【就活面接の頻出質問集と回答例まとめ】回答ポイントも紹介

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最終更新日:2024年11月21日

本記事では「面接で聞かれる質問」にフォーカスし、"面接の頻出質問・各質問の回答例や回答ポイント・逆質問について"を紹介していきます。

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 この記事の監修者 

 ラブキャリア・サポート 谷猪幸司さん
   国家資格キャリアコンサルタント

 

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面接の評価基準

面接の評価基準

一般的に企業側は"その就活生が企業の利益に貢献できる人物であるかどうか"で選考の合否を判断しています。

「利益に貢献できる」ということを2つの要素に分解すると、「貢献できる能力があること」と「その能力を100%引き出すやる気(モチベーション)があること」になります。

上記の2つの要素を基に面接の評価基準を考察してみると、以下の3点が面接の評価基準と言えます。

  • 自社への志望度が高いか
  • 自社の求めるスキル・能力を保持しているか
  • 基本的なマナー・言葉遣いを備えているか

自社への志望度が高いか

志望度に関しては、上記で述べた2つの要素の「その能力を100%引き出すやる気(モチベーション)があること」に該当します。

ESにも志望動機の項目はありますが、面接ではより詳細な志望動機を問われます。

「なぜその企業を志望しているのか?」という単純な志望動機だけでなく、「●●業界の中でなぜその企業なのか?その企業でどんなことに取り組みたいのか?その企業の志望順位はどの程度なのか?」といった詳細な部分まで面接では問われます。

売り手市場と言われる現代において、一人で複数社の内定を獲得することはもはや当たり前であり、人によっては10社以上の内定を獲得することも珍しくありません。(もちろん、人気企業であれば倍率が低下しているということはなく、むしろ高まっているというデータもあります)

そのような現状において、企業側も内定辞退を低減することに努めており、"より志望度の高い=内定辞退をする可能性の低い就活生を採用する"という傾向が高まっています。

もちろん、「自社の採用基準を満たしている」という前提の上での話にはなりますが、就活生の方は面接を受けている企業の志望度が高いことをしっかりとアピールする必要があると言えるでしょう。

自社の求めるスキル・能力を保持しているか

スキル・能力に関しては、上記で述べた2つの要素の「貢献できる能力があること」に該当します。

総合商社での英語力・証券会社での営業力など、業界・企業によって求められる能力は異なりますが、社会人としての基礎的な能力に関しては全業界・全企業で求められるものになります。

企業側は面接という場で、その社会人としての基礎的な能力を保持しているかを見極めようと考えています。

今回は"経済産業省が定義している社会人基礎力"という資料をもとに、紹介します。(各業界・各社でどのような能力が求められるかは、本記事では割愛させていただきます。)

社会人基礎力とは

前に踏み出す力
●主体性
●働きかけ力

●実行力

チームで働く力
●発信力
●傾聴力
●柔軟性
●状況把握力
●規律性
●ストレスコントロール力

考え抜く力
●課題発見力
●計画力
●想像力

【出典】経済産業省:社会人基礎力

社会人基礎力は上記の12の能力要素にセグメント分けされます。

ただ、12の能力要素の中には面接の場では知り得ない能力もありますし、全業界・全企業共通で全ての能力が求められるという訳でもないため、あくまでも参考程度に確認していただければと思います。

基本的なマナー・言葉遣いを備えているか

マナー・言葉遣いに関しては、上記で述べた2つの要素の「貢献できる能力があること」に該当します。

志望度・能力だけでなく、マナーや言葉遣いといった印象面も面接では見られています。

というのも、面接の場における基本的なマナー・言葉遣いは「社会人としてできて当たり前のもの」であり、就活生の時点で最低限身につけておかなければいけないものであるためです。

面接の場で適切な言葉遣いをできていない人が営業の商談の場で適切な言葉遣いができるとは限りませんし、社会人は社内外問わず様々な人と仕事に取り組む必要があるため、失礼な振る舞いをしないように基本的なマナーを身に着けておくことは必須となります。

読者の皆さんはメラビアンの法則というものをご存知でしょうか。

このメラビアンの法則では、"話し手が聞き手に与える影響は「言語情報・聴覚情報・視覚情報」の3つから構成され、それぞれの情報の影響力は「7%・38%・55%」である"とされています。

