カテゴリ別!自己分析を効率的に進めるための質問リスト
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最終更新日:2024年10月25日
1.自己分析とは
2.自己分析のやり方を7ステップで解説
∟過去を振り返るための106の質問項目
3.自己分析シートの使い方(他己分析・SWOT分析等も解説)
4.自己分析本の選び方
5.自己分析に活用できるテスト
∟自己分析にオススメのツール8選
自己分析は過去の経験をもとに自分の性格や特徴を知り、他者に伝えるための準備として行います。
人が無意識のうちに選択している行動は、過去も現在も大きく変わるものではありません。そのため自己分析を通して過去の経験を振り返りどんな選択をしてきたかを知ることは、自分の将来を予想することに繋がります。
しかし、過去の経験を振り返ることは簡単ではなく一筋縄ではいかないのが現実です。
そこで本記事では、過去の経験を振り返るのに役立つ質問例をまとめました。ぜひ自己分析を行う際に参考にしてみてください。
自己分析のやり方3選
「自己分析」は自分の経験や感情を振り返る重要な作業です。
自己分析を行うと、自身の強みや弱み、価値観がわかります。 自身でも気付いてなかった長所や短所、企業選びの軸ができ、自身の志向に合った企業を選ぶ事ができます。
また、事前にしっかりと自己分析して認識した長所や短所は、採用担当者にも説得力のある説明ができるようになるでしょう。
自己分析は、企業にあなた自身を知ってもらうために欠かせません。
就職活動をするうえで、必須の自己分析ですが、「やり方がよくわからない」という方も多いのではないでしょうか。
本記事では、自己分析によく使われる下記の手法3選について解説します。
自分史
自分史は、過去から現在に至るまでの経験を時系列にまとめた年表のようなものです。
これまでの経験の中で、努力してきたこと、ターニングポイントになった出来事を書き出していく手法です。 思いつくままに書くことで、自身の好みや傾向、価値観などがわかってきます。
自分史で自己分析をすると、自身が何を大切にしていて、物事の判断軸がわかってくるため、企業選びに迷った時も後悔のない選択ができる可能性が高くなります。
2 なぜその出来事を書いたのか深堀りする
3 出来事の中で、「頑張ったこと」「モチベーション」などを記載する
4 選んだ出来事の共通点や経験から学んだことを書く
マインドマップ
マインドマップとは、自身の思考を書き出し、具体化して視覚化する手法です。
自身の思考を視覚化するため、1つのキーワードに対して思考や発想を広げていくことができます。 マインドマップを制作すると自身の頭の中を整理できます。
自身の興味関心の方向性を可視化できるため、将来なりたい姿や、強みを生かして活躍できる環境などを把握することができます。
マインドマップを作成するときはA4サイズ以上の大きめの紙を用意するとよいでしょう。
2 自身の掘り下げたいテーマを決めて書き込む
3 テーマに対して思いついたことをすべて書き出していく
モチベーショングラフ
モチベーショングラフとは、過去の出来事を振り返り、自身の気持ちがどのように変化したかをグラフ化したものです。
自身のモチベーションが向上、低下する要因がわかるようになり、より深い自己分析ができるようになります。 モチベーショングラフを作成することで、自身の価値観やどのようなことで、モチベーションが変化するのか源泉を知ることができます。
過去を振り返るときは、なぜそう感じたのか、何があると気持ちが変化するのかなどを具体的にすると考えやすくなります。
2 感情の上り下がりを結んでグラフ化する
3 グラフの変化をもとに、なぜ印象に残っているのか、なぜ感情が大きく変化したのかを深堀りする
4 気持ちが変化するときの共通点やこだわり、得意なことや苦手なことを探す
【自己分析】過去の出来事を整理するための質問項目
unistyleでは、自己分析の定義を「過去の経験から、今の自分を形成している価値観、強み・弱み、思考を理解すること。またそこから将来のなりたい像を明確にすること。」と定めています。
本記事では自己分析を行う方法として『簡単にできる自己分析のやり方8選!-やり方別のメリット・デメリットをunistyleが独自調査-』でも述べている下記の7ステップを紹介しています。
1.自分を客観的に判断できるデータを準備する
2.過去の自分自身の出来事を把握する
3.過去の経験に感情を付け足す
4.過去の出来事を深掘りする
5.過去の出来事に対して「どんな行動をとったか」を考える
6.過去の出来事を振り返り「共通点」を探す
7.職種など企業選びの軸を考える
この7ステップの中でも今回は「2.過去の自分自身の出来事を把握する」で使える質問を掲載していきます。
冒頭で述べたように、過去の経験を振り返ることは、将来のやりたいことを探すことに繋がります。
例えばアルバイトの経験で事務作業よりも接客業のほうが楽しいと感じたことがあるのであれば人と接する営業が向いているのかもしれません。
また、どんな仕事をするかよりも誰と仕事をするのかが重要だと感じている人であれば、一緒に働く人の面から企業を選んでいくほうが良いでしょう。
上記の様に、自分の過去の経験をもとにそのときに感じたことを振り返ってみることは、将来のことを考える上でとても重要です。
以下で幼少期・小学校・中学校・高校・大学と年代別で質問例をまとめているので、質問に答えながら過去を振り返ってみてください。
【自己分析】幼少期に関する質問項目
