【ES例文付】自己PRで忍耐力をアピールするポイント・書き方を解説!

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最終更新日:2024年10月25日

自己PRで比較的よく用いられる"忍耐力"という強み。

忍耐力をアピールして志望企業の内定を目指そうと考えている就活生も少なくないかと思います。

社会人において、忍耐力は求められる要素であることは間違いない一方で、アピールする上で注意しなければならないポイントが多い強みでもあります。

そこで本記事では、忍耐力をどのようにアピールすれば、企業に評価される自己PRになるかを解説していきます。忍耐力をアピールしている大手企業内定者のESも最後に掲載しているので、是非参考にしてみてください。

自己PR

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自己PRで忍耐力をアピールした大手企業内定者のES例文

自己PRにおける忍耐力、基本的な自己PRの書き方については理解していただけたかと思います。

ここでは、実際にどのようなESが評価されるのか具体的なイメージを持っていただくために、「忍耐力をアピールして大手企業からの内定を獲得した就活生のES例文」をエピソードごとに紹介します。

自己PRを書く際の参考にしてみてください。

自己PRで忍耐力をアピールしたES例文(1):部活動×最後まで考え尽くす

その他経験・自己PR等についてご記入下さい。【400文字以内】

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自己PRで忍耐力をアピールしたES例文(2):部活動×目標に向けてがむしゃらに努力する

「自己PR」をご記入ください。(250文字以内)

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自己PRで忍耐力をアピールしたES例文(3):アルバイト×真面目にやり抜く

あなたの強みとそれが生かされたエピソードを教えて下さい。(400字以内)

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自己PRで忍耐力をアピールしたES例文(4):アルバイト×自分なりに策を考え課題解決に繋げる

自己PR(400文字)

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自己PRで忍耐力をアピールしたES例文(5):大学入試×工夫を凝らし最後までやり抜く

自己PR(200文字)

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自己PRで忍耐力をアピールしたES例文(6):大学入試×諦めず地道に努力出来る

自己PR(200文字以内)

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自己PRで忍耐力をアピールしたES例文(7):勉強×1つのことに粘り強くチャレンジする

「自己PR」をご記入ください。(250字以下)

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自己PRで忍耐力をアピールしたES例文(8):インターン×貪欲に挑戦する

自己PRを教えて下さい。(300)

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自己PRで忍耐力をアピールしたES例文(9):サークル×失敗を成長の糧にする

自己PRをご記入下さい。(250文字以下)

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自己PRで忍耐力をアピールしたES例文(10):資格取得×地道に努力を重ねる

自己PR

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企業が自己PRを聞く意図とは

企業 自己PR

まず「そもそもなぜ企業は就活生に自己PRを聞くのか」について紹介していきます。

企業が就活生に対して自己PRを聞く理由は以下の2点に大別されます。

  • 自社の求める長所・能力があるかを知るため
  • 人柄を判断するため

この2点について以下で詳しく説明します。

自社の求める長所・能力があるかを知るため

企業は、営利団体である以上、当然ながら利益を生み出す必要があります。そしてそのためには、働く社員が企業に利益をもたらす必要があります。

つまり新卒採用においても、"あなた自身が入社した際、その企業にプラスの利益をもたらすことができる人物かどうか"を企業は見ています。言い換えると、「その就活生が入社後に活躍してくれる人材かどうか」を見極めているということです。

そのため、自分の長所をアピールする際はありのままに長所を伝えるのではなく、企業が求めている素養を意識してアピールすることが重要になります。

人柄を判断するため

企業は能力だけでなく、人柄も含めて採用を行っています。

そのため自己PR等の質問を通じ、その就活生の長所だけでなくその長所を培った経験を聞きます。そこで述べた経験から、企業は「この人は〇〇な性質を持っている」などとその就活生の人柄を導き出します。

つまり、自己PRから"その人の物事へ取り組む姿勢”を見ているということです。そしてその導き出された人柄と自社の社風等がマッチしているかを判断し、採用するか否かを判断します。

これらを踏まえ、続いては自己PRにおける忍耐力とは何かについて考察していきます。

忍耐力とは

忍耐力 とは

自己PRでよく用いられる「忍耐力」ですが、そもそもこの言葉にはどういった意味があるのでしょうか?

『goo国語辞書』で調べてみると、忍耐力の意味は、

つらいことや苦しみなどをたえしのぶ力。辛抱する力。
【引用】goo国語辞書(忍耐力)

と定義されています。

これをビジネスシーンに置き換えてみると、困難な状況に直面しても、逃げずに成果を出すまでやり切る力となるでしょう。

企業は利益を生み出す上で、日々様々な困難に直面しています。企業で働く以上は、その困難に対して、途中で投げ出すのではなく、逃げず向き合い解決し切ることが求められるでしょう。

例えば営業職の場合、特に新規のお客様に対する電話での営業は断られることが多いです。その中でも、諦めることなく、どうしたらお客様に興味を持ってもらえるかを毎回試行錯誤しながら電話をし続けることができれば、だんだんと話を聞いてもらえるようになり、成果を出すことに繋がるでしょう。

