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ガクチカで趣味をアピールする書き方とは?ES例文・解説付
最終更新日:2020年11月27日
1.そもそもガクチカって何?
2.ガクチカがない人の対処法
3.ガクチカの書き方を徹底解説
4.ガクチカの例文を紹介
(1)ガクチカでゼミ活動をアピールするには
(2)ガクチカでサークル活動をアピールするには
(3)ガクチカで留学経験をアピールするには
(4)ガクチカで長期インターンシップをアピールするには
(5)ガクチカでボランティアをアピールするには
(6)ガクチカで研究(研究室)をアピールするには【理系学生向け】
(7)ガクチカで体育会系部活動をアピールするには
(8)ガクチカで資格・TOEICをアピールするには
(9)ガクチカで趣味をアピールするには
(10)ガクチカでアルバイトをアピールするには
→ガクチカでカフェアルバイトをアピールするには
→ガクチカで塾講師アルバイトをアピールするには
→ガクチカで飲食店アルバイト(居酒屋・焼き肉・レストラン)をアピールするには
→ガクチカでカラオケアルバイトをアピールするには
5.面接でのガクチカ対策と頻出質問10選
「サークルやゼミに入ってなかったし、ガクチカに書けるエピソードがない…。」
「趣味を突き詰めて大きな成果を出した経験がある!」
上記のような方であれば、趣味をガクチカのエピソードとして用いる場合もあるのではないでしょうか。
基本的には「趣味・特技の欄」に記載することが多いですが、経験・内容次第ではガクチカのエピソードに用いることも可能です。
本記事では、"趣味をガクチカのエピソードに用いるメリットとポイント、趣味に特化したガクチカの書き方"を通し、「企業から評価されるガクチカ」を作成するためのヒントを提供します。
- 本記事の構成
- 趣味をガクチカのエピソードとして用いるメリット
- 趣味をガクチカのエピソードとして用いる際のポイント
- ガクチカの基本的な書き方
- 趣味をエピソードにしたガクチカの書き方
- 趣味をエピソードにしたガクチカES例文
- まとめ
趣味をガクチカのエピソードとして用いるメリット
まずは、趣味をガクチカのエピソードとして用いるメリットを紹介します。
そのメリットは以下の2点に大別されると考えています。
- 人柄(人間性)を示しやすい
- 個性を出しやすく、他の就活生との差別化を図りやすい
人柄(人間性)を示しやすい
趣味は個人の志向性や興味の方向のもとに成り立つものであるため、「人柄(人間性)」をアピールしやすい傾向にあります。
例え同様の趣味を持っているとしても、趣味を継続した上での目標や継続している目的は個々人によって異なります。
そのため、"その趣味のどういった部分に興味を持ち、何のために取り組んでいるのか"を述べることで、人柄(人間性)を充分にアピールすることができるでしょう。
本記事の後半に掲載している「ガクチカ作成のフレームワーク」を参考にしてみても、ガクチカには人柄の要素を盛り込むことが望ましいと述べられているため、自身の人柄をしっかりとアピールしましょう。
個性を出しやすく、他の就活生との差別化を図りやすい
メリットの1つ目と少し重複する部分もありますが、ガクチカで趣味のエピソードを用いる場合は、その時点で「個性」を出しやすい傾向にあります。
というのも、サークルやアルバイトといったガクチカの定番エピソードに比べて趣味の数は無限にあり、エピソード・内容ともに被る場合はほぼないからです。
その上で、例え同様の趣味を持っているとしても、趣味を継続した上での目標や継続している目的は個々人によって異なるため、差別化を図りやすいと考えられます。
ただ、ガクチカは「個性を出して他の就活生と差別化を図ることができればそれでいい」という訳ではありません。
主に"(1)経験・実績自体のインパクト(2)思考力・モチベーションの源泉・人柄(3)企業で活かせる学び"の3点が評価基準になりますので、この観点も意識した上で個性を示すようにしましょう。
趣味をガクチカのエピソードとして用いる際のポイント
趣味をガクチカのエピソードとして用いるメリットを紹介しましたが、「用いる際のポイント」もあります。
基本的に、ポイントは以下の3点に大別されると考えています。
- 「取り組もうと考えた動機(目的)と趣味を通じて得た学び」を明確に述べる
- 5W1Hを意識する
