【ゼミ別ES例文5選】だめじゃない!ゼミ活動のガクチカの書き方

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最終更新日:2024年01月19日

本記事では、"ゼミに特化したガクチカの書き方・ゼミ系統別の大手企業内定者の例文"を通し、「企業から評価されるガクチカ」を作成するためのヒントを提供します。また、ゼミをエピソードにした時に企業にアピールできる強みについても紹介しています。

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ゼミのガクチカ例文一覧

ガクチカ例文一覧

まずは、「ゼミをエピソードにしたガクチカの例文」を紹介します。

今回は、unistyleに寄稿されたESの中から、ゼミの系統別に以下の5つを抜粋し、解説していきたいと思います。

  • ガクチカ例文(1):商学系ゼミ
  • ガクチカ例文(2):文学系ゼミ
  • ガクチカ例文(3):法学系ゼミ
  • ガクチカ例文(4):理工学系ゼミ
  • ガクチカ例文(5):農学系ゼミ

今回解説している5つの例文はそれぞれ「設問形式・指定文字数」が異なります。

そのため、「フレームワークの6つの要素をすべて満たしているES」ではありません。

ESの解説に関してはフレームワークに基づいて記載していますが、「フレームワークの6つの要素を全て満たしているESでなければ評価されない・選考は通過しない」というわけではないことを認識していただければと思います。

ゼミのガクチカ例文(1):商学系ゼミ

商学系ゼミ

【ユニリーバ】これまでに直面した困難な問題に対し、どのように考えて対処したのか、具体的な経験を述べてください。また、その結果についてもお書き下さい。結果の成否は問いません。※400文字

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ゼミのガクチカ例文(2):文学系ゼミ

【野村総合研究所】あなたが面接時に最もアピールしたい内容をお答えください ◆乗り越えた困難、挑戦したこと、大学での勉強(600文字以内) あなたが大学入学後、「乗り越えた困難」、「挑戦し成し遂げたこと」、 「最も力を入れた勉強(研究・ゼミ・授業など)」からいずれかのテーマを選び、具体的に教えてください。 特に、目標達成に向けて課題・ハードルだと考えた点、その原因、及び自分なりに創意工夫した課題解決方法を重点的に教えてください。 (600文字以内で簡潔に記入してください)

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ゼミのガクチカ例文(3):法学系ゼミ

法学系ゼミ

【三菱商事】周囲と協力して、困難な状況に立ち向かった経験について、教えてください。 その過程であなた自身の意志・決断で行動した点も含め、具体的に記してください。 

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ゼミのガクチカ例文(4):理工学系ゼミ

【野村総合研究所】あなたが大学入学後、「乗り越えた困難」、「挑戦し成し遂げたこと」、 「最も力を入れた研究・ゼミ」からいずれかのテーマを選び、具体的に教えてください。 特に、そのテーマにおける難しかった点、及び自分なりに創意工夫した点を重点的に教えてください。 (400字以内で記入してください。)

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ゼミのガクチカ例文(5):農学系ゼミ

農学系ゼミ

【大王製紙】学業、ゼミ、研究室等で取り組んだ内容(400文字)

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ゼミをガクチカのエピソードとして用いるメリット

ゼミをガクチカにするメリット4点

続いて、ゼミをガクチカのエピソードとして用いるメリットを紹介します。

そのメリットは以下の4点に大別されると考えています。

  • 面接官の興味・関心を惹きやすい
  • 自身の興味・関心を示すことができる
  • ストーリーを構成しやすい
  • 組織における立ち位置を伝えやすい

面接官の興味・関心を惹きやすい

ゼミは専門的な内容を扱うことが多いですが、面接官がその研究内容に関して専門的な知見を有しているケースはあまりありません。そのため、面接官にとってはその研究内容を新鮮に感じ、知的好奇心を刺激する可能性が高いと言えます。

また、ゼミと並び多くの就活生がガクチカで用いる「サークル経験」と比較しても、大学生の本分である"学業"のエピソードを用いている点で面接官の関心を惹きやすいでしょう。

その点、ゼミのエピソードを用いることで、学業に真面目に取り組んできたことを印象づけることができ、且つ研究内容も千差万別であるため、興味・関心を惹きやすい側面があります。

