就活における企業研究の目的とは?やり方や項目を簡単に解説
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最終更新日:2021年02月25日
◆企業研究完全版
・企業研究の目的とは
・企業研究はいつから始めるべき?
・企業研究のやり方
・企業研究シート・ノート※テンプレート付き
・企業研究に役立つサイトや本
・企業研究に役立つIR情報の見方
・企業研究を志望動機作成に活かす方法
・業界別企業研究記事まとめ1(コンサル・商社・金融等)
・業界別企業研究記事まとめ2(メーカー・サービス・広告・出版等)
・業界別企業研究記事まとめ3(情報・IT・自動車・人材・旅行等)
どんな会社を受けようか、志望動機や自己PRの内容をどうしようかと考える際に行う企業研究。
選考を受ける企業のことを知らなければ、面接で質問された時に回答できなかったり、せっかく作成した志望動機や自己PRの内容が的外れになってしまい、選考を通過できなくなってしまう可能性があります。
そこで、本記事では企業研究を行う目的、そしてポイントについて解説していくので、これらを押さえて選考を突破するための企業研究を行いましょう。
- 本記事の構成
- 企業研究とは
- 企業研究を行う目的は?
- 企業研究のやり方
- 最後に
企業研究とは
企業研究とは、就職や転職先となる企業に関する情報収集・分析作業のことを指します。これは、企業の特徴や社風を理解し、自らが納得して入社するために欠かせません。
また同時に、選考を受ける上で避けることができない、「志望動機」作成への下準備でもあります。
企業研究を行う目的は?
ではなぜ企業研究を行うわなければならないのか。その目的を考えてみましょう。
その目的は以下の2つです。
自分が入社したい企業(=志望する企業)かを判断するため
就職活動における目的は、その会社に就職することではありません。2年、または10年、もしくはそれ以上の期間、身を置き働く場を場所を探すのが就職活動です。
せっかく苦労して入社できたとしても、仕事内容や待遇面で不満ができてしまったのでは、これまでの苦労が水の泡になってしまいます。
そうならないために企業研究を行い、転勤はあるのか、給与体系はどうなっているのか、キャリアステップはどうなっているのか、といった今後のライフスタイルと大きく関わるポイントは調べておくべきでしょう。
入社後の姿を想像し、自分に合っているかどうかという視点を忘れずに企業について調べることが大切になります。
企業選びの軸(就活の軸)の定め方とES(エントリーシート)例文を紹介 -大手企業内定者の回答例13選-
簡単にできる自己分析のやり方8選!-やり方別のメリット・デメリットをunistyleが独自調査-
採用担当者が納得できる志望動機・自己PRを作成するため
企業は、入社後に活躍しそうな学生を採用したいと考えています。つまり、就活生は、自分が入社後どんなふうに活躍できるのか、自分の能力をどんな場面で活かせるのかを志望動機や自己PRでアピールする必要があるのです。
それらをアピールする際に、知っておかなければならないのが、企業が行っている事業やその企業の強み・弱みといった部分になります。
企業研究を行うことで、選考を受ける企業が「どんな商品を取り扱っているのか」「規模はどのくらいか」「他社と比べた時に強みとなる点はどこか」といった企業の情報を知ることができ、そこから求める人物像を掴むことができます。
企業情報と求める人物像が把握できれば、自ずと企業が納得する志望動機・自己PRを作成することができます。
企業を選ぶことはできても、内定を獲得するまでにESや面接といったフローを突破しなければなりません。特に選考のスタートとなるESですが、志望動機や自己PRを書くのが苦手と思っている人もいるはずです。
この、就活の第一歩であるESを書く際に役立つ情報を得ることができるのが企業研究ですので、丁寧に行っていきましょう。
企業研究のやり方
今まで述べてきた目的を達成するためには、どのようにして企業研究を行えばよいのでしょうか。
以下で企業研究のやり方とその際に調べるべき項目について紹介していきます。
企業研究のやり方
企業研究のやり方は下記の通りです。
1.企業情報を収集する
2.複数企業を比較して企業の特徴を洗い出す
3.企業選びの軸とマッチするか見極める
この順番で企業研究は行えば大丈夫ですが、前提として企業研究を行うのは自己分析と業界研究が終わってからです。
もし現段階で自己分析・業界研究が終わっていないという方は、以下に自己分析と業界研究のやり方に関する記事を載せていますので、こちらを参考に行ってみてください。
企業研究のやり方の詳細については以下の記事をご覧ください。
企業研究のやり方を徹底解説-新卒就活を効率的に進めるためのコツとは?-
企業研究で調べるべき項目
企業研究を行う際に調べるべき項目は以下の通りです(※ただし、下記で紹介しているものは基礎知識として最低限知っておいたほうが良い項目になります)。
種類や内容だけでなく、例も確認した上で企業研究を進めてもらえればと思います。
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上記の図に掲載している内容は一例になりますので、それらを軸としながら「年収・キャリア・一緒に働く人」など様々な角度から情報収集を行ってみてください。
▼企業選びの軸に関して詳しく知りたい方はこちらから
企業選びの軸(就活の軸)の定め方とES(エントリーシート)例文を紹介 -大手企業内定者の回答例13選-
▼自己分析の方法を知りたい方はこちらから
簡単にできる自己分析のやり方8選!-やり方別のメリット・デメリットをunistyleが独自調査-
▼企業選びの軸について詳しく知りたい方はこちらから
企業選びの軸(就活の軸)の定め方とES(エントリーシート)例文を紹介 -大手企業内定者の回答例13選-
最後に
本記事では、企業研究を行う目的に加え、その目的を達成するために調べるべき項目を紹介してきました。
企業研究の詳しいやり方や、企業研究ノート・シートのテンプレについての解説は以下の記事から見ることができます。ぜひ目的をしっかり理解したうえで、参考にしながら企業研究を行ってみてください。