誌・ラジオ)を媒体とする広告のことを指します。衰退している理由として、以下の...
もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかということが大事です。話をより具体化するために数字を出すことが大切かと思います。その方が目に留まりますし。実際に私もESや履歴書には成果を具体的に書いていましたし、面接の際はわかりやすく伝えるようにしていました。「売り上げを増加させました」よりも、「売り上げを2倍にしました」の方がイメージしやすく、相手にも伝わりやすいですよね。 もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかという、
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。

インハウス化を行う企業の増加

さらに、広告主(=広告を出したい企業)自身で広告代理店を介さず広告を出稿する「インハウス化」を行う企業も増加しています。
このような状況が生まれているのは、「広告主が自分で広告を出稿し、運用できる環境...
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。

広告代理店の今後の動向

前述の通り、これまでの広告代理店の主戦場であったマスメディアの衰退やインターネット広告の発達に伴うインハウス化を行う企業の増加を受けて、広告代理店は大きく変化をする必要がある局面に立っているといえるでしょう。

そんな現状から広告代理店の将来はどう変化するのでしょうか。

現在の広告代理店の状況を踏まえ、今後の広告代理店の動向として起こりうることを2点ピックアップして紹介します。

デジタル技術の拡大に伴う業界の変化

ネットメディアの発展によってマスメディアの存在意義は大きく変わりましたが、マス広告がなくなるということは起こらず、今後も一定の需要は発生し続けるでしょう。
しかし、マス広告やインターネット広告単体とい...
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?きっと人事の方はこう言うでしょう。
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、

コンサルティング業界とのバッティング

上記のような広告代理店の変化によって、今後広告代理店とコンサルティング業界のバッティングが起こると考えられます。

広告代理店とコンサルティング業界がバッティングするようになった経緯を簡潔に表すと以下のようになります。

<インターネット発達以前>
・コンサルティング業界:クライアントの「経営課題」をもとに経営戦略を立案
→上流の課題解決
・広告代理店:クライアントの「商品やサービス」の宣伝方法の提案及び実行
→下流の...
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように、学生の人気というものは年々変遷していきます。自分が将来成し遂げたいことはなんであって、そこに対して自分が就職活動で持つべき企業選びの軸はどこにあるのかを考えた。
また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。

まとめ

今回の記事では、広告代理店の今後について最新のニュース・将来像などについてに紹介していきました。

広告代理店の今後について理解を深めることで、広告代理店で働く姿をより具体的にイメージすることができます。

本記事を参考に、広告代理店の今後について理解を深めていきましょう。

以下では、広告代理店に関連する記事を載せておりますので、是非ご覧ください。

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