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こんな志望動機は嫌われる!評価されない志望動機NG例5選

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こんな志望動機は嫌われる!評価されない志望動機NG例5選

掲載開始日:2014年07月09日
最終更新日:2018年09月20日

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例えば受験において、誰も解けないような難問・奇問に注力するよりも、間違えてはいけない問題を確実に正解することが合格への近道だったりするように、誰もが抑えておくべきことを抑えることから始めるのが、就職活動の自己PR・志望動機でも重要だと感じています。
そこで今回は、実際にありがちな評価されない志望動機の実例となぜ評価されないのかを丁寧に説明したいと思います。

うんちくだけで実体験のない志望動機

【典型例】

「世界における日本の存在感を高めたい。少子高齢化、GDP3位への転落、ジャパンバッシングなど近年、日本の影響力の低下が事あるごとに取り上げられ、アジアの中でもシンガポール、中国の存在感が高まっています。私は一人の日本人としてこのような事態を憂慮し、解決するための仕事がしたいと思い、御社を志望しています。」

どれだけ立派に、データを集めて、論理が通っていてもこのように実体験に基づかない志望動機は評価されません。「日本の存在感を高めたい」という志望動機で内定する人は実際には多いのですが、内定している人は留学や海外経験、研究、伝統品への深い関わりなど、実体験をもとに「日本の存在感を高めたい」と語っているから評価されているのであり、実体験を除いた部分だけ真似しても評価されることはありません。

社会に貢献したいというだけの志望動機

【典型例】

「これまでの学生生活の中で感じてきた恩を社会やお世話になった人に返したいと思い、社会に貢献し、人の役に立つ仕事がしたいと思っています。私はこれまでの人生において、親・親戚・先生・友人など様々な人に支えられて生きてきたことを、特に一人暮らしをしてから実感しています。この恩を返したいと思い、社会に貢献できる仕事を希望しています。」

仕事とは、人や社会に貢献する対価としてお金をもらう行動であり、全ての仕事は、誰かに批判されたとしても、誰かの役に立っているものと考えられます。

社会に貢献する仕事では全ての仕事が当てはまってしまい、志望動機としては不適切です。どんな顧客に対して、どのように貢献したいのかといった形で、より具体的にどのように社会貢献したいのか話せなければまったく評価されないでしょう。

会社の魅力ばかりを並べた志望動機

【典型例】

「御社の企業理念に共感したため、志望しています。御社の取り組んでいる新エネルギー事業は、まさに企業理念を体現するものであると感じたため、志望しています。またOB訪問や説明会などでお会いした方々が一学生のためにも丁寧に説明してくださり、御社の人を大事にする社風を直に感じたため、志望しています。」

志望動機で知りたいのは、あくまで、「あなたが向いている仕事は何か、あなたはどういったことにやる気があるのか」というあなた自身の中身であり、「どれだけ企業のことを知っているか、どれだけ企業に魅力を感じているか」は大きな問題ではありません。

勘違いした学生の多くが、企業に対して、綺麗事を並べることで評価されようとしますが、綺麗事を並べるだけで、自分自身の経験から企業へのつながりを説明できない人は逆に評価が下がることがあります。重要なのは、自分自身の経験と仕事内容を結びつけて、その企業の仕事に向いていることを説明することだというのを忘れないようにしましょう。

自分の希望だけを並べた志望動機

【典型例】

「自分が成長できる厳しい環境下で、事業の影響度が高く、将来的には経営に関わることのできる仕事として御社を志望しています。御社ではコンサルタントとして、経営者の方と対峙しながら自己を高め、どのような期待・要望にも応えられる人間として成長したいと思っています。」

実際にはこのような志望動機で内定する人もいるので、学生も「成長したい」という志望動機でもいいのだと勘違いしがちですが、彼らは志望動機が評価されているのではなく、自己PRや過去の高い実績が評価されているということを理解しておくと自分がこのような志望動機を語るべきかどうか判断がつくでしょう。

企業から与えて欲しいもののリストを並べるだけでは、あなたがどんなことに向いていると考えているのか、あなたがどんなことにやる気がでるのかわからないでしょう。自分の希望を並べるのではなく、自分が企業に与えられることに意識を向けるだけで志望動機も大きく変わるでしょう。

実体験との結びつきが弱い志望動機

【典型例】

「南米に2週間の旅行をした際に、水道水が飲めず、またお風呂にも満足に入れない生活をしたことから、日本の水インフラの優秀さを実感し、これを海外に提供したいと感じ、御社を志望しています。水インフラの輸出という事業を確立することで、日本の世界におけるプレゼンスの向上に繋がるとも感じています。」

このような志望動機は、就職活動シーズンになると数多く見受けられ、こういった志望動機を書いている就活生自身も疑問に思いながら書いているため、「就職活動なんて無駄だ」という議論が巻き起こってしまうのかもしれないなと思っています。

企業側としてはどんなことに向いている、本気になれる人材か知りたくて志望動機を聞いているにも関わらず、楽しく旅行にいっただけの経験で、その仕事がしたいと思うというのは本気度に欠けていると思われる可能性が高く、評価されないでしょう。

もし旅行がきっかけでこのような仕事を本当にしたいと思ったのであれば、その後の行動として、研究のテーマとして調べる、海外ボランティアや海外インターンで現地の状況を知ろうとするなど、何かしらの行動に移されているだろうと思うのです。

このような志望動機は各業界で蔓延しており、食品メーカーであれば、「食事が幼いころから大好きだから」や広告業界であれば「CMが大好きだったから」といったように自分の主体的な志望動機に基づかない「いつかはやりたいな」レベルの思いで志望動機を語っても共感されないことは理解しておきましょう。

やりたいことと実際の仕事内容が結びつかない場合

【典型例】

「恵まれない人が安心して生活できる環境を整備したい、社会に貢献したいと思い、御社を志望しています。学生時代の貧困研究、海外フィールドワークの経験からこのような思いを抱きました。仕事では特に貧困率の高いアフリカにおけるインフラ整備に関わり、アフリカの貧困撲滅のために働きたいと思っています。」

自分自身の主体的な行動に結びついた志望動機ではありますが、企業は社会貢献のために事業をしているのではなく、利益をあげるために事業をしているという前提を忘れてしまっています。「社会貢献がしたい」という志望動機はよくみかけるのですが、社会に貢献した相応の対価が得られないことを企業は実施しないため、このような志望動機も評価されることはありません。

最後に

就職活動の問題点の一つとして、今回取り上げたような志望動機を語っても内定してしまい、社会人になってからその経験談を雄弁に語るために、勘違いしてしまう学生が多く生まれているといったことがあると思います。

上記の通り、このような志望動機を語っても評価される人というのは一定数存在し、それは志望動機が評価されているわけではなく、自己PRや学生時代頑張ったことが評価されているというのは理解しておきましょう。

就職活動も、学歴、学生時代の実績、SPI、自己PR、志望動機を総合的に評価しているに過ぎず、どれかが突出することで全体の評価が高くなることがあります。ただ冒頭の通り、成功確率を高める上では、どれかを突出させる努力以上に、失敗しないラインに全ての要素を引き上げることが近道だったりします。

自分を客観視しながら、企業側の視点も持って考えることができると、面接や説明会においても企業とうまく噛み合わない会話をすることなく、スムーズに自分のキャリア選択ができるのではないでしょうか。ぜひ納得のいくキャリア選択をするためにも、企業側の視点を持って自分自身を見つめなおすということをしてもらえたらと思います。

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