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ガクチカでボランティア活動をアピールする書き方とは?内定者ES例文3選付

ガクチカでボランティア活動をアピールする書き方とは?内定者ES例文3選付

最終更新日:2019年12月12日

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ガクチカ完全攻略記事一覧
1.そもそもガクチカって何?
2.ガクチカがない人の対処法
3.ガクチカの書き方を徹底解説
4.ガクチカの例文を紹介
(1)ガクチカでゼミ活動をアピールするには
(2)ガクチカでサークル活動をアピールするには
(3)ガクチカで留学経験をアピールするには
(4)ガクチカで長期インターンシップをアピールするには
(5)ガクチカでボランティアをアピールするには
(6)ガクチカで研究(研究室)をアピールするには【理系学生向け】
(7)ガクチカで体育会系部活動をアピールするには
(8)ガクチカで資格・TOEICをアピールするには
(9)ガクチカで趣味をアピールするには
(10)ガクチカでアルバイトをアピールするには
ガクチカでカフェアルバイトをアピールするには
ガクチカで塾講師アルバイトをアピールするには
ガクチカで飲食店アルバイト(居酒屋・焼き肉・レストラン)をアピールするには
ガクチカでカラオケアルバイトをアピールするには
5.面接でのガクチカ対策と頻出質問10選

ガクチカのエピソードとして比較的用いられやすい「ボランティア活動」。

それゆえに、ボランティア活動はエピソード自体で他の就活生と差別化を図ることは難しく、「ガクチカの中身・伝え方」が非常に重要となります。

本記事では、"ボランティア活動に特化したガクチカの書き方・大手企業内定者の例文"を通し、「企業から評価されるガクチカ」を作成するためのヒントを提供します。

ボランティア活動をガクチカのエピソードとして用いるメリット

ボランティア活動をガクチカに用いるメリット

まずは、ボランティア活動をガクチカのエピソードとして用いるメリットを紹介します。

そのメリットは以下の2点に大別されると考えています。

  • ガクチカにおける目標や目的を明確化しやすい
  • 主体性や行動力をアピールしやすい

ガクチカにおける目標や目的を明確化しやすい

ボランティア活動に力を入れる学生の多くは、「何かしらの目標・目的」を持った上で取り組んでいる場合が多いのではないでしょうか。

つまり、"活動における目標"が明確になっているとも言えます。

記事の後半で「ガクチカを書く際のフレームワーク」を紹介していますが、それを見てもらえればわかる通り、いくつかのポイントを押さえてストーリー構成で書くのが望ましいとされています。

ボランティア活動ならば、「◯◯(目標)を目指し、△△(活動内容)に取り組んだ。」や「◯◯をするという目的に向かい、△△(取組内容)のように行動した」などといったストーリーを立てやすいでしょう。

むしろ、この要素がなければ「論理的なガクチカ」にはならないと思いますので、目標と目的の具体性は意識していただければと思います。

主体性や行動力をアピールしやすい

ボランティア活動をガクチカのエピソードとして用いる際は「主体性・行動力」をアピールしやすい傾向にあります。

ボランティア活動を開始する際、「受動的な動機(≠自らの意思で始める)」で開始することは珍しいのではないでしょうか。

基本的に「何かしらの目標や目的を持った上で、自らの意思で始める」場合が多く、それゆえに主体性をアピールしやすい傾向にあります。

また、活動内容に目を向けてみても、アルバイトなどのように「課された業務に取り組む」だけではないですし、そういった面でも主体性を表すエピソードは多くあるのではないでしょうか。

この「課された業務に取り組むだけではない」というボランティア活動の特徴は、行動力をアピールしやすいという部分にも繋がります。

「何かしらの目標や目的を持ち、その上で自ら取り組む必要のある」ボランティア活動は、ある意味で行動力はマストとも言えるスキルであるからです。

ただ、ここでは「ボランティア活動経験者はこの2つの強みをアピールするべきだ!」ということをお伝えしたいわけではありません。あくまでも「アピールしやすい強み」を紹介しただけですので、ガクチカからどの強みをアピールするかは自分自身で判断していただければと思います。

