【業界研究】リース業界の事業内容から主要企業6社の最新動向まで徹底解説!

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最終更新日:2024年07月04日

本記事では、リース業界の大手企業一覧や職種、年収・売上高ランキング、志望動機などについて解説しています。業界の情報を十分に収集し、他の就活生と差をつけましょう。

本選考とインターンの締め切り情報

リース業界とは

リース業とは、リース物件を借手に賃貸することにより収益を得る事業のことです。リース業界には、銀行等の金融機関をはじめ、卸売業、小売業、メーカー、運輸、通信、電力、ガスなど様々な業態の企業が参入しており、これらの企業は、自社、またはリース会社を設立してリース事業を行っています。

以下では、リース業界のビジネスモデルやリースの種類、レンタルとの違いなどについて説明しています。

リース業界のビジネスモデル

リースとは上で説明したように、「リース会社が、企業(お客様)に対して機械や設備などを長期間賃貸する」という意味です。

機械や設備などをリースで借りたい場合は、まず企業(お客さま)が対象物件を選定し、リース会社に申請します。リース契約が結ばれた後、メーカー・販売会社から直接物件が納入され、その取引が完了してから、リース料の支払を行います。

このようなリース取引にもいくつか種類があるので、その点について以下でご説明します。

リースの種類

リース取引の種類

①ファイナンス・リース

自社で保有していない物件を代わりに購入し、それを貸し出す取引
 

②オペレーティング・リース
自社で保有している物件を貸し出す取引

リース取引には2種類の方法があり、それぞれ「ファイナンス・リース」、「オペレーティング・リース」と呼ばれます。

①ファイナンス・リースは、言葉通り金融取引におけるリースのことを指します。リース会社が設備を購入し、それを企業に貸与して、購入代金と金利をリース期間中に返済してもらうという形になっています。

特徴として中途解約ができません。この機能は企業側がお金を借りて設備を買っているという点で、銀行の融資と同じような仕組みの金融取引になります。

②オペレーティング・リースは、中古市場があり、使用後でも資産価値のあるモノに限定した取引になります。企業は契約期間に応じたリース料を支払い、設備を借り、期間が終了したら返却します。

簡単にいうとレンタルと同じ仕組みです。リース会社は設備を買い取ってもらうか、さらに他の企業にリースするか、中古市場に売却することによって利益を得ています。

企業側からすると、短期間からリース可能なことや解約可能なこと、費用を抑えられる等のメリットが挙げられます。

リースとレンタルの違いは?メリット・デメリットを解説

リースもレンタルも「モノを借りる」ということで一致していますが、その形態には明確な違いがあります。

上の表とビジネスモデルで紹介したように、リースは、企業等のお客様が注文した物件をリース会社が購入し、それを企業に貸与しますが、レンタルはメーカーや販売会社が介入しません。

また契約期間に関して、リースは半年から10年程度といった中長期で物件を借りることができますが、レンタルは日単位や週単位、月単位といった物件の一時利用が対象となります。

そして料金体系メンテナンスに関しても明確な違いがあります。リースは、お客様企業が高額な支払いをすることなく、毎月のリース料を払うだけで最新設備であっても導入することができますが、メンテナンス費用をお客様企業が負担しなければならないので、リース料と別に費用が掛かる可能性があります。

リースのメリット・デメリット

メリット

・最新の物件が利用可能
・(少額の初期投資で)利用可能

デメリット

・基本的に中途解約が不可能
・保守・修繕(メンテナンス)費用がかかる

リース業界の職種と業務内容

ここでは、具体的にリース会社における職種と業務内容について解説していきます。

まず職種については基本的に「総合職」と「一般職」の2つです。それぞれの違いについては「【一般職と総合職の6つの違いとは】どちらを志望するか悩んだ際の対処法」を参考にしてみてください。

