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三菱商事の志望動機/事業内容から考える【内定ES有】 三菱商事の志望動機/事業内容から考える【内定ES有】 三菱商事の本選考ES一覧はこちら三菱商事は上位校生が多く志望し、「Unistyle就職活動意識調査結果概要」において人気企業ランキングで一位になるほどの人気があります。今回はそのような三菱商事の志望動機について、三菱商事の事業内容を掘り下げた上で考えていきたいと思います。三菱商事に関してはunistyle内に他にも記事がありますので、是非参考にして下さい。参考:・・→上の記事では三菱商事の企業研究から面接対策まで幅広く解説しています。また下の記事ではESに特化してより詳しく解説しています。三菱商事のビジネスモデル商社はかつてはメーカーなどの日系企業の製品の輸出入代行や貿易事務を行う仲介役を担う、いわゆる「トレーディング」というビジネスモデルを展開していました。商社は海外に商品を販売したいという日系企業の課題を解決する形で輸出入代行を行うので、日本の企業の海外展開を支えるという意味で商社は日本のプレゼンスを高めているといえるでしょう。一方、商社は何か物や資源が不足して困っている所に対してトレーディングで培ってきた物流網やノウハウを駆使してそれらを供給するといった側面を持っています。このようなことを考えると商社が行う仕事は相手が抱える課題やニーズを自らの力で解決する仕事といえるでしょう。三菱商事株式会社(以下、当社)は、株式会社ジェイ・パワーシステムズ(以下、JPS;住友電気工業(株)の100%子会社)、及びスリランカのCeylexEngineering(Pvt.)Ltd.(以下、Ceylex)との3社コンソーシアムにて、セイロン電力庁CeylonElectricityBoard(以下、CEB)向けの円借款を利用したハバラナ・ヴェヤンゴダ架空送電線*1敷設工事を受注しました。当社がJPSと共に架空送電線の供給を担い、その他機器供給並びに据付・工事をCeylexが担います。受注金額は約60億円で、完工は2019年10月を予定しています。スリランカでは基幹送電網の老朽化が進んでおります。また、送配電損失率*2は他のアジア諸国と比較しても高く、エネルギー供給の効率化が課題となっております。本工事により、首都圏への電力供給の重要拠点であるハバラナ・ヴェヤンゴダ間の送配電に、同国初となる低損失大容量電線を導入する予定です。同電線の使用により、従来型と比較し年間約20-25パーセントの送配電損失率が低減され、CO2排出量の削減にも貢献します。今回の受注はCEBに日本の高い技術力が評価されたものです。当社は本プロジェクトを通じて、スリランカにおける電力の安定供給、及び同国の経済発展に貢献するとともに、日本政府の主導する質の高いインフラ輸出推進に積極的に取り組んで参ります。*1架空送電線:鉄塔を使用して敷設する送電線*2送配電損失率:発電所で発生した電力が送電線を通じて配電される際に、送電線の抵抗によって失われる電力量の割合参考:三菱商事プレスルーム「スリランカハバラナ・ヴェヤンゴダ間における送電線敷設工事を受注」また、上記の案件では三菱商事は3社コンソーシアムを率い、スリランカにおける送電線の敷設プロジェクトを推進しています。このように三菱商事をはじめとして商社はあるプロジェクトを様々な関係者を取りまとめながら遂行するといったコーディネーター役としての機能を有しています。発電所やインフラ設備の設計といった一大プロジェクトは様々な企業が協力して遂行する必要がありますが、商社は今まで培ってきた知見やステークホルダーとの関係を活かして各企業を結びつけプロジェクトを主導します。このようなことを踏まえると、商社の仕事は様々な価値観やスキルを持った人たちと協力しつつ、新たな設備や仕組みを生み出していく仕事といえます。更に、商社が行うプロジェクトはインフラが未発達な発展途上国において発電所やプラントを建設するものも多いため、途上国の発展に貢献する側面も持っています。上記のプロジェクトも、スリランカにおける経済発展に貢献しています。以上のことを踏まえ、三菱商事の志望動機を考えると、・途上国の発展に貢献したい・日本のプレゼンスを高める仕事がしたい・相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい・新たに事業や仕組みを生みだす仕事がしたい・価値観やスキルの異なるメンバーと一つの目標を実現したいといった志望動機が適当だと考えられるでしょう。三菱商事のES通過者の志望動機解説以下では、実際に三菱商事のエントリーシート選考を通過した人の志望動機について見ていきましょう。【世界でインフラを整備する】アフリカでの課外活動の中で、UNEP(国連環境計画)の方とお話させて頂いた際に聞いた「今後も経済成長を見据える新興国にも環境への配慮が求められており、対応したインフラシステムが必要である」という言葉。さらに日本政府としても日本再興戦略の中で重点分野としていることから、挑戦したいと思った。貴社における資源・エネルギー、基礎産業、水、交通などの総合力、そして全世界に広がる営業拠点と築き上げてきたネットワーク、国際情報力を活かして国造りに貢献したい。参考:【内定】三菱商事の通過ESこのESでは、新興国におけるインフラシステムの整備を志望動機として挙げており、先に紹介した「途上国の発展に貢献したい」という志望動機にあたります。三菱商事で成し遂げたいことが三菱商事のビジネスモデルで達成可能であり、整合性の取れた志望動機であると考えられます。また、新興国におけるインフラ整備をしたいと思うようになったきっかけとしてアフリカでの課外活動を挙げており、納得感があります。ESでは字数の関係上、そのきっかけについて軽くしか書かれていませんが、面接ではその部分の深掘りも想定されるため、自己分析を通じて予め深く掘り下げておく必要があるでしょう。もう一つ、実際の志望動機について見てみましょう。自らが渦の中心となり、世界中の様々な価値観を持った人々と一つのことを成し遂げること。上記(※)のフットサルチームのキャプテンとして練習内容・戦略を提案し、その提案が結果に結びつくことにやりがいを感じてきた。また、一人では手に届かない目標をチーム全員が同じ志で目指す。そして達成したときの達成感をチームで共有することはこの上ない喜びであり、このやりがいを仕事でも継続させていきたい。貴社ではこのやりがいを世界規模で行うことができると感じている。様々なスキル・価値観を持った人々を世界規模で巻き込んでいきたい。※「実績・経験①(50文字以下)大学時代、フットサルでサークルながら他大学の体育会を破り、滋賀県大会優勝・関西大会ベスト4」参考:三菱商事の通過ESこちらは志望動機として「世界中の様々な価値観を持った人々と一つのことを成し遂げること」を挙げており、前述した「価値観やスキルの異なるメンバーと一つの目標を実現したい」という志望動機にあたります。このような夢を抱くようになったきっかけとして大学時代、フットサルでサークルながら他大学の体育会を破った経験が述べられており、非常に納得感のある良い志望動機に仕上がっています。さらにもう一つ、志望動機を見てみましょう。「日本を日本人が誇りに思える国にする」という私の夢を是非貴社で実現させたい。私は、スポーツや学業を通じ、日本人でも努力次第で十分に世界で通用することを実感し、「日本人であること」に強い誇りを持つようになった。それと同時に、他国からの留学生が日本人と比べ自国に対して遥かに強い希望と誇りを持っていることを痛感した。仲介者という枠を超えた機能を以て、世界中の課題解決をリードする貢献度の高い事業を手がけることで、「誇り」を日本人の心に取り戻す。三菱商事という日本最高の舞台で、私のこの夢を叶えていきたい。参考:【内定】三菱商事の通過ESこの志望動機は「日本を日本人が誇りに思える国にする」とあり、前述した「日本のプレゼンスを高める仕事がしたい」という志望動機に類似したものになります。その夢が形成されたきっかけは自らの留学経験に根ざしており、説得力があります。最後にいかがだったでしょうか。志望動機を考える事は一見難しいことに見えるかもしれませんが、「」に沿って論理的に組み立てていくことでスッキリとした志望動機を書くことができます。今回はそのフレームワークの中で核となる「①成し遂げたいこと」「②きっかけとなる経験」「③企業選びのポイント」について触れていきました。志望動機は今回紹介したもの以外にも様々あると思いますが、いずれにせよそれが自身の経験に結びつけることで説得力をもたせることが必要になってきますので、入念な自己分析を行いましょう。三菱商事の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらからphotobyMartinThomas 19,037 views
