自己PRで自己管理能力を魅力的にアピールできる3つのポイント-ES例文5選付

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最終更新日:2025年06月30日

自己PRで自己管理能力を魅力的にアピールできる3つのポイント-ES例文5選付
自己PR完全攻略記事一覧
1.新卒就活の自己PRとは-種類別例文19選と共にNG自己PR例も紹介-
2.自己PRすることがない!強みの見つけ方から回答例まで解説
3.【例文35選】新卒就活で高評価を得る自己PRの書き方・伝え方を徹底解説
4.文字数別で自己PRの書き方と例文を解説‐100字/200字/300字/400字/500字/600字/800字‐
5.自己PRの書き出しで押さえるポイントは4つ!ー例文8選付きで解説ー
6.自己PRの締め方はどうするべき?書く際のポイントからES例文までを紹介
7.【新卒自己PR例文71選】例文を強み・経験・業界・職種別に紹介。面接で高評価を得るための伝え方とは?
8.【業界別】エントリーシートの自己PRの書き方とES例文を紹介
9.【強み別例文付き】面接で自己PRを魅力的に伝えるには?
10.【自己PR】面接で必ず聞かれる9の質問と回答ポイントを解説|強み別例文付き

自己PR

自己管理能力は自己PRできる強みなのか?

自己管理能力は就活の自己PRで評価される強力な強み

そもそも、「自己管理能力」という漠然とした能力は、就活における自己PRの強みとして採用担当者から評価されるのでしょうか。

結論から言えば、自己管理能力は高く評価されるといえます。本節では、自己管理能力という強みがなぜ企業から評価されるのかについて解説します。

自己管理能力は社会人に求められる必須の強み

「自己管理能力」と一言に言っても、そこには様々な意味が含まれます。自己管理をもう少し具体的に言い換えるとすれば、時間管理・モチベーション維持・計画の遂行・規律を守ることなどが挙げられるでしょう。

こうした能力・素養は、企業が自社の社員に求める強みだといえます。例えば、時間にルーズな社員では、同僚・上司や社外の取引先・顧客からの信用を得ることは難しいでしょう。

また、大変な仕事であっても自分の気持ちを律して高いモチベーションを維持できる社員でなければ、業務の生産性を高め、十分な成果を上げることはできません。

このように、自己管理能力は社員が業務において関係者と信頼関係を構築し生産性の高い仕事をするために必須の土台であり、企業が就活生に求めている強みの一つだといえます。

当たり前に求められる能力なので自己PRでの伝え方には注意が必要

とはいえ、自己管理能力は自己PRの強みとしてアピールするためには工夫が必要です。というのも、自己管理能力は社会人に求められる必須の強みですが、それゆえに「自己管理能力はあって当たり前」と見られてしまう場合があるためです。

したがって、あまりにありきたりなエピソードや説明では採用担当者からの高評価を得ることが難しくなるどころか、むしろ「自己管理能力以外にアピールできる強みがないのかな」とマイナスの印象を与える恐れがあります。

自己PRでは、社会人としての基本的な能力や素養にとどまらないプラスアルファの能力・強みをアピールすることが求められています。

そのため、自己管理能力という強みを自己PRでアピールする際には、それを根拠づけるエピソードや表現の選び方に特に気を付ける必要があるのです。

企業が学生に求める人物像の傾向

経団連が、経団連全会員企業に対して、「企業の求める人材像」などについてアンケートを実施しました

 

そのアンケート結果を見ると、企業が学生に特に期待する資質として、回答企業の約8割が「主体性」「チームワーク」「リーダーシップ」「協調性」を挙げています。そのほかにも、「課題設定・解決能力」「論理的思考能力」「創造力」も上位に並んでいます。

 

「企業からどのような資質が求められているのか」を正しく認識したうえで、自己PRを考えるようにしましょう。

 