自身の興味・関心を示すことができる

友人と一緒に入るといったケースもありますが、多くの場合はそのゼミを選んだ理由が必ずあると思います。

「数あるゼミの中からなぜそのゼミを選んだのか?」という背景やきっかけ、動機を伝えることで、自身の興味・関心の対象を示すことができます。

それゆえ、オリジナリティのあるESが書くことが可能になります。

ストーリーを構成しやすい

一般的に、ゼミでは卒業論文や学会発表などが課せられており、それを集大成とする就活生も多いのではないでしょうか。

つまり、"活動における目標"が明確になっているとも言えます。

記事の後半で「ガクチカを書く際のフレームワーク」を紹介していますが、そちらを見てもらえれば分かる通り、いくつかのポイントを押さえてストーリー構成で書くのが望ましいとされています。

ゼミならば、「目標(卒業論文の完成や学会での発表)を成し遂げるため、~のような困難を乗り越えた」などといったストーリーを立てやすいでしょう。

組織における立ち位置を伝えやすい

【ES例文付】他の就活生と差がつく!ガクチカから学んだことの書き方を参照すると、企業側は、取組みを経て得た学びを"組織としての方法論>個人としての方法論>個人の単なる気づき"の順に評価していると考えられます。

この理由としては、仕事では基本的にチーム単位で動く機会の方が多く、組織としての方法論がより仕事で活かせる学びだからだと言えます。

その点を踏まえてゼミに目を向けると、多くのゼミはチーム単位で活動する場合が多いという印象を受けます。

以下のように、組織内の自分の強みや個人としての自分の強みを示すことが可能です。

【ゼミをガクチカに用いることでアピールできる強み】
  • リーダーシップ
  • 協調性
  • コミュニケーション能力
  • 主体性
  • スケジュール管理能力(計画性)
  • 臨機応変に対応する力
  • 忍耐力
  • 自己管理能力
  • 課題解決力
  • チャレンジ精神

強みごとの書き方・ES例文は以下の記事にて掲載しています。

▼参考記事▼
自己PRでリーダーシップをアピールするポイントは3つ!‐ES例文5選付‐
自己PRで協調性をアピールするための3ステップ-例文16選付-
【ES例文7選】自己PRでコミュニケーション能力をアピール!内定者アドバイスでコツを押さえよう
【内定者例文5選付】自己PRで主体性をアピールするために4つのポイントを押さえよう!
【ES例文付】自己PRで計画性をアピールする書き方・ポイントを解説
【内定者例文5選】"臨機応変な対応力”をアピールするポイントは3つ!
【ES例文付】自己PRで忍耐力をアピールするポイント・書き方を解説!
自己PRで自己管理能力を魅力的にアピールできる3つのポイント-ES例文5選付
【ES例文11選】問題解決能力を自己PRでアピールしたい!3つのポイントを解説
【内定者ES例文付】自己PRでチャレンジ精神をアピールするポイントとは?

なお、ガクチカでゼミをどうアピールすればいいのか分からないという就活生には就職エージェントneoがオススメです。

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ゼミをガクチカのエピソードとして用いる際の注意点・ポイント

ゼミをガクチカに用いるポイント3点

ゼミをガクチカのエピソードとして用いるメリットを紹介しましたが、「用いる際のポイント」もあります。

ポイントは大きく3つあります。またここではデメリットがあるのか?ということについても紹介します。

  • 研究内容や実績だけで勝負するべきではない
  • 面接官がイメージしやすいように活動内容を説明する
  • 「個人」ではなく「組織」での取組みが望ましい

研究内容や実績だけで勝負するべきではない

【ES例文7選】ガクチカとは?自己PRとの違いからポイントまで徹底解説-unistyle独自取材付き-の「ガクチカの評価基準」でも紹介していますが、ガクチカの評価基準は何も「経験・実績自体のインパクト」だけではありません。

