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【例文あり】印刷業界の志望動機の書き方|合格者ES付き

【例文あり】印刷業界の志望動機の書き方|合格者ES付き

最終更新日:2019年12月29日

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印刷業界は「双璧」と呼ばれる大日本印刷と凸版印刷が存在しており、この2社に就活生の人気が集中する傾向にあります。

そんな印刷業界ですが、印刷業界に対しての志望動機を企業が求める人物像に合致させ、ESや面接で他の就活生と差別化することが重要になります。

本記事では大日本印刷凸版印刷の2社を取り上げ、印刷業界のビジネスモデルや動向から求められる人物像を考察していきます。

また、本記事にある実際の合格者ESも参考にしながら、印刷業界への志望動機をブラッシュアップさせていただければと思います。

【前提】なぜ企業は志望動機を聞くのか?

印刷業界に限らず、志望動機はどの企業でもESや面接を通して必ず尋ねられます。

志望動機を「入社したい理由」だと考えるから噛み合わない面接になるの記事にもあるように、「入社してからやる仕事を理解しているかどうかと、その仕事に適正があるかどうか」を目的として、企業は志望動機を尋ねています。

つまり、採用段階で入社後のミスマッチをなくすことが狙いです。

業界や企業によって求められる志望動機や人物像は様々であり、印刷業界で求められる志望動機をより理解するために、以下では印刷業界のビジネスモデル・動向を解説し、その後実際のES合格者の志望動機を見ていきます。

印刷業界のビジネスモデル

印刷業界と聞くと、書籍や雑誌などの印刷を事業を思い浮かべる方が多いと思います。

しかし印刷業界のビジネスモデルにも種類があることをご存じでしょうか。

印刷業界のビジネスモデルは、基本的に2つに大別されます。そしてその2つの事業とは「出版印刷」と「商業印刷」です。

印刷業界のビジネスモデルを知ることで、従来の印刷業界企業の事業概要を把握することができます。

【印刷業界のビジネスモデル(1)】出版印刷

出版印刷とは、出版社や新聞社から依頼を受け、書籍や雑誌などの本のデザインを企画したり印刷したりする業務です。

研究機関や団体が発行する印刷物もこちらに含まれます。

恐らく多くの方が印刷業界の業務としてイメージしているのは、この出版印刷ではないでしょうか。

【印刷業界のビジネスモデル(2)】商業印刷

商業印刷は「宣伝用印刷」と「業務用印刷」に大別され、宣伝用印刷にはチラシやパンフレットなどが含まれます。

また業務用印刷には、会社案内や社内名簿などの企業の中で使われる出版物が含まれます。

上記の出版印刷商業印刷の2つの業務を、印刷業界の企業は主な事業として行っています。

しかし、デジタル化に伴う紙媒体への需要低下などが原因で、印刷業界は縮小傾向にあるのが現状です。

2017年の出荷額は5兆2,378億円でしたが、2007年の出荷額の7兆1,417億円と比べると、10年間で1兆9,039億円も減少しています。

出荷額とは、工場で生産された商品の価値の総額を指し、紙媒体の印刷を意味する「出版印刷」と「商業印刷」のニーズが減少していることを示しています。

そのため印刷業界では大手企業を中心に、そのビジネスを様々な方法で拡大しています。

印刷業界の変遷と今後の動向

【印刷業界の動向(1)】ニーズの複雑化に対する事業の多角化

印刷業界では業界規模が縮小しており、創立以来行ってきた紙媒体の印刷だけでは、事業拡大に限界があります。

そのため社会のニーズを様々な方法で汲み取り、印刷技術を応用した事業の多角化を行っています。

ここではスマートフォンの普及による環境の変化に合わせ、新事業を展開している例を見ていきます。

凸版印刷では、「Shufoo!」という、大手スーパーや家電量販店などの折り込みチラシをWeb上で手軽に見ることができるサービスを行っています。

いつでもどこでも手軽に近くのお店のチラシを見ることができるサービスが受け、その月間PVは、2018年12月末に4億PVを突破しています。

参考:Shufoo!とは

大日本印刷は、「honto」という、大手本屋と提携して電子書籍と紙の書籍の販売を行うサービスを行っています。

電子書籍を移動中に読み、家ではじっくり紙の書籍を読みたい、というユーザーのニーズを汲み取っており、hontoの会員数は2017年5月に400万人を突破しています。

