unistyle

MENU

更新情報2019/05/31(金)内容を更新しました!

【三井住友海上】選考フロー別対策|ES・Webテスト・面接まで

9851 views

    【三井住友海上】選考フロー別対策|ES・Webテスト・面接まで

    掲載開始日:2018年03月27日
    最終更新日:2019年05月31日

    • このエントリーをはてなブックマークに追加
    三井住友海上の本選考ES一覧はこちら

    いわゆる「メガ損保」のひとつとして損害保険ビジネスを展開する、三井住友海上(MS&AD)。

    例年、金融業界・保険業界を志望する上位層の学生から安定的な人気を誇っています。

    また、近年はInsurTech(Insurance+Technology)の領域にもチャレンジングな投資を行っており、テクノロジーを活用した新規事業の展開も見据えているようです。

    2018年には、仮想通貨取引所・ビットフライヤーとともにブロックチェーン技術に関する実証実験を開始したほか、東大発ベンチャーのアリスマーとも提携し、自動車事故の損害を人工知能(AI)で即時判定するシステムの開発に成功しました。

    InsurTechの取り組み事例についてのニュース記事です。保険業のトレンドのため、是非確認してみてください。

    ■ 自動車事故損害、AIで判定 三井住友海上 (日本経済新聞)

    ■三井住友海上、保険契約でブロックチェーン活用(日本経済新聞)

    ▼ なお、こうした動きについては以下の記事も参考にしてください。

    メガバンクの人員削減のニュースから見る金融業界の今後を探ります。

    参考: 銀行からヒトは消えるのか?AI、自動化、FinTech【unistyle業界ニュース】


    本記事では、以下4つのポイントを解説することで、三井住友海上から内定を獲得するための選考対策プランをお伝えします。

    ① 三井住友海上のビジネスモデル
    ② 三井住友海上の求める人材像
    ③ 三井住友海上の選考の全体像
    ④ 各選考ステップで重要になるポイント

    損害保険業界を志望する方は、この記事から三井住友海上の選考を突破するために最低限必要な知識・心構え・スケジュール意識を網羅してください。

    ・三井住友海上のビジネスモデル
    ・三井住友海上が求める人材像
    ・三井住友海上の本選考フロー、採用数
    ・三井住友海上のエントリーシート対策
    ・三井住友海上のWebテスト対策
    ・三井住友海上の面接対策

    三井住友海上のビジネスモデル

    まず、三井住友海上のビジネスモデルについて、①収益源、②商材・サービス、③商材・サービスの提供方法、以上3つの切り口から簡単に解説します。

    三井住友海上の収益源

    保険ビジネスの本質は「みんなで一緒にリスクに備える」ことにあります。

    すなわち、「多くの人から保険料を集め、リスクが顕在化したひとには保険金を支払う」というカネの動きをつくり出すことで、顧客となる個人・法人のリスクマネジメントに貢献しています。


    保険会社は、このようなカネの動きのなかで、2つの収益源を確立しています。

    すなわち、保険サービスに対する手数料(=保険料)と、顧客から受け取った資金を有価証券などに投資して得られる資産運用益です。

    したがって、損害保険会社の基本的な収益構造は、以下の方程式で表すことができます。
    (保険料収入)−(支払った保険金 + その他費用)+(資産運用益)=(経常利益)

    また、2017年3月期の決算開示によれば、三井住友海上の経常利益は以下のようなバランスで構成されています。


    三井住友海上の場合、保険料収入よりも資産運用益のほうがはるかに大きなボリュームを持っていることが分かります。
    良くも悪くも、プール資金を運用することも保険ビジネスの重要セクターになっていると言えそうです。

    MS&ADホールディングスのIR情報です。売上や利益などの情報が掲載されています。

    参考:株主・投資家情報 MS&ADホールディングス

    三井住友海上の商材・サービス

    生命保険が「ヒト」に関するリスクを取り扱っているのに対して、損害保険会社の商材は「モノ」や「コト」に関するリスクに対応した保険商品です。

    個人や企業が何かしらの活動を行うとき、そこには必ず相応のリスクが付きまといます(例:友人とドライブに行くなら交通事故リスク、企業が海外に工場をつくるなら市況変動やテロなどのカントリーリスク)。