三菱商事の特徴を解説|業績や社風から見る就活対策・企業研究 三菱商事の特徴を解説|業績や社風から見る就活対策・企業研究 三菱商事の本選考ES一覧はこちら「」で紹介した通り、多くの上位校生が志望するのが総合商社業界です。今回は、そんな総合商社業界の中でも、人気の高い三菱商事に焦点を当ててみたいと思います。資源価格下落に伴い、2015年度は創業後初の業績赤字を計上、長年守り続けてきた総合商社トップの座を伊藤忠商事に譲りましたが、今後も同社は業界内で大きな存在感を示していくと思われます。この記事では、そんな三菱商事の得意事業や社風、そして求められる人材に至るまで幅広く考察していくことにします。参考:セグメント別収益と事業内容早速ですが、2014年度と2015年度の三菱商事、セグメント別収益を見ていきましょう。(単位(億円))◆セグメント別利益2014年度2015年度資源分野エネルギー事業(資源)778▲214金属(資源)▲13▲3,588非資源分野地球環境・インフラ事業204325新産業金融事業401403機械913622化学品314305生活産業1,205735エネルギー事業(非資源)45116金属(非資源分野)152▲19その他および修正消去7▲179合計4,006▲1,494この表から15年度は、資源分野だけで3800億円もの赤字を計上していることが読み取れます。(14年度は約760億円の黒字。)特に金属分野では、市況価格の下落に伴い、チリの銅山事業で2800億円の減損を計上しました。銅の価格は2016年6月現在で4641ドル/MTとなっており、同社が2015年度決算発表で公表した2015年度の実績値である5215ドル/MTを大きく下回っています。またエネルギー分野では、オーストラリアのブラウズLNG事業で、開発計画の見直しに伴い400億円の損失を計上したことが大きく響き、エネルギー事業全体で約680億円の減損を出しました。一方、非資源分野は14年度に続いて好調を維持しており、15年度は非資源分野だけで2500億円の純利益を計上しています。生活産業事業を中心に各事業でバランスよく稼いでいることから、今後の同社の業績を安定的に下支えしていくものと思われます。【参考】三菱商事プレゼンテーション資料三井物産・三菱商事、「初の赤字転落」の深刻度次に各セグメントの代表的なプロジェクトを、実際にピックアップしながら見ていきたいと思います。総合商社の事業内容がどれだけ多岐にわたっているのかを実感していただけるのではないでしょうか。資源分野【1】エネルギー事業総合商社を志望する就活生の中には、事業規模の大きいエネルギー事業に携わってみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。三菱商事は2014年、ロイヤル・ダッチ・シェル社をはじめとする大手3社と、カナダで推進している液化天然ガス輸出プラントの共同開発計画「LNGカナダ」に関する合弁事業契約を締結し、LNGプラントの設計から操業を手掛ける事業会社を設立しました。本事業を通じ、同国のエネルギー需要を支えるとともに、日本へのエネルギー安定供給を目指していきます。参考:プレスルーム「LNGカナダプロジェクトの合弁事業契約締結及びプロジェクト開発の本格着手」【2】金属事業スマホやパソコンから自動車、船舶に至るまで、私たちの身の回りにあるモノの多くには、原料として金属が使われています。三菱商事はこうした金属の分野でも、世界中でビジネスを展開しています。例えば南米のチリでは、同国最大の鉄鉱石生産会社であるCMP社への出資や、年間100万トン超の銅を産出する世界最大の銅鉱山を保有しており、メタルワンなどの専門商社を介して、日本の造船メーカーや家電メーカーに対する、銅や鉄鋼の安定供給に努めています。【参考】金属グループCreativePoweratWork非資源分野【1】地球環境・インフラ事業ボランティアや海外インターンシップの経験から、インフラ事業への関心を持つ商社志望者は多くいるように感じられます。ここで紹介するのは、1997年、フィリピンの首都マニラで水事業が民営化されたことに伴い、三菱商事が参画したプロジェクトです。同社が中心となって、ODA資金を利用した設備投資や労働者に対するマネジメント改善に積極的に取り組み、民営化当時は63%だった無吸水率を24%まで劇的に改善することに成功。国民に対する水の安定供給実現化に大きく貢献しました。参考:特集2「世界の水問題に挑む」【2】新産業金融事業貯金があまり無い反面、自由に使える時間が多い学生にとって、格安旅行に出かけるのは1つの大きな楽しみではないでしょうか。その際に、LCC(格安航空会社)を使って空の旅を楽しむ方も多いと思われます。2011年、三菱商事は、大手航空会社2社との共同出資でジェットスター・ジャパンを設立しました。これにより、現在では国内だけでなく、香港や台湾といったアジア諸国へも、数千円という格安での空の旅が実現しています。参考:プレスルーム「カンタスグループ、日本航空、三菱商事、ジェットスター・ジャパンの設立に合意」【3】機械事業「組織の三菱」と呼ばれるほど、企業間のつながりが強いと言われている三菱グループ。三菱商事は、グループのつながりを生かして、日本の主要産業である自動車を国外へ販売する事業にも携わっています。2015年、同社は急速な経済発展を遂げているミャンマーにおいて、三菱自動車が製造する車体を輸入・販売する合弁会社を設立し、同国における自動車事業の基盤拡充への挑戦を始めました。参考:プレスルーム「ミャンマーで三菱自動車販売会社を設立」【4】化学品事業商社ビジネスの中でも、「化学品」は就活生にとってイメージすることが難しい事業の1つだと思われます。ここでは、自動車生産に使用される合成樹脂を例にとってみましょう。三菱商事は2013年、自動車生産台数が急増するメキシコで、大日精化工業との共同出資により新会社を設立しました。両社は、樹脂コンパウンドと呼ばれる、自動車生産に必須となる合成樹脂をスピーディーに現地メーカーに提供することで、同国における自動車産業を下支えしています。参考:プレスルーム「メキシコで樹脂コンパウンド製造・販売会社を設立」【5】生活産業事業今や外国人からも高い人気を誇る日本料理。そんな日本食の代表例がお寿司であり、数あるネタの中でもサーモンが好きな方は多いのではないでしょうか。世界中で増大するこうした水産需要に応えるため、三菱商事は2014年、ノルウェーの鮭鱒養殖事業会社セルマック社を完全子会社化し、良質なサーモンを安定的に供給する使命を果たしています。事業内容から考える三菱商事が求める人材ここからは、三菱商事が就活生に求める素質について、を参照しながら考えていきましょう。「年間200~250万トンの生産計画で、LNG開発を合弁で行いたい」。1968年、ブルネイ沖に有望なガス田を発見した石油メジャー、ロイヤル・ダッチ・シェル・グループ(以下シェル)から三菱商事に対し、共同出資の提案がもたらされた。〈中略〉三菱商事は、その当時日本では存在がほとんど知られていなかったLNGに早くから注目していた。その後生産規模は365万トンに拡大。総投資額は、1億~1億5000万ドルと見積もられた。ブルネイLNGは、まさに未曽有の大型プロジェクトだった。〈中略〉三菱商事は、日本の需要家である東京電力・東京瓦斯・大阪瓦斯、および生産面を担当するシェルとの間に立って交渉に奔走。70年6月、供給量年間365万トン、供給期間20年に及ぶ超大型長期契約がついに成立した。〈中略〉「失敗したら、三菱商事が三つつぶれる」とさえ言われた一大プロジェクトだけに、慎重な上にも慎重を期して検討が進められた。そして、三菱商事は最終的に1億2500万ドル(当時の為替レート換算で450億円)の出資を決定。当時の三菱商事の資本金をはるかに上回る額に、合弁契約にサインする藤野忠次郎社長(当時)の手は震えた。それから一年後、世界経済を揺るがす事態が起こった。73年10月、第四次中東戦争(アラブ・イスラエル戦争)勃発をきっかけに、原油価格は一挙に4倍に高騰した。第一次オイルショックである。この大異変は、ブルネイLNGの価格にも影響を及ぼした。原油価格と連動してLNG価格も高騰、需要家の負担が増えるという予想外の事態を招いたのだ。〈中略〉三菱商事は、LNG供給側の立場であると同時に日本の需要家からは、輸入代行契約を通じて、全面的な支援をする立場でもあった。この二つの立場の板挟みに苦しみながらも、三菱商事は仲介役として供給側・需要家間の度重なる交渉で双方を粘り強く取り持ち、76年8月、ようやく価格交渉の合意にこぎつけることができた。