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ガクチカでゼミ活動をアピールする書き方とは?内定者ES例文4選付

ガクチカでゼミ活動をアピールする書き方とは?内定者ES例文4選付

最終更新日:2019年12月10日

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ガクチカ完全攻略記事一覧
1.そもそもガクチカって何?
2.ガクチカがない人の対処法
3.ガクチカの書き方を徹底解説
4.ガクチカの例文を紹介
(1)ガクチカでゼミ活動をアピールするには
(2)ガクチカでサークル活動をアピールするには
(3)ガクチカで留学経験をアピールするには
(4)ガクチカで長期インターンシップをアピールするには
(5)ガクチカでボランティアをアピールするには
(6)ガクチカで研究(研究室)をアピールするには【理系学生向け】
(7)ガクチカで体育会系部活動をアピールするには
(8)ガクチカで資格・TOEICをアピールするには
(9)ガクチカで趣味をアピールするには
(10)ガクチカでアルバイトをアピールするには
ガクチカでカフェアルバイトをアピールするには
ガクチカで塾講師アルバイトをアピールするには
ガクチカで飲食店アルバイト(居酒屋・焼き肉・レストラン)をアピールするには
ガクチカでカラオケアルバイトをアピールするには
5.面接でのガクチカ対策と頻出質問10選

ガクチカのエピソードとして用いられやすい「ゼミ活動」。

それゆえに、エピソード自体で他の就活生と差別化を図ることは難しく、「ガクチカの中身・伝え方」が非常に重要となります。

本記事では、"ゼミ活動に特化したガクチカの書き方・大手企業内定者の例文"を通し、「企業から評価されるガクチカ」を作成するためのヒントを提供します。

ゼミ活動をガクチカのエピソードとして用いるメリット

ゼミ活動をガクチカのエピソードとして用いるメリット

まずは、ゼミ活動をガクチカのエピソードとして用いるメリットを紹介します。

そのメリットは以下の3点に大別されると考えています。

  • 面接官の興味・関心を惹きやすい
  • ストーリーを構成しやすい
  • チーム・組織における学びを得やすい

面接官の興味・関心を惹きやすい

ゼミ活動は専門的な内容を扱うことが多いですが、面接官がその研究内容に関して専門的な知見を有しているケースはあまりありません。そのため、面接官にとってはその研究内容を新鮮に感じ、知的好奇心を刺激する可能性が高いと言えます。

研究内容を説明する導入部分で、面接官の関心を上手く惹くことが出来れば、その後の核となる取り組み内容や経験を経て得た学びについても深く質問してくれるでしょう。

また、ゼミ活動と並び多くの就活生がガクチカで用いる「サークル経験」と比較しても、大学生の本文である"学業"のエピソードを用いている点で面接官の関心を惹きやすいでしょう。

毎年、就活期には「サークルの副会長・幹事が大量発生する」という噂が立つように、多くの就活生がサークル経験ガクチカのエピソードとして用いるため、面接官の中には「またサークルか…」と辟易している方がいる可能性も0ではありません。

その点、ゼミ活動のエピソードを用いることで、学業に真面目に取り組んできたことを印象づけることができ、且つ研究内容も千差万別であるため、興味・関心を惹きやすい側面があります。

ストーリーを構成しやすい

一般的に、ゼミ活動では卒業論文や学会発表などが課せられており、それを集大成とする就活生も多いのではないでしょうか。

つまり、"活動における目標"が明確になっているとも言えます。

記事の後半で「ガクチカを書く際のフレームワーク」を紹介していますが、それを見てもらえればわかる通り、いくつかのポイントを押さえてストーリー構成で書くのが望ましいとされています。

ゼミ活動ならば、「目標(卒業論文の完成や学会での発表)を成し遂げるため、~のような困難を乗り越えた」などといったストーリーを立てやすいでしょう。

チーム・組織における学びを得やすい

【例文付き】他の学生と差がつく!ガクチカから学んだことの書き方を参照すると、企業側は、取り組みを経て得た学びを"組織としての方法論>個人としての方法論>個人の単なる気づき"の順に評価していると考えられます。