【参考】採用と大学改革への期待に関するアンケート結果:一般社団法人日本経済団体連合会

自己管理能力が高い人の特徴

自己管理能力が高い人には、以下が一例として挙げられます。

自己管理能力が高い人の特徴

・目標が明確にある
自己管理能力が高い人は、将来の目標を具体的に設定し、計画を立てて効率的に行動したり、目標達成に向けて努力することができます


・計画性がある
計画性がある人は時間管理能力が高く、スケジュールやタスクをしっかりと管理することができます。


・主体性がある
自分で行動をコントロールし、自発的に目標達成へ向けて行動することができます。

 自己管理能力をアピールする自己PRの書き方

自己管理能力を強みとする自己PRを書く手順

ここからは自己管理能力をアピールする自己PRの書き方を解説します。

自己管理能力が生かされたエピソードを選ぶ 

まずは自己管理能力を発揮して成果を上げたエピソードを選びましょう。自己管理能力をアピールする自己PRを作る際に適しているエピソードの一例を、以下に挙げておきます。

  • 資格試験:TOEICや英検などの語学力検定や簿記をはじめとする資格
  • 筋トレやランニングなど、日常的かつ長期間にわたる取り組み

例えば、TOEICや簿記のような資格試験の勉強ではモチベーションを維持して中長期にわたって勉強し続ける必要があります。こうした試験で結果を出したエピソードがあれば、そのエピソードで自己管理能力をアピールする自己PRを作ることが可能です。

また筋トレなども長期間トレーニングや食事制限を続ける必要があり自己管理能力が求められるといえます。「持ち上げられるウェイトが伸びた」などのエピソードを持っている人は成果もアピールしやすくなります。

ただし、これらのエピソードはいずれも個人の努力で完結する経験です。他者との協働が求められる企業の採用活動では、他者と協力して成果を上げられる力があるかも重視されます

したがって、部活動やアルバイトなど他者を巻き込んだエピソードがあればそれを使ってアピールすると良いでしょう。

関連記事:【例文8選】ダメじゃない!筋トレをガクチカでアピール
→こちらはガクチカの解説記事ですが、筋トレのエピソードを用いたエントリーシート(ES)を書くための解説記事となっています。
エピソードを紹介するときに(1)課題・目標(2)努力・工夫などの具体的な取り組み(3)成果を盛り込むというポイントは自己PRもガクチカも共通なので、エピソードをまとめる際の参考にしてみてください。

「結論→エピソード→企業への貢献」の順で自己PRを書く

自己PRには採用担当者に分かりやすく強み(=アピールポイント)とその根拠を伝えるためのフレームワークが存在します。

自己PRを書く際に押さえるべきポイント(1)結論:

結論(=アピールしたい強み)を最初に述べることで、採用担当者は就活生の強みが何なのかをイメージしながら読み進めることができます。

 

(2)強みが形成されたきっかけ:

強みがどのようなきっかけで形成されたのかを説明することで、就活生のキャラクターを明確に示すことができます。

 

(3)エピソード:

強みを裏付けるようなエピソードを紹介します。エピソードを紹介するときは(1)課題・目標(2)努力・工夫などの具体的な取り組み(3)成果という3つの要素を盛り込みましょう。成果については点数や順位などの数字を用いると分かりやすく伝わります。

 

(4)強みを発揮するための方法論:

アピールする強みが紹介されているエピソードの中だけで発揮されるような再現性の低いものでは入社後の活躍が見込めません。エピソードを通じて学んだ教訓や、強みを発揮するために意識していることを述べることで、強みがどのような場面・状況でも発揮できる(=再現性が高い)ことをアピールできます。

 

(5)企業への貢献:

魅力的な強みを持っていたとしても、それが志望している企業で活かされる強みでなければ意味がありません。アピールする強みが志望している企業での仕事においてどのように活かされるのか述べることで、適切に企業研究ができていることもアピールすることができます。

 制限字数などを考えるとこれらすべての要素を含むのは難しいですが、少なくとも結論・エピソード・企業への貢献は自己PRに含むことが重要です。

自己管理能力をアピールする場合にも、このフレームワークに沿って書くことで採用担当者に効果的に強みを伝えることができます。

関連記事:【例文35選】新卒就活で高評価を得る自己PRの書き方・伝え方を徹底解説
→この記事では、どのような強みでも共通する自己PRの書き方を詳しく解説しています。

自己管理能力をアピールする際のポイント

自己管理能力を自己PRでアピールする際の注意点

では、どのような点に注意すれば自己管理能力を強みとして用いた魅力的な自己PRを作れるのでしょうか。ここからは自己管理能力を自己PRで強みとしてアピールする際の注意点について解説していきます。