〈中略〉引用:ブルネイLNG今回紹介した事業において、三菱商事は、LNGの供給源であるシェル社、需要者である国内の大手電力・ガス会社等、立場の異なる関係者の仲介役として尽力し、関係各社と信頼関係を築きながら、大型契約の成立に貢献しました。さらにその後、石油ショックという想定外の困難が起きた際も、事業成功に向けて粘り強く関係者と交渉し、最終的に価格交渉合意という目標を達成することに成功しました。こういった点を踏まえると、三菱商事で働く上では、「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行までを行える」、「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」、「4.価値観や立場を異なる人と協力して成果をあげることができる」といった素質を備えていることが求められていると考えられます。社風について三菱は明治初期に土佐藩が設立した海運会社の経営を岩崎弥太郎が引き受けたのが出発点。鉱業や造船業などに手を広げ、官営事業の払い下げで拡大した分野が多い。4代目社長・岩崎小弥太は「われわれは、国から極めて重要な任務を任されているとも言える」と話した。「日本の15大財閥」(平凡社新書)の著者・菊地浩之氏は「戦前、三菱は造船や鉱業が中心、住友は素材産業が中心だった。どちらも製造業で、技術と社員教育を重視していた。三菱はスタンドプレーよりも、地道に着実に組織人に徹することを求めた。〈中略〉三菱では3代目社長・久弥が権限を銀行部、造船部、営業部などに委譲。大きな方向性だけを示して各論は部下に任せる手法を採り、これが「組織の三菱」の基盤となった。引用:朝日学情ナビ私は企業が永続的に成長するためには、コンプライアンスは勿論の事、社会との共生が不可欠であると確信しています。三菱商事は「三綱領」の理念の下、多様なステークホルダーの期待に応えるべく、事業を通じて、持続性のある経済価値・社会価値・環境価値を同時に実現していきます。引用:社長メッセージここからは、「」を参照しながら、三菱商事の社風について考えていきます。まず、同社に関して「組織の三菱」というイメージを持つ方は非常に多いのではないでしょうか。実際に朝日学情ナビの記事を参照しても、「個」の成果ではなく、「組織」の利益に貢献できる人材を育成してきたことが読み取れます。「人の三井」と呼ばれ、「個」の力強さを第一に重んじる風土を持つ三井物産との大きな違いは、この観点から理解できます。またセグメント別事業内容でも紹介した通り、三菱自動車やメタルワンといったグループ企業と共同でビジネスを展開することも、三菱グループのつながりの深さを表していると考えられます。三菱商事の社風を表すもう1つのキーワードに、「国益への貢献」があると感じられます。社長メッセージでも述べられている通り、同社は三菱グループに受け継がれてきた「三綱領」の理念の下、自社の利益だけでなく、国や社会に対する価値の提供も追求していることが伺えます。内定者のES解説ここまでは具体的なプロジェクトを通じて、三菱商事の事業内容や求める人材を考えてきました。以下では、実際に三菱商事に内定した学生がエントリーシートに記入した内容を参照しながら、同社が求める人材を改めて考えてみたいと思います。①これまでの学生生活の中で挙げた実績や経験を教えてください。部活、サークル、趣味、ボランティア、インターンなど何でも結構です。(50文字以下で4つ)②あなたが自身の経験の中で、周囲の人と信頼関係を築いたエピソードを教えてください。(400文字以下)。上記で回答した経験の中から説明してください。該当する実績・経験の番号を選択してください。③あなたが主体的に取り組んだことの中で、最も困難だったことについて教えてください。(400文字以下)上記で回答した経験の中から説明してください。④あなたが三菱商事で挑戦したいこと、実現したい夢について教えてください。その際、特に興味のある分野や事業があれば、具体的に触れて頂いても構いません。(250文字以下)参考:三菱商事エントリーシート①では、50文字で簡潔に答えることが必要でしょう。②では、三菱商事が就活生に求める能力の中で、「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行までを行える」素質があるかどうかを問うていると考えられます。③では、就活生に「困難を解決する力」があるかどうかを聞いているといえるでしょう。上述した素質のうち、「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」、「4.価値観や立場を異なる人と協力して成果をあげることができる」人物であることをアピールする必要があると思われます。④では、いわゆる志望動機を答える必要があります。商社を志望する就活生は、「入社後の志望部署がある程度決まっている者」と「商材に対するこだわりが無い者」の大きく2パターンに分けられると思いますが、どちらのパターンで答えるにしても、自分の経験を基に議論を展開すると説得力が増すでしょう。ここからは②〜④の設問に関して、三菱商事に内定した就活生が書いた実際のESを2人ずつ紹介していきたいと思います。まず②に関して、取り扱っていきます。日頃の小さな誠意の積み重ねと周囲との想いの共有が信頼関係を築く上で重要だと考える。私は昨今の高校生が「目先の大学受験合格のための勉強」をしていることに疑問を感じていた。そこで私は大学受験後も彼らを継続して支援し、将来活躍するきっかけを作りたいと考えていた。私の任務は各校舎で働く方々の入学促進企画支援だったが、彼らも自身の仕事で多忙なため当初は軋轢が生じていた。私は「真に彼らが求めていることは何か」自問自答し、価値観の異なる両者間に信頼関係を築くため2つのことを行った。1)担当校舎全てを直接挨拶に回り、互いの想いを直接共有2)勤務時に毎日連絡を取り、相談してもらえる関係を構築募集活動の意義を納得してもらい、自身の熱意で共感を得たことで次第に彼らの自主的な協力や提案を引き出せた。このような日頃の誠意の積み重ねが信頼を生み、担当校舎からの入学者数が前年比で倍増という成果に繋がったと考える。引用:三菱商事エントリーシート解説上述した通り、総合商社で働く者には「関係者と信頼関係を構築する」力が求められます。この点においてこちらの回答者は、実践した具体的施策を盛り込むことで、各校舎の方々と信頼関係を築いた経験を効果的に語ることができており、自身が商社の求めている人物像に一致していることをしっかりとアピールできています。また、「あなたの自己PRが嘘っぽく見えないために「方法論」は語るべき」でも紹介した通り、「方法論」がしっかりと語られている点にも着目してみましょう。つまり、「各校舎の方と協力して成果を残した」→「仕事でも生かしたい」ではなく、「各校舎の方と協力して成果を残した」→「この経験から日頃の誠意の積み重ねが大切だと学んだ」→「仕事でも生かしたい」と述べることで、入社後も活躍できる人材であることを伝えることができています。参考:アメフト部の活動で、下級生との信頼関係を築いたエピソードだ。我々のチームは人数が多く、試合出場が叶わない下級生のモチベーションが下がり、チームに貢献できていないという課題があった。そこで、甲子園に出場した際に私は、部員同士が信頼関係を高め、一人一人がチームの為に各々の役割を果たす事が勝利に必要不可欠であるという経験をした為、それらの下級生の意識改革を行った。具体的には、一人一人頻繁にコミュニケーションをとり、チームにどう貢献できるのかをアドバイスを交えながら一緒に考えていく事で少しずつ信頼関係を築いた。徐々にだが理解してもらう事ができ、リーグ戦が始まる頃には各々が今自分は何をすべきかを主体的に考え、行動に移せるようになった。試合中にサイドラインで各々の役割を果たす下級生やスタッフを見た時、信頼関係を築く事ができたと感じ、それが17年ぶりにxx大学に勝てた事に繋がったと考えている。引用:三菱商事エントリーシート解説この内定者は、アメフト部で後輩と信頼関係を築いた時のことを取り上げています。後輩のモチベーション低下という課題に対し、積極的なコミュニケーションを通じて、彼らに存在意義を伝え、チームとしての団結力アップに貢献したようです。上述したブルネイLNGプロジェクトでも、三菱商事は生産者と消費者の仲介役として尽力し、大型契約の成立に貢献していましたが、その根底にあるのは関係各社との信頼関係です。そうした信頼関係構築力が備わっていることを、この内定者はしっかりと示すことができています。また、「一人一人頻繁にコミュニケーション」をとったという自身の経験を語ることで、商社マンになっても関係各社と信頼関係を築くポテンシャルがあると、面接官に感じさせることができていると思われます。③に関しても、同様に2名分のESを取り上げていきます。