楽天グループの本選考ES 174 件

エントリーシート 楽天グループ 卒 Q ♦ 1. 学生時代にがんばったこと(500字)
A 英語を極めることです。中学の時に帰国子女の友人の流暢な英語に衝撃を受けて、負けたくない!という衝動に駆けられた事がきっかけで、英語の勉強に注力しました。私は、毎日2時間は英語を勉強する!と決めて、1.授業の予習復習をする。2.わからない部分は先生や友人に聞き理解する。と言う事を3年間継続しました。結果、高校1年生の英語の成績ではトップ、学年で最初に英語検定2級を取得できました。これが自信になり、さらに“英語を学びたい!”という意欲を呼び、大学でも英語を専攻。大学での授業・通学の時間にリスニングを聞き勉強を続けました。大学入学時550点だったTOEICの点数を、今では760点と200点も伸ばす事ができました。今でも英会話に通いさらに向上させるために努力を続けています。私はこの習慣から、掲げた目標を達成していく楽しさと、諦めずに取り組むことの大変さ、その大切さを身をもって知りました。仕事の上で英語は1つのツールでしかありません。でも培ってきたこの習慣やひたむきさを活かして、グローバルに羽ばたき多くの人と関わって行きたいと考えています。
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エントリーシート 楽天グループ 卒 Q ♦ 1. 学生時代頑張ったこと(500文字)
A テニスサークルで国公立団体戦ベスト8を達成したことです。 私のサークルは国公立団体戦ベスト8を目標に活動を行ってきました。私は理系大学ゆえに練習時間が短いことが目標達成のための課題と考えました。また、高校の卓球部で部長として練習を効率化し団体戦でチームを一位に押し上げた経験から、練習を効率化すれば目標を達成できる確信と、周囲を巻き込み目標を達成しその喜びを仲間と共有したいという思いがありました。そこで、従来の練習に比べ同じ時間で打球数と運動量共に多くこなすことの出来る効率的な練習システムを提案しました。しかし、非常に負荷がかかるこの練習は後輩からの反発を受けました。具体的には練習を休む後輩が増え、制度緩和を要求されました。そこで、後輩の気持ちを理解するために対話を重ね、後輩の練習を楽しみたいという気持ちを理解し、練習に反映させました。その結果、後輩の練習への態度とメンバーの技術力は向上し、ベスト8を成し遂げることができました。この経験から周囲を巻き込んで目標を達成する喜びの大きさとそのためには周囲の人達の気持ちを理解し目標への行動に反映させることが大切であるということを学びました。
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【内定】エントリーシート 楽天グループ 卒 Q ♦ 1. 著書『成功のコンセプト』の中で最も共感したコンセプトと自身の経験について
A 私が最も共感したコンセプトは、第4のコンセプト「顧客満足の最大化」です。その中でも特に共感したのが、「当事者意識を持つことが様々な問題解決の鍵だ」というトピックでした。私がこれに強く共感できた理由は、学生時代のベンチャー企業での1年4カ月のインターンで経験に依ると思います。ここからはその経験について書いていきます。私はインターンで営業代行プロジェクトを通して様々な商品を他の学生(1つのプロジェクトに30名程)と一緒に営業しました。私は当初はいちメンバーとして働いていましたが、ひとつ疑問に思っていた事がありました。それは、私はよい営業成績を収める事ができていても、ほとんどのメンバーはなんとなく仕事をしているだけでチームとして成果が出ていなかった事です。私は他のメンバーとの違いを考え、その結果2つの意識の違いがあると私は考えました。1つ目は「私でもこの商品を営業できる」と思っているかどうか。2つ目は「私がこの商品を営業してやるんだ」と思っているかどうかです。この2つが今の私が考える「当事者意識」です。つまり、どれだけ素晴らしいマニュアルや戦略を考えても、メンバーに上の2つの意識がなければチームの成績はあがらないし、お客様にも満足して頂けないと考えました。その後、私がプロジェクトのリーダーを務める事になり、私はメンバーみんなが当事者意識を持って働いてもらえる環境を作るべく、技術面と精神面から2つの打ち手をとりました。