このように印刷業界では、時代のニーズに合わせ、今まで培ってきた商業印刷や出版印刷の技術を利用した新たな事業を打ち出しています。

【印刷業界の動向(2)】クライアントに寄り添う営業

印刷業界では、印刷業務や上記の事業拡大だけではなく、印刷事業で培ってきた技術を応用し、クライアントの課題を解決していく営業が主流となっています。

特に凸版印刷では、自らの営業スタイルを「企画提案型営業」と呼んでいます。

以下ではクライアントの意向を汲み取り、企画を行っていった例を見ていきます。

【凸版印刷の事例】

凸版印刷では、キリンビールの工場建設に携わった際に、「上質なものづくりへの姿勢やこだわりをお客様に感じてもらいたい」というキリンビールの要望を受けました。

そこで凸版印刷は、ビール製造の過程を可視化できるよう、ビールを生産する機械にプロジェクションマッピングを投影する、という企画を提案、施工しました。

【大日本印刷の事例】

大日本印刷では、アパレル会社から受けた「商品(衣類)を並べるだけ、POPで訴求するだけでは商品の機能を伝えられない」という課題に取り組みました。

商品を着せたマネキンに、商品の機能を映像で投影するプロジェクションマッピングを提案し、上記の課題を解決しました。

このように印刷業界では、クライアントに寄り添い、自社の技術を用いた課題解決型の営業が行われています。

【印刷業界の動向(3)】事業のグローバル展開

印刷業界大手2社の凸版印刷や大日本印刷は、世界各地に事業所を作り、日本国外へのビジネス拡大も行っています。

例えば凸版印刷は、2019年6月にドイツの建装材印刷メーカーを買収し、今後は海外拠点の増設や建装材の海外での販売拡大を目標にしています。

一方の大日本印刷は、2017年5月にアメリカの企業と提携し、中国に合弁会社を設立しました。

また2019年には上記の合弁会社での半導体用フォトマスクの現地生産を開始し、中国でのエレクトロニクスの売上拡大を図っています。

このように、印刷業界の大手は市場規模を拡大するために、海外展開を積極的に行っています

次の章ではこの章で見てきた印刷業界の現状や動向から、印刷業界が求める人物像の特徴を見ていきましょう。

印刷業界が求める人物像の特徴

ここでは、上記で見てきた印刷業界のビジネスモデルや動向、ニュースから、求められる人物像を解説していきます。

以下の人物像に合わせた志望動機を書くことで、自身が印刷業界や印刷業界の企業に合致する人材であることをアピールできます。

  • 自ら新しいビジネスを生み出すことができる
  • 関係者間の調整能力がある
  • 海外でも業務を遂行できる

【印刷業界で求められる人物像(1)】自ら新しいビジネスを生み出すことができる

前述したように、印刷業界はデジタル化による紙媒体の需要の低下を受け、市場規模が低下しているという現状があります。

その対策として印刷業界の大手企業は、事業内容を拡大しています。

そのため、凸版印刷の「Shufoo!」の例や、大日本印刷の「honto」の例のように、時代のニーズを的確に捉え、新しい事業を生み出していける人物が求められるといえます。

