三菱地所の本選考ES 164 件

【内定】エントリーシート 三菱地所 卒 Q ♦ 1. 学生時代の中で最もがんばったこと、あるいは最もうれしかったことは何ですか?(200文字以上400文字以内) ⇒学生時代には色々な過ごし方があり、様々な経験を通じて成長を積み重ねてこられていると思います。○○様がどのようなことに興味・関心を持って、どのような状況で、どのようなことを考えて主体的に行動してきたのか、ご自身の経験談をもとにまとめて下さい。
A 【高校野球部の学生コーチ】 自分を成長させてくれた高校野球部に何かできないかと考えた結果、コーチとして野球部に携わった。学生コーチは前例がなかったがチームのためにできることを自身の経験から模索した。チームとして強くなることはもちろん、そのためにできることは選手とコーチとで異なってくるのは当然であり、私はコーチとしてチームが強くなるための環境づくりを目指した。ラグビー部と共用だった練習場もラグビー部と一緒になって学校に働きかけ続け、ついにはラグビー部用の新しいグラウンドが完成し、お互い危険を気にせず練習に打ち込めるようになった。今では甲子園常連校となった姉妹校の練習を見学し、自分のチームに必要な練習方法を取り入れたりもした。選手の努力が実を結び昨秋ついに選抜甲子園21世紀枠埼玉代表校に選ばれた時には感動した。OBをはじめ学校の先生方や関係者の方の慶ぶ姿に最高に感動した。
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三菱地所のインターンES 77 件

インターンエントリーシート 三菱地所 2017卒 女性 Q あなたが学生生活において、主体となって取り組んだ経験について、 その結果どのような変化があったかを含めて、具体的に教えて下さい。(500字以内)
A 私が主体となって取り組んだ経験は留学先で日本企業の海外進出のサポートを行ったことで、その結果今までの考えや得意不得意に固執せず新たなやり方を取り入れることができるようになりました。 私は留学中に東北企業5社の商品を輸入販売し、現地で販売契約をしてくださるお店を探しました。私はこれまで自力でやりきることにこだわり、周りに自分の考えを伝え協力してもらう経験が多くありませんでした。そのため最初は商品について知って貰ったり、周りの意見を取り入れたりすることに苦労しました。しかし海外という新しい環境で自分ができることが限られていることを自覚し、目標をより良い結果で達成するために今までの考え方を改める必要があると気付きました。それをきっかけに周囲に考えを伝え、意見を取り入れたり協力してもらったりすることを意識するようになりました。その結果現地でビジネスを行う方や友人に協力してもらい、2つのイベントで商品を販売し2万円の利益を得て、現地の店舗と長期販売の契約を取るという目標を達成しました。 この経験から私はより良い結果を生むためには自分の取り組みや考えを周りに発信し、意見を取り入れることが大切であると学びました。
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インターンエントリーシート(総合職) 三菱地所 2017卒 男性 Q あなたが学生時代にした最大のチャレンジは何ですか。 500文字以下
A 米国の大学サッカー部に所属し、価値観の相違を乗り越えて周囲を巻き込み、全豪大会出場に貢献した経験が挙げられる。私は留学中に勉学以外の領域でも挑戦を重ねたいと考えていた。そこで、高校時代の部活動経験を生かすことができるサッカー部へと入部した。しかし、創部以来初の日本人部員かつ交換留学生という立場も相俟って、当初は部外者扱いされる状況が続いていた。そこで、実力と信頼を高める為に私は2つの策を実行した。第一に、部員の誰かを誘って1時間の自主練習を週5日欠かさず行った。この練習によって基礎技術の向上に加え、自らの熱意を周りへ伝えることができた。第二に、失点が多かったチームの為に、日本式の組織的な守備練習を提案した。最初は聞き入れられなかったが、練習試合のビデオを撮影し、それを元に守備的課題を論理的かつ粘り強く説明することで改善の必要性を認識させたことで、自らの提案した練習が取り入れられ、結果的に守備力が向上した。その結果、部内からの信頼とメンバー入りを勝ち取り、9年ぶりの全米大会出場に貢献できた。この経験から価値観の異なる人々を巻き込んで成果を出す為には、主体的な行動と論理性が大切だと学んだ。
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インターンエントリーシート 三菱地所 2017卒 男性 Q 学生生活において主体となって取り組んだ経験について、その結果どのような変化があったかを含めて、具体的に教えてください (500文字以内)
