【就活】面接の準備は何をするべき?準備不足で後悔しない当日を迎えるための準備とは

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最終更新日:2025年05月27日

自己分析

面接に向けて必要な準備とは

面接に向けて必要な準備

まず大前提、面接に向けた準備は必要不可欠です。

準備もせずに面接に受かる就活生はまずいませんし、"この準備にかけた時間が本番の面接でのアウトプットに直結する"といっても過言ではありません。

本記事では、「面接の準備」を以下の6つの観点から紹介します。

面接の準備

面接当日に向けた準備

(1)自己分析の振り返り

(2)業界研究・企業研究の振り返り

(3)頻出質問の確認

(4)前日までに持ち物を用意する
(5)面接会場までの行き方を確認する
(6)前日と当日の過ごし方に気をつける

面接当日に向けた準備:(1)自己分析の振り返り

面接合格(選考通過)に向けた準備:自己分析を行う

面接の準備として、まずやるべきことは「自己分析の振り返り」です。

就活における自己分析のゴールは"志望企業からの内定を獲得すること"です。

自己分析は、「ガクチカ」「自己PR」「志望動機」「キャリアプラン」といった面接でのあらゆる質問に回答するうえで重要です。

今まで、積み重ねてきた自己分析を今一度振り返りましょう。

「時間に余裕があり再度十分な自己分析を行いたい」という方いう方は、以下の記事をご覧ください。

面接当日に向けた準備:(2)業界研究・企業研究の振り返り

面接合格(選考通過)に向けた準備:業界研究・企業研究をする

これまでの業界研究・企業研究の振り返りを行いましょう。

「なぜこの業界・当社を志望するのか?」という志望動機への回答は、自己分析と業界研究・企業研究の接続が必要不可欠です。筋の通った志望動機を伝えるためにも、これまでの業界研究・企業研究を振り返りましょう。

「時間に余裕があり再度十分な業界研究・企業研究を行いたい」という方は、以下の記事をご覧ください。

面接当日に向けた準備:(3)頻出質問の確認

面接合格(選考通過)に向けた準備:頻出質問を理解する

自己分析、業界研究・企業研究が完了すれば、いよいよ実践的な面接対策になります。

とは言え、「どのような質問が聞かれるのか」を理解していないまま面接練習に取り組んでも意味がありませんので、まずは"面接で聞かれる頻出質問を理解しておくこと"が必要となります。

注意点

厚生労働省のHPに掲載されている『公正な採用選考の基本』によると、応募者の適性や能力とは関係のない事項で採否を決定しないようにするため、家族や生活環境などの応募者本人の適性・能力に関係のない事項や、思想・宗教などの本来自由であるべき事項に関しては面接で把握しないようにすることが求められています。
このような事項は面接で質問されることも十分考えられますが、面接で質問するべきではない事項があるという前提を認識しておきましょう。

 

【参考】厚生労働省:公正な採用選考の基本

面接での頻出質問としては、主に以下の5点の質問が挙げられます。

それでは、「具体的にどのような質問が聞かれるのか」をそれぞれ紹介します。

※頻出質問として5点紹介していますが、実際に聞かれる質問は企業によって異なります。unistyleには「各社の内定者や選考通過者が寄稿した選考レポート」が多数掲載されていますので、「自身の志望企業の過去の面接ではどのような質問が聞かれたのか?」を確認したい方は、こちらからご確認ください。

自己紹介

自己紹介で話すべき内容
●個人情報(氏名/大学/学部/学科/学年)
●学生時代(大学生時代)に取り組んできた活動
●(最後の)挨拶
●その他
上記に挙げた内容の詳細、話す際のポイントや例文などを確認し...
もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかということが大事です。話をより具体化するために数字を出すことが大切かと思います。その方が目に留まりますし。実際に私もESや履歴書には成果を具体的に書いていましたし、面接の際はわかりやすく伝えるようにしていました。「売り上げを増加させました」よりも、「売り上げを2倍にしました」の方がイメージしやすく、相手にも伝わりやすいですよね。 もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかという、
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。

志望動機に関する質問

「志望動機」に関し、面接での頻出質問としては以下のようなものが挙げられます。

志望動機の頻出質問
(1)志望動機を教えて下さい。
(2)将来の夢、成し遂げたいこと、キャリアビジョンについて教えて下さい。
(3)5年後・10年後のビジョンについて教えて下さい。
(4)企業選びの軸...
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。

学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関する質問

「学生時代頑張ったこと(ガクチカ)」に関し、面接での頻出質問としては以下のようなものが挙げられます。

ガクチカの頻出質問
(1)自己紹介をしてください
(2)学生時代最も頑張ったこと(力を入れたこと)を教えてください
(3)学生時代に取り組んだことについて、なぜ取り組んだのか教えてください
(4)学生...
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?きっと人事の方はこう言うでしょう。
それに対して学生のほとんどは「いえいえ全然待ってません。」「私も55分に着いたので大丈夫です。(実際の面接開始の5分前)」、人事の人に気遣う人もいると思いますが、それは罠だと思っていただいて結構です。人事が予備に来た時から面接は始まっています。
大手企業になってくると面接の際、大きな部屋に何十人も待たされ、人事の方が呼びに来ることがあります。皆さんはどうしますか?
いきなり言われるので緊張のあまり、人事の人に気遣う人もいると思いますが、

