自己PR完全版【新卒】書き方・ポイント・強み別例文・NG例までを徹底解説
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最終更新日:2025年12月09日
この記事の監修者
横山慶一さん
1級キャリアコンサルティング技能士
インテグラルキャリア研究所所属
VUCA時代の今日、ロールモデルを見つけることが難しくなっています。自ら正確な情報を入手し、主体性を持って臨機応変に行動する力を身につけることが就活だけでなく社会人として日々成長する原動力となります。プロフィール詳細はこちら
自己PRの全体像
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企業が求める人材
企業が求める人材・人物像の考え方や、ESから推測する方法、企業の自己PRに対する評価基準について解説しています。 -
自己PRの書き方
エントリーシート(ES)や履歴書での自己PRの書き方とフレームワーク、高評価を得るためのポイントを解説しています。 -
自己PRの書き出し
自己PRの書き出しで差別化するためのコツを例文とともに解説しています。 -
自己PRの締め方
自己PRの締め方のポイント、締め方のパターン別例文、NG例を解説しています。 -
自己PRがない場合
「自己PRできることがない、見つからない、書けない」と感じている場合の対処法を解説しています。 -
自己PRの例文
アピールする強み別、エピソード別、業界別に全71選の自己PR例文を紹介しています。 -
自己PRのNG例(ダメな例)
自己PRにおいて陥りやすいNG例(ダメな例)を7つ解説しています。 -
面接での自己PR
面接で自己PRを伝える際の基本・ポイント・自己PRに関する頻出質問と回答例文を解説しています。 -
文字数別の自己PR
100字/200字/300字/400字/500字/600字/800字、各文字数別に自己PRの書き方を例文とともに解説しています。 -
自己PRは複数用意すべきか
複数の自己PRを用意するべきなのか否か・アピールする強みが複数ない場合の対処法を解説しています。
自己PRとは

自己PRとは、簡潔に説明すると"企業に自分自身をアピールする"ことです。
自己PRでは限られた時間の中で、自分の強みやその強みを活かしてどのように企業に貢献するかをアピールし、企業に必要な人材だと思ってもらえるように自分を売り込むことが求められます。
就活生の中には「ただ単に自分の強みをアピールすれば良い」と思っている人もいるかもしれませんが、現実はそうではなく、企業が求めている人材像に沿った強みをアピールする必要があります。
しかし、就活において自己PRは大きなウェイトを占めている一方、実際には「どのようにアピールすれば良いかわからない…」と悩んでいる人も少なくないと思います。
企業が自己PRを問う目的

企業が求める人材
企業が自己PRを聞く目的を考えるために、まずは企業が求める人材を考えてみましょう。
企業が利益を生み出す行為は営業であり、ビジネスの基本は営業です。営業とは「自社の製品・サービスの価値を伝え、対価を得ること」であり、会社を支えている行為です。だからこそ多くの企業は営業ができる人材を採用しようとしています。
つまり、企業が求める人材とは「企業の利益に貢献できる人材」と言えます。
この企業が求める人材を念頭に置いて、企業が自己PRを聞く目的を考えてみましょう。
企業が自己PRを聞く目的
企業が自己PRを聞く理由は以下の3点に大別されると言われています。
それぞれ詳しく説明していきます。
企業の求める人物像に合った強み(能力)を持っているかを知ること
1つ目は、就活生が企業の求める強みや能力を持っているかを判断するためです。言い換えれば、「この学生を採用したとき、自社に利益をもたらす能力があるか」という点を見極めています。
たとえば、ベンチャー企業であれば「スピード感」「挑戦意欲」を重視する傾向がありますし、老舗メーカーであれば「誠実さ」や「協調性」を求めることが多いです。
つまり、就活生は単に自分の強みを語るだけでなく、その企業がどのような強みを評価しやすいのかを理解した上で語る必要があります。自己PRは「自分が言いたいこと」ではなく、「企業が知りたいこと」を中心に構成するのがポイントです。
経団連が、経団連全会員企業に対して、「企業の求める人材像」などについてアンケートを実施しました。
「企業からどのような資質が求められているのか」を正しく認識したうえで、自己PRでアピールしたい強みを伝えるようにしましょう。
就活生のキャラクター(人柄)がその企業にマッチしているかを知ること
2つ目は、就活生のキャラクターがその企業にフィットするかどうかを見極めることです。ここで言う「キャラクター」とは、性格そのものよりも「物事にどう向き合うか」「他者とどう関わるか」といった行動傾向を指します。
たとえば、社内外の人と協力して進めるプロジェクトが多い会社では「チームで課題解決に取り組んだ経験」や「周囲を巻き込む姿勢」が好まれます。一方で、個人裁量が大きい環境では「自ら課題を見つけて行動した経験」が評価されやすい傾向があります。
つまり、自己PRでは自分の強みを語るだけでなく、それがどのような組織環境でより力を発揮するのかを意識的に描くと、企業との相性を伝えやすくなります。
その企業で活躍できそうか(強みを発揮できそうか)を知ること
3つ目の目的は、「その就活生が自社に入社したあと、実際に力を発揮して活躍できるか」を見極めることです。
たとえば「仲の良いチームではリーダーシップを発揮できる」という強みは、環境が変わると再現できない可能性があります。一方で、「どんな環境でも相手の立場を理解し、信頼関係を築く工夫をしてきた」というようなエピソードであれば、入社後も強みを発揮できる人材だと判断されやすいでしょう。
また、新卒採用では中途採用と異なり、実務経験をベースにした自己PRができません。そのため、「協調性」「チャレンジ精神」「粘り強さ」といった汎用的な強みを、どのように発揮し、入社後にも活かせるかを具体的に語ることが求められます。
自己PRで企業が評価する強み一覧
企業が自己PRを問う目的から考えると、企業が就活生に特に求めている「強み(能力)」は以下の3つに集約されると言えます。
- 目標達成力(問題解決力)
- リーダーシップ
- チャレンジ精神(変化に対応する力)
より競争力の高い自己PRを目指すためにも3つ全ての要素を含んだエピソードが準備できるとよいでしょう。
自己紹介・長所・ガクチカ・志望動機との違い