双方の強みとも「再現性・汎用性を示すことができているか」という観点が重要になりますので、"アピールした主体性と行動力がビジネス上でどのように活かすことができるか"まで意識して作成していただければと思います。

ボランティア活動をガクチカのエピソードとして用いる際のポイント

ボランティア活動をガクチカに用いる際のポイント

ボランティア活動をガクチカのエピソードとして用いるメリットを紹介しましたが、「用いる際のポイント」もあります。

基本的に、ポイントは以下の2点に大別されると考えています。

  • 「取り組もうと考えた動機と活動を通じて得た学び」を明確に述べる
  • ボランティアに取り組んだという経験自体は評価の対象にならない

「取り組もうと考えた動機と活動を通じて得た学び」を明確に述べる

ボランティア活動は基本的に「受動的な動機」で始めるものではありません。

上記のメリットでも取り上げたように、「何かしらの目標・目的を持った」上での活動になりますので、取り組もうと考えた動機はマストになります。

むしろこの動機の部分が不明確な場合、「この学生はただ何となくでボランティア活動に取り組んでいたんだな」などとむしろマイナス評価を受ける場合もありますので、注意する必要があります。

また、【ガクチカの書き方を解説】6つのポイントで魅力的なES作成をの「ガクチカの書き方」を参考にすると、ガクチカでは"活動を通じて得た学び(取組みを通じて何を学んだのか?)"を盛り込む必要があります。

それはボランティア活動のエピソードにも該当します。

学びに関しては、単なる気付きや感想ではなく、「社会に出てからも活かすことができる学びであるかどうか」が見られているため、その観点は意識した上でガクチカを述べることが重要です。

学びの要素を盛り込み、いわゆるファクトベースのガクチカ(活動内容が時系列に沿って書かれているだけのガクチカ)にならないように気をつけましょう。

【参考】
【例文付き】他の学生と差がつく!ガクチカから学んだことの書き方
→ガクチカから学んだことの書き方について解説している記事になります。例文も掲載していますので、「学びをどのようにアピールするか」という観点を確認してみてください。

ボランティアに取り組んだという経験自体は評価の対象にならない

「どのくらいの期間ボランティア活動に行けばESのネタにしてもいいですか?どのようなボランティアであれば就活で評価されますか?」などという声をたまに耳にしますが、結論ボランティア活動という経験自体は評価の対象になりません。

そのため、「ボランティアの期間や取組内容によって、ガクチカのエピソードに用いるか否か」を決めることは、それ自体がナンセンスと言えるでしょう。

ガクチカでボランティア活動を用いる際には、「なぜボランティアをしようと思ったのか?活動の中でどのような経験をしたのか?ボランティアを通じて何を学んだのか?」といった内容が非常に重要となります。

近年はボランティア活動に取り組む学生も珍しくなく、中には「数カ月間も海外のボランティア活動に取り組み、大きな実績や成果を挙げた」という学生もいます。

それゆえ、ボランティア活動という経験だけでは、高い評価を得たり他の就活生と差別化を図ることができません。

しっかりと「ボランティアに取り組む動機・具体的な活動内容・そこから学んだこと」等を述べ、オリジナリティのあるガクチカ作成を目指しましょう。

ガクチカの基本的な書き方

ガクチカの書き方

続いては「ガクチカの書き方」を解説していきます。

ガクチカは基本的に以下のフレームワークに沿って書くと論理的な文章になると言われています。

※下記のフレームワークの6つの要素に関しては、「全ての要素を必ず盛り込まなければならない」というわけではありません。ESの設問形式や指定文字数を考慮しながら、構成を調整していただければと思います。