成果を上げたエピソードを用いる

先ほども触れましたが、自己管理能力は社会人に当たり前に求められる能力であり、採用担当者からすれば「自己管理能力は備えているのが当たり前」です。

したがって、ただ体調管理や時間の管理に気を使ったなどのありきたりな話を漫然と説明しても高い評価は得られないでしょう。

「ありきたりなエピソードを用いない」と言われても、自信をもって「これをやりました!」と言えるような分かりやすいエピソードなんてない、と考える就活生もいるかもしれません。

しかしここでお伝えしたいのは、自己管理能力という強みが企業の利益に貢献するものであることを説明する内容になっていることが重要だということです。

したがって、自己管理能力が何らかの成果や自分なりの目標を達成する上で役に立ったというエピソードであれば、優れた自己PRを作ることが可能です。

自己管理能力を別の表現に言い換える

また、自己管理能力を別の表現に言い換えることが効果的な場合もあります。先ほども言及した通り、自己管理能力は時間管理能力・体調管理の徹底・計画的な行動など、様々な表現で具体化することが可能です。

例えば、先ほど例に挙げた資格試験の勉強で成果を上げたエピソードの場合には、計画性や継続性などの表現をすることも可能です。このように、エピソードの内容や書き方によっては、「自己管理能力」ではなく用いるエピソードに合わせて強みを適切な言葉に言い換えたり表現を補足したりすると効果的です。

本記事の後半では、自己管理能力を強みとする自己PRで実際に選考を通過したエントリーシート(ES)例文を紹介しているので、そちらも参考に表現を考えてみてください。

関連記事:【エピソード例文6選】自己PRで「継続力」をアピールする方法を解説
→自己PRで「継続力」を強みとしてアピールする際の注意点を解説しています。大手企業内定者のエントリーシート(ES)例文も多数掲載しているので、継続力を強みに自己PRを書く際の参考にしてみてください。
関連記事:【ES例文付】自己PRで計画性をアピールする書き方・ポイントを解説
→自己PRで計画性を強みとしてアピールするための3つのポイントに加え、企業に評価される計画性とは何かを具体的に説明しています。「計画性」を強みとして自己PRを作りたいときに参考にしてみてください。

企業への貢献を説明する

この後より詳しく解説しますが、説得力のある自己PRを作るためには強みが企業での業務に貢献することを説明することが効果的です。これは自己管理能力に限らずどんな強みをアピールする自己PRでも求められる要素です。

しかし、自己管理能力は社会人として当たり前に求められる能力です。自己管理能力が企業での業務に付加価値をもたらす要素であることを採用担当者にアピールするためには、自己管理能力が業務のどのような場面で役に立つのかを具体的に明示することが特に効果的だといえます。

関連記事:自己PRの締め方はどうするべき?書く際のポイントからES例文までを紹介
→自己PRの締めの部分の書き方について具体的に解説しています。自己PRの締めでは企業の求める人物像を踏まえつつ、強みを業務の中でどのように活かすのか具体的に述べるのがポイントです。選考通過者のエントリーシート(ES)例文も掲載されているので、書き方に迷ったら参考にしていただければと思います。

自己管理能力の自己PRエントリーシート(ES)例文

自己管理能力をアピールする自己PRのエントリーシート例文

ここからは、主に「自己管理」や「自己管理能力」という言葉を用いて自己管理能力をアピールした自己PRのエントリーシート(ES)例文を見ていきましょう。

自己管理能力の自己PRエントリーシート(ES)例文(1):NECネッツエスアイ

設問:自己PR

私の強みは自己管理を徹底できる計画性です。これは大学の勉強で特に発揮されました。高校時代に成績優秀賞をもらった経験と、希望の研究室の配属基準が学部160人中上位25%の成績だったことから、好成績の維持...
もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかということが大事です。話をより具体化するために数字を出すことが大切かと思います。その方が目に留まりますし。実際に私もESや履歴書には成果を具体的に書いていましたし、面接の際はわかりやすく伝えるようにしていました。「売り上げを増加させました」よりも、「売り上げを2倍にしました」の方がイメージしやすく、相手にも伝わりやすいですよね。 もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかという、
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
NECネッツエスアイの企業研究ページ(内定者ES・選考レポート・選考対策記事)はこちら

