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コンサルティング業界の志望動機を考える|解説付き内定者例文を一挙紹介!

コンサルティング業界の志望動機を考える|解説付き内定者例文を一挙紹介!

掲載開始日:2015年02月03日
最終更新日:2019年03月29日

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コンサルティング業界は、他業界への転職や独立といった多様なキャリアプランを描きやすい一方で、それゆえに「なぜファーストキャリアとしてコンサルタントを志望するのか」という質問にしっかりと答える必要があります。

例えば、「企業の挑戦をサポートしたい」というのであれば資金を提供してサポートする銀行でもよいのではという質問が恐らく聞かれるでしょう。

そこで本記事では、前半で同業界のビジネスモデル求められる素養を、後半でコンサルティング業界の志望動機を作るポイントについて解説していきます。

コンサルティング業界のビジネスモデル

まず初めに、コンサルティング業界のビジネスモデルを確認しておきましょう。

コンサルティング業界とは?

コンサルティング企業とは「企業の経営上の課題を明らかにし、解決策の提案・実行を支援すること」を主な業務としています。そしてそれを生業とするのがコンサルタントと呼ばれる人たちです。

近年では、国内におけるコンサルティング業界の市場規模が急速に拡大しています。

IT専門調査会社 IDC Japanのレポートによると、2017年度の国内コンサルティング市場は前年比8.2%増の3921億円に拡大しています。その背景には、日本企業がデジタルトランスフォーメーションによる業務の効率化を積極的に進めていることがあります。

コンサルティングファームの5分類

コンサルティング業界と言っても、その中には成り立ちや得意としている領域に応じて様々な企業が存在しています。一般的に、コンサルティングファームは以下の5つの分類に分けることができます。

志望動機を作成する際にも、自分の志望する企業がどの領域で業務を行っているのかを念頭に置きながら考えると良いでしょう。

【1】戦略系コンサルティングファーム

全社的な経営戦略・成長戦略などの、企業の経営の根幹に関わる課題解決に特化したコンサルティングファームです。近年では経営におけるITやデジタルの重要性の高まりに応じて、総合コンサルティングファームの提供する実行支援の領域を拡大しつつあり、総合系ファームとの線引きが徐々に曖昧になりつつあります。

代表的な企業:マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストン コンサルティング グループ
【2】総合系コンサルティングファーム

経営戦略の立案だけでなく、人事制度の立案・業務改善システムの導入などの実行部分のサービスも提供するコンサルティングファームです。クライアントの経営課題に対して、上流から下流まで一気通貫したサービスを提供できることが強みです。

代表的な企業:アクセンチュア、デロイトトーマツコンサルティング、PwCコンサルティング
【3】IT系コンサルティングファーム

IT戦略の立案・業務改善システムの導入・ソフトウェアの開発など、ITを切り口としたサービスに特化したコンサルティングファームです。社内に自前のSIer部隊を持っている企業も存在しています。

代表的な企業:日本IBM、フューチャーアーキテクト
【4】シンクタンク系コンサルティングファーム

官公庁向けのリサーチや政策提言などの、政策提言を中心に行うコンサルティングファームです。現在では、企業向けのITコンサルティングや経営コンサルティングが業務の大半を占める企業も存在しています。

代表的な企業:野村総合研究所、三菱総合研究所、日本総合研究所
【5】業界・業務特化型コンサルティングファーム

特定の業界や事業領域に特化したサービスを提供するコンサルティングファームです。

代表的な企業:マーサージャパン、リンクアンドモチベーション

各ファームの業務領域の違いをまとめると、大まかに以下の表のようになります。

実際には「シンクタンクが戦略コンサルタント部隊を保有している」「戦略コンサルティングファームが実行支援の領域に進出している」など、各ファームの違いはここまで明確化されていません。あくまでも業界の傾向を把握するための参考としてご活用ください。

コンサルティング業界に求められる素養

次にコンサルティングファームに求められる素養を紹介していきます。

コンサルティングファームが求める人材像を理解することで、自己PRでアピールすべき強みを考える際や、コンサルティング業界ならではの志望動機を作成する上での参考にしていていだければと思います。

論理的思考力

あらゆる企業がクライアントとなり得るコンサルタントの仕事では、長きに渡りその業界で働いてきた専門家に対して外部の立場からアドバイスをすることが求められます。

そのようなクライアントの悩みに対して、コンサルタントが単なる知識の提供で顧客の悩みを解消することは非常に難しいです。

クライアントである企業も、自社だけでは気づけなかった客観的な視点から解決策を提案して貰えることを期待してコンサルティングファームを利用しています。

だからこそ、これまで行われてきたビジネスに対して「本当にそれが最適なのか?」と疑いながら顧客の課題の本質を把握し、情報を整理しながら解決策を導き出す思考力が求められます。

