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【就活】面接練習は何をするべき?練習方法9選と対策すべき質問を解説
最終更新日:2023年08月18日
面接とは(面接を課す意味・評価基準・面談との違い)
面接の頻出質問一覧と回答例(志望動機・自己PR・ガクチカなど)
面接の逆質問一覧(考える際のポイント・具体例)
面接で必要なマナー(入退室・身だしなみ・メール・電話)
面接の対策(一次面接・二次面接・最終面接・集団面接・WEB面接・ケース面接・圧迫面接)
面接の練習(練習方法・ポイント)
面接の準備(選考通過に向けた準備・当日に向けた準備)
面接質問集(大手企業の面接で実際に聞かれた質問を厳選して掲載)
「面接練習をした方がいいのは分かるけど、どのようにすればいいか分からない。」
「練習方法がたくさんありすぎて、どのように練習すればいいか分からない。」
このような悩みを抱えている就活生の方は少なくないのでしょうか?
おそらく「一か八か、練習せずに本番に臨むぞ!」という就活生はおらず、誰しもが何かしらの練習をした上で志望企業の面接に臨むことでしょう。
とは言え、上記に挙げたように面接の練習方法は様々なものがあり、自身の目的や用途に応じて取捨選択する必要があります。
そこで本記事では、"志望企業の面接前に面接練習がしたい!"という就活生に向け、「9つの面接練習方法」や「面接練習をする際のポイント・注意点」を紹介していきます。
なお、面接対策に不安があるという就活生には就職エージェントneoがおすすめです。
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面接練習をする意味・メリット
まずは「面接練習をする意味・メリット」を紹介します。
簡単に言うと、面接練習をする意味・メリットは以下の2点に大別されます。
- 本番の面接に落ち着いて臨むことができる
- 他者からの評価・見られ方を確認することができる
本番の面接に落ち着いて臨むことができる
面接は、基本的なマナーや流れが決まっており、聞かれる質問に関してもある程度決まっているものがあります。
そのため、事前にそういった知識を理解し練習をしておくことで、本番の面接で慌てずに落ち着いて臨むことができるでしょう。
また、面接は経験を積むことが大事とも言われている通り、いくら頭で理解していても実践できるかどうかは分かりません。
面接本番の緊張感により、頭で理解していたとしても忘れてしまう可能性もあります。本番の緊張感をできる限り軽減するという意味でも、面接練習は重要です。
本番の面接に落ち着いて臨むためにも、"基本的なマナー・面接の流れの理解、頻出質問へどのように回答するか"程度は理解・練習しておくべきでしょう。
他者からの評価・見られ方を確認することができる
面接練習では他者からの評価・見られ方を確認することができる、つまり「第三者視点からの評価・他己評価」を得ることができます。
当たり前の話にはなりますが、面接の評価をするのは就活生自身ではなく、面接官です。そのため、いくら就活生自身が「今回の面接は渾身の出来で選考通過は間違いなしだ!」と感じていても、面接官は異なる評価をしている場合はあります。
例えば、「声の大きさ・姿勢・マナー」といった印象面は特に乖離が生まれやすい部分になりますので、より重点的に確認するのが望ましいでしょう。
unistyle上に『「自分は他人より優秀だ」という平均以上意識からの脱却が内定獲得への第一歩』という記事がありますが、この記事では自己評価と他者評価の違いを以下のように解説しています。
平均以上意識の要因1:自己評価とは自由な評価
説明するまでもありませんが、自己評価とは自分で好き勝手に内容を設定できる評価です。
極論、クラスの全員に嫌われていても、「私はクラスの人気者だ」と自己評価してしまえばそれまでであり、上にも下にも現実のそれとは大きく乖離する可能性を含むものになります。
基本的に、 "評価" というものは良い方が好ましく感じるはずです。
他者評価は自分の努力次第で変えられるところもある一方どうにもならない側面も大きいため、せめて自己評価ぐらいは高めに、悪く言えば自分を正当化して精神衛生上良くしようという考えが生じうると言えるでしょう。
自分にとって不都合な評価には目を瞑り、心の安定を保つという意味では、いわゆる正常性バイアスに近いものが要因1にはあるのかもしれません。
つまり、「自分で好き勝手に内容を設定できる・自分を正当化することができる」という特性のある自己評価に関しては、(人によっては)現実の評価との乖離を生んでしまう可能性がある訳です。
本番の面接で落ちてから気づいても意味がありませんので、練習の段階で他者からの評価・見られ方をしっかり理解しておき、自己評価と他者評価の乖離がないように意識していただければと思います。