A 3ヶ月間の海外インターンにおいて、インドネシアの学生と日系企業をマッチングさせる新卒採用イベントを主導した。全参画企業が採用予定人数分の学生を確保することを目標として学生の集客を行う中、企業の求める人物像が国立トップ3大学の日本語話者のみと基準が高すぎるが故に、集客が予定したペースを大幅に下回るという困難に直面した。この状況が続けば参画企業、自社の双方が不利益を被るとの危機感から、妥協点を探る必要性を感じ思慮を重ねた。そこで、現地の私立大も日本語学科を有しているとの情報を入手し、新たに私立トップ5大学の日本語話者も対象とすべきだと考えた。そして、相手を説得し得るだけのデータを用意した上で企業に打診したところ、承諾を受けることが出来た。従来のやり方に捉われず、集客の対象となる範囲に変化を起こしたことで、その後集客は順調に進んだ。最終的に目標として掲げていた全参画企業の採用予定人数分のマッチングを実現し、自社と参画企業の間にウィンウィンな関係が構築され、イベントは成功を収めた。この経験を通じ困難な状況下にあっても、思慮を重ね最適解を導き出す柔軟性、及び忍耐力を身につけた。
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三菱地所の本選考レポート 11 件

三菱地所のインターンレポート 6 件

三菱地所の内定者インタビュー 1 件

三菱地所の就活テクニック 10件

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三菱地所のコラム 1件

三菱地所の内定者ES解説!選考通過のエントリーシートの共通項 三菱地所の内定者ES解説!選考通過のエントリーシートの共通項 三菱地所の本選考ES一覧はこちら前回の解説では、不動産など思い入れの持ちにくい製品を扱う企業における志望動機の無理矢理ではない書き方について説明しました。無理矢理に製品に対する興味を語ろうとすると、内容的にもちぐはぐで共感を得にくくなると考えています。それよりは今回の通過者もそうですが、自分自身の経験に結びつけて語る方がよっぽど無理なく志望動機を説明できるでしょう。なお、今回のエントリーシートはこちらの内定者のものになります。もっと多くの通過者エントリーシートを見たい人は、こちらを参考にしてください。三菱地所のES・選考レポート一覧本記事のコンテンツ・一つ目の設問・二つ目の設問・三つ目の設問・最後に一つ目の設問あなたが学生時代にした最大のチャレンジは何ですか。300字以上500字以内所属する学生団体において、組織の代表として新規事業立ち上げを成し遂げた。団体は12年前の設立以来、新潟県の中山間地域にて高齢者を対象にした活性化活動を行っていたが、年々活動が縮小し、団体が地域に価値を提供できない状況が続いていた。それを打開するため、私は新たな側面からの活性化活動を行う方針を内外に示し、まずは持ち前の人懐っこさを活かし、多くの人と信頼関係を築きながら、地域の新たな活性化ニーズを探った。すると、地域の未来を担う子供たちの進学先の単一化や進学率の低下が課題として存在することが分かった。そこで私たちは「子供たちの視野を広げる」という目標のもと、現地の行政や企業を巻き込み、小中高校生対象の教育支援事業を立ち上げた。多くの利害関係者と共に計画を進めたため、複雑な交渉や調整といった困難があったが、私は絶対に諦めない姿勢でメンバーを率いて、実施にこぎつけた。その結果、実際に参加した子供たちの学力や進学率の向上といった成果が得られ、地域の未来を活性化する礎を築くことができた。また私はこの経験から、難題であっても様々な人と協力し、一貫して取り組むことによって、達成へと導けることを学んだ。新規事業を立ち上げ、利害関係者との交渉、調整を通じて実現にこぎつけたとのことで、ディベロッパーに求められる能力があることは、示すことができていると言えます。一方、利害が異なる関係者との交渉でどのような方法を取ったのかなど、具体的に意識して行なったことが明らかにできていない点が残念です。面接官は入社後に同じような困難に直面しても乗り越えることができる人材なのかを、「どのようにして信頼関係を築いたのか」「交渉や調整をどのように行なったのか」と尋ねることで知りたいと考えています。二つ目の設問あなたが大切にしている信念は何ですか。それを培ってきた経験をふまえて教えてください。300文字以上500文字以下私は決して諦めないことを自らの信条にしている。それが最も培われたのは学生時代に経験したプロフットサルクラブの広報部門でのインターンである。高い目標を持った活動がしたいと考えていた私は、「フットサル日本一」というビジョンに惹かれ、大学1年次にクラブに参加した。しかし、当時はスポーツビジネスに関する知識が無く、思った以上に何もクラブに貢献できない日々が続いた。私はそこで諦めず、徹底的に興業スポーツに関する勉強をした。書籍や雑誌での知識入手はもちろん、実際に様々なスポーツの試合に足を運び、時には関係者に話を聞くことで、広報やプロモーションの成功例を学んで知識をつけていった。