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【新卒】協調性をアピールする自己PRの作り方やポイントを解説|例文有

【新卒】協調性をアピールする自己PRの作り方やポイントを解説|例文有

最終更新日:2020年03月02日

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就職活動中に「協調性」をアピールする学生は非常に多いです。ほとんどの仕事には役割分担があり、他人との協力が必ずと言って良いほど求められることから、学生が協調性を自己PRに用いるのも理解できます。

しかし、「協調性」は自己PRの定番であるため、他の学生と内容が重複しやすく埋もれてしまう可能性も高いです。また、学生の考える「協調性」と企業の求める「協調性」の間にはズレがあるのか、企業から評価されない協調性をアピールした自己PRもちらほらと見かけます。

この記事では、企業の面接官から評価される「協調性」をアピールした自己PRの作る際の注意点について紹介していきます。参考として、有名企業の内定者が作成した自己PRとそれに対するフィードバックを掲載していますので、こちらもご活用ください。

自己PRを作成する方法を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

参考:【就活】自己PRの書き方を解説!7ステップで簡単に書ける|例文有

企業が求める協調性とは何か?

企業が求める協調性とはまず初めに、そもそも企業が求める「協調性」とは何かについて考えていきましょう。国語辞典では協調性を以下のように定義しています。

きょうちょうせい【協調性】

他の人と物事をうまくやってゆける傾向や性質。「ーに欠ける」

参考:大辞林 第3版

このように「協調性」という言葉の定義は非常に抽象的であるため、人によって解釈に幅があり、捉え方が大きく異なります。

協調性を「人の和を乱さない」や「誰とでも仲良くなれる」といったコミュニケーション能力のようなものと捉える人もいれば、「意見の対立を解消できる」や「話し合いをまとめることができる」といったリーダーシップのようなものと捉える人もいると思います。

企業の求める「協調性」を理解するためには、実際のビジネスの現場で「協調性」がどのようにして求められているのかをイメージしてみるのが良いと思います。

ビジネスにおいて協調性とは"調整役"の意味を持ちます。具体的には、立場の異なる人と協力しながら様々な異なる意見を調整し、成果に繋げるという役割です。

仕事では企業内外関わらず、年齢、経歴、立場、考え方の様々な人たちとともに共通の目標の達成のために取り組まなければなりません。

そのため企業は「価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる力」つまり、自分の意見を主張する発言力と相手の意見を受け入れる柔軟性を兼ね備えた人物を求めていると言えます。

そのため、企業が求める協調性とは"価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる力"であり、企業は"自分の意見を主張する発言力と相手の意見を受け入れる柔軟性を兼ね備えた人物"を欲していると言えます。

協調性が重視される5つの業界

協調性を重視している業界【エントリーシート作成に役立つ自己PRの書き方】ES例文12選付」でも述べている通り、面接官から評価される正しい自己PRをするためには企業のビジネスモデルを理解したうえで、その企業が求めている「強み」をアピールすることが効果的です。

協調性は幅広い業界で求められる汎用性の高い能力ではありますが、協調性をアピールした自己PRが面接官にどこまで刺さるのかについては、業界によって差がある可能性が高いです。

そこで、ここでは「協調性」が重視される可能性が高いであろう5つの業界を紹介していきます。

総合商社

現代の総合商社のビジネスは、「トレーディング」と「事業投資・事業経営」という2つの稼ぎ方を組み合わせることで成立しています。「トレーディング」とは、中間業者としてメーカー間の取引を仲介することで手数料を得る稼ぎ方です。「事業投資」とは、幅広い事業に投資することで利益を得る稼ぎ方です。

かつての総合商社のビジネスの中心はトレーディングでしたが、メーカーが商社を介さずに自前の販売網で賄うようになってきたことで、事業投資に着手するようになりました。

総合商社の事業投資には、ただお金を出資するだけではなく、出資者として実際の事業に参画する経営としての側面もあります。特定の商材を持たない総合商社は、立場の異なる企業をまとめながら、ビジネスを推進するリーダーとしての役割を果たすことで利益を上げてきました。

そのため、総合商社においてはあらゆる立場の相手との複雑な利害関係を調整しながら、周囲を巻き込んでいく協調性が求められていると言えます。

総合デベロッパー

一般的に不動産デベロッパーとは、不動産の企画・開発をメインとする土地開発会社のことを指します。その中でも総合デベロッパーは、オフィスビル・商業施設・ホテル・マンションなどの多岐に渡る商材を扱うため、1つのエリアを対象とした「街づくり」というビッグプロジェクトを推進することができます。

実際にプロジェクトを進める場面においては、土地を提供する地権者、実際に建設するゼネコン、建設するための資金を提供する投資家、建設後に入るテナントおよびそのテナントを管理する運営会社といった様々な関係者と協力する必要が出てきます。