【印刷業界で求められる人物像(2)】関係者間の調整能力がある

印刷業界の営業のスタイルは、クライアントの課題を引き出し、印刷技術を応用した解決策を企画することが求められると前述しました。

凸版印刷や大日本印刷のプロジェクションマッピングの例では、多くの社内外の関係者を巻き込みながら、クライアントのニーズに対応しています。

このように印刷業界では、プロジェクトを行う際に、多くの人の要望や行動を調整しつつ目標を達成する人物が求められています。

【印刷業界で求められる人物像(3)】海外でも業務を遂行できる

印刷業界では、凸版印刷や大日本印刷の例のように、その事業規模を拡大するために、積極的に海外に事業を展開していく姿勢が見受けられ、入社後に海外での事業を任されることもあります。

そのため、海外での事業において、言語や文化の違いに対応しながら業務を遂行できる人物が求められます。

【印刷業界の合格者ES】志望動機例

ここまでは、印刷業界のビジネスモデルや動向から、求められる人物像を見てきました。

実際の印刷業界の合格者の志望動機を見ていく前に、評価される志望動機のフレームワークを見てみましょう。

志望動機のフレームワーク
(1)成し遂げたいこと(その会社で何をやりたいのか、将来の目標は何か)
(2)きっかけとなる経験(なぜその目標に取り組みたいのか、根拠・考え)
(3)なぜその会社でなければならないのか
(3)-1企業選びの軸
(3)-2業界比較
(3)-3同業比較
(3)-4取り組みたい仕事

この順序で志望動機を書くことができれば、選考において、より評価されるようになります。

それではこのフレームワークに照らし合わながら人物像に合った印刷業界の選考合格者のESの志望動機を解説していきます。

特徴(1)「自ら新しいビジネスを生み出すことができる人物」に合致した志望動機の例

Q.トッパンを志望する理由は何ですか?(凸版印刷 2019年 総合職)

 

私は、本当の意味での【社会貢献性】・【国際競争力】・【人間力】という三要素を高められる職を、就職活動で探している。そうした中、もし貴社の一員として働かせていただけるならば、以上の三要素を満たすことが出来ると考えている。
私はアルバイトやサークルでの経験から、『需要を捉えて、それを形として実現すること』や『形として届けられた際の人々の笑顔を見ること』の達成感やその難しさに最もやりがいを感じてきた。将来はこの規模をより大きくし、世界的にも貢献性が高く、需要に沿う新ビジネスを創造することに参画させていただきたい。
今後、貴社は印刷業と広告代理業の二本柱で【TOPPAN】としての使命を果たそうとしている。
こうした社会的責任を果たす【対価】として貴社が収益をあげることが出来れば、企業という営利団体としてもこれ以上のことはない。
以上のように、貴社の事業と、私の夢が一致するため、貴社を志望する。

このESは回答者がやりたいことと、それを考えた原体験、そして凸版印刷の事業に触れており、フレームワークの

(1)成し遂げたいこと(その会社で何をやりたいのか、将来の目標は何か)
(2)きっかけとなる経験(なぜその目標に取り組みたいのか、根拠・考え)
(3)なぜその会社でなければならないのか

に合致しています。

そしてアルバイトなどの経験に触れつつ、「需要に沿う新ビジネスを創造すること」と言及しており、ニーズに合わせた新しいビジネスを作り上げることを志望動機としています。

この文言は特徴(1)「自ら新しいビジネスを生み出すことができる人物」に合致しており、自ら挑戦する姿勢をアピールできています。

このESの他の設問と回答内容はこちらから

特徴(2)「関係者間の調整能力がある人物」に合致した志望動機の例

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特徴(3)「グローバルに対応できる人物」に合致した志望動機の例

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このESの他の設問と回答内容はこちらから 
凸版印刷のESや選考レポートはこちらから
大日本印刷のESや選考レポートはこちらから

最後に

これまで印刷業界のビジネスモデルや動向を通して、求められる人物像とそれに合致した志望動機の例を見てきました。

前述したように印刷業界では、大手2社に学生の応募が集中する可能性が高く、他の就活生と差別化できる志望動機を考える必要があります。

本記事にある合格者のESに目を通して、印刷業界に対する志望動機を作成していただければと思います。

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