上記のフレームワークを見てもらえば分かるように、

(1)結論→(2)動機→(3)目標と困難→(4)取組みと結果→(5)人柄→(6)学び

といった構成でガクチカを論理展開していくと良いと考えています。

この順番に沿うことで、面接官にわかりやすく論理性を保った伝え方ができるほか、面接を想定して自分の頭の中で整理された内容に仕上げることができます。

例として、フレームワークに沿ってガクチカを整理した内定者のESを見ていきます。それぞれの項目でどのようなことを述べるのか大枠を掴んでいただければと思います。

下記は野村総合研究所(NRI)内定者のESです。フレームワークに沿ってかなりレベルの高い内容にまとめ上げられています。

(1)結論
学生時代、スポーツ科学とトレーニングに関するWebサイトを立ち上げに力を注いできた。
 ⇩
(2)動機
地方出身の私は信頼性の高いスポーツ科学情報が少ない事に疑問を感じていた。
 ⇩
(3)目標・困難
そこで「スポーツをする人に正しい知識を知ってもらい、成功体験に繋げてもらいたい」という想いで信頼性の高い情報配信サイトを作る活動を始めた。活動の中での一番の挫折経験は、団体が解散してしまった事だ。設立当初数名で活動していたが、プログラマが抜ける致命傷を受けてしまった。そこから次第に団体のガバナンスが取れなくなり、結果解散するに至った。
 ⇩
(4)取組み・工夫とその結果
しかし、ここで諦めたら諦め癖がつくと思い、サイト作成に再挑戦する決意をした。プログラミング独学によるサイト構築、周囲と協力しコンテンツ作成する事の二点が難点であったが、持ち前の勤勉さとビジョンに共感してもらう説得力で成し遂げてきた。サイトを公開と同時にSNSを通じて宣伝した結果、月に千人近くの方に利用して頂く所まで辿り着く事が出来た。
 ⇩
(5)人柄
社交的な人柄が、団体立ち上げの際に活かされた。また基本的に真面目なため、最後までやりきろうとする姿勢が周りにも伝わり、最終的なWebサイトの立ち上げに繋げることができた。
 ⇩
(6)学び
団体解散という挫折経験から窮地の時こそ冷静に対処する判断力と粘り強さ、そして何より周りを巻き込むには「絶対に成し遂げる」という情熱が大切である事を学ぶ事が出来た。
上記の野村総合研究所(NRI)内定者のESは「こちら」からご覧いただけます。

フレームワークに当てはめて内容を考えると、上記の内定者の方のようにレベルの高い伝え方をすることができます。

フレームワークの各項目の具体的なポイントは、以下に記載した記事からご覧ください。

【参考】
【ガクチカの書き方を解説】6つのポイントで魅力的なES作成を
→フレームワーク含め、「ガクチカの書き方」について網羅的に解説している記事になります。「ガクチカをうまく書けない」と悩んでいる就活生にとっては必読の記事になります。

ボランティア活動をエピソードにしたガクチカの書き方

ボランティア活動のガクチカの書き方

先ほどのフレームワークを基に、「ボランティア活動をエピソードにしたガクチカの書き方」を紹介していきます。

各項目の参考記事ではポイントをより詳細に解説しているため、そちらも参照にしつつ理解を深めていただければと思います。

今回は以下に掲載したガクチカを具体例として解説していきます。

 所属するNPO団体の活動にて、強みである主体性を活かして海外プロジェクトを完遂したことである。
 ゼミで東南アジアの経済について学んでいる経験から、●●におけるドロップアウト率の高さや地域間の教育格差に問題意識を向け、プロジェクトへの参加を決意した。私はプロジェクトリーダーを務め、様々な業種に携わる人々を小中学校に招き、自身の職業についての講演とワークショップを行うというキャリアセミナーを提案した。しかし、講師の募集や現地の小中学校の承諾を得ることが最大の困難であった。その解決策として講師の募集については、ターゲットを絞って自ら積極的に声掛けをすることで現地の△△大学の学生を引き込み、60人近くの協力を得ることができた。現地の小中学校の承諾を得ることについては、リーダーとして適正を見ながら仲間に仕事を振り分け、その上で自らも足を動かすことで期間内に全15校の承諾を得ることができた。半年間に渡り、メンバーをまとめながら準備したプロジェクトは結果的に7日間で1,000人以上の小中学生が参加し、当初想定した500人を大きく上回ることができた。
 馴染みのない土地であるがゆえの苦労も多々あったが、長所である主体性を活かしてプロジェクトを達成した経験は、大きな達成感を感じることができた。この経験を通し、困難な状況の中でもチームワークによって目的を実現する力が身についたと感じている。