- 種類によってはガクチカのエピソードに不適切な趣味もある
「取り組もうと考えた動機(目的)と趣味を通じて得た学び」を明確に述べる
一定期間継続している趣味であれば、「何かしらの動機・継続している目的」があるはずです。そのため、「なんとなくで始め、目的もなく継続している」方はおそらくいないでしょう。
むしろこの動機の部分が不明確な場合、「この学生はただ何となくで趣味を継続しているんだな」などとむしろマイナス評価を受ける場合もありますので、注意する必要があります。
また、【ガクチカの書き方を解説】6つのポイントで魅力的なES作成をの「ガクチカの書き方」を参考にすると、ガクチカでは"活動を通じて得た学び(取組みを通じて何を学んだのか?)"を盛り込む必要があります。
それは趣味のエピソードにも該当します。
学びに関しては、単なる気付きや感想ではなく、「社会に出てからも活かすことができる学びであるかどうか」が見られているため、その観点は意識した上でガクチカを述べることが重要です。
学びの要素を盛り込み、いわゆるファクトベースのガクチカ(活動内容が時系列に沿って書かれているだけのガクチカ)にならないように気をつけましょう。
【例文付き】他の学生と差がつく!ガクチカから学んだことの書き方
→ガクチカから学んだことの書き方について解説している記事になります。例文も掲載していますので、「学びをどのようにアピールするか」という観点を確認してみてください。
5W1Hを意識する
ガクチカを書く際は、「5W1H(Who・When・Where・What・Why・How)」を意識することが重要と言われています。
それは趣味をテーマに述べる際も同様で、特に"What(何を)・Why(なぜ)・How(どのように)"を意識するといいでしょう。
趣味に関する出来事をつらつらと述べるだけではそこまでアピールにはなりませんが、「趣味を何のためにどう頑張ったのか(継続したのか)」を具体的に伝えることができれば充分なアピールになるでしょう。
種類によってはガクチカのエピソードに不適切な趣味もある
趣味をガクチカのエピソードに用いることは問題ありませんが、エピソードによっては不適切な趣味もあります。
誰が見ても明らかに印象が悪いであろう趣味は当然避けるべきです。例えば「法に抵触する可能性がある行為・周囲の人が不快に感じるような行為」などが挙げられます。
競馬を始めとした賭博行為は書いてはいけないという話もしばしば耳にしますが、例えば同じ競馬のエピソードでも「応援している騎手・馬がいて出場する試合は欠かさず観戦している」と「遊びで散財してしまい生活苦で一発逆転のため」では大きく印象が異なると思います。
もちろん、競馬という単語を聞いて毛嫌いしてしまう人もおり、それが心配なのであれば避けた方が無難でしょうが、結局は項目自体よりも、それを趣味とした"背景や思い入れの方向性・目標や目的に向けて取り組んだ過程"といった側面の方が重要だと言えるでしょう。
また、印象の良し悪しは就活生ではなくて人事が判断するという意識も持つべきだと思いますので、OB訪問などで社会人の目線からの印象を聞いておくと良いと思います。
ガクチカの基本的な書き方
続いては「ガクチカの書き方」を解説していきます。
ガクチカは基本的に以下のフレームワークに沿って書くと論理的な文章になると言われています。
※下記のフレームワークの6つの要素に関しては、「全ての要素を必ず盛り込まなければならない」というわけではありません。ESの設問形式や指定文字数を考慮しながら、構成を調整していただければと思います。
上記のフレームワークを見てもらえば分かるように、
(1)結論→(2)動機→(3)目標と困難→(4)取組みと結果→(5)人柄→(6)学び
といった構成でガクチカを論理展開していくと良いと考えています。
この順番に沿うことで、面接官にわかりやすく論理性を保った伝え方ができるほか、面接を想定して自分の頭の中で整理された内容に仕上げることができます。
また、動画を通じてガクチカの書き方を確認したいという方は下記の動画も参考にしてもらえればと思います。
例として、フレームワークに沿ってガクチカを整理した内定者のESを見ていきます。それぞれの項目でどのようなことを述べるのか大枠を掴んでいただければと思います。
下記は野村総合研究所(NRI)内定者のESです。フレームワークに沿ってかなりレベルの高い内容にまとめ上げられています。
学生時代、スポーツ科学とトレーニングに関するWebサイトを立ち上げに力を注いできた。