すると、次第にクラブにおいても重要な役割を任されるようになり、次年度には主催試合における広報企画の責任者を担うことになった。責任ある立場になった私は、前年度比の観客動員数を上げることを年間目標に掲げ、これまでクラブで行われていなかった顧客調査を行い、その結果に応じた企画を周囲と共に実施した。その過程では様々な困難があったが、粘り強く取り組んだ結果、クラブは過去最高の年間観客数を達成し、目指す日本一に一歩近づくことができた。この設問では、大切にしている信念を経験に結びつけて答えられているため良いと思います。ただし経験から考えると、「決して諦めない」より「様々な観点からの考えを大切にする」など、もっと違う信念を懐きそうだと思えてしまうことは残念です。三つ目の設問あなたは三菱地所でどのような仕事をし、何を成し遂げたいですか。そのように考える理由も併せて教えてください。300文字以上500文字以下私は大丸有に「学び」という要素を加え、これまで活躍してきた企業OBと、これから活躍する現役世代が共に学び合う街をつくることで、幅広い世代が集い、交流できるビジネス街を構築したい。明治時代からこれまで、大丸有は社会のニーズに即して進化を続け、その姿は今や単なるオフィス街ではなく、様々な人を楽しませる複合ビジネス街である。こうして常に変わり続ける大丸有エリアにおいて、私はこれまでに培ってきた一貫して物事に取り組む力を活かし、社会のニーズに応える難易度の高い仕事がしたい。学生時代に社会人の先輩方と多くかかわる機会を得た私は、シニア世代の方々が持つ知識や経験の深さを知ると同時に、社会がそれらを活かせていない現状を知った。そして、その活用がうまくできれば、未来の日本はもっと面白くなると確信した。それゆえ、私は大丸有において幅広い世代が学び合う生涯学習の場を築くことで、エリアの資産である企業OBの知見を次世代に受け継ぐ環境をつくりたい。シニア世代にとっては新たな活躍の場所を、現役世代にとっては貴重な学びの場を生みだすことで、多世代が共に生きる未来の社会のニーズに応える街づくりができると考えている。自分自身の経験から三菱地所でやりたいことを語ることができているのは良いと思います。もっと具体的に出来ないか、具体的にどのような街が「幅広い世代が交流できる町」として機能しているか話すことができると志望度の高さを伝えることができると思います。最後に今回の通過者については少し厳しめに書きました。特に「幅広い世代が交流できる街」というこのESの根幹部分をなしている内容に具体性が欠けてしまっているため、共感を得にくいように感じました。上記でも書いている通り、ある程度の具体例などわからない人にとってもイメージしやすくするというのは仕事においても求められるでしょう。就活をしている時には自分で考えて完結させてしまったコンセプトに酔ってしまい、上記のようなESになってしまうことがよくあります。学生時代頑張ったことや求める人材に対する理解は十分だった分、少しもったいなさを感じる内容だったと言えます。エントリーシートについては、内定者のいい部分だけでなく悪い部分というものからも学んでほしいと思います。三菱地所の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから 28,451 views
三菱地所のインターンのESで書くべき内容|インターン徹底攻略 三菱地所のインターンのESで書くべき内容|インターン徹底攻略 三菱地所のインターンES一覧はこちら不動産ディベロッパーでは2強と認識されている三菱地所・三井不動産。採用数が20〜30人程度と少なく、一時期は、説明会や社員訪問した人からしかエントリーシートは受け取れないなど、選考の前段階からハードルを設けていました。この記事では、三井不動産と並んで、国内有数のディベロッパーに数えられる「三菱地所」について、企業概要からインターンの選考、ESの内容まで幅広く紹介していきたいと思います。是非参考にしてみてください。三菱地所とは三菱地所は1937年に設立された、財閥系の大手不動産会社です。総合ディベロッパーとして、ビルや住宅、アウトレットなど幅広い建築物の設計に携わっており、国外でもニューヨークやシンガポールなどに拠点を構えています。特にオフィス賃貸部門における収益では、同じく総合ディベロッパーの三井不動産を大きく引き離しており、同社の強みであると言えるでしょう。ちなみに、就活期間中に足繁く通うことになるであろう東京駅周辺の新丸ビルや、横浜のマークイズみなとみらいなども、同社の象徴的な建造物です。三菱地所と三井不動産の比較に関しては、以下の記事も参考にしてみてください。参考:→総合デベロッパーである2トップである、三菱地所と三井不動産の強み・社風・選考方法の違いを徹底的に比較しました。業界研究・企業研究にご活用ください。