以下では、「上記ESの内容が各項目のいずれに該当するか」も記載してあるため、それぞれ照らし合わせながら確認してみてください。

※下記でそれぞれ解説しているフレームワークの6つの要素に関しては、「全ての要素を必ず盛り込まなければならない」というわけではありません。ESの設問形式や指定文字数を考慮しながら、構成を調整していただければと思います。

(1)結論:何に取り組んだのか?

「学生時代に何に取り組んだのか」を結論ファーストで書き始めましょう。

この結論を見ただけで、何について取り組んだか採用側が大枠をイメージできるよう、あまり余計な説明をせず端的に述べる必要があります。

以下の記事にあるように、「目標達成能力・リーダーシップ・チャレンジ精神」の3つの側面をそれぞれアピールできるエピソードを選択できると、良い評価を得れる可能性が高まります。(もちろん、3つの側面以外にも評価される項目はありますが、上記で挙げた3つの側面は特にどの業界・企業にも応用することができると考えられます。)

【参考】
「学生時代頑張ったこと」で重視される4つの評価項目
→「ガクチカで重視される4つの評価項目」について解説している記事になります。ガクチカ作成の基本的な部分になりますので、まずはこの記事を確認していただくことをオススメします。

また、「経験自体のインパクト」が高いことも高評価に繋がりますので、インパクトのある経験や著しい成果を残した場合は、冒頭の文章からそれが伝わるよう強調しておくといいと思います。

上記で掲載したESの中で「結論」に該当する箇所は以下のようになります。

所属するNPO団体の活動にて、強みである主体性を活かして海外プロジェクトを完遂したことである。

(2)動機:なぜ取り組んだのか?

次に「なぜそれに注力しようと思ったのか」という動機を示しましょう。

採用側は、この項目から「就活生がどのようなことに熱意を向けられるのか・モチベーションの源泉」を知りたいと考えています。なぜかというと、学生時代の経験で感じたモチベーションが仕事上のそれに通じるという考えが根底にあるためです。

入社してからもモチベーション高く働いてくれる人材だと見極められるために、その業界・企業の仕事に通じる動機を示すことが求められます。

下記の参考記事でも述べていますが、動機は"価値観に根ざした動機>主体的な動機>受動的な動機"の順番で評価されるため、そのことを理解して書き進める必要があるでしょう。

【参考】
「なぜ取り組んだのか」という質問の意図

→「なぜそれに取り組んだのですか?」という質問を通して面接官は何を評価しているのでしょうか。本記事では、動機の評価ポイントを内定者の回答と合わせて確認していきます。

上記で掲載したESの中で「動機」に該当する箇所は以下のようになります。 

ゼミで東南アジアの経済について学んでいる経験から、●●におけるドロップアウト率の高さや地域間の教育格差に問題意識を向け、プロジェクトへの参加を決意した。

(3)目標と困難:どんな目標を掲げたのか?目標達成するうえでの困難は何か?

取組における目標を通じて、「あなたの志の高さ及び何を目指しているのか、そのモチベーションの源泉は何か」を見極めようとしています。

この内容が「仕事における目標の高さ・モチベーションの源泉は何か」に繋がります。

目標設定に関しては、妥当な目標よりも自ら高い目標を設定する方が評価は高くなります。

というのも、あくまでも極端な例にはなりますが「自ら高い目標を設定し、その目標の達成に向かって本気で努力した人」と「他の人と同じような妥当な目標を設定し、そこそこ努力して目標を達成した人」では、確実に前者の方が「採用したい!」と面接官は考えるためです。

