MENU

Unistyle registration 680*80

更新情報2017/04/19(Wed)内容を更新しました!

大林組のESと採用HPから考える大林組の求める人材

大林組のESと採用HPから考える大林組の求める人材

掲載開始日:2017年04月19日
最終更新日:2017年04月19日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

大林組といえば1892年創業の大手総合建設会社であり、鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中工務店とならびスーパーゼネコンと呼ばれています。東京スカイツリーの施工、京都タワービルの施工などを担当しているのが、今回扱う大林組です。
文系でもトップクラスの学生が目指すデベロッパーと比べると、人気はやや落ちるとはいえ、建設業界も現在では不動産開発を行っている部署もあります。さらにゼネコンは積極的に海外展開を図っており、海外志向の就活生にとっても注目の業界とも言えそうです。

それではまず、そんな大林組の事業内容と採用HPからどのような人材が求めているのかを見ていきましょう。

事業内容と採用HPから考える大林組の求める人材

入社3年目の秋、ドバイメトロプロジェクトの現場への赴任が初めての海外勤務でした。
入社以来、海外事業に携わりたいと思っており、半年に一度、希望部署を申告する自己申告制度でも海外希望を伝えていました。赴任が決まった時は胸が躍ったのと同時に、未経験の海外現場での仕事に不安を感じたことを覚えています。
海外留学を決意したきっかけは、ドバイの現場で先輩、上司と意見を交わし、戦略的な海外展開を進めるためには、体系的なビジネスの知識と多種多様な国籍、職業の人をリードする力が必要であると感じたからです。建設業は地域に根付いた産業であり、海外では商習慣の違いから日本のやり方が通用しないことがあります。プロジェクトベースでの進出のみではなく、現地建設会社のM&Aやアライアンスによる、ゼネコンのポートフォリオ、サブコン、サプライヤーとのネットワーク構築により、現地での強固な地盤を形成することが重要です。(中略)ドバイメトロプロジェクトは、全長が山手線2周分以上もある鉄道工事で、従事する人の数は約3万5,000人に上りました。私は入社3年目ながら、人事課40人を取りまとめる立場を任されました。経験の浅い自分が、いかに信頼関係を築き、どうしたら現地スタッフが気持ち良く働き、成長することができるかを考える日々でした。
取り組んだことは、スタッフとの定期的な面談です。日々のコミュニケーションに加え、定期的な面談を通して文化的な違いを埋めるとともに、スタッフ側のニーズ(やりたい業務や給与、懸念事項など)を聞き出し、各自の目標設定と業務分担の効率化、最適化に努めました。人を動かし自分も動くプレイングマネージャーであることが求められますが、こうした自分の判断やチームを動かす力が結果に直結しており、大きな責任と達成感を感じることができました。

参考:海外社員の仕事(イギリス)

こちらは、ある社員の入社三年目時の経験です。
この方はドバイでのプロジェクトの経験から、『ドバイの現場で先輩、上司と意見を交わし、戦略的な海外展開を進めるためには、体系的なビジネスの知識と多種多様な国籍、職業の人をリードする力が必要であると感じた』と述べています。このことからもわかるように、ゼネコンの海外での仕事では国籍や職業も違い、価値観も異なっている人々とも仕事を行っていかなければなりません。このことを「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」に照らし合わせてみると、「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」人材が求められていると導くことができます。
また事業内容からもわかるように、ゼネコンは様々な価値観を持った人々とともに仕事をする事です。例えばクライアントとゼネコンの立場一つとってもかなり違うと思います。クライアントはできるだけコストをかけずに建物を建てたい、ゼネコンは利益を上げたいと考えており考え方が異なっています。ですが、事業を成功させるためには双方の協力は不可欠であり、利害関係者をうまくまとめあげていく必要があるでしょう。

営業マンとして、お客様がどのような建物を必要としているのか、ニーズを聞き出し、社内のプロフェッショナルたちと協力して最適な提案を創り上げていく仕事です。プロジェクトを形にしていくためには、営業マンが会社の顔としてお客様に信頼され、良好な人間関係を構築することが必要不可欠です。それが営業の生命線であると思います。信頼を勝ち取り、プロジェクトに関わる有力な情報を引き出すことができれば、社内関連部門の士気も上がり、メンバーの皆が一丸となって取り組むことで、お客様の期待以上のものを創ることができます。

参考:社員を知る(営業)

こちらは、営業担当の社員の働き方です。営業として大切なことは何かについて述べているようです。
『営業マンが会社の顔としてお客様に信頼され、良好な人間関係を構築することが必要不可欠です。』という部分から信頼関係の構築が不可欠であることが伝わってきます。ここの引用でも述べられているように営業とは『お客様がどのような建物を必要としているのか、ニーズを聞き出し、社内のプロフェッショナルたちと協力して最適な提案を創り上げていく仕事』です。そのため、先ほどの5つの強みのうち「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」という能力も同時に求められていることがわかるでしょう。

