【内定者例文5選】自己PRで傾聴力をアピールするために4つのポイントを押さえよう!
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最終更新日:2025年12月26日
自己PR例文の全体像(強み別48選・エピソード別4選・文字数別7パターン・業界別13選など)は、以下の「完全版」をご覧ください。
▶︎ 自己PR例文完全版【新卒】強み・エピソード・文字数・業界別に例文を紹介
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自己PRでアピールしたい「傾聴力」とは何か
∟ビジネスにおける傾聴力の重要性
∟傾聴力をアピールするメリット -
自己PRで「傾聴力」をアピールする手順
∟結論ファーストで傾聴力が強みであることを述べる
∟傾聴力がどの場面で活かされたのかエピソードを述べる
∟傾聴力を活かすために何を意識したのかを述べる
∟傾聴力を活かしてどのように企業に貢献するのかを述べる -
自己PRで傾聴力をアピールするためのポイント
∟他の就活生との差別化を図る
∟企業が求める人物像に沿って伝える
∟面接時の対応に注意する
∟他の言葉に言い換えてアピールする - 自己PRを差別化してオリジナリティを!傾聴力の言い換え例
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【大手内定者厳選】自己PRで「傾聴力」を強みとしたES回答例文
∟西日本電信電話(NTT西日本)
∟KPMGコンサルティング
∟SMBC日興証券
∟EYストラテジーコンアンドコンサルティング
∟オリエントコーポレーション - まとめ
自己PRでアピールしたい「傾聴力」とは何か

傾聴力とは、人と会話をする際に相手の話をなんとなく聞き流したり自分ばかりが話すのではなく、相手が話していることを集中して聴く能力を指しています。
ビジネスにおける傾聴力の重要性
ビジネスの場面では信頼関係を構築するために傾聴力が重要視されています。
例えば、ターゲットとなるクライアントに自社の売りたい商品を購入してもらうには、その顧客と信頼関係を築かなくてはなりませんし、そのため信頼関係を構築するには、そのクライアントがどのような悩み事があるのかを把握する必要があります。
このことから傾聴力は、取引先との信頼関係を強化したり、上司と部下との間でよりスムーズなコミュニケーションが可能になります。
「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、3つの能力と12の能力要素から構成される『社会人基礎力』を経済産業省が提唱しています。
本記事でテーマにしている「傾聴力」はそのうちの一つであり、「相手の意見を丁寧に聴く力」として定義されています。
勿論、企業により求められる要素は異なりますが、社会一般で求められる要素を理解しておくべきでしょう。
【参考】経済産業省:社会人基礎力
傾聴力をアピールするメリット
傾聴力をアピールするメリットは以下に記載するように3点あり、大きなアピールポイントとなるので、参考にしてみてください。
- 人の話を最後まで聞き、理解することができる
- 社内外で友好関係が築ける
- 課題を正確に把握する能力がある
自己PRで傾聴力をアピールする手順

自己PRで傾聴力を最大限にアピールするために、必要な手順を解説していきます。文章の構成を意識して、論理的に表すことができるようにできるようにしましょう。
以下の項目が、傾聴力をアピールするための手順になります。
- 結論ファーストで傾聴力が強みであることを述べる
- 傾聴力がどんな場面で発揮されたのかエピソードを述べる
- 傾聴力を活かすために何を意識したのかを述べる
- 傾聴力を活かしてどのように企業に貢献するのかを述べる
結論ファーストで述べる
自己PRでは冒頭で、自分の強みを聞かれているわけですので、アピールしたい内容を簡潔に伝えます。
特にエントリーシート(ES)においては、ダラダラと冗長に記載するよりは、内容を簡潔に記載した方が読みやすく、採用担当者に対して良い印象を与えることができるでしょう。
傾聴力がどの場面で発揮されたのかエピソード述べる
次に話す内容がイメージしやすいように回答することを心がけましょう。
結論ファーストから具体的な内容や方法論を話すことができれば具体性が増し、イメージしやすい内容にすることができます。
傾力がある人材だとイメージしてもらうために、抽象的な表現は避け論理的に且つ具体的な構成を心がけましょう。
傾聴力を活かすために何を意識したのか述べる
次に傾聴力を活かすために行動したことを伝えるようにしましょう。
何を意識したかを述べることで、よりエピソードが具体化され、読み手がイメージしやすくなります。
傾聴力を意識した中でも様々な行動パターンがあります。
例えば「相手の本音を聞き出すために、ヒアリングを徹底した」や「課題を特定するために、多くの人の意見を聞いた」などが挙げられます。
傾聴力を活かして企業にどう貢献するか述べる
ここが自己PRでの最重要ポイントです。
企業側が重視するのはあくまでも「あなたが企業の利益に貢献できる(=企業で活躍できる)人材かどうか」です。
したがって、自己PRでアピールする強みは、入社後にその企業に貢献するための武器になるものでなければ意味がないと言えます。
自己PRの最後に「その企業での仕事内容」と「これまでに培ってきた傾聴力」が結びついていることを示し、あなたの強みを活かせることを証明しましょう。
更に完成度を上げたい方は、自己PRにおける締め方についても確認しておくと良いでしょう。
自己PRで傾聴力をアピールするポイント

