【イケてない自己PRにさようなら】自己PRで伝えるべき3つの能力とは
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最終更新日:2022年02月03日
面接において必ず聞かれるものとして「自己PR」があります。
自分が企業にとってどのようなメリットをもたらすことが出来るのかをアピールできる部分となりますので、しっかりとアピールすることが大切になります。
今回は自己PRの出発点である「強み」について詳しく説明したいと思います。伝えたい「強み」が的外れなものである場合、いくら頑張ったPRをしても面接官の共感は得られないでしょう。
自己PRの出発点になる非常に重要な部分になりますのでしっかりと理解してもらいたいと思います。
1.「強み」で何を語るか
自己PRをする際のフレームワークは以下のようになります。
このように「強み」は自己PRのフレームワークの一番最初の結論部分になります。あなたが企業の利益に貢献できる能力があることを端的に伝えましょう。
企業が求めている三つの能力のどれを伝えたいのか明確にした上で慎重に文言を選ぶことが大事です。
三つの能力とは以下になります。
- 目標達成力(問題解決力)
- リーダーシップ
- チャレンジ精神(変化に対応する力)
個人としての強みとして「目標達成能力」を前面に押し出す自己PRでもインパクトが十分ある経験であればそれだけでも内定することは可能です。但し、多くの学生にとってはそのような経験は中々ないでしょうし、すごい経験同士でぶつかった場合には、「リーダーシップ」や「チャレンジ精神」をどれだけ伝えることができるかが大きな分かれ目となります。
ここは「リーダーシップ」や「チャレンジ精神」にも目を向け、組織や人との関わりから強みを語り、組織の中での強みもPRできないか同時に考えるようにすると同じ経験でも少し違った形でPRできるのではないでしょうか。
ここは「闇雲な自己PRはNG 〜企業が求める能力・人物像を理解してから〜」の部分を読みながらどのような内容を伝えるべきかしっかりと考えましょう。
以下チェックを付けながら考えてみてください。
□・あなたの強みは何か?
□・強みが形成されたきっかけは?
□・強みを表す具体的エピソードについて
□・上記以外に強みを表す具体的エピソードについて
□・強みを発揮する上で心がけていること、意識していることについて
□・強みを会社や社会でどのように活かしていきたいか?
2.イケてない自己PRの例
企業が求めている能力を理解しないまま自己PRをしてしまうと下記の様な内容になりかねません。下記内容の自己PRの場合、かなり高い確率で評価されないため注意が必要です。
上記、文中でのコメントの通り、強みが企業が求める能力を示すものでないこと、困難及び目標のレベルが圧倒的に低いため、強みとしてまったくアピールできていない内容になってしまっています。
このような文章のままESとして提出し、面接で話したとしてもまったく評価されずに終わってしまいますが、多くの人がこのレベルで提出してしまっています。
3.イケてない自己PRをしないためにも
イケてない自己PRのほとんどが、自分自身が頑張ったことを素直に書いているだけで、「仕事内容をイメージできていない」のが原因だと考えられます。
「闇雲な自己PRはNG 〜企業が求める能力・人物像を理解してから〜」でも書いた通り、企業が求めているのは最終的に企業の利益に貢献できる人材です。
企業の利益に貢献できる人材であることをアピールするためには、その企業がどのように利益を生み出し、そのために必要なのはどんな能力なのか理解する必要があります。
企業側がどのような人材を求めているのか、企業側のニーズを理解した上で、自己PRを書くようにしましょう。
下記の記事では面接の準備・対策について解説していますので参考にしていただければと思います。
・面接とは(面接を課す意味・評価基準・面談との違い)
・面接の頻出質問一覧と回答例(志望動機・自己PR・ガクチカなど)
・面接の逆質問一覧(考える際のポイント・具体例)
・面接で必要なマナー(入退室・身だしなみ・メール・電話)
・面接の対策(一次面接・二次面接・最終面接・集団面接・WEB面接)
・面接の練習(練習方法・ポイント)
・面接の準備(選考通過に向けた準備・当日に向けた準備)