「なぜその目標を設定しようと思ったのか、その目標の難易度はどの程度のものなのか」を、具体的且つ根拠を示しながら伝えましょう。

また、目標達成するうえでの困難、つまり「どの程度のことを困難と感じるのか」という質問を通して、仕事上でも困難を乗り越えられる人材かを見極めようとしています。

あなたが感じる困難について面接官が共感できなければ、取組自体がアピールにならない可能性があるため注意が必要です。

困難に関する質問では、"困難のレベル(どの程度の物事を困難だと思うのか)・その困難の背景・乗り越えるまでのプロセス・乗り越えた結果"といった項目全てが重要となります。

どんな困難なのかという事実だけでなく、「なぜそれを困難だと考えたのか」などを具体的に伝えましょう。

下記の記事でも述べていますが、困難は"困難を伴う主体的目標>主体的目標>受動的目標"という順番で評価されると言われているため、こちらも意識していただければと思います。

【参考】
目標と困難における評価ポイントと内定者の回答例

→面接においては、「物事に取り組む上でどのような目標を設定したのか、その中でどのような課題があったのか」について深く掘り下げられることが多いです。この質問に関する評価ポイントと内定者の回答例について詳しく説明しています。

上記で掲載したESの中で「目標と困難」に該当する箇所は以下のようになります。 

私はプロジェクトリーダーを務め、様々な業種に携わる人々を小中学校に招き、自身の職業についての講演とワークショップを行うというキャリアセミナーを提案した。しかし、講師の募集や現地の小中学校の承諾を得ることが最大の困難であった。

(4)取組みと結果:どのように取り組んだのか?取組みの結果はどうだったのか?

上記で述べた目標・困難に対して、具体的に取り組んだ内容について記述するようにしましょう。

この場合、必ずしも目標を達成したエピソードについて述べる必要はありませんが、「どこに問題の本質があったのか・なぜそのアプローチを取ったのか」について考える必要があります。

以下の記事にあるように、"状況把握のために行ったこと→困難の根本的な原因→原因の解決のために実行したこと"の順番で行動を記述することで、いわゆる「ファクトベースのガクチカ(活動内容が時系列に沿って書かれているだけのガクチカ)」になるのを避けることができます。

【参考】
学生時代頑張ったことの書き方|工夫・取り組みの受かる伝え方とは?

→目標や困難に対する姿勢を見ることで、その就活生の人柄が分かるため、採用担当者は「目標や困難に対してどのように取り組み、またどのような結果が得られましたか?」という趣旨の質問を往々にして繰り出してきます。本記事では「どのように取り組んだのか」という質問における面接官の意図と、評価される回答例について詳しく説明していきます。

上記で掲載したESの中で「取組みと結果」に該当する箇所は以下のようになります。 

その解決策として講師の募集については、ターゲットを絞って自ら積極的に声掛けをすることで現地の△△大学の学生を引き込み、60人近くの協力を得ることができた。現地の小中学校の承諾を得ることについては、リーダーとして適正を見ながら仲間に仕事を振り分け、その上で自らも足を動かすことで期間内に全15校の承諾を得ることができた。半年間に渡り、メンバーをまとめながら準備したプロジェクトは結果的に7日間で1,000人以上の小中学生が参加し、当初想定した500人を大きく上回ることができた。

(5)人柄:活動の中であなたのどのような性格が活かされたのか?

取組みを説明し、経験自体の記述を完結させたら、「その経験においてどのような人柄が発揮されたのか」について書きましょう。

同じ状況に直面しても、それに対しどう行動するかは人によって異なり、人柄がその選択を決定付ける一要素だという考えから問われています。

人柄はその人の立ち振舞いといった印象を構成するものであり、面接ではESで述べたキャラクターと乖離がないかどうかを確認されます。取組内容との整合性はもちろん、面接の場での印象との整合性も意識しておくべきでしょう。

上手くアピールすることで企業と自身とのマッチングの良さを伝えられたり、「一緒に働いてみたい!」と思ってもらうこともできます。

【参考】
面接で重要な人柄を探る質問の答え方|周りからの評価を聞く訳とは?