面接の一般的な流れ
面接練習の具体的な方法を紹介する前に、「面接の流れ」も確認しておきます。
というのも、「面接の流れを理解する=面接練習をする必要のある部分を理解する」ことであり、面接の流れを理解していなければそもそも正しい面接練習をすることは不可能に近いからです。
全ての面接が同様の流れで進行する訳ではありませんが、個人面接・集団面接問わず、基本的には以下のような流れで面接は進みます。
1.訪問・受付・控室
⇩
2.入室・着席
⇩
3.面接(自己紹介・面接官からの質問・逆質問)
⇩
4.退室
上記の面接の流れを理解した上で、実際の面接練習に臨んでいただければと思います。
【就活面接の受付・入室・退室マナーとは】流れに沿ってポイントを解説
面接練習をする際のポイント
ひとえに面接練習をすると言っても、ただやみくもにやればいいというものではありません。面接練習をする際には、いくつかのポイントを踏まえた上で取り組む必要があります。
ここでは、面接練習をする際のポイントを3点紹介します。
- 面接の頻出質問を理解しておく
- 身だしなみや姿勢などに気をつける
- 本番の雰囲気を想定した上で取り組む
面接の頻出質問を理解しておく
面接の頻出質問として挙げられるのが「学生時代頑張ったこと(ガクチカ)・自己PR・志望動機」の3点です。この3点は基本的にいずれの企業の面接でも聞かれる質問になりますので、必ず理解しておきましょう。
以下、各質問の具体例になりますのでそれぞれ確認していただければと思います。
(1)自己紹介をしてください
(2)学生時代最も頑張ったこと(力を入れたこと)を教えてください
(3)学生時代に取り組んだことについて、なぜ取り組んだのか教えてください
(4)学生時代に取り組んだことの魅力について、知らない人にも理解できるように説明してください
(5)取組における目標とその目標を設定した理由を教えてください
(6)取組における最大の困難について教えてください
(7)取組における課題について、それに気づいた背景やきっかけを教えてください
(8)取組における困難及び課題をどのように乗り越えたのか、結果も踏まえて教えてください
(9)取組における反省点と、当時に戻れるとしたら改善したいと思うことを教えてください
(10)取組における学びとそれを社会でどのように活かすか教えてください
上記に挙げた質問の回答ポイントに関しては、『【ガクチカ】面接で必ず聞かれる10の質問と適切な答え方』の記事をご覧ください。
(1)あなたの強みとそれを表す具体的なエピソードを教えて下さい。
(2)あなたは周囲の人からどのような人だと言われますか?
(3)あなたは集団や組織に置いてどのような役割・分担を担うことが多いですか?
(4)あなたの強みを社会・企業でどのように活かせるのか教えて下さい。
(5)あなたのモチベーションの源泉について教えて下さい。
(6)あなたの「喜怒哀楽」を教えて下さい。
(7)あなたの大切にしている価値観とそれが形成されたきっかけについて教えて下さい。
(8)あなたの長所と短所について教えて下さい。
(9)最大の挫折経験について教えて下さい。
上記に挙げた質問の回答ポイントに関しては、『【自己PR】面接で必ず聞かれる9の質問と回答ポイントを解説』の記事をご覧ください。
(1)志望動機を教えて下さい。
(2)将来の夢、成し遂げたいこと、キャリアビジョンについて教えて下さい。
(3)5年後・10年後のビジョンについて教えて下さい。
(4)企業選びの軸について教えて下さい。
(5)他にはどのような業界を受けていますか。
(6)他業界ではなくこの業界を志望する理由について教えて下さい。
(7)具体的に取り組みたい仕事について教えて下さい。
(8)業界内でも当社の理由について教えて下さい。
(9)あなたにとって就職するとはどういうことですか?
(10)他社の選考状況について教えて下さい。
(11)内定を出した場合、すぐに就職活動を辞めますか?
上記に挙げた質問の回答ポイントに関しては、『【新卒】就活の面接で聞かれる志望動機にどう答える?人事に刺さる伝え方とは』の記事をご覧ください。
身だしなみや姿勢などに気をつける
質問に対する受け答えだけでなく、身だしなみや姿勢といった印象面・声の大きさなどの話し方にも気をつけましょう。
以下、印象面や話し方でチェックするべきポイントをまとめましたので、面接練習に取り組む前に確認していただければと思います。
- スーツの着こなしなどの身だしなみは問題ないか?
- 姿勢が猫背になっていないか?
- 声の大きさ・話す速さなど、聞き取りやすい話し方ができているか?
- 笑顔など、好印象を与える表情ができているか?
- 話している際、しっかりと視線を前に向けて話せているか?