広告代理店

広告代理店のビジネスは、広告を出したい企業に対してメディアが保有している広告枠を販売することで成り立っています。広告代理店の「代理」という言葉は、メディアに変わって広告枠の販売を代理する業務の特徴から由来しています。それ以外にも、広告の制作代行・マーケティングといった業務を担当することで、広告やプロモーションの企画を中心となって行っています。

しかし、実際に広告を掲載させるまでには、制作を行う制作会社、広告を実際に掲載するメディアといった関係者の協力を得ることが不可欠です。総合商社や総合デベロッパーと同様に、多様な関係者を巻き込むリーダーシップに近い協調性が求められる業界と言えるでしょう。

素材メーカー

素材を通じて社会や産業を根底から支える素材メーカー。自社の素材を活用する提携先のメーカーが存在してこそ成り立つビジネスの特徴から、とりわけ取引先企業との協力が求められる業界です。

例えば、実際に素材を販売する営業職の仕事であれば、提携先のメーカーに対して自社の素材を使えばどんな製品ができるのかを一緒に考え、自社の生産部門と調整をしながら提携先メーカーに必要な製品を納品することが求められます。素材メーカーに求められる協調性は、どちらかと言えば顧客との信頼関係の構築能力に近いように思えます。

インターネット・Webサービス業界

ここまでの古き良き日本企業のあり方とは少し違いますが、チームの異なるスキルや考えをもつメンバーとともに新しいものを生み出していくという点では、インターネット・Webサービス業界も共通しています。

インターネット・Webサービス業界の特徴は、業界の内部に多種多様な働き方が存在していることです。Webサービスを開発・運用する場面においては、プロジェクト全体の進行を担当するディレクター、Webページのデザインを作成するデザイナー、実際にプログラムを構築するエンジニアといった、それぞれのスキルを持った人材が協力して仕事を進めています。

IT業界というと、これまでにない仕組み作りや斬新なアイデアに目が行きがちですが、チームワークを重視する姿勢も大切にしている業界であることが分かります。

参考:異なる価値観を持った人とチームで働きたい学生が受けるべき業界4選

「協調性」を活かしたチームとしての働き方が求められる業界を紹介しています。業界間の比較もまとめてあるので、志望業界を考える際の参考として活用していただければ幸いです。

協調性をアピールする際の注意点

協調性をアピールする際の注意点ここからは、自己PRにおいて「協調性」をアピールする際の注意点についてお伝えします。

アピールする際は以下の2点を意識しましょう。

  • 協調性という言葉を具体化すること
  • 主体性を損なわない伝え方をすること

「協調性」という言葉を具体化すること

先述の通り「協調性」という言葉の定義は非常に抽象的であるため、人によって解釈に幅があり、捉え方が大きく異なります。

「協調性」に限らず、面接の場面で「積極性」「主体性」といった言葉を使ってしまうと、話の内容が抽象化してしまい、話し手と聞き手の間に認識の齟齬が生じやすくなってしまいます。

そのため抽象的な言葉を自分なりの解釈に落とし込むようにしましょう。

具体的には、「私には協調性があります。」という自己PRであれば「私は自分の物差しにとらわれずに考え、行動することができます。」と言い換えることで面接官により具体的に伝えることができます。

就活では限られた時間の中で自分を最大限アピールする必要があるため、"簡潔かつ的確に伝える"ということを意識するようにしましょう。

主体性を損なわない伝え方をすること

協調性をアピールした自己PRは受け身な学生という印象を与え「自分の意志が弱い」「周囲の意見に流されやすい」などのネガティブなイメージを持たれてしまう可能性があります。

そうならないためにも、協調性をアピールする場合は立場の異なる相手との利害を調整するために行った取り組みを具体的に説明する必要があります。

具体的には、「意見が対立している場面で話し合いをし、意見をまとめた」といった自己PRであれば、以下の観点で説明する必要があります。

  • 対立している両者の主張にはどのような対立点があったのか
  • 対立している両者の主張をどのように汲み取りどんな提案をしたのか

上記を述べることで、面接官に「受け身なだけではなく、考えや価値観が異なる集団をまとめることができる人材」であるという自己PRを伝えることができます。

協調性をアピールした自己PRのNG例

協調性をアピールした自己PRのNG例以下は自己PRで協調性をアピールしているNG例です。

私の強みは協調性です。私が所属していたバレー部は試合に負け続けていたせいでチームがバラバラになってしまいました。そこで私はメンバーの全員に話を聞き、どうしたらこのメンバーで地区大会で優勝できるかを考え、施策を提案しました。その結果、バラバラになっていたチームが一つになり地区大会で優勝することができました。