採用担当者はガクチカを通じて、"思考力・モチベーションの源泉・人柄はどうなのか?企業で活かせる学びを得ているのか?"も知りたいと考えています。

企業はガクチカを通じてそれらを知ることで、「その就活生が自社にマッチした人材なのか、入社後も自社の利益に貢献する人材に成長するのか」を評価しています。

そのため、ガクチカでは以下の観点をアピールすべきだと考えられます。

(1)なぜ取り組もうと思ったのか:動機
(2)どのような工夫の上で取り組んだのか:方法論
(3)どのような立ち位置で取り組んだのか:人柄

そしてそれはゼミをエピソードとして用いる場合も同様です。「ビジネスコンテスト〇位入賞・懸賞論文○賞受賞」といった輝かしい実績があると、どうしてもそれを全面に押し出したくなりますが、それだけだと企業は学生を「ただ頑張った人」といった評価しかできない恐れがあります。

また、そういった実績を持つ就活生も多数いるはずですから、もし自分より高い成果を挙げた就活生がいた場合、それだけで相対的に低い評価を受ける恐れがあります。

それを避けるためにも、ガクチカでは"目標を達成するまでの過程"も併せて経験としてアピールすべきでしょう。

面接官がイメージしやすいように活動内容を説明する

ゼミについて述べる際、導入部分として研究・活動内容を説明すると思うのですが、そこで毎年多くの就活生が陥ってしまう問題が"専門用語使い過ぎ問題"です。

多くの場合、面接官は各自の研究・活動内容について知識は深くないため、学生からの説明で大まかなイメージを掴む必要があります。そこで学生しか分からない専門用語を連発してしまうと、面接官は導入部分で気が削がれてしまう可能性が非常に高いです。

そういったリスクを避けるため、研究・活動内容を説明する際は噛み砕いて分かりやすい言葉で説明するようにしましょう。

パターン別にも説明します。ゼミの系統は大きく2つに分かれます。

(1)研究内容と業務のマッチ度【高い】ー研究内容が直接仕事に活かせる場合
(2)研究内容と業務のマッチ度【低い】ー直接は活かせない

(1)は理系に多いパターンです。特に医学・薬学・工学・IT・建築系などの学生が当てはまるでしょう。

理系専門職を志望しており、研究内容と仕事が直結している場合は内容を詳しく伝えましょう。もちろん研究の内容だけでなく、結果に対する考察や学んだことも分かりやすく説明することが重要です。

(2)は文系に多いパターンです。特に文学系などの学生が当てはまるでしょう。

ゼミの内容が直接は活かせない場合は、目標に到達するまでの過程をアピールすることがおすすめです。

自身の興味関心や思い、チームのメンバーとの話し合いを経て身についたコミュニケーション能力や協調性、スケジュール管理力など、ゼミのガクチカの中で人柄をアピールできるポイントはたくさんあります。

「個人」ではなく「組織」での取組みが望ましい

「ゼミをガクチカのエピソードとして用いるメリット」でも述べましたが、ゼミをガクチカのエピソードに用いるメリットの一つに「組織における立ち位置を伝えやすい」ことが挙げられます。

個人作業がメインのゼミの場合、個人としての取組みをメインに据えながらも「周囲との関わり」も盛り込むようにするべきです。何かしらの形で周囲と協働する機会はあるはずですので、その機会から何を学んだのかを言語化するとより適切な回答ができるでしょう。

ゼミをガクチカのエピソードとして用いるメリットやポイントを理解した上で、次は実際にESを書いてみましょう。

ガクチカの基本的な書き方

ガクチカ書き方

続いては「ガクチカの書き方」を解説していきます。

ガクチカは基本的に以下のフレームワークに沿って書くと論理的な文章になると言われています。

下記のフレームワークの6つの要素に関しては、「全ての要素を必ず盛り込まなければならない」というわけではありません。ESの設問形式や指定文字数を考慮しながら、構成を調整していただければと思います。