総合職として入社した場合は、大きく分けて①リース営業をフロントで展開する部門②フロントの営業を戦略的にサポートし事業開発を担う部門③農業や環境エネルギーなど特定分野の専門知識を活かした営業を展開する部門の業務があります。

まずは①リース営業をフロントで展開する部門に関して、支店営業で実際に働いている方の業務内容を見ていきましょう。

多彩な機能を掛け合わせて新しい提案を。

お客様とのお付き合いは、既存のお客様からの紹介や電話による営業から始まります。初めから明確な課題を持つ企業もあれば、漠然とした要望としか認識してない企業もあります。そのため、私はまず、お客様との会話の中から課題・ニーズをきちんと把握することを心掛けています。そしてその課題に対してMULとして何ができるか検討し、提案します。たとえば「事業資金が必要」という話を聞き、別の機会に「遊休資産がある」と聞けば、当社の中古資産買取サービスを提案します。「海外進出を考えている」と聞けば現地での資産調達や通関業務、物件設置代行などのサポートを紹介します。MULには数多くの機能・サービスがあります。それらを駆使することで常に新しい提案ができ、お客様のビジネスに幅広く貢献することができるのです。

引用:三菱UFJリース 社員紹介

支店営業の場合は、企業の課題をヒアリングし、その課題に対して様々なソリューションを提案していくことが主な業務になります。モノを売る営業という側面もありますが、コンサルティング営業とも言えるでしょう。特に、金融業界の営業は商材に明確な違いがないため、いかに課題をクリアにし、それに最適なソリューションを提案できるかが鍵となります。

そのため、信頼関係を大切にしたい方や、様々な商材を扱い多様なな業界に関わりたいと考えている方には向いていると言えるでしょう。

参考:自己PRで信頼関係構築力をアピールするには?エピソード別ES例文を基に解説
こちらの記事では「信頼関係構築能力」に焦点を当てた自己PRについて解説しています。面接でも信頼関係について問われることもあるかもしれませんので、考えておくと良いでしょう。

次に②フロントの営業を戦略的にサポートし事業開発を担う部門に関して、実際に働いている方の業務内容を見ていきましょう。

事業開発部におけるミッションを教えてください。

これまでのSMFLにない新分野の開拓や新しいビジネスの立ち上げに取り組んでいます。入社2年目に事業開発部に異動したのですが、最初の頃は全社的な新分野開発プロジェクトチームの事務局役を任されて経験を積みました。当時、進めていた地方創生や農業といった領域ではすでにビジネスとして動き出しているものもあります。このように事業化までの芽を育てる、0から1を生み出すチャレンジが私のミッションだと思っています。それだけに熱量がいりますが、新しいことに積極的に挑んでいこうという姿勢に共感してSMFLに入社した自分にとってはぴったり。事業開発部ばかりでなく、社内にはチャレンジングな気持ちを持つ若手社員が多く、部門を超えて連携しながら新しいビジネスに挑んでいます。

引用三井住友ファイナンス&リース 社員紹介

次に③農業や環境エネルギーなど特定分野の専門知識を活かした営業を展開する部門に関して、実際に働いている方の業務内容を見ていきましょう。

年齢や経験に関係なく挑戦できる

私が所属している環境エネルギー本部の事業開発部は、太陽光をはじめとした再生可能エネルギーによる発電所を開発しており、私はその中で発電量1,000キロワット以上に及ぶメガソーラーの開発を担当しています。太陽光発電に最適な土地の発掘から、地権者との交渉、設計・施工会社との連携から発電設備の建設など、事業開始に至るまでの一連のプロジェクトをリードしています。投資額は1件当たり数十億円規模にも上るような大型案件ばかりですが、入社1年目から主担当としてプロジェクトを任せていただき、先輩の助けを得ながら無事に成功させることができています。