そのため、自己PRにおける忍耐力は、上記の内容を念頭に置きながら使うべき強み(長所)であると言えるでしょう。

ストレスコントロール力(忍耐力)

「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、3つの能力と12の能力要素から構成される『社会人基礎力』を経済産業省が提唱しています。
本記事でテーマにしている「ストレスコントロール力(忍耐力)」はそのうちの一つであり、「ストレスの発生源に対応する力」として定義されています。
勿論、企業により求められる要素は異なりますが、社会一般で求められる要素を理解しておくべきでしょう。

 

【参考】経済産業省:社会人基礎力

企業は忍耐力のある人材を求めるのか

自己PR 忍耐力

自己PRにおける忍耐力の定義は理解できたと思いますが、本当に企業は忍耐力のある人材を求めているのでしょうか?

結論から言うと、忍耐力は他の項目と比較をしても、企業が求めている強み(長所)になります。

企業や政府が新卒に対して重視している項目

経団連が2018年度に作成している「2018 年度 新卒採用に関するアンケート調査結果」によると、企業が学生を採用する際に、選考時に重視していた項目は以下になります。

【選考時に重視した項目 上位5項目】
1.コミュニケーション能力 82.4%
2.主体性 64.3%
3.チャレンジ精神 48.9%
4.協調性 47.0%
5.誠実性 43.4%
6.ストレス耐性 35.2%
7.論理性 23.6%

【出典】
一般社団法人日本経済団体連合会「2018 年度 新卒採用に関するアンケート調査結果」
※20項目の中から各社5項目を選んだデータの上位7項目を抜粋。

この結果を見ると、先ほどの、忍耐力に近い意味合いを持つストレス耐性の項目は20項目中6番目に重視されています。

また、経済産業省が「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」と提唱している人生100年時代の社会人基礎力でも、ストレスコントロール力が大事であると言われています。

よって、ストレスがかかり、困難な状況に直面した際の忍耐力は、企業が就活生に対して求めている強みだと言えるでしょう。

業界・企業によって異なる忍耐力

忍耐力は幅広い業界・企業で求められる汎用性の高い能力ではありますが、忍耐力をアピールした自己PRがどこまで面接官に評価されるかは業界・企業ごとに違いがあると考えられます。

その例として、コンサルティング業界とデベロッパー業界を比較しながら違いを見ていきましょう。

まず、コンサルティング業界に関して考えていきます。

コンサルティング業界では、難解な経営課題をロジカルに分析し、実効性のある解決策を提案する仕事を行っています。

仕事の特性上、難易度の高いプロジェクトに対して短期間で成果を出すことが求められます。そのため、若手のうちから膨大な量の情報の収集・分析・資料作成などが任され、解決策を導き出さなくてはなりません。

また、提案をする際には、事業会社の役員・管理職クラスのクライアントと対峙し、納得してもらわなくてはならないため、ビジネスパーソンとして高い能力が求められるでしょう。

このようにコンサルティング業界は他の業界と比較をしても、複雑な経営課題を解決策を生み出すことやプレッシャーがかかる場面でも対応できることに対して高い忍耐力が求められるでしょう。

次に、デベロッパー業界も考えてみましょう。

不動産デベロッパー業界は、街作りや不動産建設の開発・企画から販売まで一手に行っている業界になります。

具体的には、建設依頼先のゼネコンや資金調達先の金融機関、街に関わる自治体など様々ステークホルダー(利害関係者)が関わるプロジェクト成功に導くことが求められるため、それぞれのステークホルダーと連携を取り、全員の目指すべき方向を一つにまとめ上げるように統率する力が求められます。

そのため、デベロッパー業界では、周囲へ気配りをしながら調整を行い、チーム前に進める忍耐力が特に求められると言えるでしょう。

このように忍耐力の求められるレベルや、どのような業務において忍耐力を発揮するかは業界や企業によっても異なります。

ご自身が興味を持っている業界や企業がどのように忍耐力を求めているかどうかは、以下の記事を参考にしながら業界・企業研究を行い、求められている資質を考えてみてください。

自己PRで忍耐力をアピールするポイント

自己PR 忍耐力 ポイント

企業は忍耐力のある人材を求めているので、自己PRでアピールするメリットはあるでしょう。しかし、忍耐力はアピールする就活生も多く、また、捉えられ方によっては企業に評価されにくい側面もあります。

そこで、忍耐力をアピールして評価される自己PRにするためには、以下の3つのポイントを意識する必要があります。

  • "忍耐力"をなぜ発揮できたか
  • "忍耐力"をどのように発揮して何を得られたか
  • "忍耐力"を今後どのように発揮していくか

それぞれについて解説します。

"忍耐力"をなぜ発揮できたのか

企業が自己PRを聞く意図で伝えている通り、企業は人柄を判断したいと考えています。

そのため、なぜ・どんなきっかけで忍耐力を持つに至ったのかを伝えることで、自分が"忍耐力"を発揮できた理由が明確になり、人柄を判断してもらいやすくなります。

さらに、「強みの原点」を語ることで、語っている強みが就職活動用に準備した嘘くさいものではなく、あなたの生い立ちやきっかけとなる経験につながる説得力のあるものであることが伝えることができます。