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本番の雰囲気を想定した上で取り組む
いくら練習と言えど、本番のつもりで取り組まなければ意味はありません。
というのも、本番は本番独特の雰囲気があり、その本番独特の緊張感のせいで練習でできたことが100%発揮できないことがあるためです。本番で練習通りの実力をできる限り発揮するためには、練習から本番の雰囲気を想定した上で取り組むことは必須となります。
練習と言えど本番のつもりで、もっと言えば「第一志望の企業の最終面接」くらいのつもりで取り組みましょう。
また、練習で失敗すること自体は問題ありませんが、「練習だし失敗してもいいや…」という気持ちで取り組むことはNGです。
本番の面接に落ち着いて臨めるようになるためにも、練習の段階から本番の雰囲気を想定して取り組むようにしましょう。
面接練習をする際の注意点
面接練習をする際のポイントに加え、「注意点」も紹介します。
面接練習を効率的且つ効果的に行うために、以下の2点を意識することが重要になります。
- 回答を全て暗記しようとしない
- 面接練習をしただけで満足しない
回答を全て暗記しようとしない
面接練習を繰り返し、各質問に対する回答をブラッシュアップすることは重要です。
しかし、その回答を一言一句暗記し、それをそのまま面接で話すことは避けるべきでしょう。
というのも、面接はあくまでも「人(就活生)と人(面接官)とが会話をする場」であり、就活生のプレゼンの場ではないためです。
面接本番で暗記した回答をそのまま話してしまうと、ただ単に原稿を読んでいるかのような話し方になる可能性があります。このような話し方では「熱意・意欲」が伝わりにくいでしょう。
面接練習をする際は「各回答の要点・絶対に話したいキーワード」だけを暗記する程度に留め、面接本番では自分の言葉で話せるように心がけていただければと思います。
面接練習をしただけで満足しない
面接練習はあくまでも練習であり、本番で力を発揮できなければ意味を成しません。
練習の回数が多いことが本番の面接でのパフォーマンスに直結する訳ではありませんし、そもそも"面接練習をすることが目的化"してしまっては価値がありません。
面接練習の回数が多いに越したことはありませんが、「この面接練習が本番の面接でどのように活かせるか?」という視点を持った上で取り組みましょう。
より具体的に述べるのであれば、「今回の面接練習では○○を意識して取り組もう/苦手な○○を克服できるように努めよう」など、自分なりのテーマを持った上で練習できると価値のある面接練習になるでしょう。
面接練習の方法9選
ここからは「面接練習の具体的な方法」を紹介していきます。
面接練習をする方法には様々なものがありますが、主に以下の9点があります。
- 【面接練習(1)】質問への回答を書き出して深堀りしていく
- 【面接練習(2)】面接の受け答えを録画・録音する
- 【面接練習(3)】志望企業以外の選考(面接)に参加する
- 【面接練習(4)】面接の受け答えを友達や家族に聞いてもらう
- 【面接練習(5)】面接の受け答えを社会人やOB・OGに聞いてもらう
- 【面接練習(6)】友達(就活生)の面接官役をする
- 【面接練習(7)】キャリアセンターを活用して模擬面接をする
- 【面接練習(8)】就活イベントに参加して模擬面接をする
- 【面接練習(9)】就活エージェントを利用して模擬面接をする
それでは、上記に挙げた9つの方法を「一人でする練習・複数人でする練習」に分類して紹介していきます。
一人でする面接練習の方法
一人でする面接練習としては、以下の方法があります。
- 【面接練習(1)】質問への回答を書き出して深堀りしていく
- 【面接練習(2)】面接の受け答えを録画・録音する
【面接練習(1)】質問への回答を書き出して深堀りしていく
質問への回答を書き出して深堀りしていくという方法は、他の面接練習に取り組む前・実際の面接選考に臨む前にまずやるべき内容です。
方法に関しては人それぞれ異なりますが、基本的には以下の順序で取り組むのが適当でしょう。
(1)「ガクチカ・自己PR・志望動機」などの頻出質問への回答を簡潔に書き出す。
⇩
(2)書き出した回答に対し、「なぜ?/具体的には?」と自らで深堀りを進める。
⇩
(3)ある程度書き出したのち、「他の回答との一貫性・回答の論理性」を確認する
結局は本番の面接でもエントリーシート(ES)の回答をもとに深堀りを進めることが多いため、事前に「深堀りに対する自分なりの回答」を考えておくことで、咄嗟の深堀りにも対処することができるでしょう。
【面接練習(2)】面接の受け答えを録画・録音する
面接を録画・録音をするという方法は、一人でできる面接練習の中で最も実践的な方法でしょう。
やり方に関しては、いくつかの企業の選考で導入されている「自己PR動画・動画面接」をイメージしてもらえればと思いますが、録画・録音をすることで"自分自身の面接を後から振り返ることができる"という特徴があります。
録画・録音をするという面接練習の方法に関しては、主に「印象面」を確認するべきです。より具体的に言うと、以下のようなものがチェックポイントとして挙げられます。
◆スーツの着こなしなどの身だしなみは問題ないか?