⇩
(2)動機
地方出身の私は信頼性の高いスポーツ科学情報が少ない事に疑問を感じていた。
⇩
(3)目標・困難
そこで「スポーツをする人に正しい知識を知ってもらい、成功体験に繋げてもらいたい」という想いで信頼性の高い情報配信サイトを作る活動を始めた。活動の中での一番の挫折経験は、団体が解散してしまった事だ。設立当初数名で活動していたが、プログラマが抜ける致命傷を受けてしまった。そこから次第に団体のガバナンスが取れなくなり、結果解散するに至った。
⇩
(4)取組み・工夫とその結果
しかし、ここで諦めたら諦め癖がつくと思い、サイト作成に再挑戦する決意をした。プログラミング独学によるサイト構築、周囲と協力しコンテンツ作成する事の二点が難点であったが、持ち前の勤勉さとビジョンに共感してもらう説得力で成し遂げてきた。サイトを公開と同時にSNSを通じて宣伝した結果、月に千人近くの方に利用して頂く所まで辿り着く事が出来た。
⇩
(5)人柄
社交的な人柄が、団体立ち上げの際に活かされた。また基本的に真面目なため、最後までやりきろうとする姿勢が周りにも伝わり、最終的なWebサイトの立ち上げに繋げることができた。
⇩
(6)学び
団体解散という挫折経験から窮地の時こそ冷静に対処する判断力と粘り強さ、そして何より周りを巻き込むには「絶対に成し遂げる」という情熱が大切である事を学ぶ事が出来た。
フレームワークに当てはめて内容を考えると、上記の内定者の方のようにレベルの高い伝え方をすることができます。
フレームワークの各項目の具体的なポイントは、以下に記載した記事からご覧ください。
【ガクチカの書き方を解説】6つのポイントで魅力的なES作成を
→フレームワーク含め、「ガクチカの書き方」について網羅的に解説している記事になります。「ガクチカをうまく書けない」と悩んでいる就活生にとっては必読の記事になります。
趣味をエピソードにしたガクチカの書き方
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趣味をエピソードにしたガクチカES例文
最後に、趣味をエピソードして使用しているガクチカの例文を3つ紹介します。
趣味の種類は個々人で異なるかと思いますが、文章構成等は参考になる部分があるかと思いますので、それぞれ確認していただければと思います。
趣味をエピソードにしたガクチカES例文【1】
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趣味をエピソードにしたガクチカES例文【2】
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趣味をエピソードにしたガクチカES例文【3】
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まとめ
本記事では、"ガクチカで趣味をアピールする方法"を解説しました。
趣味のエピソードをガクチカに用いる就活生はそこまで多くありませんが、「エピソードの種類・ガクチカの書き方」次第では充分にアピールすることができます。
本記事の内容を参考にし、自身の趣味のエピソードを魅力的にアピールしていただければと思います
1.そもそもガクチカって何?
2.ガクチカがない人の対処法
3.ガクチカの書き方を徹底解説
4.ガクチカの例文を紹介
(1)ガクチカでゼミ活動をアピールするには
(2)ガクチカでサークル活動をアピールするには
(3)ガクチカで留学経験をアピールするには
(4)ガクチカで長期インターンシップをアピールするには
(5)ガクチカでボランティアをアピールするには
(6)ガクチカで研究(研究室)をアピールするには【理系学生向け】
(7)ガクチカで体育会系部活動をアピールするには
(8)ガクチカで資格・TOEICをアピールするには
(9)ガクチカで趣味をアピールするには
(10)ガクチカでアルバイトをアピールするには
→ガクチカでカフェアルバイトをアピールするには
→ガクチカで塾講師アルバイトをアピールするには
→ガクチカで飲食店アルバイト(居酒屋・焼き肉・レストラン)をアピールするには
→ガクチカでカラオケアルバイトをアピールするには
5.面接でのガクチカ対策と頻出質問10選
オススメテクニック

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