ゲームキャプテンとして個人で上手いチームから組織で強いチームに変えていく取り組み。組織で強いチームを作るためには、価値観・フットサルならではの戦い方を組織として共通のものにしながら、個々の選手の強みを出せる全体最適に持っていく必要がある。各選手は高校までのサッカーに対する価値観・プレースタイルを持っており、40名いる中それを集約していくことは非常に難しかった。そこで私が行ったことは、考え方・ボールの動かし方・体の動かし方を最低限決めること。そうすることで試合での意思疎通を円滑に進め、自分たちの持ち味である足元の技術や想像力を発揮する機会を増やす土台ができた。また、以前は個人のスキルを上げる一対一の練習が多かったので、組織での練習内容を増やし、お互いが共通認識を持ち組織として強固なチームになるよう努めた。その結果、試合での連携強化につながり滋賀県大会優勝・関西大会ベスト4を成し遂げた。引用:三菱商事エントリーシート解説この設問では、「困難を解決する力」が問われていると言えるでしょう。こちらの内定者は、最低限のルールを定めることで、「個」の集まりであったメンバーに「組織」として成果を出すよう行動させることに成功しました。今回発揮されたようなリーダーシップは、商社マンとして異なる立場にある者をまとめ、商談を成功に導く上でも不可欠な能力であると考えられます。また立場が異なる者と議論し、1つの結論に向かう上で不可欠なのが、「認識の共有」です。この内定者は、フットサルというチームスポーツを通じて、お互いが「共通認識」を持つことの大切さを学んでいます。したがって、会社という「組織」で働く上での自身の適性を、存分にアピールできていると思われます。留学中のコミュニケーションギャップである。「世界中どこでも生きられる」ことを目標に、文化・言語面で日本と異なる地域で暮らすことを課題とし、エジプトを留学先に選んだ。エジプト人は、男性同士で手を組んで歩くと行った、日本人からみたらまるで恋人のようなコミュニケーションの仕方をする。当初、自分の価値観から慣れることが出来なかったが、ある日、自分が身に付けてきた日本式コミュニケーションをやめて、彼らのやり方に従ってみた。その時初めて彼らのコミュニケーションのツボや、何に気を付ければいいのかが理解できた。一度理解した後は、完全に彼らに合わせるのではなく、私自身も窮屈さを感じない関係のあり方を模索した。こうした経験を通じて、世界には多様な価値観があり、自分の偏見を押し付けるだけではうまく行かないことを学んだ。相手の意見に耳を傾け、お互いが譲歩し合うことこそが必要だと考えるようになった。引用:三菱商事エントリーシート解説このESでは、カルチャーショックという問題に対する、内定者なりの解決策が述べられています。この方は、最初こそ苦労したものの、全く価値観の異なるエジプト人たちに合わせたコミュニケーション方法を実践し、彼らとの適切な距離感を掴むことに成功したようです。総合商社では、社内外問わず、国籍や文化の全く異なる者と成果を上げることが求められており、その点でこの内定者は、自身の「異文化適応力」を上手く表現できていると言えるでしょう。また、相手の価値観を否定するのではなく、それを認め合うことが相互理解とその後のビジネスの成功につながっている、と言えるため、この内定者が述べた「お互いの譲歩」は、商社マンになった後も活きる考え方であると言えるでしょう。最後の④に関しても、確認していきましょう。「競争力ある日本の農業」を実現することが夢だ。それは■実家や親戚が農家であること、■農事組合法人での就業体験、■大学での「食と農」の授業を通じ、食の生産者としての苦労や想いをみてきたことで、その思いを強めた。総合商社はビジネスの主体となり、ビジネスを生み出している点が魅力である。夢を実現するために「儲かる農業」の仕組みづくりに挑戦したい。中でも貴社は、組織の三菱といわれるように協調性を大切にしていることをOB訪問で感じた。そして、社員様の人柄が一番魅力的だと感じ、貴社を第一志望としている。引用:三菱商事エントリーシート解説先ほど、総合商社を志望する者は、大きく「入社後の志望部署がある程度決まっている者」と「商材に対するこだわりが無い者」の2パターンに分けられるという話をしましたが、この内定者は、「農業」という切り口でESを書いている点で、前者に近いと言えるでしょう。自分の生い立ちや就業体験等、自身の経験を織り交ぜているため、志望動機に説得力と一貫性が見られます。反面、総合商社には、「自分の希望部署に行けるかわからない」という配属リスクが存在するため、そうした可能性も考慮して業界研究を進めましょう。以下に、自分の扱う商材に興味がない商社マンの例を挙げておきます。ぜひ、参考にしてみてください。参考:→実際に総合商社で働いている方の話をまとめています。総合商社の仕事に対する理解を深めるのに役立つかと思います。「多様な方と協働して、一つの価値を作り出す」これが私の夢だ。具体的には、国を跨ぐ事業の経営に挑戦したい。高校生から主婦まで様々な方と共に、店舗の生産性を向上させたアルバイトの経験。シンガポールにて現地の方と共に、大規模なイベントを作り上げた経験。ここから、様々な経歴・文化背景を持つ方々と共に目標を達成する事に喜びとやりがいを感じた事が、私の夢の原動力である。業界トップとして、他国・他社との信頼関係を基盤に、世界中のニーズを解決する貴社であれば、私の夢を実現するチャンスが多くあると考えている。引用:三菱商事エントリーシート解説先ほど挙げた2パターンで言うと、こちらの内定者は後者の「商材に対するこだわりが無い」方であると考えられます。前の内定者の方と同様、アルバイトやシンガポールでの「経験」を述べることで、独自かつ説得力のあるESになっています。商材に対するこだわりが無いという点で、面接官に「どの部署に配属してもやってくれそうだな」という印象を与えられる反面、「この会社で何がしたいか?」という問いかけに対して曖昧な返事をしがちであるため、会社や事業に対する興味が薄い者と捉えられてしまう可能性もあります。商材へのこだわりを無理にアピールする必要はありませんが、その企業が実際にやっている事業を2、3個調べておくと、面接の際に安心かもしれません。【参考】→どちらの記事も三菱商事のESを解説しているものです。内定者の回答を参考にすることで三菱商事の事業の理解に繋げられるかと思います。選考について最後に、三菱商事の選考状況に関して、選考プロセスや特徴を見ていきます。参考にしてみてください。※下記の選考プロセスは2017年卒(総合職)のものになります。◆選考プロセス(総合職)エントリーシート&テストセンター→一次面接(個人)→二次面接(個人)→最終面接(個人)参考:三菱商事本選考情報三菱商事に関しては、総合職と一般職で別々に採用を行っており、そのうち総合職は160名ほど採用しているようです。同社の選考は、一貫して学生1人に対して面接官が複数人というスタイルで行われるようです。一次面接や最終面接では、オーソドックスな質問が多く、基本的には①学生時代頑張ったこと、②なぜ総合商社か、②なぜ三菱商事か、の3つの質問にしっかりと答えられるようにしておけば大丈夫なようです。加えて、二次でのケース面接が特徴的であるといえるでしょう。「学生のバックグラウンドに関わる質問」と「時事的な質問」が1問ずつ投げかけられ、それぞれ1分で考え、2分程度で答えることが課せられているようです。前者の学生のバックグラウンドに関わるケース問題としては、「主将としてチームを率いていたとする。メンバーの一人が自分の就活を優先させて大事な試合を欠席すると言い出した場合、メンバー・チーム、両者に対してどう対応するか。」や「現状ベスト4であるテニス部を来年優勝に導くためにできる施策を3つ挙げよ」があったようです。後者の時事的な問題に比べて、出題範囲を予想しやすい問題だと思いますので、面接前に考えてみてはいかがでしょうか。後者の時事的な問題に関しては、「インバウンド市場の現状とこれからについてどんな意見を持っているか。」、「少子高齢化という問題に対して日本ができる解決法を3つ挙げよ」といった質問が過去に出題されたようです。日頃から新聞やニュースで見聞きした内容に関して、自分なりに意見を持つ習慣を心がけると、本番の際も落ち着いて対応できるかもしれません。いずれの問題でも、思考力および自分の意見と経験の合致について見られていると考えられます。【参考】→ケース面接に関してより詳しく知りたいという方のために2つの記事を用意しました。商社の併願としてコンサル業界を受ける方が多いですが、そういった方にも参考になるかと思います。最後にいかがだったでしょうか。今回は就活生から根強い人気を誇る、三菱商事を取り上げさせていただきました。特にセグメント別紹介では、「三菱商事はこんなことまでやっているのか」と驚く事業内容もあったのではないでしょうか。