現在は新しい発電所の開発案件に携わり、全国各地の現場を訪問する日々です。メガソーラー発電所は、必要となる土地が広大で、地権者が数十名に及ぶケースも多々あります。その地権者一人一人と粘り強く交渉を重ね、地道にプロジェクトのスタートを目指しています。さらに不動産や法律、プロジェクトファイナンス、発電技術など多様な専門知識が必要となるため、それらを習得していくことは非常に大変ではありますが、完成したメガソーラー発電所を目の当たりにすると、スケールの大きさや社会的意義のあるビッグプロジェクトに携わっているのだと感じ、やりがいにつながっています。

引用オリックス 社員紹介

ここまででリース業界のビジネスモデルや業務内容について紹介してきましたが、リース業界の内定を目指したいという就活生には就職エージェントneoがおすすめです。

アドバイザーから、志望業界・志望企業の選考フローに合わせたアドバイスを受けられます。

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リース業界の大手企業一覧

リース業界の大手企業一覧

リース業界の全体像を把握するためには、業界各社への理解を深めることが第一です。 各企業の特徴を押さえながら業界比較を行ってみましょう。

リース業界の大手企業:オリックス

オリックス

オリックスの企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

オリックスは、東京オリンピックが開催された1964年に、日本にリースという新しい産業を普及させるため、社員13人、資本金1億円の会社として設立されました。

リースを起点に広がった事業範囲は、現在では融資、投資、生命保険、銀行、資産運用、自動車関連、不動産、環境エネルギー関連など多岐にわたり、社員約31,000人、株主資本約3兆円、世界34カ国・地域で展開する世界でも類を見ないユニークな企業として成長しています。

このように多種多様な事業を通じて新しいマーケットを創り出し、経済に活力をもたらすこと、社会に貢献することを企業の存在意義としています。

リース業界の大手企業:三井住友ファイナンス&リース(SMFL)

三井住友FL

三井住友ファイナンス&リース(SMFL)の企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

三井住友ファイナンス&リース(SMFL)は、2007年10月に三井住友フィナンシャルグループと住友商事の戦略的共同事業として設立されました。

会社の強みの一つとしては、メガバンクグループと総合商社が有する広範かつ強固な顧客基盤、ネットワークを活用できること、そして、それぞれが有する得意領域を掛け合わせることにより、付加価値の高い金融サービスを提供できることがあります。

これらを通じて、通常の融資にはないリースならではのファイナンスサービスやスキームを提案するとともに、社会ニーズの高い環境エネルギー、不動産、ヘルスケア、3R(リデュース、リユース、リサイクル)ビジネスなどの分野を中心に、事業投資・事業運営・ファンド組成など、ファイナンスにとどまらない新たなサービスを提供しています。

リース業界の大手企業:三菱HCキャピタル

三菱HCキャピタル

三菱HCキャピタルの企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

三菱HCキャピタルは、2021年4月に三菱UFJリースと日立キャピタルの統合によって設立されました。三菱UFJグループに属す三菱UFJリースはもともと金融に強く、日立製作所の子会社だった日立キャピタルは実物リースに強みがあり、業界には「相互補完効果がある」との見方もあります。

このように銀行・商社系とメーカー系という異なるバックグラウンドを持った両社の経験や知見を掛け合わせ、開拓者精神を持って新たなビジネスを切り拓いていきます。

リース業界の大手企業:東京センチュリー

東京センチュリー

東京センチュリーの企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

東京センチュリーは、2009年4月にセンチュリー・リーシングシステムと東京リースが合併して誕生しました。

伊藤忠商事を母体とする業界トップクラスの企業で、「総合ファイナンス・サービス企業」からグローバルで高い専門性と独自性を持つ「金融・サービス企業」に進化することにより、「金融×サービス×事業」の新領域を切り拓いています。

主に情報通信機器を筆頭とする業界トップクラスの国内リース事業分野、法人・個人向けオートリースにレンタカーを加えた業界屈指の国内オート事業分野が東京センチュリーの特徴です。

