社会と触れ合う第一歩に!アットホームで熱い職員に聞く、北陸学院大学流就職支援
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最終更新日:2024年11月29日
北陸学院大学教学・学生支援センター学生支援係の職員の方に就職支援の取り組み内容についてお話を伺いました。
・北陸学院大学に通っていて教学・学生支援センター学生支援係の実績や取り組みを知りたい学生
・受験する大学を探している高校生
- 本記事の構成
- 北陸学院大学教学・学生支援センター学生支援係とは
- 「とにかく、学生一人ひとりの力になりたい!」学生支援係の熱い想い
- 万全な寄り添い体制で県内・県外就職を全力サポート
- ニーズに合わせた就職支援の賜物|2023年度就職率100%
- 低学年から社会に触れる機会を提供したい
- 高校生に伝えたい。「圧倒的に近い距離からサポートします!」
- 「食わず嫌いにならないで」学生に向けたメッセージ
- 取材後記
北陸学院大学教学・学生支援センター学生支援係とは
取材した方のプロフィール
教学・学生支援センター学生支援係課長。
教学・学生支援センター学生支援係主任。
北陸学院大学とはどんな大学?
石川県金沢市にキャンパスを構えています。
1885年(明治18年)キリスト教信仰に基づく女子教育を目的に創設されました。2008年から大学が創設され、男女共学になりました。
教育学部(幼児教育学科・初等中等教育学科)・健康科学部(栄養学科)・社会学部(社会学科)の3学部4学科で構成され、2025年に設立140年を迎える歴史の深い大学です。地域からは「ミッション」と呼ばれ親しまれています。
教学・学生支援センター学生支援係とは?
学生の進路、就職などのサポートに留まらず、学生生活全般を担当しており、学生の皆さんが充実した大学生活を送るために全力で応援するチームです。
「とにかく、学生一人ひとりの力になりたい!」学生支援係の熱い想い
学生支援係の目指す姿
学生支援係はどのようなことを目的としている部署ですか。
平岡さん:入学した学生たちに安心した学生生活を送ってもらえるようにサポートすること。また将来のキャリアプランを学生自身が考えられるようにサポートする部署だと思っています。
就職した後もなりたい姿を思い描けるように
実際に学生と接するときどのような想いで接していますか。
平岡さん:この大学を選んでくれたという感謝の想いで、とにかく力になりたいと思いながら接しています。学生一人ひとりに「ちゃんと見てもらえているんだ」と、思ってもらえるようにこれからも接していきたいと思いますね。
学生からしたらそのような想いをもって接していただけるのはありがたいですね。
山口さん:まずは、安心して大学生活を満喫してほしいなって思っています。自分がそうであったように大学生活を楽しむことがすごく大切だと思いますね。「学び」も「遊び」も振り返った時に大学生活が一番充実していた!と思ってもらいたいです。
その中で、我々は学生が思い描いたキャリアプランをしっかりと実現できるようにサポートしたいと思っています。就職して終わりではなく、就職した後を含めて、自身の将来のなりたい姿を思い描けるような学生に成長してほしいと思ってアドバイスを送っています。
万全な寄り添い体制で県内・県外就職を全力サポート
キャリア形成スケジュール
(北陸学院大学HPより拝借)
就職支援の特徴
県内就職者数及び県内就職率の現状
学生支援係ではどのような方向性で就職支援を行っているのでしょうか?
山口さん:本学の特徴は、県内出身者の割合が全体で89%と非常に高い!ことです。しかも、73%くらいの学生が県内で就職しますので、地元志向が強い学生のニーズにこたえるために、石川県と協定を結んで、県内定着に向けて学生をサポートしています。
高い県内定着率が特徴なんですね!
