【就活】面接で魅力的な自己紹介をするには?ポイント・例文を紹介
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最終更新日:2024年11月13日
面接とは(面接を課す意味・評価基準・面談との違い)
面接の頻出質問一覧と回答例(志望動機・自己PR・ガクチカなど)
面接の逆質問一覧(考える際のポイント・具体例)
面接で必要なマナー(入退室・身だしなみ・メール・電話)
面接の対策(一次面接・二次面接・最終面接・集団面接・WEB面接・ケース面接・圧迫面接)
面接の練習(練習方法・ポイント)
面接の準備(選考通過に向けた準備・当日に向けた準備)
面接質問集(大手企業の面接で実際に聞かれた質問を厳選して掲載)
インターン・本選考含め、面接では様々な質問が課されますが、一番最初に聞かれる質問と言えば"自己紹介"でしょう。
しかし、「この質問にはどのように答えればよいだろう?どんな逆質問をするべきなのか?」ばかり考えてしまい、この自己紹介を軽視している就活生が一定数いるのも事実です。
そこで本記事では、「面接における自己紹介のあれこれ」を解説していきます。
自己紹介と自己PRの違い、例文・ポイントなど、この記事一つで「面接における自己紹介」を網羅することができる内容となっていますので、順番に読み進めていただければと思います。
面接における自己紹介とは
就活における自己紹介は、「面接の一番最初に話す内容」であることが多いです。
具体的な内容としては、"大学名・氏名・大学時代に取り組んできたこと"などが一般的です。
もちろん企業によって多少の違いはありますが、上記のように認識していただければと思います。
面接で自己紹介を聞く企業側の意図・目的
続いては「なぜ企業側は面接で自己紹介を聞くのか?」という疑問にお答えしようと思います。
就活生の方の中には、「エントリーシート(ES)や履歴書を見ればその人のことはだいたい分かるのに、なぜ面接で改めて自己紹介をさせるの?」など疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
しかし、企業側が面接で改めて自己紹介を聞くことには意図・目的があり、それは以下の2点に大別されます。
- 本人確認をするため
- アイスブレイクをするため
- 直接的に自己紹介を聞くことで、就活生の人柄をより詳細に把握するため
本人確認をするため
当たり前の内容ではありますが、本人確認をすることも自己紹介の目的の一つとなります。
「面接官が見ていたESが、面接に来た就活生のものではなかった!」などというミスを引き起こさないために、面接の最初で自己紹介をしてもらうという目的があります。
アイスブレイクをするため
全ての面接がそうである訳ではありませんが、面接における自己紹介は「アイスブレイク」の意味で用いられることがあります。
選考の場であるといえど、「面接は面接官と就活生とのコミュニケーションの場」でもあります。また、円滑にコミュニケーションを取ることは、「就活生の人柄・スペック」を適切に把握することにも繋がります。
その状況を作り出すためにも、企業側はアイスブレイクの意味で自己紹介の場を設け、その後の質問・逆質問に繋げたいという狙いがあるという訳です。
直接的に自己紹介を聞くことで、就活生の人柄をより詳細に把握するため
就活生が面接の場で話す自己紹介の内容は、ESや履歴書に記載した内容と類似する場合も往々にしてあります。
しかし、ESや履歴書などの文面上での自己紹介と、面接の場で直接伝えられる自己紹介では、受け取り手(面接官)の印象は変わる場合があります。
もちろん、面接の場にて直接伝えられた方が適切に就活生の人柄を把握できますので、企業側は面接の場で改めて自己紹介を聞くという訳です。
人柄の具体例を挙げるのであれば、「ハキハキと元気に話せているか?・笑顔で面接に臨んでいるか?」といった印象面をかなり見られています。
自己紹介は面接の一番最初で課されることが多く、自己紹介での受け答えで与える印象がその後の面接にも大きな影響を与えますので、そういった意味でも人柄は見られていると言えるでしょう。
面接における自己紹介と自己PRの違い
自己紹介と混同されやすいものに「自己PR」があります。
実際に、自己紹介と自己PRの違いについて「なんとなくはわかるけどはっきりとはわからない」というような就活生もいるのではないでしょうか。
自己紹介と自己PRは全くの別物となるため、企業はそれぞれに別の内容を求めています。
面接官から良い評価を得るためにもそれぞれの違いについて理解しておく必要があるため、以下で詳しく解説していきます。
自己紹介
自己紹介の目的は自分という人間に興味を持ってもらうことです。
つまり、自己PRのように自分を売り込むのではなく、「自分のことを知ってもらう」というスタンスになるため、自分の基本的な情報を答えるようにしましょう。
ここで言う基本的な情報とは「氏名、学校名・学部・学科・学年、学生時代取り組んできたこと」などのことを指します。
自己紹介をする際は、初対面の人との最初のコミュニケーションになるため、笑顔でハキハキ話すよう心がけましょう。
自己PR
自己PRの目的は企業に自分をアピールすることです。
ただ長所をアピールするのではなく、企業の求める人材像に沿った長所をアピールすることが大切です。
自己PRについては以下の記事で詳しく解説しています。
新卒就活の自己PRとは-種類別例文19選と共にNG自己PR例も紹介-
