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本当に必要な本はこれ!自己分析にオススメの本をタイプ別に紹介
最終更新日:2019年12月04日
就活では必ず行う自己分析。自己分析は行う手段が数多くあり、どの方法で行えばいいのか迷った経験がある就活生もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では数多くある自己分析の本を、「基礎から理解したい」「シートを用いて進めたい」など活用方法別で紹介しています。
自己分析は自分に合った方法で行うのが一番効果的なので、どの方法で行うべきか考えながら読んでみてください。
- 本記事の構成
- 自己分析の目的とゴール
- 自己分析で読まれる代表的な本・書籍と自己分析本の選び方
∟「自己分析とは」からしっかり理解して進めたい就活生にオススメの本
∟ワークシートを用いて進めたい就活生にオススメの本
∟診断を用いて進めたい就活生にオススメの本 - 自己分析で本を使用するメリット
- 最後に
自己分析の目的とゴール
【内定に繋がる自己分析の7ステップ】就活における自己分析のやり方・方法とはにもあるように、unistyleでは自己分析の目的を「企業選びの軸を明確にすること(=志望動機)・自分の価値観、性格、強み、弱みを知ることで、自分のことを他人に分かりやすく伝えられるようにすること(=自己PR)」と定めています。
上記の目的を達成するためにも、自己分析本を使用することは有効だと考えています。そこで、以下で自己分析に活用できるを紹介していきます。
自己分析で読まれる代表的な本・書籍と自己分析本の選び方
自己分析をするために本を購入したいと考えている際には、自分に合ったものを選ぶことが重要です。
どれだけ紹介サイトでオススメされていたり、Amazonなどでランキング上位に表示されていても実際に手に取り自己分析を進めて行く中で、見にくい・やりにくい、また目的とずれていると感じる本を使って自己分析を行ってもあまり意味がありません。
そこで、皆さんそれぞれのやり方に少しでも合う本を以下の3つに分類して紹介していきます。
- 「自己分析とは」からしっかり理解して進めたい
- ワークシートを用いて進めたい
- 診断を用いて進めたい
「自己分析とは」からしっかり理解して進めたい就活生にオススメの本
自己分析について基本的なところからしっかりと読んで自己分析を進めたい人にオススメの本です。
読むのが苦手という方もいるかもしれませんが、しっかり読んで自己分析を行うタイプの本には、インターネット上で自己分析ができるID付きのものもあるので、楽しんで自己分析をしていただけると思います。
『就活が面白いほどうまくいく 確実内定』
この本では、就職活動を行う上での自己分析の方法はもちろんのこと、就職活動を行う上での基礎知識から、企業分析の方法、ES・面接対策までを全てまとめられています。
また、それらを就職支援活動を行ってきた著者の経験をもとにリアルに語られており、企業側の考え方をわかりやすく教えてくれます。
自己分析においては、時間を掛けてじっくりやるべきという意見が多い中、この本の中では数種類の診断テストを受けるだけで正しい自己分析ができると述べられています。
効率よく就職活動を進めたいと考えている人にはオススメの一冊です。
「自己分析の重要性を深く知る」ためにも一度読んでみてください。
『ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップ』
ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップ
この本は、就活生というよりも、人生のキャリアに悩む社会人を念頭に置いて書かれたものです。
各章ごとに演習を伴うプロセスがあり、それら全てを通して自己分析を行います。自分のスキルを認識したり、自分を再発見したり、何がやりたいのかを見極めたりするのにうってつけの内容です。
『あなたが「一番輝く」仕事を見つける 最強の自己分析』
2009年に刊行された『あなたの転職がわかる 最強の自己分析』を今の就職市場に併せてリニューアルして刊行された本です。
キャリアコンサルタントとして、就活生の面接や企業の採用担当者の研修を通じて「企業の本音」を知る著者が自己分析の考え方やノウハウを中心に自分の強みが仕事にどう結びつくのかを明確に見えるようになっています。
ワークシートを用いて進めたい就活生にオススメの本
読書が苦手という方は、実際に手を動かしながら進められるワークシートを用いて自己分析を行ってみましょう。
ワークシート形式のものは、順を追って記入していくものがほとんどなので、考えながら自然と自己分析を進めることができます。またワークシートを用いることで、自分の頭の中身を整理し言語化しつつ進められるため、アウトプットにもつなげることができます。
自己分析は最後まで行うことが最も重要であるため、読書が苦手な方はこちらを利用することをオススメします。
『受かる!自己分析シート』
「学生時代、一番忙しかった時はいつですか?」のような質問にひたすら答えていく自己分析シートが特徴の自己分析本です。サブタイトルは「41のワークシートから自分の価値が見えてくる」となっています。