この理由としては、仕事では基本的にチーム単位で動く機会の方が多く、組織としての方法論がより仕事で活かせる学びだからだと言えます。

その点を踏まえてゼミ活動に目を向けると、多くのゼミ活動はチーム単位で活動する場合が多いという印象を受けます。

そのため、「協調性・信頼構築能力」といった素養が身につき、組織としての学びも得やすいのではないでしょうか。

特に、ゼミ長やグループのリーダーなどを担当すれば「リーダーシップ」を発揮する機会も多く、組織を引っ張る立場からの学びを得る機会も多いはずです。

ゼミ活動をガクチカのエピソードとして用いる際のポイント

ゼミ活動をガクチカのエピソードとして用いる際のポイント

ゼミ活動をガクチカのエピソードとして用いるメリットを紹介しましたが、「用いる際のポイント」もあります。

基本的に、ポイントは以下の3点に大別されると考えています。

  • 研究内容や実績だけで勝負するべきではない
  • 面接官がイメージしやすいように活動内容を説明する
  • 「個人」ではなく「チーム・組織」での取組が望ましい

研究内容や実績だけで勝負するべきではない

【ガクチカとは?】自己PRとの違い・評価基準・質問される理由を解説の「ガクチカの評価基準」でも紹介していますが、ガクチカの評価基準は何も「経験・実績自体のインパクト」だけではありません。

ガクチカを通じて、"思考力・モチベーションの源泉・人柄はどうなのか?企業で活かせる学びを得ているのか?"も知りたいと考えています。

企業はガクチカを通じてそれらを知ることで、「その就活生が自社にマッチした人材なのか、入社後も自社の利益に貢献する人材に成長するのか」を評価しています。

そのため、ガクチカでは「(1)なぜ取り組もうと思ったのか:動機(2)どのような工夫の上で取り組んだのか:方法論(3)どのような立ち位置で取り組んだのか:人柄」といった観点をアピールすべきだと考えられます。

そしてそれはゼミ活動をエピソードとして用いる場合も同様です。「ビジネスコンテスト〇位入賞・懸賞論文○賞受賞」といった輝かしい実績があると、どうしてもそれを全面に押し出したくなりますが、それだけだと企業は学生を「ただ頑張った人」といった評価しかできない恐れがあります。

また、そういった実績を持つ就活生も多数いるはずですから、もし自分より高い成果を挙げた就活生がいた場合、それだけで相対的に低い評価を受ける恐れがあります。

それを避けるためにも、ガクチカでは"目標を達成するまでの過程"も併せてアピールすべきでしょう。

面接官がイメージしやすいように活動内容を説明する

ゼミ活動について述べる際、導入部分として研究・活動内容を説明すると思うのですが、そこで毎年多くの就活生が陥ってしまう問題が"専門用語使い過ぎ問題"です。

多くの場合、面接官は各自の研究・活動内容について知識は深くないため、学生からの説明で大まかなイメージを掴む必要があります。

そこで学生しか分からない専門用語を連発してしまうと、面接官は導入部分で気が削がれてしまう可能性が非常に高いです。

そういったリスクを避けるため、研究・活動内容を説明する際は噛み砕いで説明するようにしましょう。

「個人」ではなく「チーム・組織」での取組が望ましい

「ゼミ活動をガクチカのエピソードとして用いるメリット」でも述べましたが、ゼミ活動をガクチカのエピソードに用いるメリットの一つに「チームにおける学びが得やすい」ことが挙げられます。

しかし、ゼミによってはグループワークがほとんどなく、個々人で作業を進めていく形式もあります。その場合、どうしても組織としての方法論を得る事ができず、個人としての取り組みに終始してしまいがちです。