"忍耐力"をどのように発揮して何を得られたか

企業が自己PRを聞く意図でも伝えている通り、企業は"あなた自身が入社した際、その企業にプラスの利益をもたらすことができる人物かどうか"判断したいと考えています。

ただ「忍耐力を持って頑張りました。」と伝えるのではなく、忍耐力を持ったうえで、どんな行動を起こしどんな成果を上げたのかまで伝えることで、入社した際に活躍すると判断されやすくなります。

そのために意識するべきことは、強みを発揮するための「方法論」を語ることです。「方法論」を語ることで、自身の強みの再現性を、説得力がある形で伝えることができます。

また、複数のエピソードを語ることも検討してみてください。

一つの強みに対して複数のエピソードを語ることで、たまたまその場面で強みを発揮できただけなのではないといことを、企業に説得力を持って伝えることができます。

"忍耐力"を今後どのように発揮していくか

上記同様、企業は"あなた自身が入社した際、その企業にプラスの利益をもたらすことができる人物かどうか"判断したいと考えています。

そのため、ただ「忍耐力を持って頑張ります」というだけでなく、"忍耐力"を発揮して、会社に対してどのような貢献をするかを明確にする必要があるでしょう。

特に忍耐力という言葉は、「困難な状況を耐え忍んだ」「我慢し続けた」という受け身な印象を与えかねない言葉です。

その業界や企業で求められる忍耐力を把握した上で、どのような貢献をするかを伝えることができると、企業から評価される自己PRになるでしょう。

自己PRで忍耐力を言い換えるなら?

自己PR 忍耐力 言い換え

自己PRにおける忍耐力に関して、以下のような疑問・悩みが浮かんだ就活生もいるのではないでしょうか。

「忍耐力だと他の就活生と被りそうだから、何か別の言葉に言い換えたい!」

「忍耐力だと何だかしっくりこず、もっと適当な言葉がある気がするんだよな…」

また、上述の通り、忍耐力という言葉は受け身に取られてしまう可能性もあるため、エピソードによっては言い換えを検討する必要があります。

そこで、忍耐力と類似した言い換え言葉を以下にまとめたので、自己PRを書く際の参考にしてみてください。

忍耐力の言い換え表現一覧

・根気強い

・諦めない

・辛抱強く頑張る

・やり切る

・辛い時でも前を向ける

忍耐力を使った自己PRの書き方

エントリーシート(ES)における自己PRの書き方

続いて、忍耐力をアピールするメリットやポイントをもとに、自己PRの書き方を説明していきます。

自己PRを書く際は、基本的に以下のフレームワークに沿って書くことで論理的な自己PRにすることができます。

上記の図に記載してあるように、まず最初に結論である"長所を一言で"を簡潔に述べ、その結論の根拠となるエピソードを伝えます。

次に、課題・目標部分では、自分がなぜ忍耐力を発揮することができたのかが伝わるように、目標とその背景や動機などを書きましょう。

そして、エピソードを述べる際には「どのような努力や工夫をし、どんな結果を出すことができたか」という選考官が最も知りたい部分まで書くようにしましょう。

最後には、自分の強み(長所)を通して企業にどう貢献できるのかをアピールします。このような流れで自己PRを書き終わったら、必ず添削をするようにしましょう。

自己PRで忍耐力をアピールする際の注意点:面接

自己PR 忍耐力 面接

最後に、面接の場の自己PRで忍耐力をアピールする注意点を解説します。

基本的な面接における自己PRをアピールする際の注意点は、以下の参考記事でも説明している通り、企業が面接で見ている点を意識した上で、伝え方の手順に沿って適切な時間で伝えることです。

企業が面接で見ている点は以下の通りです。

  • マナー
  • 印象
  • 志望度
  • 将来性

忍耐力をアピールする際に特に気を付けるべきなのは、企業が面接で見ている項目のうち印象になります。

基本的には、話す時はできるだけ笑顔を心がけ、相手が聞きやすいような話し方を意識することが好ましいです。

さらに、忍耐力をアピールする際には、エピソードと印象がより一致しやすいように真面目で誠実である印象を持たれるような表情・話し方にすることも意識しましょう。

また、伝え方の手順に関しては、上述の自己PRの書き方のフレームワークの流れと同様に伝えることで分かりやすい自己PRになるでしょう。その際には、時間内に簡潔に伝えられるように準備をしておくことが望ましいです。

まとめ

自己PR 忍耐力 

本記事では自己PRにおける忍耐力について解説してきました。

改めてになりますが、自己PRは「自身が入社後に活躍できる人材であること」を示す必要があります。

忍耐力をアピールするポイントをしっかりと抑え、志望企業の選考突破、ひいては内定獲得を目指してもらえればと思います。

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