ガクチカの書き方6ステップ

上記のフレームワークを見てもらえば分かるように、

(1)結論→(2)動機→(3)目標と困難→(4)取組みと結果→(5)人柄→(6)学び

といった構成でガクチカを論理展開していくと良いと考えています。

この順番に沿うことで、面接官にわかりやすく論理性を保った伝え方ができるほか、面接を想定して自分の頭の中で整理された内容に仕上げることができます。

下記の動画でガクチカの書き方を確認できるので、参考にしてもらえればと思います。

フレームワークの各項目の具体的なポイントは、以下に記載した記事からご覧ください。

【参考】
ガクチカの書き方とは-6ステップで書けるESテンプレを基に解説-
→フレームワーク含め、「ガクチカの書き方」について網羅的に解説している記事になります。「ガクチカをうまく書けない」と悩んでいる就活生にとっては必読の記事になります。

ゼミをエピソードにしたガクチカの書き方・解説

ゼミをエピソードにしたガクチカの書き方

先ほどのフレームワークを基に、「ゼミをエピソードにしたガクチカの書き方」を紹介していきます。

また、各項目の参考記事ではポイントをより詳細に解説しているため、そちらも参照にしつつ理解を深めていただければと思います。

今回は、以下に掲載したガクチカを具体例として解説していきます。

学生時代力を入れたことは「所属しているゼミでビジネスコンテストに参加し、最優秀賞を獲得したこと」です。昔から起業したいという夢を持っており、その一歩として今回のビジネスコンテストに参加することを決意しました。コンテストには同じゼミの仲間5人と一緒に臨むことになり、私はその中でリーダーを務めました。そして、参加するからには「本番で最優秀賞を獲得すること」を目標に定めました。ただ、例年最優秀賞を獲得しているのは大学院生ばかりであり、学部生である私たちにとってはハードルが高いのは一目瞭然でした。大学院生との差・最優秀賞獲得に向けての課題は「情報量・リソースが不足していること」だと感じたため、様々な専門家・起業家・教授などに話を聞きにいくことに注力しました。メンバー5人で協力して足を動かした結果、約2ヶ月間で30名の方にお話を伺いに行くことができ、どのチームにも負けない情報量を手にすることができました。その情報量を基に約半年間をかけて準備した結果、本番でのプレゼンにも大成功し、約10年ぶりの「学部生による最優秀賞獲得」を成し遂げることができました。準備段階では、コンテストへの熱意・意欲の差からチームがバラバラになりかけたこともありましたが、持ち前の明るさ・巻き込み力を活かして乗り越えることができ、最優秀賞の発表時に仲間と泣いて抱き合った経験は一生の思い出になっています。この活動を通じ、たとえ高い目標だったとしても、諦めずに仲間と協力して取り組むことで目標を達成できるという学びを得ることができました。

下記でそれぞれ解説しているフレームワークの6つの要素に関しては、「全ての要素を必ず盛り込まなければならない」というわけではありません。ESの設問形式や指定文字数を考慮しながら、構成を調整していただければと思います。

ガクチカのフレームワーク【(1)結論:何に取り組んだのか?】

ゼミでビジネスコンテストに参加

 

【(2)動機:なぜ取り組んだのか?】

昔から起業したいと思っていたから


【(3)目標と困難:どんな目標を掲げたのか?目標達成するうえでの困難は何か?】

目標:本番で最優秀賞を獲得すること

困難:大学院生との差/情報量・リソース不足/熱意の差


【(4)取組みと結果:どのように取り組んだのか?取組みの結果はどうだったのか?】

取組み:約2ヶ月間で30名の方に話を聞き、その情報をもとに準備した

結果:本番のプレゼンの大成功また約10年ぶりの学部生による最優秀賞獲得


【(5)人柄:活動の中であなたのどのような人柄が活かされたのか?】

持ち前の明るさ・巻き込み力


【(6)学び:取組みを通じて何を学んだのか?学びを社会でどのように活かすのか?】

たとえ高い目標だったとしても、諦めずに仲間と協力して取り組むことで目標を達成できるという学び

以下で(1)から(6)の項目に関して細かく説明していきます。

(1)結論:何に取り組んだのか?