それを避けるため、ガクチカを作成する際は、個人としての取り組みをメインに据えながらも「周囲との関わり」も盛り込むようにするべきです。

何かしらの形で周囲と協働する機会はあるはずですので、その機会から何を学んだのかを言語化するとより適切な回答ができるでしょう。

ガクチカの基本的な書き方

ガクチカの書き方

続いては「ガクチカの書き方」を解説していきます。

ガクチカは基本的に以下のフレームワークに沿って書くと論理的な文章になると言われています。

※下記のフレームワークの6つの要素に関しては、「全ての要素を必ず盛り込まなければならない」というわけではありません。ESの設問形式や指定文字数を考慮しながら、構成を調整していただければと思います。

上記のフレームワークを見てもらえば分かるように、

(1)結論→(2)動機→(3)目標と困難→(4)取組みと結果→(5)人柄→(6)学び

といった構成でガクチカを論理展開していくと良いと考えています。

この順番に沿うことで、面接官にわかりやすく論理性を保った伝え方ができるほか、面接を想定して自分の頭の中で整理された内容に仕上げることができます。

例として、フレームワークに沿ってガクチカを整理した内定者のESを見ていきます。それぞれの項目でどのようなことを述べるのか大枠を掴んでいただければと思います。

下記は野村総合研究所(NRI)内定者のESです。フレームワークに沿ってかなりレベルの高い内容にまとめ上げられています。

(1)結論
学生時代、スポーツ科学とトレーニングに関するWebサイトを立ち上げに力を注いできた。
 ⇩
(2)動機
地方出身の私は信頼性の高いスポーツ科学情報が少ない事に疑問を感じていた。
 ⇩
(3)目標・困難
そこで「スポーツをする人に正しい知識を知ってもらい、成功体験に繋げてもらいたい」という想いで信頼性の高い情報配信サイトを作る活動を始めた。活動の中での一番の挫折経験は、団体が解散してしまった事だ。設立当初数名で活動していたが、プログラマが抜ける致命傷を受けてしまった。そこから次第に団体のガバナンスが取れなくなり、結果解散するに至った。
 ⇩
(4)取組み・工夫とその結果
しかし、ここで諦めたら諦め癖がつくと思い、サイト作成に再挑戦する決意をした。プログラミング独学によるサイト構築、周囲と協力しコンテンツ作成する事の二点が難点であったが、持ち前の勤勉さとビジョンに共感してもらう説得力で成し遂げてきた。サイトを公開と同時にSNSを通じて宣伝した結果、月に千人近くの方に利用して頂く所まで辿り着く事が出来た。
 ⇩
(5)人柄
社交的な人柄が、団体立ち上げの際に活かされた。また基本的に真面目なため、最後までやりきろうとする姿勢が周りにも伝わり、最終的なWebサイトの立ち上げに繋げることができた。
 ⇩
(6)学び
団体解散という挫折経験から窮地の時こそ冷静に対処する判断力と粘り強さ、そして何より周りを巻き込むには「絶対に成し遂げる」という情熱が大切である事を学ぶ事が出来た。
上記の野村総合研究所(NRI)内定者のESは「こちら」からご覧いただけます。

フレームワークに当てはめて内容を考えると、上記の内定者の方のようにレベルの高い伝え方をすることができます。

フレームワークの各項目の具体的なポイントは、以下に記載した記事からご覧ください。

【参考】
【ガクチカの書き方を解説】6つのポイントで魅力的なES作成を
→フレームワーク含め、「ガクチカの書き方」について網羅的に解説している記事になります。「ガクチカをうまく書けない」と悩んでいる就活生にとっては必読の記事になります。