幼少期の体験は人格の形成に大きな影響を与えると言われています。また、面接で「幼少期の●●な経験により○○な性格になりました。」と言うことができると、より説得力のある回答をすることができます。
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【自己分析】小学校に関する質問項目
次に小学校のときの出来事を整理していきましょう。
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【自己分析】中学校に関する質問項目
部活動や受験勉強、体育祭や文化祭等、中学生の時代にしか味わえない様々な思い出を振り返り、自分の性格や考え方、友人関係はどの様に変化したのかや、自分に大きな影響を与える出来事は何だったのかを考えてみましょう。
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【自己分析】高校に関する質問項目
中学校時代と同様に部活動や受験勉強、体育祭や文化祭等、高校時代にしか味わえない様々な思い出を振り返り、自分の性格や考え方はどの様に変化したのかや、自分に大きな影響を与える出来事は何だったのかを考えてみましょう。
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【自己分析】大学に関する質問項目
アルバイトにサークル、ゼミ、インターン、留学等、記憶も新しく様々なことにチャレンジできる大学生時代。アルバイトやインターンで働いた経験は将来のキャリア形成に大きな影響を与えるものの1つです。就活では、特に大学時代の出来事を深く聞かれることが多いので、しっかりアウトプット出来る様に準備をしておきましょう。
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ここまで様々な質問を列挙してきましたが、自分の過去の経験を振り返ることができてきたでしょうか。
自己分析をするにあたって上記以外にも有用な質問を、SHOWROOMで有名な前田裕二さんが出している『メモの魔力』を参考にまとめてみました。以下の質問を幼少期・小学校・中学校・高校・大学とそれぞれの年代で振り返ってみてください。
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【自己分析】性格・価値観を理解するための質問項目
つぎに、経験や性格についての質問リストを紹介します。
過去の経験や価値観を深堀りすると、自身の経験から学んだことや強み、失敗経験から自身の弱みに気付けます。
今の自分を知ることで、価値観や仕事の志向性を把握することもできます。 自己分析をもとに、エントリーシートや面接で、自身がどのような人かをわかりやすくアピールできるようになります。
これからの就活のためにも、しっかりと自己分析を行いましょう。
【自己分析】性格に関する質問
まずは、性格についての質問です。 普段の行動について分析してみましょう。
より客観的な意見が欲しいときは、友人や家族など第三者に聞いてみると良いでしょう。
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【自己分析】家族・親戚に関する質問
家族に関する質問は、自身の人格や根底にある考え方が生まれるきっかけになります。
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【自己分析】友人・知人に関する質問
これまでの人間関係についても振り返りましょう。
仲の良い友人関係だけでなく、過去に対人関係で悩んだ経験についても深堀しましょう。 友人や知人に対しての質問項目では、対人関係やコミュニケーションの取り方などが見えてきます。
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【自己分析】趣味・嗜好に関する質問
趣味や嗜好に関する質問は、企業がどのような人柄なのか素の部分を知るために聞かれることがあります。
自分はどのようなことに興味があり、どういった人柄なのか面接官に伝わるようにしっかりと対策しておきましょう。
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アウトプットができたら、次はより中身を深堀りしていく段階になります。詳しい方法は、下記の記事で紹介しているので参考にしながら自己分析を続けてみてください。
簡単にできる自己分析のやり方8選!-やり方別のメリット・デメリットをunistyleが独自調査-
職業適性テスト(Gテスト)は、簡単な問題に答えることで基礎的な能力を測り、自分の能力や特性に合った職業を探すことができる診断テストです。
厚生労働省のWebサイトである「job tag」(職業情報提供サイト/日本版O-NET)から診断することができます。自己分析の中で診断ツールを使用する際に参考にしてみてください。
最後に
本記事では自己分析に役立つ質問項目をまとめました。
これから自己分析を行うという就活生は、丁寧に過去を振り返るようにして下さい。丁寧に振り返ることが、より正確な企業選びの軸に繋がります。
自己分析を一度やったことがあるという就活生も、ESや面接を通して気づいたことを書き足してみることで、新たな自分の一面に気づくこともあるので、一度で終わらせることなく、再度取り組んでみて下さい。
1.自己分析とは
2.自己分析のやり方を7ステップで解説
∟過去を振り返るための106の質問項目
3.自己分析シートの使い方(他己分析・SWOT分析等も解説)
4.自己分析本の選び方
5.自己分析に活用できるテスト
∟自己分析にオススメのツール8選