自己PRと混同しやすいもの:(1)自己紹介
上記でも記載した通り、自己PRとは"企業に自分自身をアピールする"ことです。一方で自己紹介は、"自分という人間に興味を持ってもらうこと"が主な目的となります。
つまり、自己PRのように自分を売り込むのではなく、「自分のことを知ってもらう」というスタンスに近いでしょう。そのため、自己紹介を聞かれた際は自分の基本的な情報を答えるのが望ましいとされています。
ちなみに、ここで言う基本的な情報とは「氏名」「学校名・学部・学科」「学年」「趣味」「特技」などを指します。
また、面接の自己紹介は面接官から一番最初に聞かれる質問になるため、「あっ、この子いいな」と思ってもらえるように笑顔でハキハキと話すように心がけましょう。
自己PRと混同しやすいもの:(2)長所
企業が長所を聞く意図としては「早期退職しない人材か見極めたい」という自己PRとは違った思いがあります。
退職理由として人や社風を挙げる人は非常に多いため、就活生の長所から性格や考え方が自社に合うかを判断しようとしています。
企業側は、就活生の性格や考え方が会社の社風とマッチしているなら会社に馴染んでくれると判断し、そうでないなら人間関係に悩み退職してしまう可能性が高いと判断します。
自分の長所を偽って答えてしまうと入社後のミスマッチにもつながりかねないので注意しましょう。
自己と混同しやすいもの:(3)ガクチカ
ガクチカは"学生時代頑張ったこと・学生時代力を入れたこと"の略称です。
実際の選考では「学生時代に打ち込んだことは?」や「学生時代に成し遂げたこと」など文言は違えどほとんどの企業で質問される項目になります。
簡単にガクチカと自己PRの違いをお伝えすると、ガクチカは「企業に貢献できる能力があるか、その能力を100%引き出すモチベーションがあるか」を書き、自己PRは「企業に貢献できる能力があるかどうかのみ」を書くという違いがあります。
ガクチカと自己PRで同じエピソードを書くとしても、ガクチカでは「なぜその活動に取り組んだのか」「どのように取り組んだのか」まで書く必要がある点が異なると言えるでしょう。
自己と混同しやすいもの:(4)志望動機
志望動機は①志望度の高さをするため②社風やビジョンにマッチするかを把握するために、自社への理解度や入社意欲の高さを見極める設問です。
自己PRとは目的が異なるため混同しないように注意しましょう。
自己PRの書き方と高評価を得るためのポイント