リース業界の大手企業:芙蓉総合リース

芙蓉総合リース

芙蓉総合リースの企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

芙蓉総合リースは、1969年の設立以来、お客様企業の「設備投資」や「資産管理」から「設備の処分」、あるいは「海外事業展開」まで、様々な課題解決のためのソリューションを提供してきました。

特に、世界の航空会社に向けて累計300件を超える「航空機リース」、事業用定期借地権を活用した「建物リース」に力を入れています。その他にも観賞用熱帯魚のレンタルシステム「アクアアート」などのユニークな戦略商品も展開しており、業界をリードする商品開発力が強みの一つとなっています。

リース業界の大手企業:NTTファイナンス

NTTファイナンス

NTTファイナンスの企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

NTTファイナンスは、NTT民営化後第1号の企業として1985年4月に設立されました。

NTTグループの主要会社として最先端の金融・決済・ビリングサービスを展開しており、ビリング、クレジットカード、ベンチャーキャピタルなどのソリューションをお客様に提供しています。

2020年7月には祖業であるリース事業を分社し、料金請求から決済・回収までを担うビリング・ペイメント事業、クレジットカード事業、そしてNTTグループ向けのファイナンス事業を担う「新たな金融会社」へと変革をとげています。

リース業界の売上高・平均年収ランキング

ここでは、リース業界の売上高・平均年収ランキングについて上位5社を紹介していきます(2020年3月時点)。

リース業界の売上高ランキング

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リース業界の平均年収ランキング 

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リース業界の最新動向と将来性

ここからはリース業界の現状や動向、将来性などをご紹介していきます。リース業界志望者、業界研究・情報収集をしている就活生は必ず押さえておきましょう。

  • リース業界で進むM&Aの動き(業界再編)
  • リース業界における景気の影響、新型コロナが直撃?
  • リース業界の将来性は?海外進出が成長の鍵

リース業界で進むM&Aの動き(業界再編)

リース業界においては、本記事で紹介したような大手リース会社によるメーカー系リース会社の買収やメガバンク系、大手商社系リース会社の統合、銀行グループにおけるリース会社と他のノンバンクとの経営統合といったダイナミックな動きが見られます。

以下に一例を紹介します。

三井住友フィナンシャルグループ(FG)は15日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)から日本のリース事業を約5750億円で買収すると発表。

引用:日本経済新聞「三井住友FG、米GEの日本リース事業買収を発表」

みずほフィナンシャルグループ系の東京センチュリーリースは約230億円を投じ、米独立系リース最大手の米CSIリーシングを完全子会社にする。

引用:日本経済新聞「東京センチュリー、米リースを完全子会社に 米国で事業拡大」 

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は19日、傘下銀行とともに保有するリース会社の株式を三菱商事に譲渡すると発表。三菱UFJリースの約3537万株、日立キャピタルの約350万株を25日に手放す。両リース会社は経営統合し、三菱HCキャピタルになる。

引用:日本経済新聞「三菱UFJ、リース会社株を三菱商事に譲渡」

リース業界における景気の影響、新型コロナが直撃?

リース業はあくまでも設備を貸与することによって利益を得ています。そのため、リース対象の産業機械、工作機械、OA機器、工作機械、パソコン、不動産、航空機などに対する投資が消極的になれば業績も落ち込みます。

近年では、日本経済の景気回復に伴いリース需要は拡大してきました。特に、産業機械、工作機械、太陽光発電設備、航空機、不動産リースが好調で、業績をけん引してきました。

一方で、新型コロナの拡大によってそれまで好調だった航空機リースや国内オートリース需要は減少している状況にあるようです。

また、超低金利の現代社会においては、設備購入や銀行融資のハードルは下がっており、以前ほどリースの優位性はなくなってきているという側面もあります。

リース業界の将来性は?海外進出が成長の鍵

リース業界は国内の民間設備投資の低迷や新型コロナの影響によって、収益が減少傾向にあります。そのため市場拡大を狙い、海外展開を積極的に行なっています。

これまでは、日本の企業が海外進出をする際のサポート役として海外事業を行なっていましたが、それだけでは案件のパイが限られており、大きな収益は見込めません。そのため、上記の『リース業界で進むM&Aの動き』で説明したようにリース業界の各社は積極的にM&Aを行い、現地のファイナンス企業やリース会社を買収しています。