山口さん:石川県と協定を結んでいるだけではなくて、お隣の福井県とも協定を結んでいたりするんですよ。県外での就職を目指す学生へのサポートもしっかりと整えていくことで、全ての学生のニーズにこたえるようにしています。就職全般に関するスキルや最新の就活情報をタイムリーに提供できる環境を整えることで、様々な業界・業種、大手企業から地元企業まで就職を希望する学生を応援していこうと思っています。
様々な就職支援取り組み
実際に北陸学院大学の特徴的な取り組みについて、いくつかお話していただいたので以下に紹介します。
「石川で働く!」魅力を伝える交流会
・実施時期
10月、11月
・概要
身近な社会人である卒業生が在学生に対して、自社の紹介や仕事のやりがい、県内で働く魅力を伝える。
採用担当者と語る会
・実施時期
12月
・概要
石川県内に就職した卒業生や石川県内の企業の採用担当者を招き、業界ごとにどのような学生を求めているのかを伝える。
地元管理栄養士「やりがい/魅力」発見講座
・実施時期
11月(毎週)
・対象
健康科学部(栄養学科)
・概要
栄養士として働く方を招いた授業。管理栄養士の業界研究や、様々な業界における管理栄養士がどのように働き、どのような役割を持っていて働いているかを伝える。
キャンパス内のデジタルサイネージ
・概要
県内企業の情報や、県内企業就職情報の伝達を目的としてキャンパス内に設置。石川県内の企業のインターンシップや求人情報や、様々なセミナーの周知を行う。
「絶対にこれだけは利用してほしい」学生支援係オススメな取り組み
学生にこれまで評判の良かった取り組みは何でしょうか?
平岡さん:昨年度12月に開催した就活準備講座ですね。参加した学生は早期に就職が決まったり、県外や県内有名企業への内定につながっていました。実施後のアンケートでは、学生のほぼ全員が大満足だと回答していました。
・学生支援係をもっともっと頼っていこうと思った。
・自分では良いと思っていた強みよりも、もっといいものを見つけれたし、もっといい言い方も知れたので生かしていきたいです。
・自分での気付きが得られたことと、客観的に相手にみてもらい意見をもらうことで就活の一つのやる気になりました。
・三大質問の構成やグループディスカッションの進め方など、初めて聞く内容ばかりで大変参考になった。1 日の内容がぎっしりで、大変だったが参加してよかった。
すごい!!一人ひとりに向き合った支援が、高い満足度につながっているんですね。就職支援全体の満足度はどうなのでしょう?
山口さん:2023年度卒業生を対象にした学生生活調査の結果では、大学全体の就職指導満足度が70%を超えています。その中で、私たち学生支援係の利用満足度は、よく利用しているという学生で100%、ときどき利用しているという学生で93%が満足とこたえてくれえいます。これは我々にとってうれしい数字です。
特に学生支援係を利用している人の満足度が非常に高いんですね!学生がまだ認知していなかったり、これを使わないともったいない!という取り組みはありますか?
山口さん:たくさん取り組みはありますが、就活成功の一番の近道は、学生支援係を使い倒すことだと思っています。学生支援係に来て、就活相談、エントリーシート添削、面接練習…なんでもいいので迷ったら相談に来ることだと思っています。
実は学生支援係って、就職活動だけではなくて学生生活全般を支援しているんです。小規模な大学ならではなんですけど、大学1年生の頃から学生支援係の職員が個別面談を行っていて、就活から学生生活まで何でも話す機会を設けています。
それもあって、大体学生の顔と名前が一致しているんですよ。だからお互いいつでも気軽に声掛けができる、その距離の近さが一番の特徴だと思っています。我々は学生が窓口に来てくれるのをいつでも楽しみに待っています。
ニーズに合わせた就職支援の賜物|2023年度就職率100%
2023年度卒業生実績
(北陸学院大学HPより拝借)
就職支援実績
就職支援実績についてお聞かせいただけますか。
山口さん:2023年度の就職率はなんと100%です。本学の特徴である一人ひとりのニーズにあわせた就職支援が、結果として高い就職率につなげられていると思います。
低学年から社会に触れる機会を提供したい
就活全般に役立つ基礎力をつける!|2daysの就職セミナー
本年度内でどのような就職支援活動を予定しているのかを教えてください。
平岡さん:本学では「キャリアデザイン」という授業を設置していますので、年間を通じて自身のキャリアを考える機会を設けています。併せて学生支援主催のイベントを開催しています。
前期では自己分析やグループワークの講座を行い、就職活動が本格化する後期には全学科の3年生対象にキャリアガイダンス、OBOG交流会、就職準備講座や採用担当者と語る会、2daysの就職セミナーを開催します。このような講座を開催し、就職への意欲を高めていきます。
2日間をかけてどのような就活セミナーを行うのかが気になります!