そうした「気付き」を大切にしながら企業研究を進めていくと、総合商社業界の面白さに気付いたり、真に入りたいと思う企業に巡り合えたりすると思います。是非そうした視点を持ちつつ、就職活動を頑張ってください。三菱商事の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから 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三菱商事の内定者ES解説!選考通過のエントリーシートの共通項 三菱商事の内定者ES解説!選考通過のエントリーシートの共通項 三菱商事の本選考ES一覧はこちら前回の解説では、事業内容がわかりにくい総合商社においては、仕事内容の本質的な部分を抽出して学生時代の経験と結びつけると考えやすいことを説明しました。具体的に体育会経験であればどのような志望動機のひな形ができるかも説明しているのでぜひ参考にしてください。なお、今回のエントリーシートは体育会経験ではなく、集団塾講師のバイトや、海外での実地研究を他者を巻き込み実現させた経験から自己PRを書いてくれた内定者のエントリーシートになります。一つ目の設問これまでの学生生活の中で挙げた実績・経験を4つあげてください(それぞれ50字以内)海外での渡航調査。自力で研究を1から作り上げ、財団から資金調達してインドでの実地調査を成功させた。学会発表。森林学研究室における研究に積極的に取り組み、同期より1年早く学会発表を実現した。集団塾講師のバイトでの講師チーフ。職場環境を改善したことで大学合格率を4割向上させた。ダンスサークルでの渉外担当。広報活動につとめ、それまでで最も大きなライブハウスでの公演を実現。実績そのものが素晴らしく、非常に高いレベルで物事を成し遂げることができる人材であることが伺えます。また、バイトでの実績のところで、「4割」と数字を用いて説明することにより、実績に具体性を持たせることに成功しています。ここで記載したエピソードはどれも面接で深堀される可能性が高いため、何が聞かれても答えられるように各エピソードを整理しておくと良いです。二つ目の設問あなたがリーダーシップを発揮した経験の中で,最もインパクトの大きなものについて教えてください。またその活動の中で関係者とどのように信頼関係を築いたのかという点も含めて,具体的に記述してください(前の設問から選ぶ)(400字以内)集団塾講師のアルバイトでのチーフ経験を挙げる。30人ほどの学生講師で一つの講習を1から作っていく仕事だったが、始めた当初は職場の雰囲気が悪く全体の士気も低い状態だった。楽しい環境で仕事をしたいと思い、問題を根本から解決できるチーフの立場に立候補した。最初に問題の洗い出しのため、全員と何度も個人的に飲みに行き、時間をかけて信頼関係を構築していった。環境を一新するには全員から信頼を得ることが重要と考え、この段階にもっとも力を入れた。対話を重ねた結果明らかになったのは、人間関係の悪さや先輩に対して意見が言えないなどの風通しの悪さだった。そこで全体をチーム分けして仲の悪いところを離し、能力や希望を元にチーム毎に異なる仕事を任せた。また、学年別会議や匿名でのアイデア出し、第三者による企画の評価など新たな制度も導入していった結果、教師の士気も向上し3年後には講習の合格率が4割向上した。このエピソードからは、実績のみならず学生が行動した際にどのように考えていたかが伝わってきます。実績を挙げた取り組みに着手しようと思った理由、困難に直面した際にどのようにしてその困難を乗り越えたのか、関係者との信頼関係の築き方、といった要素が漏れなく記載されているため、この学生の人となりがわかるエピソードとなっています。聞こえのよい実績だけ書いて満足してしまう学生は少からずいますが、面接官が聞きたいのは実績そのものではなく、モチベーションの源泉や困難に直面した際の行動の仕方といったプロセスに当たる部分です。この学生はプロセスを詳細に書けているため、評価が高いと考えられます。三つ目の設問自分の殻を破って成長したと思う経験のうち,最も困難を伴ったものについて,途中でチャレンジをあきらめなかった理由も含めて具体的に記述してください(上の中から選ぶ)(400字以内)インドでの実地調査の経験を挙げる。研究にあたって現場での経験を積みたかったが、経費の関係から研究室で反対された。しかしどうしてもやりたい研究があったため外部の財団から資金調達することを決意、1から研究計画を作り多くの人にアプローチして協力を得た。具体的には、1.国内外の研究者に連絡を取り協力者・同行者を探した。2.現地の研究所に研究内容を説明してデータを送ってもらう。3.研究室の先輩に計画書の書き方の指導を仰ぎ、財団審査を通過して180万円を獲得。4.現地の村では英語が通じない中、村長に研究の意義を説明して村の畑の使用許可を得る。5.村人と交渉して10人ほどのインド人に作業を手伝ってもらう、など。以上のように多くの人に働きかけ、巻き込んだ結果研究を成功させることができた。以前は自分ひとりで課題を解決することが多かったため、殻を破って成長したと感じたことの一つである。このエピソードからは、実績そのものの凄さだけではなく達成するまでのプロセスからこの学生の芯の強さが伺えます。また、自分の思いを実現するにあたり、他者を巻き込んでいることも総合商社のエントリーシートということを考えると評価が高いです。総合商社は「商社不要論」に晒されたこともあり、常に新しいビジネスを提案することで存在価値を確立しています。商社は自社商品を持たないぶん、関係者を巻き込みその提案を実現しなければなりません。その際必要になるのが、このエピソードにも表現されている「他者を巻き込み自らの想いを実現する能力」です。その能力を持っていることがこのエピソードからは見て取れるため、非常に良い記述となっています。四つ目の設問三菱商事の中期経営戦略2018を踏まえて,商事だからこそ実現できると考えるあなたの夢や目標を教えてください(250字以内)東南アジアにおける食品事業に関わり、現地の生活水準に貢献したい。貴社は非資源分野の収益拡大を戦略の一つに挙げている。また、インドネシアやミャンマーにおける食品事業を行っている。現地での成功経験があり今後力を入れていく貴社でなら、東南アジアにおける食料事業に大きく関わっていけるのではないかと考えた。また、食料事業は比較的トレードがメインであるが、経営に積極的に人材を投入していく姿勢や常にトップを走る戦略を持つ貴社では他社ではできない多様な経験ができ、パイオニアになる機会があると考えた。この設問は実質三菱商事の志望動機を尋ねている設問になりますが、「三菱商事の中期経営計画2018を踏まえて」という部分から、三菱商事の目指す方向性に学生が沿っているかも確認しています。この学生は東南アジアにおける食品事業に関わりたいと記述しており、三菱商事の非資源分野を強化していくという方向性と合致しています。また、多くの総合商社が食品事業を行なっており、メーカーの海外進出が盛んで食品業界でもこの夢・目標を叶えられる現状で、三菱商事でこの夢・目標を叶えたい理由も、三菱商事の「経営へのシフト」という理念に沿う形で説明できています。以上2点の理由から、面接官にとって三菱商事で実現するのに納得感のある夢・目標になっていると言えます。面接では「何故東南アジアなのか」「何故食品事業なのか」「何故パイオニアでありたいのか」といったことは尋ねられると考えられます。これらの質問に「面白そうだからです!」といった頭お花畑の回答をするのではなく、実体験に基づいて説明できるように説明できるような準備はしておく必要があります。志望動機についてはどの企業でも重要視されることが多いため、特に対策が必要な設問になります。「何故同業他社ではだめなのか」「何故他業界ではできないのか」といった質問に答えられるようにしておく必要があります。以下の記事では志望動機を作る際に学生が陥りがちな問題点と、そうならずに志望動機を作成する方法が紹介されています。是非参考にしてみてください。参考:志望動機は「入りたい理由」ではなく「他業界ではダメな理由」を積み重ねて構成してみよう参考:内定する志望動機は業界比較をしっかりしている五つ目の設問あなたらしさが最も現れている写真を添付し、その説明を記述してください(それぞれ100字以内)インドに行った際に研究所のメンバーと取った写真です。普段から誰とでも積極的にコミュニケーションを取るよう心掛けています。人と話すことが好きで、そのことが伝わる写真を選びました。ダンスサークルでライブをしている写真です。2年生の時に出たライブで、初めて自分で振付から考え、チームで構成をつくりました近年総合商社のエントリーシートで頻繁に問われている、「あなたらしい写真とその説明」を求める設問です。