→自己PRは面接で必ず聞かれます。企業が聞く意図はもちろんのこと、自己PRする際の論理的な構成や例文を解説しています。
面接の自己紹介で話すべき内容とは
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面接では、どんな回答が求められているのかを理解した上で自己紹介をする
上記で「自己紹介で話すべき内容」を紹介しましたが、全ての業界・企業共通でその内容を話せば良いというものではありません。
当たり前ですが、「面接官から回答条件を指定された際は、それに沿って適当な回答をする」ことが大前提となります。
具体例を挙げるのであれば、「名前・大学名・学部・その学部で何を学んだのかを教えてください」と面接官に言われたにも関わらず、「サークルで副会長を務め、~。3年間●●部で活動し、全国大会出場を目指して~。」などと話してしまうとマイナス評価を受ける可能性があるということです。
限られた時間の中で自分自身を最大限アピールしたい気持ちは分かりますが、「回答条件を満たした上で」という大前提があった上でのものということを理解していただければと思います。
また、再三お伝えしている内容にはなりますが自己紹介では「印象面」をかなり見られています。
回答内容の質ももちろん重要ですが、「ハキハキと元気に話す・笑顔で面接に臨む」などの基礎的な部分は最低限意識するように心掛けましょう。
時間別の自己紹介例文とポイント
自己紹介の時間に関しては、「30秒・1分・3分」のいずれかの指定時間で課される場合がほとんどと言われています。
そこでここからは、各時間の中でどのように自己紹介をまとめればよいかを解説していきます。
具体的な文字数や話すべき要素などと共に例文とポイントを紹介しているので、自身の自己紹介の参考にしてみて下さい。
面接の自己紹介を30秒でまとめる方法:例文とポイント
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面接の自己紹介を1分でまとめる方法:例文とポイント
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面接の自己紹介を3分でまとめる方法:ポイント
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面接における自己紹介の答え方 NG例
次に、NG回答例を紹介します。
面接における自己紹介のNG例①ー内容を盛り込みすぎている
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面接における自己紹介のNG例②相手に分かりにくい伝え方
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面接における自己紹介のNG例③ー適切な長さでない
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面接で好印象を与えるために意識するべきこと
面接での自己紹介は、面接官との最初の対話となります。わずかな時間で第一印象を判断されるため、面接において重要な要素と言えます。
第一印象は、仕草や態度などの基本的なマナー、表情や声のトーン、言葉遣いなどを通して判断されていると認識しておきましょう。
自己紹介をする際に意識するべきことについてそれぞれ詳しく解説していきます。
- 表情や視線に気を配る
- 言葉遣い
- 要点を簡潔に話す
- 自分の言葉で伝える
表情や視線に気を配る
自己紹介では就活生の第一印象や人柄が見られています。
明るい雰囲気を伝えるために、にこやかな表情で面接官の目を見て、相手が聞き取りやすい声で話しましょう。
回答時に声が小さい場合や、下を向いてしまうと、自信がないと捉えられてしまう可能性があります。
目線を上に向けるだけでも印象は全く変わるため、相手の目を見て話すことを意識しましょう。
言葉遣い
入社後仕事をする上で、正しい言葉遣いができているかどうかは大切なポイントです。
面接前に正しい尊敬語、謙譲語、丁寧語の表現についてはおさらいしておきましょう。
その他にも、初対面の人には伝わりづらい専門用語や略語、流行り言葉、ビジネスでは不適切な言い回しなども面接では不適切なので注意が必要です。
特に面接時に注意したい、あいづち表現と二重敬語について一覧で解説します。
就活の面接|好印象を与える自己紹介の方法【回答例あり】
要点を簡潔に話す
面接で回答する際は、要点を簡潔にまとめて話すことが鉄則です。
まとまりのない話は、面接官に「あまり有能ではなさそう」というマイナスな印象を与えてしまいかねません。
「結論→エピソード」の順に話すよう心掛けましょう。
自分の言葉で伝える
面接はあくまでも「人(就活生)と人(面接官)とが会話をする場」です。
面接本番で暗記した回答を一言一句、そのまま話してしまうと、原稿を読んでいるかのような単調な話し方になり、「熱意・意欲」が伝わりにくい可能性があります。
事前に用意した回答は"各回答の要点・絶対に話したいキーワード"だけを暗記する程度に留め、面接本番では自分の言葉で臨機応変に話せるように心がけましょう。
まとめ
本記事では、"面接における自己紹介"を解説しました。
自己紹介を軽視している就活生は意外と多く、おまけ程度に捉えている方もいるかもしれませんが、適切な自己紹介の仕方を理解しておくことは非常に重要となります。
自己紹介は面接で一番最初に話す内容でもあり、「印象面」に大きな影響を与える場になりますので、正しく理解・準備していただければと思います。