ここまでで、エントリーシート(ES)で評価される自己PRを書くためのフレームワークを説明しました。
続いては自己PRでアピールする傾聴力をより魅力的なものにし、採用担当者からの高評価を得るためのポイントを解説していきます。
自己PRを書く際のポイントは以下の4点になります。
他の就活生との差別化を図る
他の就活生と差別化を図るためには、アピールしたい「傾聴力」を裏付けるエピソードを複数用意することが必要です。
複数のエピソードについて言及することができれば、あなたの強みである「傾聴力」が一定の再現性を伴っていること(=あなたが様々なシーンでその強みを発揮していること)を示すことができるため、自己PR全体の説得力をさらに高めることができます。
また、面接ではエントリーシート(ES)の内容を質問で深掘りされます。
こうした質問対策の一環としても、エントリーシート(ES)作成の段階でエピソードを複数用意しておくとよいでしょう。
企業が求める人物像に沿って伝える
自己PRで「傾聴力」をアピールする際に必ず念頭に置いて欲しいのは"志望企業が求めている強みをアピールすること"です。
仮にいくら素晴らしい強み・エピソードを持っていたとしても、その強みを企業が求めていなければ高い評価を得ることは難しいでしょう。
多くの企業が自社の採用HPに求める人材像を明記しています。そのため、採用HPを見ることで「その企業がどのような人材を求めているか」を知ることができます。
また、求める人物像は年度によって変更される場合が往々にしてあります。採用HPから求める人物像を把握する際には、必ず最新年度の情報を参考にするようにしましょう。
面接時の対応に注意する
傾聴力は実際の面接でも、アピールすることができます。逆に言えば、面接時の対応で、傾聴力が発揮できないと評価されないケースがあります。
そこで、面接では人事の話に対して、適度に相づちを打つなどのリアクションを入れましょう。
ただし、オーバーリアクションや過度な相づちは、相手を煽る行為になり却って逆効果になるので、話の区切りが良いタイミングで相づちを打ちましょう。
他の言葉に言い換えてアピールする
傾聴力は抽象的な強みであるため、他の言葉に言い換えてアピールすることで、自分の強みをより伝えやすくすることができ、他の就活生との差別化を図ることができます。
傾聴力を言い換えてアピールすることができる強みを以下で紹介していきます。
自分に合う強みがあったら参考にしてみてください。
- 相手の意見を聞きだす力
- 意見の調整力がある
- ヒアリング力
また、面接で自己PRを魅力的に伝える方法についても併せて参考にしてみてください。
自己PRを差別化してオリジナリティを!傾聴力の言い換え例
まず最初に以下のような疑問・悩みが浮かんだ就活生もいるのではないでしょうか。
「傾聴力を自己PRに選んだ時他の就活生と被りそうだから、何か別の言葉に言い換えたい!」
「傾聴力だと何だかしっくりこず、もっと適当な言葉がある気がするんだよな…」
そんな就活生に向け、傾聴力と類似した言い換え言葉を下記にまとめてみました。
必ずしも言い換える必要はありませんが、上記のような悩み・疑問を持っている方は参考にしてみてください。
また、強み別の自己PR例文を参考にすることでより自分に合った言い換えが見つかる場合もあるでしょう。
- 相手のニーズを的確に把握することができる力
- 他人の意見やアイデアを受け入れ、まとめる力
- 他人や状況を理解し、その背後にある要因や動機を把握する力
自己PRで「傾聴力」を強みとしたES回答例文

以下で大手企業内定者の自己PRの回答例文を紹介します。
それぞれ継続力をアピールしている回答となっているので、自己PRで継続力をアピールしようと思っている方は参考にしてみてください。
西日本電信電話(NTT西日本)
私の強みは傾聴力です。相手の話を聞き、本音を引き出すことができます。大学時代はボランティア活動を行い、児童養護施設や老人ホームなどでレクリエーションを行いました。活動を始めた当初は何をしていいか分から...場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
KPMGコンサルティング
私の強みは「組織全体を意識する力と傾聴力」だ。強みを活かし、〇〇〇〇学生団体〇〇〇〇を幹部役員として存続危機から再建した。
昨年末部員50名の半数以上が辞め、残る学生の会議出席率も5割を切っていた。...
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。
SMBC日興証券
私の強みは「傾聴力」です。部や学生連盟での活動の中で、多くの人の意見を聞くことで、課題の発見・解決を行ってきました。また、一つのことに対して全力で取り組むことができることも私の強みだと考えています。一...それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。 大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、
EYストラテジーアンドコンサルティング
私の強みは2つあります。一つ目は「傾聴力」です。○○にある○○関連の会社でインターンをしていた際に、市場にまだ出ていない商品に対する消費者のアンケート実施、価格設定、そして販売経路の策定を行いました。...また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。 かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
オリエントコーポレーション
私は長所である傾聴力を生かして信頼を獲得し、皆をまとめた経験があります。具体的には、私は150人以上所属するサークルの副会長を務め、学園祭では屋台の責任者となり、「10万円の黒字を出す」という目標を掲...場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
まとめ
改めてにはなりますが、自己PRを述べる際に念頭に置くべきことは、「強み」をアピールする際は、企業に貢献できる武器であるということを示さなければならないということです。
本記事の総括として、重要なポイントは以下の2つです。
(1)企業を理解し、伝えるべき「強み」を決める
∟あなたの志望する企業がどんな人材を求めているのかを認識した上で、それにマッチするような強みをアピールすべきです。
(2)「強み」を論理的に伝えるための自己PRを作成する
∟読み手・聞き手にしっかりと伝わる自己PRを作成するためには、論理性が最も重要なポイントになります。本記事で紹介したフレームワークに沿って作成すれば、読み手に伝わりやすい自己PRになります。
また、傾聴力は相手の立場に立って考えることにも繋がります。このように様々な視点から自分の長所を言い換えることもアピールすることも、志望企業の採用担当に自分の強身を分かりやすく伝えるためには有効です。
そして、面接ではエントリーシート(ES)でアピールした強みについて深掘りされるだけでなく、様々な角度からの質問であなたの強みが評価されます。エントリーシート(ES)でアピールした強みと面接内容にズレがないように、面接での自己PRについても対策を進めましょう。
面接での自己PR対策については、以下の記事も参考にしてみてください。






