困難な目標に挑んだ経験|評価ポイントと内定者の回答例

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最終更新日:2024年11月07日

目標を掲げて達成する上では何かしらの困難や超えなければならないハードルがつきものでしょう。そのような困難やハードルに出会った時にこそ、その人の個性や本質が見えると考えられており、就職や転職の面接だけでなく、MBAなどの面接でも質問されることの多いポピュラーな質問となっています。

今回はこの質問に関する評価ポイントと内定者の回答例について詳しく説明したいと思います。

自己PRの全体像については以下の参考記事をご覧ください。

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1.「目標と困難」の評価項目

「どのような目標をたてましたか、またどのような困難がありましたか」という質問から採用担当者はあなたがどの程度の意識の高さを持っているのか、またどの程度のことを困難だと感じるのか見極めようとしています。

目標と困難については困難と目標のレベルが評価されます。客観的に見ても高い目標や大きな困難ほど評価されます。逆に目標や困難のレベルが低ければ評価を落としてしまうことになるので注意が必要です。

2.評価される目標と困難の具体例


下記に「どのような目標を立てましたか、またどのような困難がありましたか」という質問に対する具体的回答を列挙しましたが、誰が最も評価されるでしょうか?前回同様考えてみて下さい。

Aさん:「コンビニのアルバイトで店長に一人前として認めてもらうことを目標に頑張りました。アルバイトでは頼れる人がおらず一人で何まで勉強していくことに苦労しました。」

Bさん:「新聞訪問営業にて営業地区トップの成績を目指したことです。1日80件回っても成約は1、2件とほとんど取れず、顧客に怒鳴られることもあった。」

簡単な質問だったと思いますが、Aさんのエピソードはマイナスからゼロという人並みになった話に過ぎません。一方でBさんは営業トップの成績という高い目標を掲げた上で行動しているため、そこでの困難も共感ができることがわかるでしょう。

【高い目標を掲げた内定者のES】
参考:Bさんモデル(総合商社、信託銀行内定)
参考:補欠からレギュラーという経験を語ったES(NHK、リクルート内定)
参考:自らスポンサーを募り、海外マラソンに挑戦(外資系金融内定)
→高い目標に挑戦したエピソードが掲載された難関企業内定者のESをご紹介しています。

3.単純な話も視点を変えることで目標の高さを伝えることは可能

上記のコンビニのアルバイトの話についても、少し目線を変えるだけで大分印象の違うエピソードにすることも可能です。上記のエピソードでは、「一人前として認められる」ことを目標にしていましたが、「店長に信頼され、店に貢献する」という目標に変えてエピソードを構成しなおすとどうでしょうか?もちろん一人前になる努力も必要になりますし、それ以外にも人に信頼されるために必要なことが考えられるでしょう。それが会社や社会においても必要なことになります。

これまで何か達成したことがないと感じているのであれば、上記の通り、視点を変えてみて考えることで日々の行動も変わるのではないでしょうか?就職活動期間でもできることはあるはず。是非試してみて下さい。

photo by Jurgen Appelo

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