    損害保険会社は、こうしたあらゆるリスクに対して最適な保険商品を開発・提供しています。

    三井住友海上の商材・サービスの提供方法

    損害保険ビジネスを単純化すると、①各種保険商品を企画・開発し、②個人・団体に向けて営業・販売するという2つのステップに分けることができます。

    また前述のとおり、こうした保険商品の提供フローとは別に、プールしている資金を運用する(=有価証券などに投資する)ことでも大きな収益をあげています。

    なお、より具体的な業務領域については、三井住友海上の企業HPから理解を深めてください。

    三井住友海上の部門が紹介されています。また社員へのインタビューも多数掲載されています。

    参考:部門紹介 三井住友海上

    三井住友海上の求める素養

    実際のビジネスモデルをふまえて考察すると、三井住友海上では以下に挙げる3つの素養が求められていると考えられます。

    ① 周囲に働きかけて成果を出すリーダーシップ


    三井住友海上のような損害保険会社に総合職として入社する場合には、個人の顧客とダイレクトに接点をもつことはほとんどなく、さまざまな企業や保険代理店などを相手にした法人営業を担当することになります。

    こうした業務内容を考えると、クライアント企業を含む関係者に対して自ら働きかけ、リスクマネジメントを通じて成果を出すリーダーシップが求められていると考えられます。

    なお、金融業界のなかでの働き方の違い(=求められる素養の違い)については、以下の記事から理解を深めてください。

    銀行・証券・生保など金融業界と一括りにされていますが、働き方など大きく異なります。その違いについて解説しています。

    参考: 金融業界(銀行・証券・生損保)の働き方!採用HPから見える違い

    ② 顧客と信頼関係を築くための豊かな情理・対人能力


    上に述べたような業務のなかでは、さまざまな企業や保険代理店などのパートナーとのあいだに信頼関係を築き、それをもとに保険サービスを提供していくことが求められます。

    学生時代のエピソードをもとに、信頼関係を構築するために必要となる豊かな情理感覚や対人能力をアピールするとよいでしょう。

    ③ 顧客が抱えるリスクをコントロールする課題発見力・解決力

    損害保険会社の業務では、リスクマネジメントという切り口からクライアント企業の課題を発見し、解決に導く力も求められます。

    三井住友海上の選考でアピールを行うときには、チームや個人の解決すべき課題を発見・特定し、解決に導いたエピソードなどをピックアップして伝えるとよいでしょう。

    三井住友海上の本選考フロー・採用数

    本選考フロー

    三井住友海上の本選考フローは以下のようになっています。

    エントリーシート
     ▼
    Webテスト
     ▼
    面接(4回程度)
     ▼
    内々定

    三井住友海上の採用選考では、

    ・総合コース
    ・スペシャリストコース
    ・外国人留学生コース

    の3つのコースが用意されており(ほとんどは総合コースへの応募)、テスト形式に関してはコースによって多少の違いがあるようです。

    総合コースはさらに全域社員と地域社員に分けられています。

    採用数

    次に、近年の三井住友海上の採用数のデータを以下の表から見ていきます。

    女性の採用数が多くなっています。その背景としては、地域社員として採用されるのが実質女性のみということがあると思われます。​

    男女文理別採用実績は以下の表で表しています。

    採用される人のほとんどが文系であり、営業や損害サービスといった部門への配属が多いでしょう。

    また、理系はおそらくアクチュアリーなどのスペシャリストコースでの採用がほとんどであり、枠自体の数が少なくなっています。

    三井住友海上のエントリーシート対策

    2018年卒の三井住友海上のエントリーシート(ES)の主な設問は、以下の5つでした。

    ◆困難に向き合い、乗り越え、実現してきた経験を教えてください。〈300字以内〉
    ◆異なる価値観に影響を受けた経験を教えてください。〈300字以内〉
    ◆自ら学び考え、行動した経験を教えてください。〈300字以内〉
    ◆他者を巻き込み、リーダーシップを発揮した経験を教えてください。〈300字以内〉
    ◆三井住友海上を志望する理由を教えてください。〈300字以内〉

    なお、特定領域の業務に特化したキャリアが用意されているスペシャリストコース(①アクチュアリー、②経理、③自然災害リスク分析関連職)にエントリーする場合は、上記の5つの設問に加えて以下の設問にも回答する必要があります。

    ◆スペシャリストコースで活かせるあなたの専門性(研究内容、専攻、資格など)を教えてください。〈300字以内〉

    以下、対策方針をお伝えします。

    ES回答にあたって注意すべきポイント

    ややボリュームのあるESになっています。

    とりわけ、学生時代の経験に関する設問が4つも設けられている点は、やや珍しいポイントかもしれません。

    それぞれ「困難への挑戦」「異なる価値観」「主体性」「リーダーシップ」と、異なるテーマが与えられています。学生時代の経験から各テーマに沿ったエピソードをそれぞれ選びとり、分かりやすくシンプルに説明しましょう。

    4つものエピソードをまとめるのは骨が折れる(面倒くさい)かもしれませんが、各テーマともほかの企業の選考でも頻繁に問われる内容になっており、このタイミングでそれぞれのエピソードを整理しておくことは今後の選考にも活きてくるはずです。