この設問では、素直に自分が力を入れて取り組んでいた物事の写真や、好きなことに取り組んでいる様子がわかる写真を添付すれば良いと思います。選考を受けた学生によると、この設問に関して面接で深堀された学生はあまりいなかったようなので、気負いすぎず初対面の人に自分の普段の様子を知ってもらうための設問と考えるぐらいが良いと思います。参考:​​​​​​​→設問として写真の提出を求められた際の対策と、エントリーシートに貼る証明写真についての解説記事です。最後に今回の内定者は大きな実績とそれを成し遂げた過程を伝えられているため、読んでいてこの学生のことを理解しやすいエントリーシートになっていたと思います。面接と異なりエントリーシートでは文字でしか説明できず、相手が理解できていないようなら追加の説明をするということもできないため、第三者に読んでもらい納得感があるか確認することが重要になります。就職活動の時だけ準備したような話ではなく、これまで生きてきた20年をどのように伝えるのかという観点で考えてもらえればより伝わりやすい内容になるでしょう。今回の内定者のエントリーシートはぜひ参考にしてみてください。三菱商事の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらからcredit:buyalexviaFindCC 22,778 views
三菱商事|求める人材と解説付きES 三菱商事|求める人材と解説付きES 三菱商事の本選考ES一覧はこちら三菱商事は、総合商社の中でも長年トップを守る企業であり、企業としての人気は絶大なものがあります。三菱東京UFJ銀行、三菱重工業とならび三菱御三家の一角ですが、三菱と言えば商事という自負があるのか、英語名ではMitsubishiCorporationとなっています。三菱商事の求める人材も、基本的にはで紹介した三井物産の求める人材に近いものがありますが、今回も三菱商事の実際の働き方およびエントリーシートの内容から求める人材について説明したいと思います。本記事のコンテンツ・三菱商事の求める人材・三菱商事設問└一つ目の設問└二つ目の設問└三つ目の設問└四つ目の設問└五つ目の設問・最後に三菱商事の求める人材出資先である国内大手エンジニアリング会社の海外プロジェクトの獲得を支援すること。世界には有象無象のプロジェクト案件が転がっており、その実現性をきちんと見極めて受注にかからないと痛い目に遭いかねません。そうした情報収集力や目利き力は全世界のネットワークや広範な事業部門を持つ当社に大きなアドバンテージがあります。そのエンジニアリング会社ももちろん固有の情報収集機能は持っていますが、基本的には技術の会社です。したがって、総合商社として接地面積の広い情報が役立つ局面が多々あると思っています。そういった強みを発揮し、相携えながら、より良質な案件の獲得につなげていくことが我々の役割です。なお、このような協業案件は、相手の立場を考えて動くことが鉄則。何年たっていても、心していなければならないことです。(三菱商事採用HPより一部引用)三菱商事に限らず、商社の仕事とは後方支援的な仕事がメインになります。上記のケースのように技術の会社に対して、マーケティングやファイナンスやリサーチなど様々な業務を請け負い、ともに利益を生み出す仕組みを追求することが総合商社には求められています。だからこそ総合商社は海外プロジェクトの獲得支援だけでなく、プロジェクトを組成することになればプロジェクトに投資を行い、実際に人を派遣する事業投資を積極的に行うようになりました。事業投資を行うことで自らお金も人もだしともに経営していくことで、当事者として関わるようになっているのが現在の総合商社のビジネスと言えます。上記のような仕事内容では下記のような人材が求められると言えます。①価値観や立場の異なる事業会社や政府関係者と協力関係を築き、目標達成できる人材②事業の当事者としてリーダーシップを発揮し、関係者をまとめ成果をあげることのできる人材③事業関係者に対して主体的に提案し、提案内容をともに実行することで変化・変革を起こすことのできる人多くの関係者の調整役としてだけではなく、事業の当事者としてリーダーシップをもって方向性を決めたり、上記のような技術系の企業に新たな提案を行い、ともに提案内容を実行することで変化を起こすなど、多岐にわたるのが総合商社の仕事と言えるでしょう。上記を踏まえた上でエントリーシートを見ていきましょう。三菱商事設問・どのように学業に取り組んだかについて教えてください。・これまでの学生生活の中で挙げた実績や経験を教えてください。部活、サークル、スポーツ、趣味、ボランティア、インターンなど何でも結構です。・あなたが周囲から信頼されるために大切だと考えることは何ですか。なぜそう考えるのかを、設問(11)で回答した経験を交えて説明してください。・設問(11)で回答した活動において、最後までやり遂げ、達成感を得た経験について教えてください・あなたが三菱商事で挑戦したいこと、実現したい夢について教えてください。その際、特に興味のある分野や事業があれば、具体的に触れて頂いても構いません。一つ目の設問どのように学業に取り組んだかについて教えてください。「どのように学業に取り組んだか(200字以内)」私は理系で大学に入学しましたが、将来、より多くの人々と協働する仕事に就きたいという理由から経済学部進学を目標とし、学業に励みました。週六日のアメフト部の練習で限られた時間の中でも、勉強方法を工夫して両立させ、学部定員340人中10人分である理系枠での文転進学を果たしました。学部では経済学の基礎を学び、特に数理統計的立場から日本経済の成り立ちを読み解く、日本経営史という科目に力を注ぎました。学業への取り組みはどの総合商社でも聞かれます。経済に対する知識や国際貿易に関する知識などアカデミックな専門性を問われているわけではありません。ビジネスをする上で、自分が関わる物事を専門外の人にもわかりやすく説明できるかという頭の良さが見られていると思われます。複雑な物事をわかりやすくシンプルに説明するには、かなり詳しくそのことについて知っている必要があります。要領よく面接の前に勉強すればよいというものではなく、真剣に勉強しているかどうかが問われていると考えましょう。仕事においてはアカデミックな専門性は特に必要にはなりませんが、常に吸収して吸収した物事をわかりやすく知らない人に伝えるというのは必要になってきます。二つ目の設問これまでの学生生活の中で挙げた実績や経験を教えてください。部活、サークル、スポーツ、趣味、ボランティア、インターンなど何でも結構です。これまでの学生生活の中で挙げた実績や経験を教えてください。部活、サークル、スポーツ、趣味、ボランティア、インターンなど何でも結構です。実績・経験①日本文化を紹介する国際交流イベントを開催し、日本へ嫌悪感を持つ人達から嫌悪感を取り除いたこと実績・経験②スーパーマーケットのアルバイトで新規販売方法を提案し、全国250店舗中、部門売上全国第1位を獲得したこと実績・経験③英語学習を習慣に落とし込み、TOEIC430点から920点へ向上させたこと実績・経験④フジテレビジョンのインターンシップでMVP賞(50人中)を獲得したこと。企業が求める人材をある程度想定して自分自身の経験を選ぶことが求められます。上記で解説した求められる人材に当てはまる経験を自分はしてきていないか、下記のように考えて伝えることが求められています。①価値観や立場の異なる事業会社や政府関係者と協力関係を築き、目標達成できる人材学生時代の経験に当てはめれば、バイト先の店長、社員、学生アルバイトの三者と協力して何か成果を上げた経験であったり、部活においてレギュラー、補欠、マネージャー、監督など立場や考え方の違う人と協力して成果を上げた経験は当てはまると言えるでしょう。②事業の当事者としてリーダーシップを発揮し、関係者をまとめ成果をあげることのできる人材学生時代の経験に当てはめれば、ゼミにおいて主体的にゼミの運営に関わり、共同論文などの成果を上げることが当てはまるかもしれません。リーダーシップを発揮するといっても、必ずしも役職などが重要なわけではなく、組織に主体的に貢献する行動をさしているだけです。役職がなくともリーダーシップを発揮していると言える状況もあるのは頭の隅においておきましょう。③事業関係者に対して主体的に提案し、提案内容をともに実行することで変化・変革を起こすことのできる人材学生時代の経験に当てはめれば、サークルにおいて新入生勧誘の仕組みについて提案し、よい方向性に変化させ成果をあげた経験や、新規にイベントを企画して成果をあげた経験などがあげられるでしょう三つ目の設問あなたが周囲から信頼されるために大切だと考えることは何ですか。なぜそう考えるのかを、設問(11)で回答した経験を交えて説明してください。