ここからは、そんな三菱地所に求められていると思われる人材像を、を参照しながら考えていきましょう。三菱地所は、人を想う人がいる会社です。その意味では、「人を、想う力。街を、想う力」というブランドスローガンはまさにそのとおりだと思います。もちろん、この「人」とは、お客様であり、またともに働く仲間でもあります。私たちの仕事の舞台は街であり、そこで働く人、暮らす人に深く関わる仕事です。当然、社会的な責任は重く、その信頼に応えていく「誠実さ」も三菱地所の風土のひとつです。〈中略〉私たちを取り巻く環境は日々進化しており、今、また三菱地所が継承してきたチャレンジスピリットを発揮し、新たな変革が必要な時期であるとも私は感じています。その原動力となるこれからの若い人たちには、変革の担い手となる斬新な発想と、それを実現していく強靱な意志が必要です。また、将来「こんなまちづくりに挑んでみたい」といった自分なりの想いも大切だと思います。引用:三菱地所新卒採用ホームページ『採用担当からのメッセージ』三菱地所は不動産会社として、「一つの街を作る」という使命を負っているように感じられます。そのためには、街で暮らす人や働く人のこと、現在だけでなく未来のことも考えながら、仕事をすることが求められています。また時には、地主やテナントなどと利害関係を巡って議論することもあるでしょうが、彼らを巻き込みながら、街づくりという一つのゴールを達成する推進力が必要になるでしょう。こうした点を踏まえると、三菱地所では特に「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行までを行える」、「4.価値観や立場を異なる人と協力して成果をあげることができる」、「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」ことが求められると言えるでしょう。インターンの概要ここからは、昨年度に三菱地所に参加した学生の声を参考にしながら、同社のインターンに関してまとめていきたいと思います。参考にしてみてください。①選考フローエントリーシート(締切後約一週間でメールで連絡)↓一次面接(二日後にメール連絡)↓二次面接(6日後にメール連絡でインターン参加決定)引用:三菱地所インターン情報2度の面接を経て、インターンに参加することができるようです。②内容ここでは、三菱地所のインターンを具体的に紹介していきたいと思います。インターンの形式としては、10月から週に1日ずつ、計5回に渡って行われたようです。1日で集まるのも数時間ほどで、そこで与えられた課題を一週間かけてグループで詰め、次の週に社員の方と共有・フィードバックをもらい、また課題を与えられるという形式だったようです。各グループにはメンターが3人ほど付くようです。また最終日のプレゼン後には、社内で打ち上げが開催され、社員の方と触れ合う機会が用意されています。ここではその内容に関して、1日ごとに紹介していきたいと思います。初日は、チームのアイスブレイクとディベロッパーの事業説明を聞いた後、自社ビルの見学や会社のビジョンを聞くなど、会社説明のような意味合いが強いと思われます。2日目はチーム別で行動し、建物見学や社員の方々を含めたディスカッションを行い、テーマに対するイメージを膨らませる1日となっているようです。3日目はインターン生全員で丸の内の見学を行い、三菱地所の事業について学んだ後、会議室でディスカッション、4日目は作成したパワーポイントを基に社員の方と議論し、最終プレゼンに向けて細部を詰めたようです。最終日は人事担当者、部長クラスの人たちに向けてプレゼンを行い打ち上げ、という流れとなっています。基本的にはインターンで内定は出ず、インターン後に会社から連絡が来ることもないようですが、貴重な経験だと思いますので、積極的に選考に参加することをお薦めします。③参加学生の声実際にインターンに参加した学生の声を紹介します。インターンを通じて得たもの、成長した点について教えてください。デベロッパーというイメージ先行で語られやすい業界において、実際にどんなことを仕事でやっているのかを具体的に掴めた。そして実際に大きなデベでは、イメージするような街開発に近いことが出来ることが分かった。またかなり優秀な学生が多かったため、自分の強みや弱みがよくわかるインターンだった。プログラムが一週間おきのため、チーム全体でまとまってモチベーションを維持してアウトプットを出すのが難しく、チーム運営の大変さを学ぶこともできた。インターンを通じての志望度の変化について教えてください。「やや志望度があがった」変化した一番の理由は、社員の方の雰囲気を感じ取れたことだ。イメージしていたのは相当お堅い社員達だったが、むしろ今まであった社会人の中で一番活発で明るいという印象を受けた。その雰囲気から仕事の楽しさを感じ取れたので、志望度は高まった。加えてデベロッパーの仕事は建物のかなり細かいところまで自分の趣向を反映できるので、考えが大きなモノとして残る点に面白さを感じた。