自己PRで柔軟性をアピールするには?書き方・例文・言い換え表現を解説
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最終更新日:2024年10月25日
1.自己PRの基本知識(意味・強みの種類・自己紹介やガクチカとの違い)
2.自己PRが見つからない人の対処法
3.自己PRの書き方・書く際のポイントを解説
4.自己PRの書き方を文字数別に解説
5.自己PRの書き出しを解説
6.自己PRの締めを解説
7.自己PRのES例文集(強み別)
8.自己PRのES例文集(業界別)
9.面接での自己PRの伝え方
10.面接での自己PRにまつわる頻出質問集
自己PRで比較的よく用いられる"柔軟性"という強み(長所)。
柔軟性をアピールして志望企業の内定を目指そうと考えている就活生も少なくないかと思いますが、一方で以下のような悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。
「柔軟性ってぶっちゃけ自己PRになるの?」
「どういう風に柔軟性をアピールすれば企業から評価されるの?」そこで本記事では自己PRの中でも柔軟性を取り上げ、柔軟性をアピールするメリットや自己PRの書き方、そして大手企業内定者のES例文について解説していきます。
自己PRで柔軟性をアピールした大手企業内定者のES例文
自己PRにおける柔軟性、基本的な自己PRの書き方については理解していただけたかと思いますので、続いては「柔軟性をアピールして大手企業からの内定を獲得した就活生のES例文」を紹介します。
本記事では、以下の2名のES例文を掲載しています。
柔軟性をアピールした自己PRのES例文:SMBC日興証券21卒内定者
長所と短所を含めた自己PR(250字)
【引用】SMBC日興証券(リテール):21卒内定者ES
柔軟性をアピールした自己PRのES例文:みずほ情報総研20卒選考通過者
自己PRをお答えください。(600文字以下)
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自己PRにおける柔軟性とは
自己PRでよく用いられる「柔軟性」ですが、そもそもこの言葉にはどういった意味があるのでしょうか?
『goo国語辞書』で調べてみると、以下のような意味となるようです。
柔軟性の意味
その場に応じた適切な判断ができること。さまざまな状況に対応できること。
【引用】goo国語辞書(柔軟性)
つまり、この柔軟性という言葉をビジネスシーンに置き換えてみると、"周囲の人や環境に応じて、臨機応変に物事に取り組める"となります。
いずれの仕事においても、社内外含めた様々なステークホルダー(利害関係者)と関わる必要がありますし、周囲の環境や自身の立場によってもするべきことは異なります。
このことから、柔軟性は自己PRで用いるべき強み(長所)として適切であると言えるでしょう。
記事の後半でも再度説明しますが、柔軟性をアピールする際は"柔軟性を発揮したエピソード・柔軟性を企業でどのように活かすのかを具体的に述べる"ことを心がけましょう。
「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、3つの能力と12の能力要素から構成される『社会人基礎力』を経済産業省が提唱しています。
本記事でテーマにしている「柔軟性」はそのうちの一つであり、「意見の違いや立場の違いを理解する力」として定義されています。
勿論、企業により求められる要素は異なりますが、社会一般で求められる要素を理解しておくべきでしょう。
【参考】経済産業省:社会人基礎力
自己PRで柔軟性をアピールするメリット
自己PRにおける柔軟性の定義は理解していただいたかと思いますが、そもそも自己PRで柔軟性をアピールするメリットとは何なのでしょうか?
結論、そのメリットは"柔軟性は汎用性の高い強み(長所)であるから"という回答に集約されます。
その理由を以下の2つの観点から考察していきます。
- これからの時代(VUCAの時代)を生き抜くために必要とされる素養であるため
- ジョブローテーション・転勤といった変化に適応するため
これからの時代(VUCAの時代)を生き抜くために必要とされる素養であるため
社会の変化が激しく、将来の姿を予測することが難しくなっている現代(将来)を示す用語として「VUCA」というものが存在します。
Volatility(変動性)
Uncertainty(不確実性)
Complexity(複雑性)
Ambiguity(曖昧性)
VUCAとは上記4つの単語の頭文字を取った造語であり、一つ一つの単語を見ていただければ分かる通り、これからは変化の激しく不安定な時代が訪れるとされています。
そんな時代だからこそ、過去や現状に固執しすぎることなく、社会の変化に適応して柔軟に行動する力がより求められるのは間違いないでしょう。
”VUCA”からみる、これから求められる人材像とは?
ジョブローテーション・転勤といった変化に適応するため
大手企業を中心に日系企業では、「ジョブローテーション制度・転勤制度」というものを導入している企業が多く存在します。
こういった制度を導入している企業では必然的に、数カ年に一度は周囲の人・環境の変化が訪れます。このことから、こういった環境の変化に適応することのできる柔軟性は社会人として必須のスキルと言えるでしょう。
上記で紹介した2つの観点からも読み取れるように、柔軟性はこれからの時代に必須とも言える素養であり、ビジネスシーンにおいても重要な強みとなり得ます。
自己PRで柔軟性を述べ、選考官が「ぜひこの就活生を採用したい!」と思えるようなアピールに繋げてもらえればと思います。
エントリーシート(ES)における自己PRの基本的な書き方
柔軟性をアピールするメリットについて紹介しましたので、続いては自己PR全体の書き方について解説していきます。
自己PRを書く際は、基本的に以下のフレームワークに沿って書くことで論理的な自己PRにすることができます。
上記の図に記載してあるように、まず最初に"結論(書き出し)"を簡潔に述べ、その結論の根拠となるエピソードを伝えます。
エピソードを述べる際には「どのような努力や工夫をし、どんな結果を出すことができたか」という選考官が最も知りたい部分まで書くようにしましょう。
そして最後には、自分の強み(長所)を通して企業にどう貢献できるのかをアピールします。このような流れで自己PRを書き終わったら、必ず添削をするようにしましょう。
自己PRで柔軟性を言い換えるなら?
本記事では自己PRにおける柔軟性について解説してきましたが、ここまで読んでみて以下のような疑問・悩みが浮かんだ就活生もいるのではないでしょうか。
「柔軟性だと他の就活生と被りそうだから、何か別の言葉に言い換えたい!」
「柔軟性だと何だかしっくりこず、もっと適当な言葉がある気がするんだよな…」
そんな就活生に向け、柔軟性と類似した言い換え言葉を下記にまとめてみました。必ずしも言い換える必要はありませんが、上記のような悩み・疑問を持っている方は参考にしてみてください。
- 臨機応変に行動できる
- どんな状況にでも対応できる
- 適応力がある
- 順応性が高い
まとめ
本記事では自己PRにおける柔軟性について解説してきました。
改めてになりますが、自己PRは「自身が入社後に活躍できる人材であること」を示す必要があります。
自己PRを柔軟性をアピールし、志望企業の選考突破、ひいては内定獲得を目指してもらえればと思います。
1.自己PRの基本知識(意味・強みの種類・自己紹介やガクチカとの違い)
2.自己PRが見つからない人の対処法
3.自己PRの書き方・書く際のポイントを解説
4.自己PRの書き方を文字数別に解説
5.自己PRの書き出しを解説
6.自己PRの締めを解説
7.自己PRのES例文集(強み別)
8.自己PRのES例文集(業界別)
9.面接での自己PRの伝え方
10.面接での自己PRにまつわる頻出質問集