    求められる素養を踏まえたES回答プラン

    1〜4つめの設問では、それぞれ「困難への挑戦」「異なる価値観」「主体性」「リーダーシップ」をキーワードに、学生時代のエピソードを問われています。

    三井住友海上が求める3つの素養、すなわち

    ① 周囲に働きかけて成果を出すリーダーシップ
    ② 顧客と信頼関係を築くための豊かな情理・対人能力
    ③ 顧客が抱えるリスクをコントロールする課題発見力・解決力

    これらを念頭におきながら、各設問のテーマ設定に忠実に、シンプルに書きましょう。

    ▼「学生時代頑張ったこと」を書くときには、必ず以下の記事をご覧ください。

    学生時代頑張ったことに関する設問についての解説記事です。評価される内容の選び方や論理的な構成にするためのフレームワークなどの実践的なテクニックが載せてありますので、ESを書く際の参考にしてみて下さい。

    参考: 【完全ガイド】評価されるガクチカ(学生時代頑張ったこと)の書き方|例文付

    5つめの設問では、三井住友海上への志望動機が問われています。

    200字という字数の制約があるため、無理に詳細なロジックを詰め込もうとせず、志望動機の要旨だけを端的に述べましょう(より詳細なポイントについては、ES提出後の面接で補足説明すれば問題ありません)。

    ただし、問われているのはあくまで「三井住友海上への志望動機」です。
    東京海上日動や損保ジャパン日本興亜との比較を念頭においたうえで、三井住友海上ならではの魅力にまで言及できるとよいでしょう。

    ▼ 志望動機を書くときには、以下の記事をご覧ください。

    三井住友海上のテスト対策

    三井住友海上の本選考Webテストの概要は以下のようになっています。

    unistyleに掲載されているレポートによると、ボーダーラインはそれほど高くはないようです。

    SPI3は他企業も多く採用しているテスト形式であるため、対策をしておけば他企業の選考の際にも役に立つことでしょう。

    三井住友海上の面接対策

    三井住友海上(総合職)の選考では、内々定までに全4回の面接(1次〜3次面接+最終面接)が課されます。

    以下では、三井住友海上の面接で実際に問われた内容をまとめるとともに、それらへの対策プランを提示します。

    三井住友海上の本選考ES・レポート及びインターンES・レポートを掲載しています。

    参考:三井住友海上のエントリーシート・選考レポート

    1次・2次面接の内容

    1次・2次面接では、ESに記入したエピソードの深堀りを中心に、オーソドックスな内容の質問がなされています。

    ◆過去の経験に対する質問
    ・困難に向き合い、工夫して乗り越えた経験について教えてください。
    ・異なる価値観に影響を受けた経験について教えてください。
    ・自ら学び考え、行動した経験を教えてください。
    ・リーダーシップを発揮した経験について教えてください。
    ・(上記4つについて)ESに記入した以外のエピソードはあるか。
    ・メンバーと意見の摩擦があったとき、どうしたか。
    ・その活動で失敗したこと、言うべきでなかったことはあるか。
    ・その経験で学んだことは何か。
    など、ESに記入したエピソードを深掘りされる。
    ◆あなた自身に対する質問
    ・自己紹介
    ◆ 志望動機に対する質問
    ・損害保険業界への志望動機
    ・三井住友海上への志望動機
    ・入社してやりたい仕事は何か。そう思うのはなぜか。
    ◆その他の質問
    ・逆質問
    ・就職活動の状況

    ESに記入した4つの経験に関する深掘りがメインテーマになります。

    ES作成の段階で各エピソード自体は完成しているはずですが、「なぜそのように行動したか」「どうやって工夫したか」などの追加質問にスムーズに回答できるよう予め準備しておきましょう。

    また、その際は

    ① 周囲に働きかけて成果を出すリーダーシップ
    ② 顧客と信頼関係を築くための豊かな情理・対人能力
    ③ 顧客が抱えるリスクをコントロールする課題発見力・解決力


    といったアピールポイントを意識しましょう。

    3次面接の内容

    2018年卒年度の3次面接では、学生側があらかじめ大学での授業履修履歴を持参するよう指示されており、それをもとに大学での学業に関する質問が多く投げかけられたようです。

    「3次面接では学業への取り組みをチェックする」という方針が明確に見てとれる、ややユニークな選考ステップであると言えます。

    ◆学業に対する質問
    ・なぜこの講義を履修選択したのか。
    ・もっとも面白かった講義はどれか。その理由は何か。
    ・もっとも想いを持って選択した講義はどれか。その理由は何か。
    ・もっとも期待はずれだった講義はどれか。その理由は何か。
    ・卒業論文のテーマは何か。なぜそのテーマを選んだか。
    ・専攻しているテーマの魅力はどこにあるか。
    ◆過去の経験に対する質問
    ・ESの深掘り(1次・2次と同様)
    ◆志望動機に対する質問
    ・損害保険業界への志望動機
    ・三井住友海上への志望動機
    ・同業他社ではダメなのか。それはなぜか。
    ◆その他の質問
    ・逆質問
    ・就職活動の状況