平岡さん:前段で行う、就職準備講座では学生が最強のエントリーシート、履歴書を作成できるように講座を行います。それを受けて、2dayではグループディスカッション、面接マナー、実践的な面接練習に取り組み、目の前に迫った選考に向け、万全の準備が整う講座となります。
中長期的にはどのような就職支援を行っていくのでしょうか?
山口さん:一人ひとりにあったキャリア支援を推し進めていきます。あわせて学生自身が主体的に自分のキャリアを考えられるようにしたいですね。そのために低学年の早い時期から社会と触れ合う場面を作っていくと同時に、これまで以上に学生とのキャリアに関するコミュニケーション機会を増やしていきたいと考えています。
引き続き地域社会や企業から「やっぱりミッションの学生いいネ!」と言われるような人材を一人でも多く輩出できるようチャレンジしていかなければとならないと思います。
高校生に伝えたい。「圧倒的に近い距離からサポートします!」
北陸学院大学の親身なキャリア支援
高校生やその保護者向けに何か伝えたい内容はございますでしょうか?
山口さん:何よりも教職員と学生の距離が近くて、なんでも相談できる環境があることが本学の魅力です。そして保護者の皆様との連携を含めて、一人ひとりに向き合ったサポートが出来ることが一番の強みです。これからの就職活動は、更に多様化、早期化など複雑になることが予想されます。我々は学生・保護者・教職員が一体となって、入学から卒業まで一貫した進路・就職支援を行っています。多彩な講座、密なコミュニケーションを通じて学生の「自分未来」実現を応援していきます。
保護者に向けて行っている取り組みはあるのでしょうか?
平岡さん:保護者向けとしては、年に1回保護者が集まる後援会を行っています。そこでは、大学の学び・就職状況・就活市場についてお伝えした上で、本学での就職支援について説明をしています。学生の就職活動が上手くいくよう、保護者とも連携してサポートする体制を整えています。
高校生に向けて学習支援係から最後に一言
高校生に向けて最後に一言お願いします!
山口さん:何よりも教職員と学生の距離が近くて、なんでも相談できる環境があることが本学の魅力です。私たち学生支援係でも一人ひとりに寄り添う就職支援をモットーにきめ細やかな指導を行っています。
学生の皆さんが納得できる進路を選択できるよう学生支援係を中心に教職員全員が全力でサポートします。一度オープンキャンパスにお越しいただくと、本学のアットホームさや教職員と学生のよい関係性が伝わると思いますので、ぜひ足を運んでいただけたらと思います。
「食わず嫌いにならないで」学生に向けたメッセージ
最後に学生に向けてメッセージをお願いします!
山口さん:とにかく「学生支援係に来てみて!」ってことですね。学生から見たら固いイメージがあるかもしれないんですけど、実はフレンドリーで温かい人が多いし、親身になって相談に乗ってくれます。食わず嫌いはもったいない、難しく考えずに気軽に足を運んでほしいです。
学生の中には社会人と話すことを躊躇する人もいるかもしれませんが、その第一歩を踏み出せるのが学生支援係なのかもしれません。社会を経験する最初の入り口が学生支援係だと捉えて利用してもらうのもいいかと思います。私たちは皆さんのこれからの挑戦のサポートをしたいと思っています。充実した学生生活、満足できる就職活動を一緒に実現するために、皆さんが学生支援係に来てくれることを心よりお待ちしています。
取材後記
山の中の静かな環境でノンチャイムの授業を行っている北陸学院大学。学校の規模が大きすぎないからこそ、職員と学生の距離が近く、アットホームな校風であることが分かりました。
一人ひとりに寄り添った親身な就職支援を。こんな熱い想いを持った職員の方々は、きっと学生の悩みに寄り添ってくれるはずです。是非、学生支援係に気軽に足を運び、進路選択や選考対策における悩みの解決に役立てていただけたらと思います。
北陸学院大学教学・学生支援センター学生支援係についての詳細は以下のリンクから確認ください。
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