自己PR「体力に自信がある」の書き方をES例文付きで解説

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最終更新日:2024年07月30日

自己PRで体力を強みとしたい就活生は多くいると思います。しかし、下記のような悩みを持っている就活生も多いのではないでしょうか。

「体力をアピールすることで採用につながるかが不安。」

「自分の強みを正しく伝えられるか分からない。」

そこで、本記事では実際の大手企業選考通過者のES例文を掲載し、自己PRで体力を強みとしてアピールする際のポイントや注意点を解説していきます。

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【エピソード別】​​​​​自己PRで体力という強みをアピールした大手企業選考通過者のES例文​​​​​

自己PRで体力をアピールした大手企業選考通過者のES例文

まず最初に、実際に体力をアピールした、大手企業選考通過者のES例文を紹介していきます。ES作成に役立てていただけたらと思います。

体力をアピールした自己PRのES例文【ゼミ・研究室】:丸紅

あなたを表すキーワードと、その背景を最大二つ簡潔に記載してください。(キーワード20文字以下/背景150文字以下)

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体力をアピールした自己PRのES例文【部活・サークル】:博報堂・博報堂DYメディアパートナーズ 

一言で言うとどんな人

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体力をアピールした自己PRのES例文【部活・サークル】:日立建機

簡単に自己PRをしてください。(200字以内)

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体力をアピールした自己PRのES例文【趣味】:伊藤ハム

自己PR(400文字以内) 

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 体力をアピールした自己PRのES例文【その他】:豊田通商

あなたを一言で表してください。(15文字以下)

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企業が自己PRを聞く意図とは

企業が自己PRを聞く意図とは

体力という強みに限定した自己PRの書き方を考える前に、「そもそもなぜ企業は就活生に自己PRを聞くのか」について理解しておくことが大切です。

企業が就活生に対して自己PRを聞く理由は大きく分けて以下の2点になります。

  • 自社の求める長所・能力があるかを知るため
  • 人柄を判断するため

この2点について以下で詳しく説明します。

自己PRを聞く意図(1):自社の求める長所・能力があるかを知るため

企業は社員に対して、自社の利益に貢献してくれることを求めています。なぜなら、企業は営利企業である以上、利益を生み出す必要があるからです。

つまり新卒採用においても、"あなた自身が入社した際、その企業にプラスの利益をもたらすことができる人物かどうか"を企業は見ています。言い換えると、「その就活生が入社後に活躍してくれる人材かどうか」を見極めているということです。

そのため、自分の長所が何なのかを考える際には、企業研究も十分に行いその企業がどのような人材を求めているのかを把握しておくことが重要になります。

自己PRを聞く意図(2):人柄を判断するため

企業は自己PRを聞くことで、就活生の人柄も判断しようとしています。

企業は自己PR等の質問を通じ、就活生の強みだけでなく、その強みを発揮した経験にはどのようなものがあるのかを知ろうとしています。就活生が強みを発揮した経験まで深堀することで、「この人は〇〇な性質を持っている」などとその就活生の人柄を導き出します。

つまり、自己PRから"その人の物事へ取り組む姿勢”を見ることができるということです。

そして、その導き出された人柄と自社の社風等がマッチしているかを判断し、採用するか否かを判断します。

体力でアピールできること

体力でアピールできること

続いて、自己PRで体力を強みとすることでアピールできることについて解説していきます。体力でアピールできることは、主に以下の3点になります。

  • 困難を乗り越える忍耐力や精神力があること
  • 病気にかからず健康であること
  • 身体能力が高いこと

体力でアピールできること(1):困難を乗り越える忍耐力や精神力があること

体力を強みとすることで、「困難を乗り越える忍耐力や精神力があること」をアピールすることができます。

学生時代、辛いトレーニングに耐えスポーツ系の部活動を続けていた人などは、体力だけではなく強い忍耐力や精神力も培っています。

そのため、体力がある就活生に対して企業側は「入社後仕事で困難な場面にぶつかっても、粘り強く働いてくれそう。」というイメージを持ちます。

忍耐力という強みに限定した自己PRの書き方は以下の記事で詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。