技術面からは、マニュアルをデータ化して共有し、事前に営業研修のカリキュラムを組んだり、お客様に訪問する前に1人1人ロールプレイングを行う事で、商品知識と営業技術についてより深く理解してもらい「私でもこの商品を営業できる」と思ってもらえる様にしました。また精神面からは、30名いたメンバーと週に1度、1対1で話す時間を必ず30分ずつ設け、メンバーのモチベーションのベクトルとプロジェクトのベクトルが合う様に話し、またプロジェクトをよりよいものにする為にどういう改善案があるかを一緒に考えてもらいました。これにより、「私がこの商品を営業してやるんだ」と思ってもらえる様にしました。この2点を意識してプロジェクトをマネジメントした事で、2カ月後にはお客様からのご支持も頂きチームの営業成績が2倍になりました。以上の経験から私がこの章に強く共感したのだと考えます。
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エントリーシート 楽天グループ 卒 Q ♦ 1. 大学時代に一番チャレンジしたことは何ですか。
A 米国留学時の語学学校での課題を通じて「チームで協働すること」に注力。グループ課題の為に韓国人、中国人の学生と3人で組んだ際、互いの英語力が不十分だったことから当初課題が捗らなかった。現地大学進学を希望していた私達は課題での高評価を得ることを目標に、円滑な意思疎通を図る工夫を凝らした。まず、情報の共有。授業で理解できない点は互いに確認しあい、それでも分からない場合は必ず3人で講師に質問した。また、英語力の短所をサポートしあった。ヒアリングが苦手だった私は2人に幾度も助けられ、代わりに比較的得意なスピーキングを活かし課題でのプレゼンテーションを中心に担った。そして意見交換の場を作った。課題の一環でキャンパスでの調査を行う為、各々が考えた質問を10個ずつ持ち寄り1つ1つ発表し、3人の意見を擦り合わせ、全員が納得できる物だけを採用していった。この結果、課題では高評価を得、TOEFLのスコアも取れたことで、10ヶ月の留学中5ヶ月を大学で過ごすことが出来た。またこの経験から、良好なコミュニケーションは相手に関心を抱かせ、双方で共有できる物事をつくることで有効に働くと気付いた。
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エントリーシート 楽天グループ 卒 Q ♦ 1. 学生時代にがんばったこと(500字)
A 「ハワイでの英語特訓を通して世界中に友人を得たこと」英会話に12歳から通っており、高校時代には英語で会話はできるようになっていた。だが、二週間以上の海外滞在がなく、アウトプットスピードの遅さ、話題の狭さが問題であった。その改善のため、友人と遅くまで一緒にいることのできる治安とアクテビティを兼ね備えるハワイでの短期留学を決意。過去の滞在経験を考慮し、語学力を十分に向上可能な、春休みを利用しての二ヶ月間の滞在を選択した。特に語学学校は日本人が少なく、欧米南米人の多い学校を選ぶことで効率化を狙った。滞在中は通常の勉強以外に、一人でも多くの人と会話することで上記の問題点を改善していった。友人の数を増やし会話することと平行して、買い物先の店員とも会話を積極的に行うことで更なる向上を図った。また、日本人は避け、完全な英語の環境を設定した。その結果、帰国間近には、先生や友人に英語の上達を褒められるようになっていた。だが、新たな問題点も見つかった。滞在中に不便を感じたテレビ番組の聞き取りである。新たな目標達成のため、帰国後も資格学習を利用して効果的な勉強を継続中だ。
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楽天グループのインターンES 132 件

【合格】インターンエントリーシート 楽天グループ 2018卒 男性 Q 大学でのゼミや研究室、および研究テーマ、実績等を具体的にご記入ください。 (0~600文字以内)