三菱HCキャピタル、オリックス、東京センチュリー、三井住友ファイナンス&リースはアジアに進出して攻勢を強めており、現状は海外資産残高を1年で3割近く増加させるなど活況となっています。

オリックス海外現地法人の強み

現地の有力な企業と積極的に合弁・提携し、現地の法律や文化・習慣、ビジネススタイルなどをよく知る優秀な現地人経営者を起用。現地での収入通貨にあわせた、リース料支払いや各種取り組みが可能。為替や外貨送金の負担を削減。

オリックス | 海外進出支援 | 海外進出

海外から見たSMFL

三井住友ファイナンス&リースのビジネスの場は国内だけでなく、海外にも広がっています。
海外進出や海外での販路拡大などグローバル化の動きは一層強まっており、その動きに対応した海外でのリース案件も増加しています。

海外から見たSMFL|採用情報|三井住友ファイナンス&リース

世界30以上の国と地域に拡がるグローバルネットワークを持つ国際事業分野

世界30以上の国と地域に拡がるグローバルネットワークにおいて、各地域のプロフェッショナルが、お客さまの多様なニーズにお応えする金融・サービスを提供しています。

各国優良企業とのアライアンスによる競争力あるサービス、IT機器ではグローバルに標準化されたFMVリースやデータセキュリティニーズに対応するリース満了後のITADサービス、国内オートから展開したグローバルベースでの自動車事業を通じ、差別化された商品・サービスをお届けします。

4つの事業分野 東京センチュリー株式会社

リース業界の選考対策

リース業界選考対策

選考対策を述べていくにあたって、大手企業一覧で紹介したオリックス、三井住友ファイナンス&リース、三菱HCキャピタル、東京センチュリー、芙蓉総合リース、NTTファイナンスの6社を中心に取り上げていきたいと思います。

以下、ステップ別に見ていきたいと思います。

エントリーシート(ES)

リース業界のエントリーシート(ES)では、学生時代に頑張ったことや志望動機など一般的なものが多いようです。以下は実例です。

オリックスに興味を持った理由(300字以内)

引用:オリックスESレポート

学生時代力を入れたこと、またそれに取り組んだ理由。(300字以内)

引用:芙蓉総合リースESレポート

エントリーシートは後の面接でも深掘りされるため、面接を見越してエントリーシートを書くようにしましょう。

筆記試験・WEBテスト

20卒、21卒、22卒の本選考レポートによると、オリックス・三井住友ファイナンス&リース・三菱HCキャピタル・NTTファイナンスでは玉手箱(言語・計数・性格)、東京センチュリー・芙蓉総合リースではSPIテストセンター(能力・性格)が課されるようです。

以下の記事では、玉手箱、SPIテストセンター、その他テストの例題や対策方法に関して紹介しているので、参考にしてみてください。

面接

これまで紹介してきたリース業界各社の面接では、ESの内容を深掘りをはじめとして「小中高に関する質問」などリース業界が求める人物像との適性を図る傾向が強いようです。

以下では、オリックスや東京センチュリー、芙蓉総合リースなど主要企業の本選考レポートをもとに面接内容を紹介しています。是非参考にしてみて下さい。

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以下に面接対策に関するunistyleの記事を載せておきますので、こちらも合わせてご覧ください。

リース業界の企業理解をより深めたい方は以下の選考対策記事も参考にしてみてください。 

【選考対策記事一覧】
オリックスの企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
三井住友ファイナンス&リースの企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
三菱HCキャピタルの企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
東京センチュリーの企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
芙蓉総合リースの企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
NTTファイナンスの企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