​​​​​体力でアピールできること(2):病気にかからず健康であること

体力を強みとすることで、「病気にかからず健康であること」もアピールすることができます。

企業側は、入社後長きにわたって自社の利益に貢献してくれる人材を採用したいと考えています。そのため、働くうえで病気にかからず健康であることはとても重要な要素となります。

「健康である=高評価になる」と言い切ることはできませんが、働く上で健康なことは重要な要素であることに間違いないため、アピール要素の一つにはなるでしょう。

体力でアピールできること(3):身体能力が高いこと

さらに、体力で「身体能力が高いこと」もアピールすることができます。

体力がある人には、学生時代にスポーツをやっていたり、体を鍛えていたというイメージがつきます。働くうえでも、肉体労働を行う場面や、営業で外にでなければいけない場面が多くあります。

体力を強みとすれば、その場面になった時に安心して任せられるという印象を与えることができます。

一例ですが、引っ越し業者や、土木作業員、立ち仕事のサービス業など力仕事がメインの職種では「身体能力が高いこと」は1つのアピールポイントとなり得るかもしれません。

企業が学生に求める人物像の傾向

経団連が、経団連全会員企業に対して、「企業の求める人材像」などについてアンケートを実施しました

 

そのアンケート結果を見ると、企業が学生に特に期待する資質として、回答企業の約8割が「主体性」「チームワーク」「リーダーシップ」「協調性」を挙げています。そのほかにも、「課題設定・解決能力」「論理的思考能力」「創造力」も上位に並んでいます。

 

「企業からどのような資質が求められているのか」を正しく認識したうえで、自己PRを考えるようにしましょう。

 

【参考】採用と大学改革への期待に関するアンケート結果:一般社団法人日本経済団体連合会

エントリーシート(ES)における自己PRの基本的な書き方​​​​​

エントリーシート(ES)における自己PRの書き方自己PRで体力という強みをアピールする際のポイントを解説する前に、自己PR全体の書き方について解説していきます。

自己PRを書く際は、基本的に以下のフレームワークに沿って書くことで論理的な自己PRにすることができます。

上記の図に記載してあるように、まず最初に「私の強みは体力があることです。」のように"結論(書き出し)"を簡潔に述べ、その結論の根拠となるエピソードを伝えます。

前述したとおり、体力といってもアピールできる内容は様々なため、自分が一番伝えたい強みが伝わるように言い換えることが大切です。

エピソードを述べる際には「どのような努力や工夫をし、どんな結果を出すことができたか」という選考官が最も知りたい部分まで書くようにしましょう。体力を強みとする場合は、どのような場面でその強みが発揮されたのかを具体的に述べるようにしましょう。

そして最後には、自分の強み(長所)を通して企業にどう貢献できるのかをアピールします。上記の通り、企業側は自社の利益に貢献できる人材を求めているため、入社後の展望を伝えることがとても重要になります。