コンサルティングファームの選考フローに、ケース面接やグループディスカッションが課されることが多いのもこのためです。

コミュニケーション能力

どんなに優れた提案であったとしてもクライアントが実行に移さなければ意味がありません。コンサルタントの仕事でもクライアントから人として信頼され、好かれるためのコミュニケーション能力が求められます。

特にパートナーのような上級職では案件の獲得が業務に含まれてくるため、コミュニケーション能力の重要性は昇進するにつれて増していくと言えます。

また、コンサルタントはチームとしてプロジェクトに取り組みます。専門性やバックグラウンドが異なる様々なメンバーと力を合わせながら、共通の目標の実現に取り組む上でもコミュニケーション能力は必要となります。

粘り強さ

一般的にコンサルティングファームの業務は激務と言われることが多いです。

近年では業務時間の削減などの「働き方改革」に取り組むファームも増えつつありますが、経営者や役員などのレベルの高い要求に答えるためには膨大なリサーチ・資料の分析・プレゼンテーションの作成といった地道な業務が求められます。

また、そのような環境で常に成果を出し続けなければならないという精神的なプレッシャーも非常に大きいです。

そのため、コンサルタントには長時間の労働にも耐えうるだけの体力があり、プレッシャーのかかった場面でも仕事を投げ出さないプロ意識の高さも併せ持った人材が求められていると言えます。

コンサルティング業界の志望動機

ここからは、コンサルティング業界の志望動機を考えていきます。

一般的に志望動機を作成する方法としては、「成し遂げたいことに基づいて書く方法」「自身の適性に基づいて書く方法」の2つのアプローチが存在しています。

どちらの場合も、「自身の夢や向いていることが自身の経験に根ざしているか?」が一番の差別化のポイントであり、評価が分かれ道であると言えます。

【成し遂げたいことに基づいて書く方法】
① 成し遂げたいこと
② きっかけとなる経験
③ 企業選びのポイント
④ 他に受けている業界とその業界ではダメな理由
⑤ 具体的に取り組みたい仕事
⑥ 業界の中でもその企業の理由

参考:就活の選考で評価される志望動機の書き方|内定者回答付き
【自身の適性に基づいて書く方法】
① 自分自身が向いてること
② 向いてることの具体的な経験
③ 向いていることを活かして志望業界で取り組みたい仕事
④ 他に受けている業界と他業界ではダメな理由
⑤ 業界の中でもなぜ当社か

参考:【就活生必読】志望動機が特になくても書けるフレームワークとは?

前者の場合は未来志向な理由となりますので、明確にやりたいことやビジョンをお持ちの方におすすめのフレームワークです。

もし、まだ将来のビジョンをお持ちでない方は、志望動機のフレームワークとしてはまだ不要ですが、選考が進む中でや、就職活動を進める中で必ず必要になってくるので、この機会に考えてみて下さい。

次に後者の場合は、明確に自分の強みを理解している方におすすめのフレームワークとなります。

自身の強みというものがよくわからない、という方は以下の記事もご参考ください。

上記いずれも、方法が違うだけで良し悪しは無く、ビジョンで語るのか強みで語るのか、自分が最も説得力を持って伝えることができる方を選択してください。

ただし、いずれの二つにも共通しているのは、伝えたいことが何であれ、それが過去のどのような経験によって生まれ認識したものなのか、また何故それは他業界や同業他社ではだめなのかを伝える必要があります。

過去の経験を語ることで、強みの再現性ややりたいことへのモチベーションを伝えることができ、他社との比較を加えることで志望度の高さを伝えることができます。ですので、志望動機としていずれも欠かせぬポイントです。

それぞれの方法について、より詳細に知りたい方は「就活の選考で評価される志望動機の書き方|内定者回答付き」「【就活生必読】志望動機が特になくても書けるフレームワークとは?」をそれぞれご覧ください。各フレームワークを使用した大手企業内定者の回答例を基に、解説をしています。

 

さて、ここからはコンサルティング業界内定者に多い志望理由をいくつか紹介していきます。

自分の強みやビジョンを見つける参考に、是非続けてお読みください。

成長スピードが速い

コンサルタントの仕事では、難易度の高いプロジェクトに対して短期間で成果を出すことが求められます。そのため、若手のうちから情報の収集・分析・資料作成などの定型的なタスクを繰り返し行うことになります。

また、若手のうちから事業会社の役員・管理職クラスのクライアントと対峙できることもコンサルティング業界の醍醐味です。

他の業界であればなかなか議論する機会ができないような相手に自らの提案を納得してもらうためには、プレゼンテーションのスキルも高めなければなりません。

このようにコンサルタントの仕事では、短期間で汎用性の高い様々なスキルを身につけることができます

グローバルな働き方ができる

こちらは、留学などの長期間の海外経験がある学生に多い志望動機です。

特に外資系のコンサルティングファームでは、海外のオフィスと連携が求められるグローバルプロジェクトなど、様々な国籍・文化・価値観を持った相手と接する機会が豊富にあります。