ゼミ活動をエピソードにしたガクチカの書き方

ゼミ活動をエピソードにしたガクチカの書き方

先ほどのフレームワークを基に、「ゼミ活動をエピソードにしたガクチカの書き方」を紹介していきます。

また、各項目の参考記事ではポイントをより詳細に解説しているため、そちらも参照にしつつ理解を深めていただければと思います。

今回は、以下に掲載したガクチカを具体例として解説していきます。

 学生時代力を入れたことは「所属しているゼミでビジネスコンテストに参加し、最優秀賞を獲得したこと」です。
 昔から起業したいという夢を持っており、その一歩として今回のビジネスコンテストに参加することを決意しました。コンテストには同じゼミの仲間5人と一緒に臨むことになり、私はその中でリーダーを務めました。そして、参加するからには「本番で最優秀賞を獲得すること」を目標に定めました。ただ、例年最優秀賞を獲得しているのは大学院生ばかりであり、学部生である私たちにとってはハードルが高いのは一目瞭然でした。大学院生との差・最優秀賞獲得に向けての課題は「情報量・リソースが不足していること」だと感じたため、様々な専門家・起業家・教授などに話を聞きにいくことに注力しました。メンバー5人で協力して足を動かした結果、約2ヶ月間で30名の方にお話を伺いに行くことができ、どのチームにも負けない情報量を手にすることができました。その情報量を基に約半年間をかけて準備した結果、本番でのプレゼンにも大成功し、約10年ぶりの「学部生による最優秀賞獲得」を成し遂げることができました。
 準備段階では、コンテストへの熱意・意欲の差からチームがバラバラになりかけたこともありましたが、持ち前の明るさ・巻き込み力を活かして乗り越えることができ、最優秀賞の発表時に仲間と泣いて抱き合った経験は一生の思い出になっています。この活動を通じ、例え高い目標だったとしても、諦めずに仲間と協力して取り組むことで目標を達成できるという学びを得ることができました。

以下では、「上記ESの内容が各項目のいずれに該当するか」も記載してあるため、それぞれ照らし合わせながら確認してみてください。

※下記でそれぞれ解説しているフレームワークの6つの要素に関しては、「全ての要素を必ず盛り込まなければならない」というわけではありません。ESの設問形式や指定文字数を考慮しながら、構成を調整していただければと思います。

(1)結論:何に取り組んだのか?

「学生時代に何に取り組んだのか」を結論ファーストで書き始めましょう。

この結論を見ただけで、何について取り組んだか採用側が大枠をイメージできるよう、あまり余計な説明をせず端的に述べる必要があります。

以下の記事にあるように、「目標達成能力・リーダーシップ・チャレンジ精神」の3つの側面をそれぞれアピールできるエピソードを選択できると、良い評価を得れる可能性が高まります。(もちろん、3つの側面以外にも評価される項目はありますが、上記で挙げた3つの側面は特にどの業界・企業にも応用することができると考えられます。)

【参考】
「学生時代頑張ったこと」で重視される4つの評価項目
→「ガクチカで重視される4つの評価項目」について解説している記事になります。ガクチカ作成の基本的な部分になりますので、まずはこの記事を確認していただくことをオススメします。

また、「経験自体のインパクト」が高いことも高評価に繋がりますので、インパクトのある経験や著しい成果を残した場合は、冒頭の文章からそれが伝わるよう強調しておくといいと思います。

上記で掲載したESの中で「結論」に該当する箇所は以下のようになります。

学生時代力を入れたことは「所属しているゼミでビジネスコンテストに参加し、最優秀賞を獲得したこと」です。

(2)動機:なぜ取り組んだのか?

次に「なぜそれに注力しようと思ったのか」という動機を示しましょう。

採用側は、この項目から「就活生がどのようなことに熱意を向けられるのか・モチベーションの源泉」を知りたいと考えています。なぜかというと、学生時代の経験で感じたモチベーションが仕事上のそれに通じるという考えが根底にあるためです。

入社してからもモチベーション高く働いてくれる人材だと見極められるために、その業界・企業の仕事に通じる動機を示すことが求められます。

下記の参考記事でも述べていますが、動機は"価値観に根ざした動機>主体的な動機>受動的な動機"の順番で評価されるため、そのことを理解して書き進める必要があるでしょう。

【参考】
「なぜ取り組んだのか」という質問の意図

→「なぜそれに取り組んだのですか?」という質問を通して面接官は何を評価しているのでしょうか。本記事では、動機の評価ポイントを内定者の回答と合わせて確認していきます。

上記で掲載したESの中で「動機」に該当する箇所は以下のようになります。 

昔から起業したいという夢を持っており、その一歩として今回のビジネスコンテストに参加することを決意しました。

(3)目標と困難:どんな目標を掲げたのか?目標達成するうえでの困難は何か?