このような流れで自己PRを書き終わったら、必ず添削をするようにしましょう。

自己PRの基本的な書き方に関しては以下の記事で詳細に解説していますので、各フレームワークのポイントを確認したい就活生はこちらの記事もご覧ください。

自己PRで体力をアピールする際のポイント

自己PRで体力をアピールする際のポイント

ここまでで、体力でアピールできることや、自己PR全体の書き方については理解していただけたと思います。

続いては、自己PRで体力をアピールする際に押さえておくべきポイントについて解説していきます。ポイントを理解して、企業に評価される自己PRを目指しましょう。

ポイントは以下の3点になります。

  • 体力という言葉を自分なりに言い換える
  • 具体的なエピソードを伝える
  • 入社後の強みの再現性を伝える

自己PRで体力をアピールする際のポイント(1):体力という言葉を自分なりに言い換える

1つ目のポイントは、体力という言葉を自分なりに言い換えることです。

企業は多くの自己PRに目を通しますし、体力を強みとする就活生は他にもいます。そのため、企業側の印象に残る自己PRを作成することが重要なのです。

さらに「体力が強みです。」と述べては、忍耐力をアピールしたいのか、それとも健康であることや身体能力が高いことをアピールしたいのかが明確に伝わりません。

企業側の印象に残る且つ、自分の強みが具体的に伝わる自己PRを作成するためには、言い換え表現を用いることが大切なのです。

言い換え表現についてはこの記事の最後に紹介していますので、そちらを参考にしていただけたらと思います。

自己PRで体力をアピールする際のポイント(2):具体的なエピソードを伝える

2つ目のポイントは、具体的なエピソードを伝えることです。

企業は就活生の強みを知りたいだけではなく、強みを発揮したエピソードを聞くことで就活生の人柄を探りたいと考えています。

体力をアピールする際も、過去どのような場面で体力を発揮し、どんな結果を招いたのかを具体的に伝えるようにしましょう。

体力を強みとすることで「困難を乗り越える精神力」をアピールしたいのであれば、「学生の時に、仲間と富士山頂を目指し、天候の変化などに直面しても仲間を鼓舞しながら登りきることができた。」など、場面がイメージしやすいように具体的に伝えるようにしましょう。

自己PRで体力をアピールする際のポイント(3):入社後の強みの再現性を伝える

3つ目のポイントは、入社後の強みの再現性を伝えることです。

「企業が自己PRを聞く意図とは」でも述べた通り、企業は就活生に、入社後自社の利益に貢献してくれることを求めています。そのため、自分の強みを活かすことで企業に貢献できるということをアピールしなければいけません。

過去に体力という強みを発揮したエピソードに加えて、入社後体力をどのような場面で活かしていくのかを述べるようにしましょう。

自己PRで体力をアピールする際の注意点

自己PRで体力をアピールする際の注意点

ここまでで、自己PRで体力をアピールする際のポイントについて理解していただけたと思います。

続いては、自己PRで体力をアピールする際に注意しなければならない点について解説していきます。注意点は主に以下の2つになります。

  • 頭を使うことが苦手だと思われないようにする
  • 志望業界・企業が体力を求めているかを確認する

自己PRで体力をアピールする際の注意点(1):頭を使うことが苦手だと思われないようにする

1つ目の注意点は、頭を使うことが苦手だと思われないようにすることです。

強みとして挙げられるものが多くある中、体力を強みとしている就活生は、体を使わないで頭を使ったり考えたりすることが苦手なのではないかと思われてしまいがちです。

しかし、企業に就職した際に、頭を使わず体力だけで乗り切れることはありません。そのため、体力をアピールすることで思考力が低いと思われてしまうと、かえってマイナスな印象を与えることになります。

そのため、体力をアピールする際にもエピソードの中で思考力を働かせて行動したことや、工夫したことを交える必要があります。

自己PRで体力をアピールする際の注意点(2):志望業界・企業が体力を求めているかを確認する

2つ目の注意点は志望業界・企業が体力を求めているかを確認することです。

自己PRでは自分の強みを伝えることが大切ですが、それと同じくらいに志望する業界・企業が求めている強みに寄り添うことも大切です。

例えば、社外に出掛けることが多い営業職などでは体力があるという強みは十分なアピールポイントとなり得るでしょう。しかし一方でデスクワーク中心の事務職などでは、身体能力の高さといった面での体力は一般的にあまり重要視されないと言われています。

「体力」の定義は様々ではありますが、志望業界・企業の求める人物像を理解したうえで、それに沿った自己PRを作成するように意識しましょう。

体力を言い換えるなら?

自己PRで体力を言い換えるなら?

ここまでで、体力をアピールする際の自己PRの書き方は理解していただけたと思います。

前に述べた通り、企業側の印象に残る且つ、強みが明確に伝わる自己PRを作成するためには、言い換え表現を用いることが大切です。

以下に、「体力がある」を言い換えた表現をまとめましたので、これらを参考に自分なりの言い換え表現を見つけていただけたらと思います。

  • 一つのことに向き合い続けるスタミナがある
  • 強健で忙しさに耐えられる
  • 挫折してもめげない忍耐力がある

 まとめ

自己PRで体力をアピールする書き方のまとめ

本記事では、自己PRで体力をアピールする際のポイントについて解説してきました。

自分の強みを明確に伝えるだけではなく、志望する業界・企業が求める人物像に沿った自己PRを作成することが重要になります。

企業・業界研究を十分に行ったうえで、自分なりの自己PRを作成しましょう。

以下に自己PRの記事一覧を載せますので、そちらも参考にしてより理解を深めていただけたらと思います。

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