「学生時代に何に取り組んだのか」を結論ファーストで書き始めましょう。

この結論を見ただけで、何について取り組んだか採用側が大枠をイメージできるよう、あまり余計な説明をせず端的に述べる必要があります。

以下の記事にあるように、「目標達成能力・リーダーシップ・チャレンジ精神」の3つの側面をそれぞれアピールできるエピソードを選択できると、良い評価を得れる可能性が高まります。(もちろん、3つの側面以外にも評価される項目はありますが、上記で挙げた3つの側面は特にどの業界・企業にも応用することができると考えられます。)

【参考】
「学生時代頑張ったこと」で重視される4つの評価項目
→「ガクチカで重視される4つの評価項目」について解説している記事になります。ガクチカ作成の基本的な部分になりますので、まずはこの記事を確認していただくことをオススメします。

また、企業や受賞など「経験自体のインパクト」は他者との差別化に繋がる可能性があるので、インパクトのある経験や著しい成果を残した場合は、冒頭の文章からそれが伝わるよう強調しておくといいと思います。

(2)動機:なぜ取り組んだのか?

次に「なぜそれに注力しようと思ったのか」という動機を示しましょう。

採用側は、この項目から「就活生がどのようなことに熱意を向けられるのか・モチベーションの源泉」という人柄を知りたいと考えています。なぜかというと、学生時代の経験で感じたモチベーションが仕事上のそれに通じるという考えが根底にあるためです。

入社してからもモチベーション高く働いてくれる人材だと見極められるために、その業界・企業の仕事に通じる動機を示すことが求められます。

下記の参考記事でも述べていますが、動機は"価値観に根ざした動機>主体的な動機>受動的な動機"の順番で評価されるため、そのことを理解して書き進める必要があるでしょう。

【参考】
「なぜ取り組んだのか」という質問の意図と対策方法

→「なぜそれに取り組んだのですか?」という質問を通して面接官は何を評価しているのでしょうか。本記事では、動機の評価ポイントを内定者の回答と合わせて確認していきます。

(3)目標と困難:どんな目標を掲げたのか?目標達成するうえでの困難は何か?

取組みにおける目標を通じて、「あなたの志の高さ及び何を目指しているのか、そのモチベーションの源泉は何か」を見極めようとしています。

この内容が「仕事における目標の高さ・モチベーションの源泉は何か」に繋がります。

目標設定に関しては、妥当な目標よりも自ら高い目標を設定する方が評価は高くなります。

というのも、あくまでも極端な例にはなりますが「自ら高い目標を設定し、その目標の達成に向かって本気で努力した人」と「他の人と同じような妥当な目標を設定し、そこそこ努力して目標を達成した人」では、確実に前者の方が「採用したい!」と面接官は考えるためです。

「なぜその目標を設定しようと思ったのか、その目標の難易度はどの程度のものなのか」を、具体的且つ根拠を示しながら伝えましょう。

また、目標達成するうえでの困難、つまり「どの程度のことを困難と感じるのか」という質問を通して、仕事上でも困難を乗り越えられる人材かを見極めようとしています。あなたが感じる困難について面接官が共感できなければ、取組み自体がアピールにならない可能性があるため注意が必要です。

困難に関する質問では、"困難のレベル(どの程度の物事を困難だと思うのか)・その困難の背景・乗り越えるまでのプロセス・乗り越えた結果"といった項目全てが重要となります。

どんな困難なのかという事実だけでなく、「なぜそれを困難だと考えたのか」などを具体的に伝えましょう。

下記の記事でも述べていますが、困難は"困難を伴う主体的目標>主体的目標>受動的目標"という順番で評価されると言われているため、こちらも意識していただければと思います。

【参考】
困難な目標に挑んだ経験|評価ポイントと内定者の回答例

→面接においては、「物事に取り組む上でどのような目標を設定したのか、その中でどのような課題があったのか」について深く掘り下げられることが多いです。この質問に関する評価ポイントと内定者の回答例について詳しく説明しています。

(4)取組みと結果:どのように取り組んだのか?取組みの結果はどうだったのか?

上記で述べた目標・困難に対して、具体的に取り組んだ内容について記述するようにしましょう。上記の例文のように、数字を用いて具体的に書くと、分かりやすく書くことが出来ます。

この場合、必ずしも目標を達成したエピソードについて述べる必要はありませんが、「どこに問題の本質があったのか・なぜそのアプローチを取ったのか」について考える必要があります。

以下の記事にあるように、"状況把握のために行ったこと→困難の根本的な原因→原因の解決のために実行したこと"の順番で行動を記述することで、いわゆる「経験描写だけのガクチカ(ファクトベースのガクチカ)」になるのを避けることができます。

【参考】
学生時代頑張ったことの書き方|工夫・取り組みの受かる伝え方とは?