取組における目標を通じて、「あなたの志の高さ及び何を目指しているのか、そのモチベーションの源泉は何か」を見極めようとしています。

この内容が「仕事における目標の高さ・モチベーションの源泉は何か」に繋がります。

目標設定に関しては、妥当な目標よりも自ら高い目標を設定する方が評価は高くなります。

というのも、あくまでも極端な例にはなりますが「自ら高い目標を設定し、その目標の達成に向かって本気で努力した人」と「他の人と同じような妥当な目標を設定し、そこそこ努力して目標を達成した人」では、確実に前者の方が「採用したい!」と面接官は考えるためです。

「なぜその目標を設定しようと思ったのか、その目標の難易度はどの程度のものなのか」を、具体的且つ根拠を示しながら伝えましょう。

また、目標達成するうえでの困難、つまり「どの程度のことを困難と感じるのか」という質問を通して、仕事上でも困難を乗り越えられる人材かを見極めようとしています。

あなたが感じる困難について面接官が共感できなければ、取組自体がアピールにならない可能性があるため注意が必要です。

困難に関する質問では、"困難のレベル(どの程度の物事を困難だと思うのか)・その困難の背景・乗り越えるまでのプロセス・乗り越えた結果"といった項目全てが重要となります。

どんな困難なのかという事実だけでなく、「なぜそれを困難だと考えたのか」などを具体的に伝えましょう。

下記の記事でも述べていますが、困難は"困難を伴う主体的目標>主体的目標>受動的目標"という順番で評価されると言われているため、こちらも意識していただければと思います。

【参考】
目標と困難における評価ポイントと内定者の回答例

→面接においては、「物事に取り組む上でどのような目標を設定したのか、その中でどのような課題があったのか」について深く掘り下げられることが多いです。この質問に関する評価ポイントと内定者の回答例について詳しく説明しています。

上記で掲載したESの中で「目標と困難」に該当する箇所は以下のようになります。 

コンテストには同じゼミの仲間5人と一緒に臨むことになり、私はその中でリーダーを務めました。そして、参加するからには「本番で最優秀賞を獲得すること」を目標に定めました。ただ、例年最優秀賞を獲得しているのは大学院生ばかりであり、学部生である私たちにとってはハードルが高いのは一目瞭然でした。

(4)取組みと結果:どのように取り組んだのか?取組みの結果はどうだったのか?

上記で述べた目標・困難に対して、具体的に取り組んだ内容について記述するようにしましょう。

この場合、必ずしも目標を達成したエピソードについて述べる必要はありませんが、「どこに問題の本質があったのか・なぜそのアプローチを取ったのか」について考える必要があります。

以下の記事にあるように、"状況把握のために行ったこと→困難の根本的な原因→原因の解決のために実行したこと"の順番で行動を記述することで、いわゆる「経験描写だけのガクチカ(ファクトベースのガクチカ)」になるのを避けることができます。

【参考】
学生時代頑張ったことの書き方|工夫・取り組みの受かる伝え方とは?

→目標や困難に対する姿勢を見ることで、その就活生の人柄が分かるため、採用担当者は「目標や困難に対してどのように取り組み、またどのような結果が得られましたか?」という趣旨の質問を往々にして繰り出してきます。本記事では「どのように取り組んだのか」という質問における面接官の意図と、評価される回答例について詳しく説明していきます。

上記で掲載したESの中で「取組みと結果」に該当する箇所は以下のようになります。 

大学院生との差・最優秀賞獲得に向けての課題は「情報量・リソースが不足していること」だと感じたため、様々な専門家・起業家・教授などに話を聞きにいくことに注力しました。メンバー5人で協力して足を動かした結果、約2ヶ月間で30名の方にお話を伺いに行くことができ、どのチームにも負けない情報量を手にすることができました。その情報量を基に約半年間をかけて準備した結果、本番でのプレゼンにも大成功し、約10年ぶりの「学部生による最優秀賞獲得」を成し遂げることができました。

(5)人柄:活動の中であなたのどのような性格が活かされたのか?