あなたが周囲から信頼されるために大切だと考えることは何ですか。なぜそう考えるのかを、設問(11)で回答した経験を交えて説明してください。相手の考えを理解し、それを行動で示すことです。なぜならこちらが先に相手を信頼し、理解するという姿勢を見せなければ、相手は心を開きはしないと考えるからです。私はアメフト部でセーフティという、自分のミスが失点に直接つながる重要なポジションを務め、周囲からの信頼が何より重要でした。そのため先ず練習やミーティングで、ある状況下で自分がどうプレイすべきかを、他の選手やコーチに詳細に尋ねるよう努めました。そして自分でも頭を使って要求の本質を理解し、意見をはっきり表明した上で、必ず行動に移すということを実践しました。尋ね、理解し、行動に移すことの積み重ねにより、私は信頼を得ることが出来たと自負します。方法論+具体的な経験を書くという手法です。多くの学生が「信頼されるために大切だと考えること」など学生だろうと社会人だろうと変わらない普遍的な方法論について聞かれると戸惑ってしまいがちですが、企業が面接で知りたいのはこの部分が話せるかどうかです。聞き方を変えれば「学生時代の学びを企業でどう活かすか?」、「あなたの強みを仕事でどう活かすか?」といった形になるでしょう。これらの質問も「信頼されるために大切だと考えること」が答えられれば簡単に答えられる質問であると思います。三菱商事においては上記の働き方のケースでも言及されている通り、「信頼関係の構築」は非常に大事なことです。また下記のように挙げた求められる人材のそれぞれにおいても関係者と信頼関係を構築するのは必要になります。①価値観や立場の異なる事業会社や政府関係者と協力関係を築き、目標達成できる人材②事業の当事者としてリーダーシップを発揮し、関係者をまとめ成果をあげることのできる人材③事業関係者に対して主体的に提案し、提案内容をともに実行することで変化・変革を起こすことのできる人材「方法論」の部分はぜひとも自分自身の学生時代の経験からよく考えてほしいと思います。信頼関係だけでなく、「リーダーシップを発揮する上で重要なこと」、「周囲の協力を得るために必要なこと」など様々なパターンがあげられるでしょう。自分の強みを伝える際のポイントや構成の作り方について書かれています。過去の内定者のESも多く扱いながら解説しています。参考:四つ目の設問設問(11)で回答した活動において、最後までやり遂げ、達成感を得た経験について教えてください設問(11)で回答した活動において、最後までやり遂げ、達成感を得た経験について教えてください大怪我という困難を乗り越えて四年間の選手生活をやり抜いたことです。三年夏に頸椎の大きな怪我を負い、ドクターストップがかかりました。しかし選手の人数が減ることがチームにとって大きな痛手であったため、その後粘り強く解決策を探しまわることで、選手続行の了承を得ることが出来ました。その後大きなポジションの変更を自ら決断し、必死で練習に取り組むことで試合に出場でき、最後までプレイでチームに貢献しました。チームにとって価値のある人間であるという目的意識を持って、粘り強く行動し、周囲からの信頼を得ることで最大の困難を乗り越えました。そして四年の最終戦を勝利で終え、最高の達成感を得ることが出来ました。ここも上記の通り、三菱商事で求められている人材であることを伝える経験がよいでしょう。その意味では受験勉強など個人で努力して達成感を得た経験は少し優先度が下がるのがわかるかと思います。人と協力して何か達成感を得た経験、そこでの学びや方法論について、三菱商事が求める人材に合致させて考えるのがよいでしょう。五つ目の設問あなたが三菱商事で挑戦したいこと、実現したい夢について教えてください。その際、特に興味のある分野や事業があれば、具体的に触れて頂いても構いません。あなたが三菱商事で挑戦したいこと、実現したい夢について教えてください。その際、特に興味のある分野や事業があれば、具体的に触れて頂いても構いません。日本の強みを活かして世界を豊かにすることが私の夢である。32都道府県を旅行して自分が日本を好きであると実感したこと、海外の学生との交流から日本への期待を感じたことから冒頭の考えに至った。上記の経験からインフラや生活産業といった日本の強みを世界に発信できる分野を志望している。そうした企業は多々あるが、様々な立場や手法を持つ企業をまとめ、新しいビジネスを創りだしていく総合商社を特に志望している。総合商社の中でもOB訪問を通して感じた仕事への強い責任感と誇りに共感し、貴社を志望している。いわゆる志望動機の部分になります。三井物産の解説でも書きましたが、総合商社の仕事は、①企業や組織に総合商社だからこそ提供できる変化を提案し、実行する仕事、②リーダーシップを発揮し、主体的にプロジェクトや組織の成功に貢献する仕事、③価値観や立場の異なるメンバーをまとめて目標を達成する仕事であると言えます。これらの要素を理解した上で、志望動機について盛り込むことができるとよいでしょう。内定者の志望動機の一つとしては、下記のようなものが考えられます。価値観や持っている能力が異なる人と協力して目標を達成する仕事がしたい⇒学生時代の体育会経験から、能力の異なるチームメンバー、戦略マネージャー、庶務など様々な人が全力で組織に貢献し、目標達成することにやりがいを感じた⇒総合商社であれば、政府関係者、技術を持った企業などと協力して全力で目標に向かっていけると感じた⇒仕事においても学生時代の経験で学んだ「自ら主体的に行動することで協力が得られる」を大事に仕事をしていき学生時代の経験部分については、体育会だけでなく、価値観や立場、能力の違う人が協力した経験であれば何でもかまいません。学生時代の経験を抽象化して、総合商社の仕事につなげ、さらに方法論によって仕事でも大切にしたい考えを伝えることができるでしょう。基本的な志望動機の書き方については下記の動画を参考にしてください。志望動機の書き方のポイントが端的にまとめられているので、動画でサッと確認したいと思っている方にオススメです。最後にわかりにくいと言われる総合商社の仕事も、具体的な事柄から抽象化して考えると何となくそのビジネスの重要な部分がつかめるのではないでしょうか。仕事内容の本質的な部分を理解した上で、学生時代の経験を抽象化して本質部分に結びつけることができれば自己PRも志望動機もかなり楽にできるでしょう。自己PRや志望動機で悩む時間よりも、実際に内定を得る過程において自分はどのような価値観を持っているのか考える時間の方が個人的には重要だと感じています。就職活動を通して社会と自分自身について真剣に考えてもらえればと思います。下記コラムではストーリー性に優れた内定者のESを紹介していますので参考にしてください。三菱商事の内定者ESの解説を行っています。評価された理由を分析し、それをもとに回答方針を提示します。またもっと評価されるためのアドバイスも記載しています。参考:[[[technique192]]]]三菱商事の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから 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【三菱商事の面接過去問33選】選考フローの中で最難関の面接突破法とは 【三菱商事の面接過去問33選】選考フローの中で最難関の面接突破法とは 就職活動において高い人気を誇る五大商社の中でも、特に強いブランド力を持つ三菱商事。同社は例年総合職として100名以上の人数を採用していますが、その枠に対して応募人数は1万人を超えるとも言われています。また、例年の選考フローは「ES→筆記試験の後にさらに3回程度の面接・人事面談」となっており、複数回の渡る面接を通して応募者が自社にふさわしい人材かどうかを厳しく見極めているようです。三菱商事の求める人材に関しては、下記の記事を参考にしていただければと思います。【三菱商事のES・選考レポート一覧】→三菱商事の本選考ES・レポート及びインターンES・レポートを掲載しています。今回は、過去に三菱商事の面接で聞かれた質問について内定者の話を元にまとめました。本記事のコンテンツ・学生時代の経験に関する質問・あなた自身に関する質問・学業に関する質問・志望動機に関する質問・その他思考力や自社理解を問う質問・最後に学生時代の経験に関する質問学生時代に最も力を入れたことについて教えてください。学生時代に取り組んだことについて、なぜそれに注力したのか教えてください。学生時代に取り組んだことについて、苦労したこと、困難だったことについて教えてください。学生時代取り組んだことについて、成果を上げるために行った努力を教えてください。学生時代に取り組んだことについて、学んだこととそれが現在どのように活かされているか教えてください。