この自己PRでは具体的に何をしたのかが書かれていないため、いまいち状況が伝わってきません。

先程も述べたように協調性とはとても抽象的であり、受け取り側によって解釈が変わってしまうため、具体的に何をしたのかについて述べる必要があります。

そのためこの自己PRの場合であれば、「どうしたら地区大会で優勝できるか考え、施策を提案した」という部分で、どのような施策を提案したのかまで書けると良いでしょう。

上記の回答がなぜNGなのかについては理解していただけたと思います。

続いては実際の大手企業内定者の協調性をアピールしている回答例を紹介します。どのようなエピソードが評価されているのか参考にしてみてください。

大手企業内定者の協調性を強みとした自己PR回答例

大手企業内定者の回答例以下で大手企業内定者の自己PRの回答を紹介します。

それぞれ協調性をアピールしている回答となっているので、自己PRで協調性をアピールしようと思っている方は参考にしてみてください。

豊田通商内定者の協調性を強みとした自己PR

豊田通商内定者の協調性を強みとした自己PR

これまで学生時代に特に力を注いだこと、また、そこから得たものは何ですか?(300文字以下)

学内に秋新歓の文化を根付かせることに注力した。

なぜなら、春の時期、多忙のためにサークルに入る機会を逃してしまっている理工学部の学生が毎年溢れている状況を改善したいと考えたからだ。

そこで、そのような学生のために秋にもサークルに加入する機会を提供することを目標に取り組んだ。他の団体から協力を得るために半年間で50以上のサークルや学生団体の元を訪れた。計画が非現実的すぎると協力を断られる中で、1断られても何度も交渉へ行く。2計画に具体性を持たせ、成功のビジョンを共有する。この2点を徹底した。

結果、17つのサークルと学生団体から協力を得ることができ、約150名の1年生を集めての秋期新歓活動の実施に成功した。参加してくれた学生や団体から好評を得たことで、秋新歓を学内に根付かせることに成功した。

この経験から、己の知力と情熱を持って行動すれば大勢の人を巻き込むことができるという自信を得た。

参考:16卒豊田通商内定者ES

当初は断られながらも諦めずに取り組むことで、他のサークルや学生団体からの協力を引き出した経験をアピールした回答です。「人を巻き込む力」を持った人材を求める総合商社にマッチした自己PRと言えるでしょう。

この内定者の回答の良いところは、ただ闇雲に努力したことをアピールするだけでなく、協力を引き出すための創意工夫を「方法論」として伝えられているところです。課題に対する取り組み方を具体化して伝えなければ、エピソードの再現性が欠けてしまい、ただ運が良かっただけではないかと思われてしまう恐れがあります。もっとも「計画に具体性を持たせ、成功のビジョンを共有する」という取り組みについては、どのようにして具体性を持たせたのかが知りたいところです。

また、「秋新歓」という新たな文化を大学に根付かせたエピソードからは、この内定者が今までにない新しい仕組みを作り出すこともできることが分かります。他の学生との差別化を図るための方法として、この回答のように協調性を他の強みを組み合わせてみても良いでしょう。

三菱地所内定者の協調性を強みとした自己PR

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あなたが学生時代にした最大のチャレンジは何ですか? (300文字以上500文字以下)

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博報堂内定者の協調性を強みとした自己PR

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学生時代に頑張ったこと/チャレンジしたことを、具体的なエピソードを交えて説明してください。

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リクルート内定者の協調性を強みとした自己PR

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・学生時代に成果を出したことについて(100文字以下)
・成果を教えてください。(200文字以下)
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・背景とこだわりを教えてください。(400文字以下)

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 最後に

自己PR まとめ

ここまで自己PRで「協調性」をアピールするための方法について紹介してきましたが、企業は様々な選考フローの中で学生の協調性を確認しています。

例えば、面接で聞かれる「どんな人が苦手ですか?」「相手から自分とは違う意見を強く主張されたらどうしますか?」といった質問からは、学生が自分と意見の異なる相手とどのように折り合いをつけているのかを見極める意図があるものと思われます。

また、グループディスカッション選考では学生のグループ内での役割をより正確に判断することが可能になります。

あらかじめ協調性をアピールするための自己PRを準備しておくことは効果的ではあるものの、このように企業が学生の協調性を判断する場面は他にもたくさんあります。面接中は自己PRの出来不出来に一喜一憂するのではなく、最後まで気を抜かないように心掛けましょう。

「協調性」をアピールした自己PRを作成する際の参考として、ぜひこちらの記事もご活用ください。

参考:信頼関係構築能力をアピールした自己PR例 7選
         「異なる価値観の人との協力経験」をESの自己PRで使う回答事例

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