自己PRの書き方
(1)強み:あなたの強みは? 自分を一言で表すキーワードを提示します。抽象的すぎると説得力を欠くため、「粘り強さ」「調整力」「課題解決力」など、ビジネスの現場でも活かせる言葉にするのが望ましいです。
(2)強みの原点:強みが形成されたきっかけは? なぜその強みを持つようになったのかを語る部分です。背景を語ることで、その強みが偶然ではなく必然的に身についたことを示せます。育った環境や経験が強みに結びつくと、説得力が格段に増します。
(3)強みを表す具体的エピソード:強みを裏付けるエピソードは必須です。チーム活動、アルバイト、研究活動など具体的な場面を描くことで「その強みを実際にどう発揮したのか」が伝わります。ポイントは、結果だけでなく過程(どう考え、どう行動したか)を丁寧に書くことです。
(4)強みの方法論:強みを発揮するために意識していることは? ここで差がつきやすい部分です。単なる性格の話ではなく、あなたが意識的に工夫している行動様式を語ると再現性が高まります。例:「粘り強さを発揮するために、必ず中間目標を立てて進捗を管理している」など。
(5)強みの活かし方:その強みを入社後にどう活かすか? 最後に「未来」につなげることで、企業側に「うちで活躍してくれそうだ」とイメージさせます。抽象的に終わらず、企業の事業内容や求める人物像と絡めて語るのが重要です。
上記のフレームワークをテンプレとすることで論理的な自己PRを書くことができます。
エントリーシート(ES)では字数制限により、この自己PRの書き方をすべて網羅するのは難しいかもしれませんが、最低でも(1)強み、(3)具体的エピソード、(5)入社後の活かし方の3点は必ず含めましょう。
自己PRで高評価を得るためのポイント
- 結論ファースト
- 強みの根拠となるエピソードを複数用意すること
- エピソードの中に具体的な数字や成果を盛り込むこと
- 入社後にどのように活かせるのか述べる
数字や成果など客観的な成果を示すのが難しい場合、アルバイトの同僚や友人などの他者からの評価を提示すると成果をより客観的なものにすることができます。また、複数のエピソードについて言及することができれば、あなたの「強み」が一定の再現性を伴っていることを示すことができるため、自己PR全体の説得力をさらに高めることができます。
論理的なフレームワークを用いた自己PRの書き方に加えて、高評価を得るためのポイントを押さえられるようにしましょう。
自己PRの書き出し

PREP法「結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論(Point)」のフレームワークを用いて考えてみると、自己PRの文章全体に一貫性を持たせ論理的な文章にするために書き出しは非常に重要だと言えます。
①結論(強み・長所)を簡潔且つ具体的に伝える
②文末は必ず言い切る
③ありがちな内容は避ける
④キャッチフレーズを使う
各社の採用担当は1日に何百枚ものエントリーシート(ES)に目を通しており、各設問の回答を一つ一つじっくり見ている時間がない場合が多々あります。限られた時間の中で一貫性を持った論理的な文章にするために、自己PRの書き出しのポイントを押さえましょう。
自己PRの締め方

PREP法「結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論(Point)」のフレームワークを用いて考えてみると、締めは再度結論を述べる役割を持ちます。そのため、書き出し同様に締め方も自己PR全体に一貫性を持たせ論理的にするために重要と言えます。
①企業の求める人材像を踏まえた上でアピールする
②強み(長所)の活かし方を具体的に述べる
自己PRの締めくくりは、あなたの印象を最も強く残す部分です。入社後の貢献意欲や強みの再現性を端的に伝えるなど自己PRの締め方を工夫することで、より説得力のある自己PRにすることができます。
自己PRがない場合の対処法|アピールポイント(強み)の見つけ方

自己PRがないと感じてしまっている人は、特別な経験や実績がないといけないと思い込んでしまっている場合が多い傾向にあります。
しかし、企業は自己PRを通じてその人柄や過去の経験を知りたいと思っているため、必ずしも特別な経験を話さなければいけないというわけではありません。
以下の7ステップの自己分析で自分の過去の経験を洗い出し、自己PRできるエピソードを探してみましょう。
- (STEP1)自分史を作成する
- (STEP2)モチベーショングラフを作成する
- (STEP3)自己PRをすべき強みを見付ける
- (STEP4)性格診断や判断ツールを使用する
- (STEP5)短所を長所に変換する
- (STEP6)企業の求める人物像を調べる
- (STEP7)キャリアアドバイザーに相談する
自己PRがない場合は、このステップで自己分析を行い自分の強みを探してみましょう。
自己PRの例文