A  私は、大学で西洋史学ゼミに所属しており、専門研究としてスペイン継承戦争時期の海賊と私掠について研究をしています。私掠とは政府に認められた掠奪集団のことです。そして我々は海賊という言葉はよく耳にする一方で、政府公認の掠奪行為を行っていた私掠という存在には疎い事実が有ります。戦時中、私掠による略奪行為は、政府側・商人側にとっても利益の出る格好のビジネス機会であり、彼らが与えた軍事的・経済的影響力は大きいです。  今まで私掠と海賊は極めて基準が曖昧な存在でしたが、スペイン継承時期に私掠の制度化が進み、さらに1713年のアシエント条約を契機として、18世紀初頭に掠奪行為の転換点を迎えます。従来海賊マネーに依存したイギリスが、アシエント条約でスペインとの合法的貿易権を得たことで、国家にとって海賊たちの掠奪行為が不要むしろ貿易を阻害する邪魔な存在になります。1710年代・20年代は海賊たちの最も栄えた時期であり、特に1716年以降は海賊行為が急増するという事態も起こります。国家の意に反して行動を取る掠奪集団たちを支配階級者たちは「人類共通の悪」というレッテルを貼り、彼らを鎮圧していきます。つまり海賊という集団は国家のために働き、また国家によって消された存在だったのです。海賊としての側面と私掠としての側面の両者から見ることで、掠奪者たちの本質とそれに関わる国家の思惑を考察していきたいです。
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【合格】インターンエントリーシート(ビジネス総合職) 楽天グループ 2017卒 男性 Q これまで継続的な努力をもとに成し遂げた一番大きなことは何ですか?(500文字以内)
A 「TOEIC340からのスピーチ優勝」が半年間の継続的な努力をもとに成し遂げたことだ。 世界を舞台に活躍できる人になりたい。だから英語を身に付けるため語学留学にいった。そして、スピーキング力向上の指標に、当時校内で開催されていたスピーチコンテスト優勝を目標とした。 しかし、留学を通じ英語力向上に尽力したが、留学前340の私と、英語に自信のある参加者との英語力には歴然の差があった。そこで、私は勝つためのヒントを得るため相手の練習スピーチの観察を日々行った。すると、高い英語力を持つ人は表現が複雑になる傾向があり、それは観客への「伝わりにくさ」を招くと知った。なので私は、簡単な単語しか使えないことを弱みと捉えるのではなく、スピーチを沢山の人々に聞いてもらい、感想・指摘を盛り込むことで、「最高の伝わり易さ」を実現する強みに変え、勝ちに行くと決めた。 だから、「1日6コマあった授業を全て屋外スピーチレッスンへの変更」や「放課後、公園のベンチ上での通行人を前にしたスピーチ」を実行し、原稿に「100名からのフィードバック」を取り入れた。結果、参加者10名の中優勝できた。 ¬¬¬¬
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エントリーシート(インターンシップ) 楽天グループ 卒 Q 楽天のインターンシップを通じて学びたいことをご記入ください。(500)
A 私が、貴社のインターンシップで学びたいことは「社会において価値のあるものを提供できる能力」、「本気で世界一を目指す貴社の雰囲気」の2点です。 今の時代で活躍するためには、自ら積極的に新しいことにチャレンジしていくことが必要だと考えています。かつて日本を支えてきた電機メーカーは、現在では勢いがなくなってきています。そのため、理系として安易に電機メーカーを志望することに疑問を感じました。私は、まだ自分が挑戦したことのない未知の分野にでも通用するような能力を身に着けたいと思っています。インターネットを通じて新しい事業を次々と展開する貴社は、未知の分野に挑戦し続けているので、インターンシップに参加することで社会に価値のあるものを提供できる能力が学べると考えました。 また、新しい事業を次々と展開しながら本気で世界一を目指している貴社の環境は、若いうちから成長する上で非常に魅力的です。目標の実現のために貴社では、どのような人々が、どのように考え行動しているのかを深く知りたいと思っています。インターンシップでこのような雰囲気を直に感じることで、将来のキャリアビジョンに役立てたいと考えます。"
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楽天グループの本選考レポート 82 件

楽天グループのインターンレポート 25 件

楽天グループの社会人インタビュー 3 件

楽天グループの就活テクニック 6件

楽天グループのコラム 2件