リース業界の志望動機の書き方

続いては、リース業界の志望動機について考えていきます。

志望動機の書き方

まずは「【例文6選】エントリーシート(ES)の志望動機の書き方!独自調査を基に人気業界ごとに解説」を参考に一般的な志望動機の書き方を紹介します。

志望動機を作成する方法としては、「成し遂げたいことに基づいて書く方法」「自身の適性に基づいて書く方法」の2つのアプローチが存在しています。

どちらの場合も、「自身の夢や向いていることが自身の経験に根ざしているか?」が一番の差別化のポイントであり、評価が分かれ道であると言えます。

成し遂げたいことに基づいて書く方法

(1)成し遂げたいこと
(2)きっかけとなる経験
(3)企業選びのポイント
(4)他に受けている業界とその業界ではダメな理由
(5)具体的に取り組みたい仕事
(6)業界の中でもその企業の理由

参考:【例文6選】エントリーシート(ES)の志望動機の書き方!独自調査を基に人気業界ごとに解説

成し遂げたことに基づいて書く場合は、未来志向な理由となりますので、明確にやりたいことやビジョンをお持ちの方におすすめのフレームワークです。

仮にまだ将来のビジョンをお持ちでない方は、志望動機のフレームワークとしてはまだ不要ですが、選考・就職活動を進める中で必ず必要になってくるので、この機会に考えてみて下さい。

自身の適性に基づいて書く方法

(1)自分自身が向いてること
(2)向いてることの具体的な経験
(3)向いていることを活かして志望業界で取り組みたい仕事
(4)他に受けている業界と他業界ではダメな理由
(5)業界の中でもなぜ当社か

参考:【就活生必読】志望動機が特になくても書けるフレームワークとは?

次に自身の適性に基づいて書く場合は、明確に自分の強みを理解している方におすすめのフレームワークとなります。自身の強みというものがよくわからない、という方は以下の記事もご参考ください。

上記いずれも、方法が違うだけで良し悪しは無く、ビジョンで語るのか強みで語るのか、自分が最も説得力を持って伝えることができる方を選択してください。

ただし、いずれの二つにも共通しているのは、伝えたいことが何であれ、それが過去のどのような経験によって生まれ認識したものなのか、また何故それは他業界や同業他社ではだめなのかを伝える必要があります。

過去の経験を語ることで、強みの再現性ややりたいことへのモチベーションを伝えることができ、他社との比較を加えることで志望度の高さを伝えることができます。そのため、志望動機としていずれも欠かせないポイントと言えます。

リース業界に多い志望動機

過去ESをもとに、リース業界の志望理由として多いものをまとめました。志望動機を書く際には自身のエピソードと照らし合わせてので参考にしてみてください。

  • 人々の生活をお金とモノの両面から支えたい
  • 多種多様な方法を用いて企業の成長支援を行いたい
  • 幅広い業界の発展に寄与できる金融業界の中で、特に金融に留まらない事業やサービスの提供が可能であること

リース業界の志望動機に関する内定者エントリーシート(ES):【三菱HCキャピタル】

弊社を志望された理由をお聞かせ下さい。(200文字以下)

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三菱HCキャピタルの企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

リース業界の志望動機に関する内定者エントリーシート(ES):【オリックス】

オリックスに興味を持った理由、出来事などがあれば教えて下さい。(300文字以下)

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リース業界の志望動機に関する内定者エントリーシート(ES):【東京センチュリー】

志望動機 (400文字以下)

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東京センチュリーの企業研究(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

最後に

本記事では、リース業界の大手企業一覧や職種、年収・売上高ランキング、選考対策、志望動機などを紹介してきました。

リース業界の選考を突破するには、まず業界各社への企業理解を深めることが大切です。その上で、業界全体で求められる人物像と自分の強みをマッチさせるようにしましょう。

以下では、リース業界志望者も多く参加しているLINEオープンチャットを紹介します。

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