→面接では、就活生の人柄に関する質問がよくされますが、多くの就活生はそれを想定していません。本記事では多くの就活生が無視しがちな「人柄」に関する質問について、評価項目と具体的回答例について詳しく説明したいと思います。

上記で掲載したESの中で「人柄」に該当する箇所は以下のようになります。 

馴染みのない土地であるがゆえの苦労も多々あったが、長所である主体性を活かしてプロジェクトを達成した経験は、大きな達成感を感じることができた。

(6)学び:取組みを通じて何を学んだのか?学びを社会でどのように活かすのか?

最後に、これまで語ったエピソードから得た学びを述べましょう。

単なる気付きや感想ではなく、「社会に出てからも活かすことができる学びであるかどうか」が見られています。

評価としては、以下の記事にあるように"組織としての方法論>個人としての方法論>個人の単なる気づき"の順番で評価されます。

【参考】
【例文付き】他の学生と差がつく!ガクチカから学んだことの書き方

→ガクチカから学んだことの書き方について解説している記事になります。例文も掲載していますので、「学びをどのようにアピールするか」という観点を確認してみてください。

上記で掲載したESの中で「学び」に該当する箇所は以下のようになります。 

この経験を通し、困難な状況の中でもチームワークによって目的を実現する力が身についたと感じている。

ボランティア活動のガクチカ例文一覧

ボランティア活動のガクチカ例文

最後に、「ボランティア活動をエピソードにしたガクチカの例文」を紹介します。

今回は、unistyleに寄稿されたESの中から以下の3つを抜粋し、解説していきたいと思います。

  • ガクチカ例文(1):三菱商事内定者
  • ガクチカ例文(2):双日内定者
  • ガクチカ例文(3):日本電気(NEC)内定者

※今回解説している3つの例文はそれぞれ「設問形式・指定文字数」が異なります。そのため、「フレームワークの6つの要素をすべて満たしているES」ではありません。ESの解説に関してはフレームワークに基づいて記載していますが、「フレームワークの6つの要素を全て満たしているESでなければ評価されない・選考は通過しない」というわけではないことを認識していただければと思います。

ボランティア活動のガクチカ例文(1):三菱商事内定者

三菱商事内定者のボランティア活動のガクチカ例文

これまでの学生生活の中で挙げた実績や経験を教えてください。学業、部活動、サークル、趣味、ボランティア、インターンなど何でも結構です。(各50文字以下)

25人の日本人メンバーと共に、森林減少が進むケニアでの植樹プロジェクトを半年間かけ完遂した。

周囲と協力して、困難な状況に立ち向かった経験について、教えてください。その過程であなた自身の意志・決断で行動した点も含め、具体的に記してください。(上記で回答した経験の中から説明してください):250文字以上400文字以下

大学1年次、25人の日本人メンバーと共に森林減少が進むケニアに渡航し、ケニア人と植樹活動を行うという半年間のプロジェクトの成功に貢献した。当初、ケニア人は25人の日本人メンバーと行う植樹活動に積極的ではなく、なかなか心を開いてくれなかった。私はサブリーダーとして、「この植樹プロジェクトを成功に導きたい」という強い意志を持ち、ケニア人が心を開くには、私たちが先に彼らを信頼することが必要だと考えた。そこで、ケニア人の家庭に1週間ホームステイする中で、素手を用いた食事や枝を使用した歯磨き等、粘り強く相手の文化に合わせることを日々心がけ、彼らを信頼しているということを地道な行動で示し続けた。結果、このプロジェクトに込められた想いや意図が伝わり、最終的にはケニア人と共に合計100本の苗木を植樹することに成功した。この経験から、明確な目標やビジョンを持った行動は他者の心を掴むことができることを学んだ。

この就活生は、「ケニア人と植樹活動を行うというプロジェクトを成功させるまでの過程」を書いています。 

活動内容やその結果ももちろんですが、「成功に向けての課題・活動に対する思い」がしっかりと書かれており、文章全体を通じて非常に具体的に書かれているESという印象を受けました。