ここでは、(1)コミュニケーション能力という強みをアピールしている自己PR例文と、(2)協調性をアピールしている自己PR例文を紹介します。
その他にも、強み別自己PR例文48選・エピソード別自己PR例文4選・業界別自己PR例文13選を一覧にしてまとめています。ご自身の参考になる例文を是非ご覧ください。
自己PR例文(1)コミュニケーション能力
私は「周囲を巻き込みチームの課題解決に貢献する」ことができます。これは塾講師のアルバイトでの経験に活かされました。私の在籍する校舎では、アルバイト講師・社員間で意思の疎通が十分でないという問題がありました。
そこで私は幅広い年次の講師の意見をまとめ、全スタッフで解決しようと考えました。まず協力してくれる先輩・後輩講師を募り、彼らと共に意見を出しやすい環境づくりに努めました。具体的には、勤務年数の近い講師同士で意見を共有できる機会を設け、匿名で記入できる目安箱も作製しました。さらに全スタッフで共有し対策を考える機会も必要であると考え、半年毎に開催される、社員が講師に指導方針を伝える会議の場で時間を割いていただくよう、社員に交渉をしました。しかし勤務日数の少ない人を中心に、本活動に興味のない人の協力を得ることに苦労しました。そのため私は講師一人ひとりに協力を呼びかけ、どのような気持ちで取り組み、最終的にスタッフや生徒・保護者にどのようなメリットをもたらすかを感情的にならず論理的に伝えました。また本題以外の話題も持ちかけることで心を開いてもらい、より深い関係性の構築にも努めました。
これらの取り組みの結果、得られた多くの意見を基に、問題点をスタッフ全員で協議する機会を設けることができました。そして改善策の導入によって円滑な運営を実現し、第一志望の高校進学率100%を達成することができました。
自己PR例文(2)協調性
私が人に自慢できることは、異なる価値観を理解し受け入れることができる点です。海外に10年間以上住んでいたことから、様々なバックグラウンド、宗教観や価値観を持った人たちと接する機会を多くいただけたと思っています。そのことから、異なる価値観を理解し、それを受け入れることができるようになりました。フランスに住んでいたときには隣に住んでいる家族がイスラム教徒で、毎日決まった時間になるとコーランを朗読されていました。仮に日本でしか暮らしていなければ、私や私の家族は彼らに苦情を言っていたかもしれません。ですが、彼らにとってはそれが生活の一部として当たり前のことであるだろうと考え、受け入れようと話し合いました。今後、多国籍の方々や同じ国内の人であっても違う価値観を持った人と働くことになると思います。そういった価値観を自分の中で理解しようとつとめ、受け入れられることは自分にとっての誇りです。
上記2つの例文にも強み別自己PR例文48選・エピソード別自己PR例文4選・業界別自己PR例文13選を一覧にしてまとめています。ご自身の参考になる例文を是非ご覧ください。
自己PRのNG例(ダメな例)
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自己PRの書き方や例文を基に書き上げたはいいものの、知らず知らずのうちにNGな内容になっていることがあります。
先輩や友人と自己PRの添削・フィードバックを行うことが理想的ではありますが、それが難しい場合は自分で自分の自己PRを添削・フィードバックしてみましょう。
①強みが1つのエピソードからしか裏打ちされていない
②強みとエピソードとの関連性が弱い
③書き手の人柄が見えてこない(具体性に欠ける)
④エピソードの難易度が低すぎる
⑤マイナスからゼロの経験に過ぎない
⑥努力・苦労自慢になっている
⑦入社後に活きない強みをアピールしている
こちらの自己PRのNG例(ダメな例)と自分の自己PRを見比べてみると、改善点に気付くことができるかと思います。
自己PRを書く際の注意点

サイトの例文をそのまま使用しない
他人と同じ文章は、あなたの強みや魅力を正しく伝えてくれません。採用担当者の目には「量産文」と映り、印象に残りづらくなります。例文はあくまで構成の参考にし、自分の言葉で書くことが大切です。
エピソードを捏造しない
嘘の経験談は、面接で深掘りされた瞬間に必ず破綻します。信頼を失うだけでなく、不自然な自己PRは伝わる内容も薄くなります。小さな実績でも、実際に経験した事実のほうが説得力を持ちます。
中高生の時のエピソードは避ける
中学・高校時代の早い段階の話は、成長度や再現性を示しにくくなります。企業は直近の経験を通じた学びや行動を重視しています。大学・専門・社会経験から選び、より実務に近い力を示す方が効果的です。
自己PRに関するよくある質問Q&A