他国に拠点を持たない日系のコンサルティングファームでも、「日本企業の海外市場への進出支援」を目的としたグローバルなプロジェクトにアサインされる機会が増加しています。

考えることが好き 

コンサルタントに求められる思考力の高さを全面に押し出した回答です。

コンサルタントの仕事では、クライアントの成長を実現するために企業の課題を発見し、解決策を作り出す思考力が求められます。現時点での思考力の高さだけでなく、「考えることが好きだ」という業務に対する意欲の高さも重要な要素となります。

こちらの志望動機は、サークル活動でもアルバイトでも、なにかしらの目標を達成するために努力した経験のある学生であれば作りやすいのではないでしょうか。

コンサルティング業界の志望動機

【参考】マッキンゼー・アンド・カンパニー内定者の志望動機

コンサルタントになりたいと思う理由についてご記入ください。(100字以内)

私は「日本を世界一の国にする」という夢があり、社会の国際的競争力向上に貢献する職を希望しており、コンサルタントは企業の経営改善等を通し社会全体にインパクトを与えるため理想の仕事だと考え志望しています。
グループが変化する瞬間に興味があるからだ。私はクラブ活動で自らが主体的に行動する事でチームとして個人を超えたエネルギーを発する瞬間を感じてきた。社会においてさらに大きなインパクトを企業に与えたい。

マッキンゼーに入りたいと思う理由についてご記入ください。(100字以内)

最高レベルの環境で自分を徹底的に磨けると考えるからである。その上で社会に与える事ができるインパクトの大きさや金銭的な対価を考えてもこれ以上魅力的な環境は無いと考えている

マッキンゼーを始めとした戦略コンサルタントは筆記試験で多くの学生を落としているため、ESの内容で合否を決めることはほとんどありません。面接時に話すネタの「頭出し」としての意味合いが強いようです。そのため「結論ファーストな分かりやすい文章であるか」「文章の論理構成に矛盾はないか」といった基本的な部分を心がけていれば問題ないと思われます。

正直なところ、100文字に満たないESの内容だけで学生の優劣を判断することは非常に難しいです。どの志望動機にもいくらでも深掘りの余地があります。しかし、どの回答もコンサルタントの業務内容に対する一定の理解は感じられます。

「コンサルタントは企業の経営改善等を通し社会全体にインパクトを与える」や「社会に与える事ができるインパクトの大きさや金銭的な対価を考えてもこれ以上魅力的な環境は無い」など、コンサルティング業界・マッキンゼーのどこに魅力を感じたのかについての最低限の説明はできています。あとは、面接でコンサルタントとしての適性や自分の個性をどれだけ伝えられるかの勝負でしょう。

【参考】アクセンチュア内定者の志望動機

コンサルタントを志望する理由と、アクセンチュアで何を実現したいかをご記入ください。(全角800文字以内)

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アクセンチュアで実現したいことを含め、アクセンチュアの志望理由をご記入ください。(400-600字)

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アクセンチュアで実現したいことは何ですか。志望理由をご記入ください。(400-600字)

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プライスウォーターハウスクーパース内定者の志望動機

当社のコンサルタント職を志望する理由を教えてください。(300字以内)

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野村総合研究所内定者の志望動機

このキャリアフィールドで実現したい事、及び実現する場としてNRIを志望する理由(500文字)

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シグマクシス内定者の志望動機

あなたがなりたいと思い描いている5年後10年後のご自身の姿はどのようなものか?(400文字)

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上記を実現するにあたりコンサルタント、特にシグマクシスを志望する理由は?(400文字)

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最後に

一般的にコンサルティング業界には、筆記試験やグループディスカッションで多くの学生をふるい落とす企業が多いため、ESの段階では志望動機があまり重視されないことが多いです。

しかしながら、志望動機の重要度は選考が進むにつれて増していきます。他の業界と同じように、面接では「なぜコンサルタントを志望するのか?」「その中でなぜ弊社を志望するのか?」について深掘りした質問がされることも多いです。

実際にケース面接対策ばかりに時間を使ってしまい、「なぜコンサルタントを志望するのか?」という質問に答えられずにつまづいてしまう学生も多いです。

そのような事態に陥らないためにも、志望動機は早めに作成することをおすすめします。

コンサルティング業界の選考対策をしたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

参考:【コンサル志望必見!】ケース面接対策に読むべき本5冊

コンサルティングファームに求められる論理的思考力(ロジカルシンキング)のトレーニングとなる本を紹介した記事です。これらの本を読むことはケース面接対策になることはもちろん、面接官とのコミュニケーションを円滑にする上で大切な思考法についても学ぶこともできます。
参考:関関同立から外資コンサルを受ける際の3つの関門と対処法

私大文系学部出身の学生が、コンサルティング業界の選考を受ける際に行ったテクニックについて紹介した記事です。コンサルティング業界に興味はあけれども、選考に不安を抱えている方はぜひお読みください。
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