◆姿勢が猫背になっていないか?
◆声の大きさ・話す速さなど、聞き取りやすい話し方ができているか?
◆笑顔など、好印象を与える表情ができているか?
◆話している際、しっかりと視線を前に向けて話せているか?
面接では印象面も評価項目の一つになりますので、録画・録音したものを見直すことで印象面の改善を図りましょう。
複数人でする面接練習の方法
複数人でする面接練習としては、以下の方法があります。
- 【面接練習(3)】志望企業以外の選考(面接)に参加する
- 【面接練習(4)】面接の受け答えを友達や家族に聞いてもらう
- 【面接練習(5)】面接の受け答えを社会人やOB・OGに聞いてもらう
- 【面接練習(6)】友達(就活生)の面接官役をする
- 【面接練習(7)】キャリアセンターを活用して模擬面接をする
- 【面接練習(8)】就活イベントに参加して模擬面接をする
- 【面接練習(9)】就職エージェントを利用して模擬面接をする
【面接練習(3)】志望企業以外の選考(面接)に参加する
志望企業以外の面接に参加するという方法は、面接本番の雰囲気を体感するには最適の方法です。
例え志望企業ではないにしても面接本番の雰囲気を感じることができますし、面接の評価・選考の合否が分かるため、「現時点での自分の実力・他者からの見られ方」を認識することができます。
3/1の就活解禁前でも、ベンチャー企業や外資系企業であれば本選考を開始している企業もありますし、インターンの一次選考が面接という企業も一定数あるため、いずれの時期でも選考の経験を積むことは可能です。
企業によってはかなり詳細に深堀りをしてくれる場合もありますし、中には面接のフィードバックをしてくれる企業もあります。「質問の回答をブラッシュアップできる」という意味でも、かなり有効的でしょう。
ただ、「面接練習の回数が多い=面接が得意になる」という訳ではありません。練習のために志望企業以外の選考に参加するといっても、自分なりの目的を持った上で臨むべきです。
また、いくら志望企業以外の面接とは言えども少なからず事前の対策は必要となります。他の練習方法に比べて準備に時間がかかることは少しデメリットとなるでしょう。
【面接練習(4)】面接の受け答えを友達や家族に聞いてもらう
面接を友達や家族に聞いてもらうという方法は、他の方法に比べて取り組みやすいという利点があります。
友達や家族といった身近な人にお願いするため、比較的気兼ねなく取り組めますし、何より家・大学といった場所でも練習できる点が良いでしょう。
ただ、身近な人がゆえに「緊張感が欠けてしまう恐れがある」ことは注意するべきです。友達や家族とは言いながらも、あなたのことを知らない第三者である面接官の気持ちで取り組みましょう。
また、就活友達(就活仲間)であれば問題ありませんが、普通の友達や家族であれば就活に精通していないという懸念もあります。フィードバックやアドバイスの正しさに関してはあまり信用しすぎず、参考程度に留めておくのが良いでしょう。
【面接練習(5)】面接の受け答えを社会人やOB・OGに聞いてもらう
面接を社会人やOB・OGに聞いてもらうという方法は、より実際の面接官に近い視点からの評価を得ることができます。
実際に就活を経験してきた社会人やOB・OGであれば、より本格的なフィードバックをしてもらえる可能性は高いでしょう。
特に志望企業のOB・OGであれば、そのOB・OGはいわば「自身の志望企業の面接を過去に受け、その面接に合格して内定を獲得した人」であるため、より的確なフィードバックをしてもらえるのではないでしょうか。
ただ、この方法はそもそも社会人やOB・OGにアポイントを取るのが難しいという難点があります。ある程度簡単にアポイントを取ることができるのであれば問題ありませんが、そこに時間がかかりすぎる可能性があるのであれば、他の方法に取り組むのが合理的でしょう。
また、社会人やOB・OGのフィードバックやアドバイスに関しては「n=1の意見」という側面があります。いくら社会人やOB・OGの意見とは言え、100%正しいとは限りませんのでいち意見として捉えるのが望ましいでしょう。
社会人やOB・OGを探す際にアプリを使用するという就活生もいるかと思いますが、そういった方は『【OB訪問アプリ8選】就活で勝者になるために使うべきおすすめアプリ』の記事を参考にし、効果的にアプリを利用していただければと思います。
【面接練習(6)】友達(就活生)の面接官役をする
友達(就活生)の面接官役をするという方法は、第三者視点(面接官視点)を体験できます。
具体的に言うと、実際に面接の評価をする面接官の気持ちを理解し、自分自身の行動(面接)に応用することができます。