面接におけるマナー・言葉遣いというものは「視覚情報」に該当されますので、こういった印象面にも気を配らなければいけないことは理解できるでしょう。

質問への回答方法を準備することももちろん重要ですが、こういった印象面を疎かにしてしまっては本末転倒ですので、マナー・言葉遣いにも細心の注意を払うように心掛けましょう。

注意点

厚生労働省のHPに掲載されている『公正な採用選考の基本』によると、応募者の適性や能力とは関係のない事項で採否を決定しないようにするため、家族や生活環境などの応募者本人の適性・能力に関係のない事項や、思想・宗教などの本来自由であるべき事項に関しては面接で把握しないようにすることが求められています。
このような事項は面接で質問されることも十分考えられますが、面接で質問するべきではない事項があるという前提を認識しておきましょう。

 

【参考】厚生労働省:公正な採用選考の基本

面接の頻出質問一覧

面接の頻出質問

続いては、「面接の頻出質問」を紹介していきます。

質問例を一気に紹介してしまうと膨大な量になってしまうため、今回は各質問を傾向ごとに分類した上で紹介したいと思います。

分類の仕方は以下の通りとなります。

それでは、分類ごとに「質問例・回答例・回答ポイント」等を紹介していきます。 

面接における自己紹介

面接における自己紹介

自己紹介では基本的に以下の4点の内容を話すべきであると言われています。

  • 個人情報(氏名/大学/学部/学科/学年)
  • 学生時代(大学生時代)に取り組んできた活動
  • (最後の)挨拶
  • その他
    →人柄・性格、自己PR・長所、趣味・特技、学業面で取り組んだことなど

上記の4点を踏まえた自己紹介の例文に関しては『【就活】面接で魅力的な自己紹介をするには?ポイント・例文を紹介』の記事で紹介しています。

上記記事では、「30秒・1分・3分でまとめる方法やポイント」も解説しているため、参考にしてみてください。

自己紹介の回答例

◯◯大学△△学部□□学科4年の~~と申します。私は現在、経営学を学ぶゼミに所属しています。これまでには、地元企業と提携した産学連携の取り組み、ビジネスプランコンテストへの参加といった活動に取り組んできました。また、先月行われたビジネスプランコンテストでは、参加50チーム中3位という成績を挙げることができました。 本日はよろしくお願い致します。 

 

【参考】【就活】面接で魅力的な自己紹介をするには?ポイント・例文を紹介

面接の頻出質問:(1)志望動機

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面接の頻出質問:(2)自己PR

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面接の頻出質問:(3)ガクチカ

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面接の頻出質問:(4)長所・強み

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面接の頻出質問:(5)短所・弱み

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面接の頻出質問:(6)挫折経験

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面接の頻出質問:(7)趣味

面接の頻出質問:趣味

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面接の頻出質問:(8)特技

面接の頻出質問:特技

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面接の頻出質問:(9)最近気になるニュース

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面接の頻出質問:(10)尊敬する人

面接の頻出質問:尊敬する人

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面接の頻出質問:(11)最後に一言

面接の頻出質問:最後に一言

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面接の頻出質問:(12)個人の性格・印象

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面接の頻出質問:(13)キャリアプラン

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面接の頻出質問:(14)価値観

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面接における逆質問

面接での逆質問

逆質問を考える際のポイントは以下の通りです。

  • 自身の企業選びの軸に沿って質問をする
  • 説明会やHP上では知り得ない情報に関する質問をする
  • 正しい質問を、正しい人に、正しいタイミングで質問する

回答ポイント等を確認したい方は『【逆質問例21選】就活の面接ですべき逆質問とは-NG例付-』の記事をご覧ください。記事には「逆質問例」も多数掲載されています(以下の通り)。

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まとめ

面接の質問まとめ

本記事では"面接の頻出質問・各質問の回答例や回答ポイント"を紹介してきました。

記事の冒頭でも述べましたが、志望企業の内定獲得には面接は避けては通ることができないものであり、事前の対策はが非常に重要になります。

本記事を参考に「面接の頻出質問・回答する際のポイント」を理解し、志望企業の選考突破に努めていただければと思います。

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