    大学での履修内容や単位取得状況、専攻テーマに関しては、なるべく専門用語や複雑なトピックは避けてシンプルに説明しましょう。

    無理に背伸びをして語るよりは、等身大の取り組みを伝えることをおすすめします(ただし、わざわざ学生に履修履歴を持参させていることを考えると、「勉強はまったくしていません!」「代返とカンニングでなんとかしました!」のような発言は避けるべきだと思われます)。

    ▼大学での学業に関する質問については、以下の記事も参考にしてください。

    学業に関する記事です。選考で学業について聞かれることはあまり多くありません。しかし聞かれたときのためにしっかり対策を行っておくべでしょう。

    参考: 【例文22選】学業で力を入れたことの書き方|ゼミ・研究・留学・資格など
        学生時代頑張ったことは学業!ガリ勉就活生のガクチカ必勝法

    最終面接の内容

    最終面接では、これまでの面接で語ってきた内容を踏まえたうえで、あなた自身の価値観や人となりを探るような質問が投げかけられるようです。

    ◆過去の経験に対する質問
    ・ESの深掘り(1次・2次・3次と同様)
    ・なぜ浪人、留年をしたか。
    ・これまでに、なにか判断が遅れて後悔した経験はあるか。
    ・大学での学業で力を入れたことは何か。
    ◆あなた自身に対する質問
    ・自己紹介
    ・あなたの強みは何か。
    ・自分の強みと弱みを3つずつ挙げてください。
    ・あなた自身を四字熟語で表してください。
    ・あなたの意外な一面を教えてください。
    ・まず行動してみるタイプか、じっくり考えるタイプか。
    ・飲み会ではどんな立ち位置か。
    ・先輩、後輩とはどんな関係にあるか。
    ・サークルや部活の同期からはどんな評価を受けているか。
    ・ここ最近でイラっとしたことが何か。
    ・価値観の異なる人とはどのように接するか。
    ◆志望動機に対する質問
    ・損害保険業界への志望動機
    ・三井住友海上への志望動機
    ◆その他の質問
    ・逆質問
    ・就職活動の状況
    ・最後にひとこと

    「あなた自身を四字熟語で表してください」「飲み会ではどんな立ち位置か」など、ユニークな質問が飛んでくることもあるようです。

    戸惑うこともあるかもしれませんが、最終面接だからといってあまり考え込みすぎず、直感的に思い浮かんだ答えを素直に伝えるべきです。

    また、これまでの面接でも繰り返し問われてきた「学生時代頑張ったこと(ESの内容)」や「志望動機(東京海上などとの比較も含む)」についても、自信と情熱を込めて分かりやすくプレゼンしましょう。

    最後に:三井住友海上に評価されるために

    三井住友海上の選考フローでは、3つのことが重要になります。

    1つめに、

    ① 周囲に働きかけて成果を出すリーダーシップ
    ② 顧客と信頼関係を築くための豊かな情理・対人能力
    ③ 顧客が抱えるリスクをコントロールする課題発見力・解決力


    これら3つの素養をうまくアピールすること。

    2つめに、「困難への挑戦」「異なる価値観」「主体性」「リーダーシップ」の4つのキーワードに対応するエピソードをそれぞれまとめ上げ、分かりやすく伝えること。

    3つめに、三井住友海上への志望動機のロジックを磨き込むこと。
    すなわち、「なぜ損害保険業界を志望するか」はもちろん、「なぜ三井住友海上が第一志望か(=なぜ東京海上や損保ジャパンではダメなのか)」という問いにクリアな答えを提示すること。

    以上の3つを徹底し、計画的・戦略的に選考対策を進めましょう。

    参考:三井住友海上の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

    ▼保険業界を志望している方は、以下の記事も参考にしてください。

    東京海上日動火災保険の選考対策記事になっています。こちらの記事を読めば東京海上日動火災保険という企業・選考を把握できると思います。

     

    参考: 東京海上日動火災保険の選考別対策丨ES・筆記試験・面接まで

    保険業界に関する記事です。業界への理解を深めるたい方は是非こちらも合わせてご確認ください。
     
    参考:同業界でも大きく違う!損害保険内定者が生命保険業界を断念した3つの理由
    参考:【保険業界】生保・損保|志望動機の書き方・内定者の志望動機

    unistyle編集部では、就活生に納得のいく就職活動をしてもらうための情報発信を行っています。
    ・公式Twitterアカウント
    ・公式Facebookアカウント

    unistyle
    新規会員登録
    unistyle
    unistyle
    35,876枚以上の企業ES・選考情報が見放題
    unistyleに無料会員登録