どの企業でも必ずと言っていいほど聞かれる学生時代頑張ったことに関する質問になります。『』でも書いたように、学生時代頑張ったことを通して、総合商社という業界で働くのにふさわしい人物かどうかを問われています。求められる人材像から逆算して、どのエピソードであれば適性を伝えることができるのか考えましょう。なお、面接における質問の意図については下記のコラムも参考にしてください。参考:→面接でよく問われるガクチカに対する質問とその意図についてまとめました。面接でどのような質問がなされるかの参考としても是非ご活用ください。あなた自身に関する質問自己PRを含めて自己紹介をしてください。周りからどんな人と言われるか教えてください。親から言われたことで印象に残っていることは何ですか。今までで一番の挫折経験について教えてください。その挫折の克服についても教えてください。チームで何かを成し遂げた経験があれば教えてください。リーダーシップを発揮した経験について教えてください。周りをまとめる際に苦労した経験について教えてください。先輩や後輩と付き合っていく際に一番大切にしたこと、心がけたことについて教えてください。様々な考え方を持つ人の集団の中で、自分を保つために必要なことは何だと考えていますか。あなたの長所と短所について教えてください。あなた自身を一言で表してください。自己PRやあなた自身に関する質問についても、上記の学生時代頑張ったことと時に絡めつつ、あなたの総合商社に対する適性を見るためにされています。「周囲の人との関わり」「リーダーシップ」に関する質問が多いのは、総合商社での働き方に起因するものだと考えられます。複数のプレーヤーの利害を調整しまとめ上げ、自らも当事者となって事業を成功に導くためのリーダーシップや信頼関係構築能力が商社マンには求められます。詳しくは『』をご覧ください。学業に関する質問専攻内容について詳しく教えてください。その専攻内容を勉強した理由について教えてください。ご自身の成績についてどう思いますか。苦手な科目はありますか。また、その科目に対してどのように取り組むのか教えてくださいあなたの専攻内容と総合商社とに、どんな繋がりがあると思いますか。総合商社の面接では、学業についての質問も多いようです。とは言っても専門的な内容を詳細に説明することは求められていません。その学問を選んだ理由や、何も知らない人に自身の専攻内容をわかりやすく説明できるかどうかを通して、受検者の地頭を見ているものと思います。また、「あなたの専攻内容と総合商社に、どんな繋がりがあると思いますか」といった質問に対してしっかり答えられると、商社のビジネスや学問に対する高いレベルでの理解が示せるでしょう。志望動機に関する質問企業選びの際に重視することについて教えてください。他にはどんな業界を受けているか教えてください。他業界ではなく総合商社を志望する理由について教えてください。他の総合商社ではなく三菱商事を志望する理由について教えてください。三菱商事に入ってからやりたい仕事について教えてください。他の総合商社も取り組んでいるビジネスを、あえて三菱商事でやりたい理由を教えてください。希望の配属先について、その部門の厳しい面については理解していますか。希望の配属先に配属されなかったらどう考えるのか教えてください。総合商社では志望動機が重視される傾向にあります。「他の総合商社も取り組んでいるビジネスを、あえて三菱商事でやりたい理由を教えてください」「希望の配属先について、その部門の厳しい面については理解していますか」「希望の配属先に配属されなかったらどう考えるのか教えてください」こうしたネガティブな答えづらい質問も想定し、論理的に筋の通った回答ができるよう、業界比較や企業研究は十分行いましょう。参考:→志望動機に説得性を持たせるためには、企業比較だけでなく業界比較についても行う必要があります。本記事では、業界比較のやり方についてご紹介しています。参考:→業界比較を行った後は、当然ながら企業比較についても行う必要があります。ここでは、内定者の回答をもとに総合商社の企業比較を行っています。その他思考力や自社理解を問う質問三菱商事の現在の投資状況をどう考えますか。また、今後どの分野に投資するのがよいと思いますか。発展途上国を援助する理想的な方法は何だと考えていますか。最後に質問や言い残したことがあればどうぞ。自社のビジネスに対してどの程度関心があるのかを見るための質問です。また同時に、咄嗟の対応力や考えの深さも問われています。「◯◯すべき」という主張は必ず自分なりの根拠とセットで用意しましょう。こうした質問へ対処するには、普段からニュースに関心を持ち、他者の考えに触れた上で自分なりのポジションをとる習慣を身につけることが重要です。最後に最初に書いたように、総合商社の選考は非常に狭き門です。体育会学生、留学経験者も多く応募します。しかし就職活動においてスペック以上に重要なのは、採用担当者の共感を得ることです。エントリーシートの段階からしっかり作り込んで準備を行い、面接でもあなたの考えを自分自身の経験に基づいて語れるようにしておきましょう。また、総合商社に限らず、志望業界についての研究は十分に行った上で選考に臨んでいただければと思います。また、こちらの動画では面接の全体像についてわかりやすく解説していますので、本記事と併せてぜひご覧ください。【参考】三菱商事内定者の回答最後までやり遂げ達成感を得た経験(300字以内)大怪我という困難を乗り越えて四年間の選手生活をやり抜いたことです。三年夏に頸椎の大きな怪我を負い、ドクターストップがかかりました。しかし選手の人数が減ることがチームにとって大きな痛手であったため、その後粘り強く解決策を探しまわることで、選手続行の了承を得ることが出来ました。その後大きなポジションの変更を自ら決断し、必死で練習に取り組むことで試合に出場でき、最後までプレイでチームに貢献しました。チームにとって価値のある人間であるという目的意識を持って、粘り強く行動し、周囲からの信頼を得ることで最大の困難を乗り越えました。そして四年の最終戦を勝利で終え、最高の達成感を得ることが出来ました。三菱商事で挑戦したいこと、実現したい夢、興味のある事業分野があれば(250字以内)将来世界中の人々の豊かさに貢献出来るような新規ビジネスを創出することが私の夢です。特に生活産業分野に興味があります。大学のアメフト部では、其々異なる体格やスキルを持った選手達を巻き込んで新たなプレイを考案し、それが勝利に結びついた際に大きなやりがいを感じてきました。そこで幅広い分野の企業や人をつなぎ合わせ、時代のニーズに合わせた新たな価値を社会に提供出来ると考える総合商社を志望しています。仕事を楽しむ姿勢や、日本を背負う誇りを多くの社員の方々から感じることの出来た貴社で、私は夢に挑戦したいです。世界を舞台に、時代のニーズに応えるビジネスを創出したいです。部活動を通じ、各状況に応じた役割を自ら考え、行動に移すことで、常にチームの中で価値ある存在であることを大事にしてきました。そこで時代の変化に応じ、社会に新たな価値を提供するビジネスをつくり続けてきた総合商社を志望します。商社最大の幅広い分野へのネットワークや知見を持つ貴社の一員として、多くの人や企業を巻き込み、将来貴社の柱となるような事業をつくるということに挑戦したいです。特に生活産業等、消費者により近い分野に興味があります。あなたの学業への取り組みについて教えて下さい(200字以内)私はゼミにおいて、自由主義下における経済思想を学んでいる。行動の前には動機として考え・嗜好が先立つことから、完璧な経済的合理人をモデルにした非現実的要素の大きい経済理論より経済思想に興味を持ったためだ。その中でも、比較的現実的な視点から自由主義・個人主義を唱える「フリードリヒ・ハイエク」という経済学者について、社会主義や資本主義、ファシズムとの対立軸をテーマとして研究を行っている。あなたが三菱商事で挑戦したいこと、実現したい夢について教えてください。その際、特に興味のある分野や職種があれば、具体的に触れて頂いても構いません。(250文字以内)日本の優れた技術やモノを海外に発信することで「強い日本」を取り戻したい。外交官である父が日本の魅力を伝えるのを見て育ち、また海外生活やボランティア活動を通し日本を人一倍意識してきた経験から、今日の日本が悲観されている現状に強く悔しさを感じている。そこで時代の変化に柔軟に対応し、新たなビジネスの場を創出し続ける総合商社において、低迷する日本企業が世界で活躍できるような仕組みづくりに携わりたいと考えた。特に地球環境・インフラ事業開発部門など日本が技術的に比較優位を有する分野に興味がある。 48,040 views

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