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読売新聞のESと採用HPから考える読売新聞の求める人材

読売新聞のESと採用HPから考える読売新聞の求める人材

掲載開始日:2014年11月12日
最終更新日:2016年12月09日

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朝日新聞の慰安婦問題を含め、海外ではAmazonがワシントンポストを買収するなど、新聞業界は激動の時を迎えていると言えます。インターネットの発達により人々の情報収集方法が変化した結果、新聞の購読者数は年々減少しており、一刻も早く手を打つ必要があると言えるでしょう。一方で、クオリティの高い記事を書くことができるという新聞社の社員の能力は今後も高く評価されると言え、新聞社の経営が危なくなったとしてもクオリティの高い記事が書ける記者についてはネット系のメディアを中心に転職には困らないということが言えそうです。(現在の新聞社での年収を維持するのはかなり難しいでしょうが。。。)
 
今回は読売新聞の採用HPの中でも、記者職を取り上げ、求められる人材について説明したいと思います。
 
 
支局の清掃係の方の耳打ちから生まれたのは、事故で亡くなった方の愛犬をご近所中で世話しているという記事。上司からは「よくこんな話が拾えたな」と言われ、英字新聞にも掲載されました。新人時代の嬉しいエピソードの一つです。でも、記者の仕事のほとんどは事件や事故。遺族へのインタビューほど難しいものはありません。福島時代に起きた漁船の転覆事故では、調査船からの一報を待つ遺族の方を前にした時、自然と慰めの言葉が口をつきました。ただ、遺族の方の心に寄り添うだけ。でも、すべてを話してくれたのです。ご主人の生還を信じ、携帯にメールを送り続けていることも。記者としての前に「人として」。そんなことを教えてくれた出来事でした。
 
読売新聞採用HPより引用)
 
こちらの採用HPでは、採用HPということもあり、「いい話」が書かれています。実際に遺族のインタビューなど生々しい新聞社の社員の話はこちらのコラムに掲載していますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
 
 
記者の仕事は基本的に、取材をし、原稿にして新聞に掲載することです。その取材段階では上記の働き方や紹介したコラムのように、取材対象の人との関係構築が重要になります。近所の人との人間関係や警察関係の人との関係が他社には真似できない記事の元となります。また上記で紹介したコラムにあるように、他社が真似できずに自社独自のスクープを「特ダネ」とよび評価の対象になります。一方で他社に「特ダネ」を取られて、後追いで記事にする「追っかけ」はマイナス評価の対象となります。個人に実績が紐づきやすく、個人としてプレッシャーの強い環境下でも力を発揮することが求められます。
 
このような仕事においては下記のような能力が求められると考えられます。
 
①取材対象となる人と信頼関係を構築し、自分だからこそ教えてもらえる情報を引き出すことのできる人材
②個人としてプレッシャーのかかる環境下でも、努力し、成果を出すことのできる人材
 
もちろん最低限の文章力や文章に対する興味は大前提として、その上で上記のような能力が求められているように感じます。また最近では朝日新聞がビジネスコンテストインターンを開催するなど、新聞を用いた新規ビジネスを構築することが求められる可能性が高く、
 
③今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる
といった能力も求められるようになるかもしれません。
 
 
 

読売新聞設問内容

 
♦ 1. 志望動機、なぜ秋採用、してみたいこと
♦ 2. 最近きになるニュース、読売新聞の感想
♦ 3. あなたの性格や趣味、特技、これまで力を入れたこと
 
 

一つ目の設問

 
♦ 1. 志望動機、(なぜ秋採用)、してみたいこと
 
基本的な志望動機になります。志望動機が問われている質問です。志望動機については常々、下記の要素が問われていると書いていますが、ここでも志望動機の全体に加えて、特に興味のある分野や仕事内容が問われています。
 
①仕事を通じて成し遂げたいこと
②きっかけとなる経験
③企業選びの軸
④企業選びの軸に合致する他に受けている業界と他業界ではダメな理由
⑤具体的にどのような仕事や部門に興味があるか
⑥業界の中でも志望企業の理由
 
①、②、⑤を語ることができれば十分でしょう。下記の内定者のエントリーシートでは、①、②、⑤が丁寧に書かれています。
 
 
基本的な志望動機のフレームワークについては下記のコラムを参考にしてください。
 
 
 

二つ目の設問

 
♦ 2. 最近きになるニュース、読売新聞の感想
 
野村證券の解説コラムでも書いた通り、最近気になるニュースは就職活動で頻出の質問です。どのようなニュースや出来事に関心を持っているかを見る中であなたがどんな考え方、価値観を持っているのか知りたいために聞いている設問だと言えます。今後はニュースを生み出す立場になるため、記者としてふさわしい切り口や考えの深さを示すことができるかどうかが問われている質問だと言えます。
 
下記の内定者は自分が大学まで取り組んできたスポーツの事件について、志望動機と少し絡めながら書いています。自分の経験に基づいて意見を述べられると、ありきたりな一般論よりも深みが出て共感を得やすいと言えます。
 
 
 

三つ目の設問

 
♦ 3. あなたの性格や趣味、特技、これまで力を入れたこと
 
いわゆる自己PRだと言えます。過去の生い立ちからこれまでの自分について説明することが求められます。もちろん読売新聞がどのような人材を求めているのかイメージしながら書くことが求められています。下記の内定者は「自ら率先して動くことで周囲の信頼を得ることができる」という自分自身の強みについて中学時代の経験までさかのぼって書いてくれています。
 
 
 

最後に

 
マスコミの仕事というと、華やかな世界をイメージしがちですが、新聞の記者は非常に泥臭い世界で、物事の裏側を伝えたいという思いが強くないと続かない世界と言えます。就職人気については、朝日新聞の東大生の入社がゼロだったなどいわれるように、近年新聞社の人気は落ちていると考えられるので、狙い目と言えるかもしれません。下記のコラムを読んでも新聞社で働きたい、物事の裏側を伝えたい、記事を書きたいと思える人はぜひ受けてみてください。
 
 
 

credit: Ryan Brunsvold via FindCC

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