- Q:エントリーシートの自己PRと履歴書の自己PRが同じでもいいの?
- Q:動画やスライドでの自己PRはどうすればいい?
- Q:面接とエントリーシート(ES)で自己PRの内容を変えてもよい?
- Q:自己PRは何文字で書けばいいの?
- Q:「ですます調」と「だである調」どっちがいいの?
- Q:自己PRでは複数のエピソード・強みを用意したほうがいい?
- Q:アピールできる強みが一つしかない場合は?
Q:エントリーシートの自己PRと履歴書の自己PRが同じでもいいの?
ESの自己PRと履歴書の自己PRは異なるエピソードを書いた方がよいです。理由は2点あります。
◆ESだけでは伝えきれない部分を履歴書で伝え、自分の強みを多面的にアピールするため
◆話の種は多く蒔いておく方が良いため
例えば、企業の求める人物像が二つあった場合、ESと履歴書でそれぞれ一つずつ伝えることができます。また企業側がどのようなエピソードに興味を持つかは分からないので、話の種が多くあれば面接で質問されやすくなると考えられます。
これらの理由からESと履歴書の自己PRは違うエピソードを書いた方が良いでしょう。
Q:動画やスライドでの自己PRはどうすればいい?
1分程度の自己PR動画や、パワーポイントなどでのスライド1枚での自己PRを求められることがあり、対応に困ることがあるかと思います。
ですが、基本的な考え方は通常のエントリーシート(ES)と同じで、企業が求める人材・人物像を伝えられるような、自身の強みとそれを裏付けるエピソードを用意しましょう。
違うこととしては、動画や写真、音声などでより具体的に強みやエピソードを説明することができる点です。
部活をエピソードとして用いる場合は、その部活でのユニフォームを着用して動画・写真撮影をするなどの工夫ができると面接官の印象に残りやすくなります。
Q:面接とエントリーシート(ES)で自己PRの内容を変えてもよい?
企業は提出されたエントリーシート(ES)をみて、面接に進めるかどうか判断をしています。 面接で志望動機を伝える際、ESで書いている志望動機と同じ内容で伝えることが望ましいです。
エントリーシート(ES)に記載した内容と異なる内容や真逆のことを面接で回答すると、一貫性を欠いた人物という印象を与えてしまいます。
そのため、面接での自己PR対策は、エントリーシート(ES)で記載した内容を中心に準備したほうがよいでしょう。
Q:自己PRは何文字で書けばいいの?
明確な文字の規定はありません。しかし、見やすい文字のサイズで枠の8割以上は埋めるのが無難です。所説ありますが目安は300字~400字程度と言われています。
文字数によって伝えられる情報量が異なるため、頻出の7パターンの文字数別(100字/200字/300字/400字/500字/600字/800字)の自己PRの書き方を意識するとよいでしょう。
Q:「ですます調」と「だである調」どっちがいいの?
「ですます調」が無難です。学生は企業から「選ばれる」立場のため、少しでも「謙虚でない」というマイナスの印象を与えるリスクを減らすためです。ただし、文字数の関係で内容を短縮したい場合などは「だである調」を用いても良いでしょう。
Q:自己PRでは複数のエピソード・強みを用意したほうがいい?
複数用意したほうが良いです。面接ではエントリーシート(ES)で記載した自己PRを基に面接から深堀りの質問がされます。また、「その他にエピソード・強みはありますか?」という質問をされる可能性も高いです。
自分というキャラクター(人柄)を面接官に漏れなく伝えるためには、1つのエピソード・強みをアピールするだけでなく、自己PRでは複数のエピソード・強みをアピールできるほうがよいでしょう。
Q:アピールできる強みが一つしかない場合は?
上に挙げた通り多面的なアピールをすることが好ましいですが、どうしても見つからない場合は以下の方法があります。
- 言葉を言い換えて書く
「集中力がある」→「粘り強い」「継続して物事に取り組む」の様に言葉を言い換えることで使い回した感じが軽減します。 -
複数エピソードを書き、1つの強みで推す
興味をもってもらえるようなエピソードを複数用意します。強みが相手を納得させられるものであれば、複数エピソードがあることで説得力が増すためマイナスには捉えられないでしょう。
まとめ

本記事では、企業が自己PRを問う目的や自己PRの書き方、自己PRの書き出し・締めくくり、自己PR例文、自己PR例文など、自己PRにおける基本的な知識について網羅的に紹介してきました。
これまでに説明してきた通り、自己PRという質問には企業側の様々な意図があり、就活生はそれらを正しく認識した上で適切に自身の強みをアピールする必要があります。
自身の志望企業の求めている人材像を適切に把握し、より魅力的な自己PRを目指していただければと思います。
自己PRの全体像を理解できたら、次は「自己PRの書き方」をより深く理解し、実践に移せるようになりましょう。