ガクチカのフレームワーク

【(1)結論:何に取り組んだのか?】
日本人メンバーと共に、ケニアでの植樹プロジェクトを半年間かけ完遂した

【(2)動機:なぜ取り組んだのか?】
特になし

【(3)目標と困難:どんな目標を掲げたのか?目標達成するうえでの困難は何か?】
目標:半年間のプロジェクトの完遂
困難:当初はケニア人が植樹活動に積極的ではなく、なかなか心を開いてくれなかったこと

【(4)取組みと結果:どのように取り組んだのか?取組みの結果はどうだったのか?】
取組み:ケニア人の家庭にホームステイする中で粘り強く相手の文化に合わせることを心がけ、彼らを信頼しているということを示し続けた
結果:ケニア人と共に合計100本の苗木を植樹することに成功した

【(5)人柄:活動の中であなたのどのような人柄が活かされたのか?】
特になし

【(6)学び:取組みを通じて何を学んだのか?学びを社会でどのように活かすのか?】
明確な目標やビジョンを持った行動は他者の心を掴めること

今回取り上げた三菱商事のESでは、「周囲と協力して困難な状況に立ち向かった経験・その過程であなた自身の意志や決断で行動した点」を具体的に記さなければいけません。

その条件の中、「ホームステイ先における具体的な行動・サブリーダーとしての思い」を盛り込むことで、設問項目に適切に回答することができています。

上記で述べた内容と少し重複しますが、「素手を用いた食事や枝を使用した歯磨き等、粘り強く相手の文化に合わせることを日々心がけ」という文面を盛り込むことで、論理飛躍をしていない点も評価することができます。

「彼らを信頼することが必要だと考えた→ケニア人の家庭に1週間ホームステイする中で彼らを信頼しているということを地道な行動で示し続けた」だけでは文章間の繋がりが薄くなってしまいますが、上記の内定者はその部分を具体的に述べることができています。

改善点を挙げるのであれば、「このプロジェクトに取り組もうと思った動機・きっかけ」が書かれていないことでしょう。文字数に余裕があるわけではないためしょうがない部分もあるのですが、この部分にも触れることができていればなお素晴らしいESになったと思います。

面接では動機の部分を深堀りされることが予想されるため、その対策は事前に行っておくことが望ましいでしょう。

ボランティア活動のガクチカ例文(2):双日内定者

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ボランティア活動のガクチカ例文(3):日本電気(NEC)内定者

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まとめ

ボランティア活動を用いたガクチカのまとめ

本記事では、多くの就活生がガクチカのエピソードとして用いる"ボランティア活動のアピール方法"を解説しました。

ボランティア活動をガクチカのエピソードとして用いる就活生は多いため、他の就活生と差別化を図るのが難しく、それゆえに適切なアピール方法を理解しておく必要性があります。

本記事の内容を参考にし、自身のボランティア活動のエピソードを魅力的にアピールしていただければと思います

ガクチカ完全攻略記事一覧
1.そもそもガクチカって何?
2.ガクチカがない人の対処法
3.ガクチカの書き方を徹底解説
4.ガクチカの例文を紹介
(1)ガクチカでゼミ活動をアピールするには
(2)ガクチカでサークル活動をアピールするには
(3)ガクチカで留学経験をアピールするには
(4)ガクチカで長期インターンシップをアピールするには
(5)ガクチカでボランティアをアピールするには
(6)ガクチカで研究(研究室)をアピールするには【理系学生向け】
(7)ガクチカで体育会系部活動をアピールするには
(8)ガクチカで資格・TOEICをアピールするには
(9)ガクチカで趣味をアピールするには
(10)ガクチカでアルバイトをアピールするには
ガクチカでカフェアルバイトをアピールするには
ガクチカで塾講師アルバイトをアピールするには
ガクチカで飲食店アルバイト(居酒屋・焼き肉・レストラン)をアピールするには
ガクチカでカラオケアルバイトをアピールするには
5.面接でのガクチカ対策と頻出質問10選

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