→目標や困難に対する姿勢を見ることで、その就活生の人柄が分かるため、採用担当者は「目標や困難に対してどのように取組み、またどのような結果が得られましたか?」という趣旨の質問を往々にして繰り出してきます。本記事では「どのように取り組んだのか」という質問における面接官の意図と、評価される回答例について詳しく説明していきます。

(5)人柄:活動の中であなたのどのような性格が活かされたのか?

取組みを説明し、経験自体の記述を完結させたら、「その経験においてどのような人柄が発揮されたのか」について書きましょう。

同じ状況に直面しても、それに対しどう行動するかは人によって異なり、人柄がその選択を決定付ける一要素だという考えから問われています。

人柄はその人の立ち振舞いといった印象を構成するものであり、面接ではESで述べたキャラクターや性格検査の結果と乖離がないかどうかを確認されます。取組み内容との整合性はもちろん、面接の場での印象との整合性も意識しておくべきでしょう。

上手くアピールすることで企業と自身とのマッチングの良さを伝えられたり、「一緒に働いてみたい!」と思ってもらうこともできます。

【参考】
面接で重要な人柄を探る質問の答え方|周りからの評価を聞く訳とは?

→面接では、就活生の人柄に関する質問がよくされますが、多くの就活生はそれを想定していません。本記事では多くの就活生が無視しがちな「人柄」に関する質問について、評価項目と具体的回答例について詳しく説明したいと思います。

(6)学び:取組みを通じて何を学んだのか?学びを社会でどのように活かすのか?

最後に、これまで語ったエピソードから得た学びを述べましょう。

単なる気付きや感想ではなく、「社会に出てからも活かすことができる学びであるかどうか」が見られています。

評価としては、以下の記事にあるように"組織としての方法論>個人としての方法論>個人の単なる気づき"の順番で評価されます。

【参考】
【ES例文付】他の就活生と差がつく!ガクチカから学んだことの書き方

→ガクチカから学んだことの書き方について解説している記事になります。例文も掲載していますので、「学びをどのようにアピールするか」という観点を確認してみてください。

まとめ

ガクチカゼミのまとめ

  • ゼミは面接官の興味・関心を惹きやすい
  • ゼミの研究内容や実績だけで勝負しない
  • 他の就活生と差別化を図る必要がある

本記事では、多くの就活生がガクチカのエピソードとして用いる"ゼミのアピール方法"を解説しました。

ゼミをガクチカのエピソードとして用いる就活生は多いため、他の就活生と差別化を図るのが難しく、それゆえに適切なアピール方法を理解しておく必要性があります。

本記事の内容を参考にし、自身のゼミのエピソードを魅力的にアピールしていただければと思います。

他の経験をガクチカのエピソードとして使いたい方や2つ目のガクチカを書きたい方は以下の記事も参考にしていただけると幸いです。

ガクチカ完全攻略記事一覧
1.そもそもガクチカって何?
2.ガクチカがない人の対処法
3.ガクチカの書き方を徹底解説
4.ガクチカの例文を紹介
(1)ガクチカでゼミ活動をアピールするには
(2)ガクチカでサークル活動をアピールするには
(3)ガクチカで留学経験をアピールするには
(4)ガクチカで長期インターンシップをアピールするには
(5)ガクチカでボランティアをアピールするには
(6)ガクチカで研究(研究室)をアピールするには【理系学生向け】
(7)ガクチカで体育会系部活動をアピールするには
(8)ガクチカで資格・TOEICをアピールするには
(9)ガクチカで趣味をアピールするには
(10)ガクチカでアルバイトをアピールするには
ガクチカでカフェアルバイトをアピールするには
ガクチカで塾講師アルバイトをアピールするには
ガクチカで飲食店アルバイト(居酒屋・焼き肉・レストラン)をアピールするには
ガクチカでカラオケアルバイトをアピールするには
5.面接でのガクチカ対策と頻出質問10選

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