自己管理能力の自己PRエントリーシート(ES)例文(2):メディサイエンスプラニング

設問: エントリー時に選択した希望職種(CRA、DM、統計、PV)にあなたが向いていると思う理由を記述してください。(300字以内)

私は物事の優先順位を整理したうえで、スケジュール管理を行うことができます。これまで、講義や薬剤師実習、研究活動、部活動、留学などに取り組んできました。目の前にやるべきことが山積している中で、常に優先順...
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。
メディサイエンスプラニングの企業研究ページ(内定者ES・選考レポート・選考対策記事)はこちら

自己管理能力の自己PRエントリーシート(ES)例文(3):損害保険ジャパン

設問: 学生時代最も力を入れて取り組んだこと(500文字)

私は目標達成のための自己管理能力は誰にも負けない自信がある。私は3歳から高校卒業まで15年間水泳に取り組み、全国大会出場経験もあったが、高校では県大会止まりで悔しい思いがあった。そして大学からは先輩の...
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?きっと人事の方はこう言うでしょう。
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、
損害保険ジャパン(損保ジャパン、旧損保ジャパン日本興亜)の企業研究ページ(内定者ES・選考レポート・選考対策記事)はこちら

自己管理能力の自己PRエントリーシート(ES)例文(4):三井不動産レジデンシャル

設問: 学生時代に力を入れて取り組んだことを、あなたの想いや取られた行動を交え具体的なエピソードをご記入ください。(タイトル30字、本文300字以内)

タイトル(30字)
自らの充実したくらしをプロデュースするために
本文(300字)
自己管理に力を入れて取り組んだ。
私は自宅からの通学が距離的に困難だったため大学の近くで一人暮らしを始めた。親元を離...
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように、学生の人気というものは年々変遷していきます。自分が将来成し遂げたいことはなんであって、そこに対して自分が就職活動で持つべき企業選びの軸はどこにあるのかを考えた。
また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
三井不動産レジデンシャルの企業研究ページ(内定者ES・選考レポート・選考対策記事)はこちら

自己管理能力の自己PRエントリーシート(ES)例文(5):三菱ケミカル

設問:人生最大の挑戦を通じてあなたを自由に自己PRをしてください。(600文字) 

私の強みは「高い目標を掲げ、小さな努力を着実に継続できること」だ。これは中学2年生の時、サッカーチームの監督の指導で、「高い志を持たなければ、それに対して100%の努力はできない」と身をもって学んだ経...
もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかということが大事です。話をより具体化するために数字を出すことが大切かと思います。その方が目に留まりますし。実際に私もESや履歴書には成果を具体的に書いていましたし、面接の際はわかりやすく伝えるようにしていました。「売り上げを増加させました」よりも、「売り上げを2倍にしました」の方がイメージしやすく、相手にも伝わりやすいですよね。 もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかという、
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。
三菱ケミカルの企業研究ページ(内定者ES・選考レポート・選考対策記事)はこちら

自己管理能力とプラスαの強みをアピールした例文

ここからは、自己管理能力とプラスαの強みをアピールした例文を3つご紹介します。作成の参考にしてみてください。

自己管理能力とプラスαの強みをアピールした例文(1):適応力

「人生で頑張ったことを3つあげて説明してください。その他、特筆すべき事項を箇条書きで簡潔にご入力ください。( 活動の成果・結果・成績などがあればそれも含みます。)(日本語全角600文字以内)」

・留学経験
 留学経験では、新たな環境や文化に順応するために柔軟性と適応力を発揮しました。異文化の中でコミュニケーションを図り、異なるバックグラウンドを持つ人々と協力しました。留学先での学業や生活面で...
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。