取組みを説明し、経験自体の記述を完結させたら、「その経験においてどのような人柄が発揮されたのか」について書きましょう。

同じ状況に直面しても、それに対しどう行動するかは人によって異なり、人柄がその選択を決定付ける一要素だという考えから問われています。

人柄はその人の立ち振舞いといった印象を構成するものであり、面接ではESで述べたキャラクターと乖離がないかどうかを確認されます。取組内容との整合性はもちろん、面接の場での印象との整合性も意識しておくべきでしょう。

上手くアピールすることで企業と自身とのマッチングの良さを伝えられたり、「一緒に働いてみたい!」と思ってもらうこともできます。

【参考】
面接で重要な人柄を探る質問の答え方|周りからの評価を聞く訳とは?

→面接では、就活生の人柄に関する質問がよくされますが、多くの就活生はそれを想定していません。本記事では多くの就活生が無視しがちな「人柄」に関する質問について、評価項目と具体的回答例について詳しく説明したいと思います。

上記で掲載したESの中で「人柄」に該当する箇所は以下のようになります。 

準備段階では、コンテストへの熱意・意欲の差からチームがバラバラになりかけたこともありましたが、持ち前の明るさ・巻き込み力を活かして乗り越えることができ、最優秀賞の発表時に仲間と泣いて抱き合った経験は一生の思い出になっています。

(6)学び:取組みを通じて何を学んだのか?学びを社会でどのように活かすのか?

最後に、これまで語ったエピソードから得た学びを述べましょう。

単なる気付きや感想ではなく、「社会に出てからも活かすことができる学びであるかどうか」が見られています。

評価としては、以下の記事にあるように"組織としての方法論>個人としての方法論>個人の単なる気づき"の順番で評価されます。

【参考】
【例文付き】他の学生と差がつく!ガクチカから学んだことの書き方

→ガクチカから学んだことの書き方について解説している記事になります。例文も掲載していますので、「学びをどのようにアピールするか」という観点を確認してみてください。

上記で掲載したESの中で「学び」に該当する箇所は以下のようになります。 

この活動を通じ、例え高い目標だったとしても、諦めずに仲間と協力して取り組むことで目標を達成できるという学びを得ることができました。

ゼミ活動のガクチカ例文一覧

ゼミ活動のエピソードを用いたガクチカ例文

最後に、「ゼミ活動をエピソードにしたガクチカの例文」を紹介します。

今回は、unistyleに寄稿されたESの中から以下の3つを抜粋し、解説していきたいと思います。

  • ガクチカ例文(1):伊藤忠丸紅鉄鋼内定者
  • ガクチカ例文(2):クラレ内定者
  • ガクチカ例文(3):京セラ内定者

※今回解説している3つの例文はそれぞれ「設問形式・指定文字数」が異なります。そのため、「フレームワークの6つの要素をすべて満たしているES」ではありません。ESの解説に関してはフレームワークに基づいて記載していますが、「フレームワークの6つの要素を全て満たしているESでなければ評価されない・選考は通過しない」というわけではないことを認識していただければと思います。

ゼミ活動のガクチカ例文(1):伊藤忠丸紅鉄鋼内定者

伊藤忠丸紅鉄鋼内定者のゼミ活動ガクチカ例文

【○○力】今までの経験の中で発揮された、もしくは培われたあなたの「○○力」を教えてください。(全角300文字以内)

