【業界研究】食品業界の仕事とは?業界内の分類や今後の動向を徹底解説
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最終更新日:2024年11月08日
本記事では人気業界の1つである食品業界・食品メーカーの正確な理解のため、ビジネスモデルから最新の動向、将来性までを解説していきます。
・ステークホルダー
「食品メーカー」「第一次産業」「総合商社の食料部門」「食品原料メーカー」「外食産業」「食品小売業界」
・食品メーカー
菓子・乾燥麺・冷凍食品・乳製品等・調味料等がある加工食品をはじめ
水産品、食肉製品や小麦粉などといった食品原料、清涼飲料水・アルコール・たばこなどを扱う会社がある。
食品業界の概要
「食品業界」と聞いてまず皆さんがイメージするであろう食品メーカーは、言うまでもなく私達の毎日口にする食品を取り扱う会社、ということになりますが、一口に食品メーカーと言ってもその種類は様々です。
菓子・乾燥麺・冷凍食品・乳製品等・調味料等がある加工食品をはじめ、水産品、食肉製品や小麦粉などといった食品原料、清涼飲料水・アルコール・たばこなどを扱う会社も食品メーカーとなるわけです。
また、農薬や肥料を製造する会社も農業系の食品メーカーに分類されます。各食品メーカーの主要な会社をまとめると以下のようになります(リンクから各社のESやテクニック記事がまとめられた企業研究ページに移行できますので選考の際には参考にしてみて下さい)。
【志望者必見】大手食品メーカーの分類と企業一覧まとめの記事では、食品メーカー分類と企業一覧がコンパクトにまとめられていますので、ぜひ参照してみてください。
なお、食品業界を志望しているという就活生には就職エージェントneoがおすすめです。アドバイザーからは、食品業界を志望する理由を基に、他に受けるべき企業に関するアドバイスなどが受けられます。
少しでも興味のあるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。
食品メーカーの分類と主要会社
▼菓子メーカー
江崎グリコ、カルビー、森永製菓、ロッテ、明治、ブルボン、UCC
▼大豆製品メーカー
キッコーマン
▼清涼飲料水メーカー
サントリー、伊藤園、アサヒ飲料、カゴメ、キリン
▼製粉・製油メーカー
日清オイリオ、Jーオイルミルズ、ミツカン、キユーピー、日清製粉、日本製粉、味の素、理研ビタミン、日本食研
▼農業系メーカー
JA
▼たばこメーカー
JT(日本たばこ産業)
長くなってしまいましたが、有名な食品メーカーだけでもざっとこのぐらいの会社を上げることが出来ます。中でも菓子メーカーや清涼飲料水メーカーは若者にも馴染みが深く、知名度が高いゆえに倍率が高く、人気企業となっています。
特に理系学生からの人気は高く、2021年卒マイナビ就職企業人気ランキングの理系総合部門においてはトップ10のうち4社が食品メーカーとなっていました。
それでは以下で、その食品業界がどのような仕組みで私達に食料品を届けているのかを確認したいと思います。
食品業界の仕組み
食品業界のステークホルダーは上図が示すように、ここまで述べた食品メーカーだけではなく、原料調達を担う「第一次産業」「総合商社の食料部門」「食品原料メーカー」、最終消費者に食料品を販売する「外食産業」「食品小売業界」が挙げられます。
日本の食品メーカーの多くは原料を国内外から輸入などといった形で調達し、加工して販売するという形をとっているため、原料調達のための総合商社や専門商社の存在は特に欠かせない存在でしょう。
また食品原料メーカーは、最終消費者に小売を通じて販売する以外にも、食品メーカーなどに原料を販売するため、法人が主なクライアントとなるケースが多いです。
このように、消費者から知名度が高いゆえか一般的にBtoCの業界と思われている食品業界ですが、実際の働き方ではBtoBのケースが多いことは理解しておいてください。
では、このようなビジネスモデルを踏まえ、食品メーカーではどのような職種があるのでしょうか?以下で食品メーカーの職種をそれぞれ解説していきたいと思います。
食品業界の職種
先ほど食品業界のビジネスモデルについて記載しましたが、ここではビジネスモデルを踏まえ、業界にはどのような職種があるのかを紹介していきます。
食品業界各職種の詳細な説明については、【業界研究】食品メーカーの仕事内容や職種、選考対策まで一挙大公開の記事でも詳しく説明していますので、ぜひ参照してみてください。
食品業界の主な職種は以下になります。
- 研究開発・生産技術・食品分析・安全性試験
- 商品生産・品質管理
- 商品開発(マーケティング)
- 営業・販売促進(広告)
- 経営企画
- 経理
- 人事・労務
- 総務
以下でそれぞれについて紹介していきます。
研究開発・生産技術・食品分析・安全性試験
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商品生産・品質管理
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商品開発(マーケティング)
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営業・販売促進(広告)
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経営企画
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経理
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人事・労務
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総務
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食品業界の課題
食品業界の課題として以下の2点が挙げられます。
- 食料の国内需要の減少
- 労働生産性の低さ
日本の人口は減少傾向にあり、食料の国内需要に関しても人口減少に伴い、縮小に向かっています。
そうした中で、業界再編を推進するために農業競争力強化支援法が平成27年(2017年)に施行され、成長する食料の世界需要を取り込むためのグローバルな業界再編も進んでいます。
日本の食品製造業は大部分が中小零細企業であり、雇用の場の提供という重要な役割を担っており、地方創生と地域活性化において欠かせない存在となっています。
しかし、多くの中小企業では設備投資が進んでおらず、生産効率の低さが課題となっています。具体的には、従業者1人当たりの付加価値額では、製造業全体の1332万円の66%に相当する882万円と低位に留まっている状況です。
業界全体が持続的に発展していくためには、IoTやロボット技術の導入などによる労働生産性の向上がカギとなってくるでしょう。
食品業界のトレンド
食品業界のトレンドとなっている動きや動向について説明します。
主に以下の3点があります。
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食品業界の今後・将来性
食品業界の今後を考えていくうえで押さえておきたいポイントは以下の2点です。
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最後に
一口に食品業界と言っても多くのステークホルダーが関連し、様々な職種があったかと思います。
多くの取引先と仕事をする職柄上、「関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」「価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」といった自己PRは食品業界で働くに当たり重要な素養と言えるため、選考に進む方はこの2点を意識してみて下さい。