自己管理能力とプラスαの強みをアピールした例文(2):複数の観点で物事を捉える力

学生時代に最も力を入れて取り組んだ/挑戦したことにより、何かを成し遂げた経験、およびその経験を通じて得たご自身の強みについて、記入してください。

学生時代に最も力を入れて取り組んだことは研究です。所属する研究室では指導教員の方針で興味に応じて自由に研究テーマを設定することができます。私は興味の範囲が広く、複数の研究テーマで研究を行いたいと思いま...
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?きっと人事の方はこう言うでしょう。
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、

h3自己管理能力とプラスαの強みをアピールした例文(3):達成欲

自己PR等がある方は、自由記述欄や写真を用いてあなたを表現してください。※各コース個別エントリーシートで志望動機等は取得いたします。

私の強みは「達成欲」と「自己管理能力」だ。理学部化学科として大学に入ったが、自己分析と業界研究をしていく中で自分が本当に進みたいのはIT業界であり、特にSEとして活躍していきたいと思うようになった。そ...
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように、学生の人気というものは年々変遷していきます。自分が将来成し遂げたいことはなんであって、そこに対して自分が就職活動で持つべき企業選びの軸はどこにあるのかを考えた。
また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。

自己管理能力の自己PR:NG例

自己管理能力をアピールする自己PRの悪い例

ここまでは、自己管理能力を強みとしてアピールする自己PRの書き方・注意点を解説してきました。本節ではNG例をもとに、自己管理能力を強みとする際にやってしまいがちなミスについて触れていきたいと思います。

私の強みは自己管理能力です。この強みは大学二年時に取得した○○の資格試験で発揮されました。将来○○の仕事に就きたいと考えていた私は○○の資格を取ろうと考え、勉強を始めました。大学の授業やアルバイトと両立しながら資格を取得するために早起きや電車移動などの時間を活用して3ヵ月で200時間の勉強時間を確保しました。結果、大学での学業成績を維持しながらの資格の取得に成功しました。この自己管理能力という強みを活かし、貴社での業務に貢献したいと考えています。

この自己PRは自己管理能力という強みが資格取得という目標達成に役立ったという内容になっており、そこまで悪くないようにも見えます。 しかし、この自己PRには以下のような問題があります。

  • 課題に対する取り組みが具体的に述べられていない
  • 強みが具体的に述べられていない
  • 企業への貢献が十分に述べられていない 

まず、上の自己PRでは取り組みの説明が不十分です。「早起きや電車移動などの時間を活用して3ヵ月で200時間の勉強時間を確保しました」という部分は時間についての定量的な指標を使っており悪くない表現に見えます。しかし、これではただ頑張って時間を確保したという行き当たりばったりな内容になっており、再現性のある強みとして表現されていません。

例えば、「目標から必要な勉強時間を決定し、早起きや電車移動などの時間の活用・スケジュール帳を使った時間管理で3ヵ月で200時間の勉強時間を確保しました」などと努力をどうやって可能にしたのかを表現すれば、自己管理能力という強みが目標や課題を解決する際に役立つ能力であることを示すことが可能です。

第二の問題は自己管理能力という強みが具体的に述べられていないことです。「目標に対して適切な計画を立て、それを実行しきる自己管理能力」のように言い換えれば、自己管理能力を成果を上げるために必要な企業が就活生に求める能力として演出することができます。

第三の問題は企業への貢献が十分に述べられていない点です。ここでは、志望企業で求められる業務と強みを結び付け、入社後の活躍が具体的にイメージできるように表現するのがポイントです。

「適切な計画の設定と自己管理による計画の実行という私の強みは、複数の案件を両立しながらきめ細かいサービスを提供することが求められる貴社の業務に貢献するものと考えています」のように表現すればアピールしたい強みと企業での実際の業務が結びついた自己PRになるでしょう。

まとめ

成果を上げたエピソードを使うのが自己PRのポイント 本記事では、自己PRで自己管理能力を強みとしてアピールするためのポイントについて解説しました。

  • 成果を上げたエピソードでアピールする
  • 自己管理能力をエピソードに合わせた表現に言い換える
  • 自己管理能力という強みが企業での業務に貢献する能力であることを説明する

自己管理能力を強みとしてアピールする際には、ただ「努力して○○を成し遂げた」という話をするのではなく、目標達成のための努力をどうやって可能にしたのか(=方法論)を明確にすることが重要です。

本記事で解説した以上のポイントを押さえて、自己管理能力をアピールする自己PRを作っていただければ幸いです。 

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