「意外と姿勢って気になるんだな/ハキハキと話すだけで聞き取りやすさが全然違うんだな」といったように、面接官側の立場でしか感じることのできない気づきが多くあるはずです。
ただ、注意点としては「面接官役をして面接官の気持ちを理解しただけで満足しないこと」です。この練習方法の本来の目的は"面接官役をしてみての気付きを自身の行動(面接)に活かすこと"ですので、アウトプットまでを1セットで行うようにしましょう。
【面接練習(7)】キャリアセンターを活用して模擬面接をする
キャリアセンターを活用するという方法は、比較的簡単に面接練習に取り組むことができます。
「キャリアセンターの人なんて就活のプロじゃないし、そんな人のアドバイスなんて参考にならなくない?」などと考えている就活生もいるかもしれませんが、キャリアセンターの人は毎年のように就活生の対応をし、それだけの経験があります。
年間で何十何百といった就活生の対応をし、その経験をもとにアドバイスをしてくれるため、参考になる部分は少なくないでしょう。
大学によっては、キャリアセンター主催の模擬面接講座なども開催しているところもあるため、「面接練習をしたいけど何から始めればいいか分からない」という方はまずはキャリアセンターを活用するのが良いでしょう。
ただ、就活繁忙期になると順番待ちでなかなか対応してもらえないなどの懸念点もあるため、その点は認識していただければと思います。
また、キャリアセンターの人は採用経験がない場合がほとんどです。それゆえに、実際の企業の面接官が考えている事柄と異なる場合がありますので、注意する必要があります。
【面接練習(8)】就活イベントに参加して模擬面接をする
就活イベントに参加するという方法は、比較的簡単に参加しやすく、且つ実際の面接に近い視点からの評価を得ることができます。
就活イベントは「(1)企業(2)就活支援をしている会社(3)内定者(4)学生団体」など、様々な人たちが開催しています。
模擬面接セミナー・グループディスカッション講座など、イベントの種類・内容もそれぞれ異なるため、就活生自身の目的に応じて使い分けることもできます。
ただ、「イベントごとの内容・参加者の質に差があること」や「地方ではなかなか開催していないこと」というリスクはありますので、それは認識していただければと思います。
【面接練習(9)】就活エージェントを利用して模擬面接をする
エージェントを利用するという方法は、専門のキャリアアドバイザーに1:1で相談できるというメリットがあります。
そもそもエージェントサービスとは、「就活生が無料で利用でき、専門のキャリアアドバイザーに就活相談をしたり、その人に合った企業を紹介してくれるサービス」のことです。
就活相談と一括にしましたが、自己分析の手伝い・ES添削・模擬面接など様々なサポートをしてくれます。就活初心者で「何から手をつけていいか分からない…」と考えている就活生にとっては、利用して損はないサービスでしょう。
ただ、エージェントの中には「自分たちのノルマを達成するため、就活生が志望していない企業に入社させようとする」企業も存在します。
この辺りは就活生自身で見極める必要がありますが、エージェントに100%頼るのではなく、自分なりの意図・目的を持った上で利用するのが望ましいでしょう。
また、就職エージェントは就職エージェントneoがオススメです。
アドバイザーから志望業界、志望企業に合ったアドバイスが受けられるうえ、おすすめの企業を紹介してもらえます。
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まとめ
本記事では、「9つの面接練習方法、面接練習をする際のポイント・注意点」などを紹介しました。
結論、面接練習はするに越したことはありませんが、ポイントや注意点を理解していないまま取り組んでしまうと、効果的な練習ができない可能性があります。
また、面接練習をすると言ってもその方法は多種多様です。そのため、それぞれの練習方法の特徴と面接練習をする自身の目的を照らし合わせた上で、より適当な練習方法を選択する必要があります。
本記事の内容を参考にし、自分自身にとって最善な練習方法の選択・実行、そして志望企業の内定獲得を目指していただければと思います。
面接とは(面接を課す意味・評価基準・面談との違い)
面接の頻出質問一覧と回答例(志望動機・自己PR・ガクチカなど)
面接の逆質問一覧(考える際のポイント・具体例)
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こちらの動画では面接の全体像についてわかりやすく紹介していますので、併せてご覧ください。
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