自己PRに関する質問

「自己PR」に関し、面接での頻出質問としては以下のようなものが挙げられます。

自己PRの頻出質問
(1)あなたの強みとそれを表す具体的なエピソードを教えて下さい。
(2)あなたは周囲の人からどのような人だと言われますか?
(3)あなたは集団や組織に置いてどのような役割・分担を担...
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように、学生の人気というものは年々変遷していきます。自分が将来成し遂げたいことはなんであって、そこに対して自分が就職活動で持つべき企業選びの軸はどこにあるのかを考えた。
また私の個人的な意見としては報道だけでなく、実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。
かつては総合商社を滑り止めにしてメガバンクを目指す学生が多かったように。
実際に自分の足を使って社員と会い、社風や企業の方向性感じとっていくことが重要だということを述べておきたいと思います。

逆質問

逆質問の具体例としては以下のようなものがあります。

逆質問の具体例
●私は入社したからには早くから活躍・結果を出したいと考えているのですが、御社の社員の方で早くから活躍する社員に共通している特徴などはあるでしょうか?
●私は、働くからには成果を出して早...
もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかということが大事です。話をより具体化するために数字を出すことが大切かと思います。その方が目に留まりますし。実際に私もESや履歴書には成果を具体的に書いていましたし、面接の際はわかりやすく伝えるようにしていました。「売り上げを増加させました」よりも、「売り上げを2倍にしました」の方がイメージしやすく、相手にも伝わりやすいですよね。 もちろんプラスになることはあるが、一般的なことでも、何を考え、課題があった際にはどう向き合い、結果どうなったかという、
場合によっては「成果なんて出したことがない!」と思う人もいるかもしれません。

面接当日に向けた準備:(4)前日までに持ち物を用意する

面接当日に向けた準備:前日までに持ち物を用意する

面接当日に向けた準備として、最も大切といっても過言ではないものが"持ち物の準備"です。

面接会場に着いてから忘れ物に気づいたり、面接当日の朝になって焦ったりしてしまうリスクを避けるため、持ち物の準備は前日までに必ず行いましょう。

以下、面接当日までに準備すべき一般的な持ち物になります。下記のリストを参考にし、忘れ物をしないように努めていただければと思います。

  • 履歴書
  • 面接予約票・受付票
  • 筆記用具
  • メモ帳
  • 提出したESのコピー(提出したESの写メ)
  • スマートフォン
  • 携帯用充電器
  • ハンカチ
  • 折りたたみ傘
  • ストッキングの替え(女性)
  • メイクポーチ(女性)

上記に挙げた持ち物は"最低限必要な持ち物"になります。

人によっては、必要な持ち物の種類が増える場合もあります。上記のリストも参考にしながら「自分オリジナルの持ち物リスト」を作成し、忘れ物がないように努めましょう。

面接当日に向けた準備:(5)面接会場までの行き方を確認する

面接当日に向けた準備:面接会場までの行き方を確認する

多くの就活生が面接前日までに面接会場を確認するとは思いますが、それだけでは不十分です。

面接前日までに、以下の3点は確認しておきましょう。

  • 面接会場
    例)面接会場はどのビルの何階にあるのか?
  • 会場までの経路
    例)何線で何回乗り継ぐと最寄り駅に到着するのか?
    例)会場までの経路は一つしかないのか?
  • 会場に到着するまでにかかる時間
    例)家を出て会場の最寄り駅に到着するまではどのくらいの時間がかかるのか?
    例)会場の最寄り駅から面接会場まではどのくらいの時間がかかるのか?
    例)面接会場に15分前に到着するためには家を何時に出れば良いのか?

上記3点を前日までに確認し、当日「道に迷って遅刻してしまった!」ということがないように注意していただければと思います。

また、地図や経路マップを見ただけで理解できない場合は、前日までに一度シミュレーションしてみるのも良いかもしれません。前日までにシミュレーションしておけば、当日になって道に迷う心配はありませんし、面接会場に到着するまでにかかるおおよその時間も把握することができます。

ただ、これは時間も労力もかかるため、「前の予定の関係で面接会場に到着するのが時間ギリギリになりそう・地図を見ただけでは全く理解できない」などの場合だけにしておきましょう。

面接当日に向けた準備:(6)前日と当日の過ごし方に気をつける

面接当日に向けた準備:前日と当日の過ごし方に気をつける

「面接に必要な持ち物は全て準備した・会場までの行き方も確認した」という就活生は、最後の仕上げとして前日の過ごし方に注意しましょう。

特に、翌日の面接が午前中に控えているという場合は要注意です。

どれだけ完璧に準備をしたとしても、「面接前日に友達と深夜まで飲み会をし、翌日、面接時間30分前に起きてしまった!」などとなってしまっては、今までの準備が水の泡になります。

特に以下の3点は極力避けるようにしましょう。

  • 夜遅くまでの飲酒や飲み会
  • 深夜までのゲームやYouTube視聴
  • 徹夜でのレポート作成

また、面接当日に関しては余裕を持って起床するようにしましょう。

いくら面接時間に間に合うように起床したとしても、電車の遅延や交通渋滞といった事態に陥る可能性も十分ありますので、「余裕を持った起床・余裕を持った移動・余裕を持った到着」を心がけましょう。

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なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○実際に学生時代に取り組んできたことや志望動機につながるきっかけとなった出来事
○どんなことをしたいのか、自分が入社することによって会社にとってどんな風に役に立つのか
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。志望動機は、HPに書いてあることや会社説明会で人事が言っていたことをただ言うのでは薄っぺらいですし
なぜその業界、その中でもその会社、その職種なのかを答えられるようにしておきましょう。
○○会社訪問などであった印象的な出来事
上記に挙げたことを話せるようにセットで準備しておくといいかと思います。

まとめ

面接準備のまとめ

本記事では"面接に向けて必要な準備"を紹介しました。

本記事の内容を参考にしていただき、面接での最大のパフォーマンスの発揮、そして志望企業の内定獲得を目指していただければと思います。

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