元社員が語る「楽天の営業」とは〜ブラックと言われる企業に勤めて〜(前編) 元社員が語る「楽天の営業」とは〜ブラックと言われる企業に勤めて〜(前編) 本記事では、楽天の元社員である私が楽天の「ECコンサルタント」という職種、労働環境や仕事、給与や福利厚生について説明します。▼目次クリックで展開本記事のコンテンツ・ECコンサルタントとは・労働環境と仕事・給与と福利厚生楽天のECコンサルタントとはこんにちは。私は新卒で楽天株式会社に入社後、三年間ECコンサルタントとして働き、退社後今は別業界で人事として働いている者です。今回は、IT企業の中でも有名な「楽天」という中でも何かと噂の多いECコンサルタントという職種を経験した身として、実情はどうなのかという点をお伝えできればと思います。ちなみに私が在籍していたのは2010~2012年の間ですので、現在とは状況が異なる点もあることをご了承下さい。ECC(ECコンサルタントの略称)という仕事は、簡単に言えば楽天に出店している店舗を一人当たり100店舗程担当し、電話や往訪などを行いながら売上増大の為のアドバイスを行うという仕事です。名目上はコンサルタントなのですが、ECCには3つの指標(広告目標、流通目標、講座販売目標)が常に課されており、その中でも広告販売の目標のウェイトが高いため、顧客へのアドバイスが広告営業に偏りがちになってしまうという現状があります。また、3つの指標を達成するために業務量はどうしても多くなり勤務時間が長くなる傾向があるため、ブラックであると言われがちです。楽天という企業では目標は絶対達成しなくてはいけないので(他企業も基本は絶対達成だと思いますが、間違いなく他企業よりも達成に対するプレッシャーが大きいと思います)、仕事がきついと感じる人が多く、ECCに配属された人は一年経たず辞めてしまう人も多いのです。では、楽天の営業として働くということはどのようなものなのか、実際噂通りブラックなのか、体験を踏まえて下記に述べたいと思います。楽天の労働環境と仕事「楽天ECC」というワードで検索すると、様々な恐ろしい情報が出てきます。「過酷な労働環境」「新卒がどんどん辞める」「肌荒れ、膀胱炎は当たり前←笑」など、楽天を告発するような文章や、就活生に向けて避けるように呼びかける言葉もあります。実際私も入社後半年位から残業時間が月100時間近くなり、終電を逃すことも度々ありました。そして確かに肌荒れも膀胱炎も経験済です。入社前にOB訪問で話は聞いていたのである程度覚悟していたとは言え、実際一日3~4時間睡眠の日が続くと日に日に思考力が低下するのを感じていました。また、私の部署では帰社時間を22時より遅く打刻することはできず、(できなくはないのですが、何工数もの承認作業が必要であり、申請の手間と時間を考えると実質不可能に近いものでした)上記のような、日々24時近くまでという拘束時間を会社に正しく把握してもらえていると思ったことはありませんでした。このような実情だけを見ると、労働環境が過酷なブラック企業であると感じる人も多いでしょう。しかし実際は、インターネット上にあるように、「ECCはひどい仕事だ!」「過酷で健康を損なう職場だ!」と感じている人ばかりではありませんでした。少なくとも当時の私は違い、「ブラック企業に勤めている」という意識はあまりありませんでした。なぜなら、拘束時間の長さなどの労働環境を除いても、自分に任せてもらえている仕事の規模の大きさに面白みを感じ、自主的に仕事と長く向き合っている面も大きかったからです。ITの知識とサービスというのはどんな業界業種に限らず必要なことであり、現代社会で避けて通ることはできません。楽天はそのサービスを他社へ提供し相互に企業成長していくことが使命なので、どんな業種の偉い人とも「IT」という分野に関しては対等に話をすることができたのです。経営を何も知らない一年目のペーペーでも、年商何億何十億という企業の社長と対等に話し提案することができるというのは本当に貴重な経験でした。毎回提案の時には吐きそうなほど緊張していましたが、必死にそれを見せないよう、新人に見られないよう、それでいて相手を軽んじる態度にならないよう、頭をフル回転させて話をするのが面白かったのを憶えています。結果提案が通っても通らなくても、日々自分の経験値の上昇を感じ、非常に充実していた毎日でした。このように業界に限らず様々な人と関わることができ、入社早くから責任のある仕事ができたという点では、今でも楽天という会社に非常に感謝しています。