【ダンドリ力】ゼミの起業体験プロジェクト(学園祭での出店を会社創業プロセスにみたてて運営するもの)です。ここで私は6名をまとめる社長の役割を担いました。この活動は初の試みとして行われ、事業計画書、定款、株主総会から模擬的に行いました。メンバーによってモチベーションが異なることや予期せぬトラブルが何度も生じるなど様々な困難がありましたが、日々反省会を開いてPDCAサイクルを回し、無事目標販売数を達成しました。この経験を通して(1)リーダーは組織メンバーの強みを引き出して適材適所に配置しまとめること(2)計画への柔軟性を持つことを学びました。このダンドリ力を活かして貴社の一翼を担いたいです。

【伊藤忠丸紅鉄鋼内定】エントリーシート(総合職)

この就活生は、ゼミ活動での経験をエピソードに「リーダーシップ」をアピールしています。

自身の強みをシンプルに「リーダー力」とするのではなく、一風変わった【ダンドリ力】 として示すことで、採用担当者の目を惹きやすいだけでなく、自身の強みをより具体的にイメージさせることが出来ています。

また、300字という比較的少ない字数制限内ですが"学生時代頑張ったことのフレームワーク"に則り、要点を抑えて端的に述べられている点も評価できます。

ガクチカのフレームワーク

【(1)結論:何に取り組んだのか?】

起業体験プロジェクト

【(2)動機:なぜ取り組んだのか?】

なし


【(3)目標と困難:どんな目標を掲げたのか?目標達成するうえでの困難は何か?】

前例がない初の取り組み、メンバー間のモチベーション格差や予期せぬトラブル


【(4)取組みと結果:どのように取り組んだのか?取組みの結果はどうだったのか?】

反省会を開催しPDCAサイクルを回す。無事成功。


【(5)人柄:活動の中であなたのどのような人柄が活かされたのか?】

なし


【(6)学び:取組みを通じて何を学んだのか?学びを社会でどのように活かすのか?】

リーダーの役目は組織メンバーの強みを引き出して適材適所に配置しまとめること、計画への柔軟性を持つこと

特に、経験を経た学びにおいて「組織としての方法論」を示せている点は高く評価されるでしょう。

本記事の冒頭で述べたように、企業に入社してからは基本的にチーム単位で動く機会の方が多く、「組織としての方法論」がより活かせる学びだからです。

上記のESでは具体的に述べられており、「再現性・汎用性」も高い学びですが、面接の場ではより深掘りされることが予想されます。

「この学びが活きた経験は他にもある?」といった質問が飛んでくる可能性もありますので、準備しておきましょう。

ゼミ活動のガクチカ例文(2):クラレ内定者

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ゼミ活動のガクチカ例文(3):京セラ内定者

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まとめ

ゼミ活動をアピールするガクチカの書き方のまとめ

本記事では、多くの就活生がガクチカのエピソードとして用いる"ゼミ活動のアピール方法"を解説しました。

ゼミ活動をガクチカのエピソードとして用いる就活生は多いため、他の就活生と差別化を図るのが難しく、それゆえに適切なアピール方法を理解しておく必要性があります。

本記事の内容を参考にし、自身のゼミ活動のエピソードを魅力的にアピールしていただければと思います。

ガクチカ完全攻略記事一覧
1.そもそもガクチカって何?
2.ガクチカがない人の対処法
3.ガクチカの書き方を徹底解説
4.ガクチカの例文を紹介
(1)ガクチカでゼミ活動をアピールするには
(2)ガクチカでサークル活動をアピールするには
(3)ガクチカで留学経験をアピールするには
(4)ガクチカで長期インターンシップをアピールするには
(5)ガクチカでボランティアをアピールするには
(6)ガクチカで研究(研究室)をアピールするには【理系学生向け】
(7)ガクチカで体育会系部活動をアピールするには
(8)ガクチカで資格・TOEICをアピールするには
(9)ガクチカで趣味をアピールするには
(10)ガクチカでアルバイトをアピールするには
ガクチカでカフェアルバイトをアピールするには
ガクチカで塾講師アルバイトをアピールするには
ガクチカで飲食店アルバイト(居酒屋・焼き肉・レストラン)をアピールするには
ガクチカでカラオケアルバイトをアピールするには
5.面接でのガクチカ対策と頻出質問10選

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