では続いてESの設問を見ていきましょう。

大林組のES設問

(1)全国型を志望する理由(80文字以内)
(2)学業以外の活動で継続して取り組んできた事項(300文字以内)
(3)自己の特長・長所(セールスポイント)(250文字以内)
(4)最大の失敗と、そこから何を学んだか(300文字以内)
(5)建設業に興味を持った理由および大林組でやりたい仕事とその理由(400文字以内)

参考:大林組の企業情報

設問(1)「全国型を志望する理由」について

志望動機の中でも働き方について、なぜ全国型を志望するのかが問われています。大林組の場合の全国型とは勤務地を限定せず、国内および海外のいずれの地域においても勤務するということを指します。全国型に対して、勤務地を大林組の各支店管轄地域内に限定しする拠点型という勤務の方法もあります。いわゆる総合職とエリア職に近い形かもしれません。両者を比較する中で、全国型のメリットを語るだけでなく、「なぜ拠点型ではダメなのか」という点にまで指摘できるといいでしょう。

設問(2)「学業以外の活動で継続して取り組んできた事項」について

学生時代頑張ったことについて学業以外で述べる設問です。今回はわざわざ「継続して」という指定がありますので、学生時代に頑張ってきたこと、例えばサークル、部活、その他の活動を書いていかなければなりません。一つの物事に関して浮気することなくひたむきに取り組むことができる人材が欲しいという企業側からの意図があるとも考えることができます。「内定レベルの学生時代頑張ったことが10分で書ける学生時代頑張ったことのフレームワーク」に沿って結論から順に述べる中で、継続力だけでなく、先述の大林組が求める強みを持っていることをアピールできるようにしておきましょう。

設問(3)「自己の特長・長所(セールスポイント)」について

自己PRについての質問であり、「内定レベルの自己PRが簡単に書ける自己PRのフレームワーク」では①強みにあたる部分が直接的には尋ねられています。もちろん強みを述べて終わりというだけでなく、フレームワークに沿った形でその根拠となるエピソードや方法論にまで言及することで説得力のある内容にまとめあげましょう。前設問で述べることができなかった求める強みがある場合はこちらで触れるといいと思います。

設問(4)「最大の失敗と、そこから何を学んだか」について

この設問ではどんな失敗をしたのか、その失敗から学んだことについてたずねられています。仕事を始めていくとどうしても失敗することは出てきます。ここで失敗する事があってもその失敗から学んで改善していかなければなりません。そのため会社に入っても失敗→改善の流れが出来るのかをたずねているのでしょう。書き方については『「これまで直面した中で最大の困難・挫折について教えてください」という設問に対する内定者の回答事例集』を参考にしていただきたいです。ここにかいてあるのは主に学生時代に頑張っていた活動で直面した困難な点を書かれています。また、受験という壁にあたったというのは誰もが経験するものであり、なかなか共感されづらいものです。ですが、主体的に頑張った経験を元に書くと共感も得やすく伝わりやすいのでそのように書いていきましょう。

設問(5)「建設業に興味を持った理由および大林組でやりたい仕事とその理由」について

志望動機に関する質問です。志望動機は、成し遂げたいことが当該企業における内容として適切であるか、およびその内容が自身の経験から導かれているかがポイントとなります。「内定レベルの志望動機が10分で書けるフレームワーク」では③企業選びの軸・④業界比較・⑤取り組みたい仕事に該当する部分が尋ねられています。今回は400文字と比較的しっかりとした内容が書ける字数が設定されていますので、その他の項目についてもフレームワークに沿ってロジカルな内容にしていくといいでしょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。
大林組のHPから読み取れたことは「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」という能力、「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」という能力が必要ということがわかりました。ESでは学生時代の経験に関連した設問が目立つという形になりました。文系の方々はどうしてもディベロッパーに目が行きがちですが、建設業界は東日本大震災の復興のための建設需要、東京オリンピックなどがあり、今勢いのある業界と言えるでしょう。以下のビジネスマップも参考にしながら、「何となく人気があるからディベロッパー」ではなく、不動産に携わる業界についてしっかりとした業界比較を深めていってください。

 

 

photo by Kentaro Ohno

    Obogkyoto uni
    %e3%83%88%e3%83%bc%e3%83%9e%e3%83%84%e3%83%90%e3%83%8a%e3%83%bc
unistyle
新規会員登録
unistyle
unistyle
unistyle