確かに労働時間は多い傾向にありますが、責任の大きな仕事をしている分学べることはとても多いです。労働時間を見てブラックであると言ってしまえばそれまでなのですが、業務内容によってはそう感じていない人も多くいるということを知ってほしいと思います。楽天の給与と福利厚生次に、給与と福利厚生についてです。私の新卒時の初任給は月給30万円で、他企業と比べるとかなり高かったと思います。そこだけで入社を決めたと言っていた同期もたくさんいました。ただ、どうしても就職活動時は初任給に目がいきがちですが、仕事を続けていくにあたり重要なのは初任給ではありません。昇給の仕方や福利厚生、残業代や賞与など、基本給以外の要素で収入は大きく変わります。楽天では当時基本給と通勤手当以外特に手当は無く、インセンティブ手当も他企業の営業と比べると少ないものでした。残業代も実際に働いた時間通りには入りませんし、退職金や住居手当、家族手当等福利厚生も一切無いため、基本給内でいかにやりくりして貯蓄していくかが重要でした。しかし、目標を大幅に達成したりした場合は別途インセンティブが支給されますし、優秀な働きをしている人は年齢や年次に関係なく昇格、昇給することができます。そのような点で言えば、きちんと自分の仕事に対する対価が給与として支払われているため、いわゆるブラックであるとは言えないでしょう。また、楽天に限らずIT企業はあまり年功序列が厳しくない企業が多いと思いますので、やりたいと思ったことに対して手を挙げやすくキャリアを自分の意志で積んでいきやすいという点はIT企業で働く大きなメリットであると言えます。就活生の方々は、初任給などの募集要項に書かれている数字だけで判断するのではなく、福利厚生や昇給基準など、長く続けるために自分に必要な要素をよく考え、自身の志望を決めていただければと思います。余談ですが、楽天では社内食堂が無料であることが福利厚生として大きくアピールされていましたが、営業で転勤になった場合は社食が無い場合が多く、普通に自分でランチ代を出さなくてはいけなかったため、転勤を命じられた時はその不公平さに泣きました。福利厚生なんてそんなものです。(後編はこちら)※後編では、筆者の感じる「ブラック企業だと思われてしまう楽天の弱さ」をお伝えします。 137,730 views
元社員が語る「楽天の営業」とは〜ブラックと言われる企業に勤めて〜(後編) 元社員が語る「楽天の営業」とは〜ブラックと言われる企業に勤めて〜(後編) 前回、楽天株式会社で三年間ECコンサルタントを勤めた経験から、職務内容や楽天という企業の特徴を述べてきました(現在は違う業界、職種にて働いています)。前編はこちら後編では、三年間在籍していた上で感じていた疑問点などをお伝えできればと思っています。三年しかいなかった新卒が長々偉そうに話して申し訳ないです・・・が、新卒時に感じた違和感や疑問点って、とても大事だと思っています。同期などと話していてもそれぞれ感じていることが全く異なるし、働きだして数年経つと仕事に対しての感情が麻痺していく部分もあるので、こうして人に伝えたり対話したりすることで初心を忘れずに仕事に向き合うことができる気がします。もう少しお付き合いいただければ幸いです。ブラック企業だと思われてしまう弱さ前編では楽天という企業の特徴を述べてきましたが、営業が厳しくとも、楽天だからこそ得られるものは多くあります。そして給与等の面でも、ブラックとは言えないと私は思っています。ではなぜ、楽天の営業はブラックであると言われてしまい、就活生からも避けられるような評価を受けてしまうのでしょうか。ここからは、楽天がそのような評価を受けてしまっても仕方がないと私が感じていた弱さについて述べたいと思います。私が働いていた上で感じていたのは、「上司が若い」「新卒社員が多い」ということに対する弊害です。IT企業は創業年数が若い企業が多く、つまりは経営陣や上司の年齢が若いことが多いです。楽天も創業からまだ20年経っておらず、社長自身も50歳に満たないため、他日系企業と比べると圧倒的に若い企業です。私が新卒一年目の時、直属の上司は20代前半、その上の上司は20代後半、部長クラスの人たちもせいぜい30代前半から後半の人たちでした。もちろん年齢が若いからという理由だけでは無いですが、若い企業の特徴として「情熱で高い目標も乗り切ろう!」という雰囲気があり、ロジックがあまり無いのに勢いで仕事をすすめようとすることが多くありました。