章構成を簡単にまとめると「自己分析シート」→「他己分析シート」→「企業研究シート」→「ESがを書く」という形になっています。
この構成自体は、「【内定に繋がる自己分析の7ステップ】就活における自己分析のやり方・方法とは」でも述べた、いわゆる自己分析ファーストの考え方に基づいていると思われます。
「企業探し」からではなく、自分の経験を振り返りわかった軸をベースに志望動機を考えることは論理性を保つうえで必要になります。
『絶対内定2021』
絶対内定シリーズは自己分析に限らず、就職活動のバイブルとして有名な書籍です。
絶対内定シリーズでは、就職活動においてやるべきことについて網羅的に触れられている点が特徴です。
自己分析に正解はありませんし、ましてやこの本を読めば絶対に内定を獲得できるというわけはないのですが、就職活動の全体像を掴むうえでは参考になることも多いと思います。
考えるシート
自分の考えをまとめたい、考えを伝えるために言語化したいと思っている就活生にオススメの1冊です。
本書には、志望理由を書く時や自己紹介をする時など、シーンに応じたシートが用意されています。各ページに用意された問に答えていくだけで、自然と考えることができESや面接に繋がる答えを導き出すことができます。
文字にして書き出すため自分の言葉で言語化することができ、アウトプットの練習にもなるのではないでしょうか。
診断を用いて進めたい就活生にオススメの本
自己分析を行う際に、全く自分の強みや弱みをわからないまま進めてしまう人もいるようですが、それは実は危険です。
【内定に繋がる自己分析の7ステップ】就活における自己分析のやり方・方法とはでも述べているように、診断を用いて客観的なデータを用意しておくことで、自己分析をブレることなく最後までやり抜くことができます。
どうしても主観に頼ってしまいがちになってしまうという人は、一度診断を用いて客観的に自分のことを理解しておきましょう。
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう新版 ストレングス・ファインダー』
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
180の質問に答えていくことで人間が持つといわれている34の資質の上位5つを発見できるストレングス・ファインダーのコードが付いていることで有名な書籍です。
中古の書籍を購入してしまうとそのコードは使用済みになっているケースが多いので診断を受ける場合は必ず新品で購入しましょう。
「人は自分の弱みを改善するよりも、自分の強みに意識を向けそれを活かすことで最大の能力を発揮する」という考えのもと書き下ろされており、34全資質について適職、相性のいい資質、弱点など多くのインサイトが書かれているのが特徴です。
もちろん、診断結果を鵜呑みにしてそのまま自己PRで使用するのは避けてほしいですが、この診断結果を切り口に今一度自身の経験を掘り返してみると、今まで気付かなかった新しい角度から自己PRすることができると思います。
『9つの性格エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係』
9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係 (PHP文庫)
「全ての人は9つのタイプに分けられる」という、世界各国で科学的に検証され、日本の一流企業の人事研修にも採用されている人間学エニアグラム(9つの図)が特徴の本です。
20問の質問に答えるだけで簡単に自分のタイプを知ることができるので、自分の能力や個性を最大限に活かす方向性を知ることができます。
さらに、相手の長所・短所も分かるようになっているので、良好な人間関係を築く上でも役に立ちます。
自己分析本を使用する2つのメリット
メリット(1) 考えた内容をわかりやすく整理できる
自己分析本は構成としてわかりやすくまとめられており、自分の経験を振り返る際に、考えた内容を整理しながら可視化してくことができます。
実際に自己分析をする時は、紙とペンがあればツールとしては十分ですが、考えたことを図表で表すなど、見やすくするために、自己分析本を用いるのは効果的だと言えます。
メリット(2) 過去の経験を振り返るきっかけになる
自己分析の出発点は過去の経験を洗い出すことです。
自己分析本の多くは、この過去の経験を洗い出す作業に基づいています。すなわち、自己分析の入口としてこれらのツールを使ってみるのは効果があると考えられるでしょう。
もちろん、それらで自己分析の全てが完結できるというわけではないので、ただ読んでやればいい訳ではないことを認識しておいてください。
最後に
自己分析は就職活動で非常に重要なステップですが、そのやりづらさから、とりあえずシートや本をやっておけばいいかと思ってしまいがちです。
そのため本記事を読んで、自己分析の意図や目的を見失うことなく、改めて自己分析シートや自己分析本との向き合い方について考えるきっかけとなれば幸いです。
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