当時は上司の指示で21時を過ぎても顧客に架電業務を続けさせられたり、24時を過ぎてその日一日の流通総額を確認するまで社内に残るよう指示があったり、これは必要なことなのか?と疑問を持つような指示との戦いであったと記憶しています。そのように気力と勢いを持って仕事をしていくことが若い企業の成長の秘訣であるという面もありますが、普通に考えれば夜遅くに顧客に架電することは迷惑以外の何者でもないですし、しかもその時間に営業をされたとしたらその企業への信頼は上がっていくわけがないことはすぐに分かることです。若い上層部の人たちもあまり他社経験が無いため、本人も上から降ってくる高い目標に冷静に思考ができず、とにかく長い時間業務をして電話をし続ければ成果が出るはず、という安易な指示ばかり降りてきていたことは、納得ができない点でした。また、楽天は新卒社員を大量採用しており、その弊害も感じていました。新卒社員は他企業にて教育を受けたことが無いため一から仕事を教えなければいけないという労力はかかりますが、逆に言えば企業の洗脳がしやすいという企業側のメリットがあります。私の同期で同じ営業職に配属された人は70人ほどいましたが、一年後に元気に仕事をしている人は三分の二以下に減っていました。休職や退職という状態になってしまった人の多くは非常に真面目な人であり、上司の指示をくそまじめに遂行しようとした結果、体調や精神を病んでしまったケースがほとんどでした。(私はあまり真面目に聞いていなかったので三年続けることができました)新卒社員は自分に与えられた指示や仕事に対して、疑問を持つという意識があまりありません。もちろんがむしゃらに仕事をするという事は大切なのですが、初めて社会人としてこなす仕事に必死になってしまい、そもそもの問題点や目的を見失いバランスを崩してしまいやすいのです。楽天もまさにその典型で、有名大学を卒業した地頭の良い新卒をたくさん集めてもどんどん体力や精神に限界を感じて辞めていってしまうため、常に人が足りず一人当たりの仕事量は増える一方になり、さらに仕事効率は悪くなっていっていました。新卒社員が多い傾向があるIT企業は特に、そのような悪いスパイラルに陥りやすい環境にあると思いますので、常に自分で意識を持って与えられた指示業務に対する意図を考える時間を確保することがとても大切だと思います。このように、楽天では人の入れ替わりが激しく一人で行う業務量に無理が生じてしまったり、マネージメント力の低い上司からの指示が無理のあるものになってしまったりするために「ブラック企業である」と認識されがちなのだと私は感じています。これがもし、今後マネージメントや新卒育成に関して良い変化が生じてくれば、従業員に無駄に恨まれることなくさらに学びの多い企業へ成長していくのではないかと期待しています。最後に以上、楽天について私が感じた弱さも含めて述べてきましたが、私は新卒でこの企業に入社したことに対して後悔したことは一度もありません。友人と遊ぶ時間が他の会社の同期と比べて少なかったり、日曜はサザエさんどころかお昼の新婚さんいらっしゃいあたりから月曜に対する恐怖で震えていたりしましたが、それだけ仕事に真剣に向き合って考えてきた結果は今の人生に広い視野を与えてくれました。この文章を読んで、楽天という企業に対するイメージが少しでも具体化していただけたら幸いです。これも余談ですが、私は楽天三年目の秋に結婚したこともあり、労働環境や業務内容を考え元々やりたかった今の人事の仕事に転職しました。(楽天でもできれば人事の業務に就きたかったですが、志望が通りませんでした)今の仕事内容にも満足していますが、たまに楽天のスピード感や情熱が恋しかったりします。もっと追い込んで!と時々思ってしまうのは単に私がMだからかもしれませんが…今就職活動中の方は是非、給与、残業時間などの数字やインターネット上の評価だけにとらわれることなく、正しい企業選択を行っていただければと思っています。数字は確かな事実ですが、そこに対して産まれる価値は人によって十人十色です。実際に働いている人の意見をできるだけ多く聞き、実情を自分なりに判断した上で業種や企業を絞っていって下さい。後悔の無い就職活動ができるよう、応援しています! 59,088 views

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