採用人数が少なく、一クラス分であり社員全体と交流を持てる点も魅力だと思った。引用:三菱地所インターン情報この学生は、本インターンを通じて、「自分の趣向が反映されたものが、モノとして後世に残る」という「仕事内容」にディベロッパー、三菱地所の魅力を感じたようです。実際に、同じ人気業界であっても、自社でモノを持たない総合商社と異なり、自身の成果が多くの人の目に触れる形で残る点に魅力を感じ、不動産業界を志望する学生は多いように感じられます。また参加学生のレベルの高さや仕事に熱中する社員の方の姿など、「ヒト」の魅力に気づくことができるのも、本インターンに参加する1つのメリットではないでしょうか。エントリーシート設問内容ここではインターンのESの設問と書くべき内容を考えていきましょう。三菱地所のインターンシップES設問1.三菱地所のインターンを志望する理由と期待することは何ですか?(300字以内)2.これまでに達成感を感じたことは何ですか?(300字以内)設問1:三菱地所のインターンを志望する理由と期待することは何ですか?インターンを志望する理由とありますが、ここでは本選考の志望動機ほど作り込む必要はありません。もちろん既に自分自身の経験から「なぜ不動産」か、「なぜ三菱地所なのか」といったことを語れればそれに越したことはないのですが、インターンの段階でここまで落とし込めている人は少ないでしょう。この設問では、「企業選びの軸」および「きっかけとなる経験」およびその上で、不動産ディベロッパーのインターンに期待することを落とし込めれば十分でしょう。例えば、下記のような形で書けば十分ではないでしょうか。1企業選びの軸将来的に「立場や技術の違う人が協力して形として残る仕事がしたい」と思い、貴社のインターンに応募した。2きっかけとなる経験学生時代の文化祭実行委員にてイベントステージの責任者として運営した経験からこの思いに至った。3インターンの志望理由インターンでは上記の思いを成し遂げられそうな業界を幅広く見ている。4企業選びの軸に基づくインターンに期待すること①貴社のインターンでは、貴社の業務内容を通して具体的にどのような人々と協力して一つの仕事を行っているのか知りたい。5企業選びの軸に基づくインターンに期待すること②また社員の方と直接話しながらどのような思いで貴社に入社されたのかも伺いたい。この例では、「企業選びの軸」に基づき、「きっかけとなる経験」、「インターン志望理由」、「期待すること」を一貫性を保つようにしています。まだ「企業選びの軸」という部分がはっきりしていないという人は下記の記事も参考に様々な人の「企業選びの軸」に触れてみてはいかがでしょうか。参考:[[[techniques117]]]→就職活動で「夢や実現したいこと」を聞かれても気恥ずかしくて答えられない人も多いかもしれませんが、自分が仕事を通じて社会に対してどんな影響を与えていきたいのかについては、しっかりと考える必要があると思います。この記事では、そんな「夢・成し遂げたいこと」を見つけるためにやるべきことについて解説しています。設問2:これまでに達成感を感じたことは何ですか?この設問では、自身の人生の中で達成感を得た経験を記述する必要があります。アルバイトやゼミ、留学など、達成感を得るシチュエーションは学生によって異なりますが、不動産業界のインターンを志望する立場であることを踏まえると、「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行までを行える」や「4.価値観や立場を異なる人と協力して成果をあげることができる」など、「周囲と協力して目標を達成した経験」を中心に記述するといいのではないでしょうか。最後にいかがだったでしょうか。今回は、例年上位校の学生から高い人気を誇る不動産業界の雄、三菱地所のインターンについて紹介させていただきました。広報解禁前にインターンに参加し、その企業のイメージを掴んでおくことは、本選考でESを書いたり、面接で志望動機を述べたりする際にも、大きな助けになるでしょう。是非三菱地所に限らず、数多くのインターンにトライするように意識してみましょう。デベロッパー業界完全攻略記事一覧デベロッパー業界完全攻略記事まとめ1.デベロッパー業界の仕組み(仕事内容や魅力、やりがいについて)2.大手デベロッパー各社の比較3.デベロッパー業界の今後の課題や動向4.デベロッパー業界で年収が高い企業ランキング5.デベロッパー業界で必要な資格6.デベロッパー業界の業界研究にオススメの本7.デベロッパー業界の志望動機の書き方(大手内定者ES例文あり) 17,755 views
三菱地所のES徹底解説!選考通過者の志望動機・ガクチカ分析 三菱地所のES徹底解説!選考通過者の志望動機・ガクチカ分析 三菱地所の本選考ES一覧はこちら三菱地所は例年、採用人数が30名前後と非常に狭き門の会社ですが、企業人気ランキングでは常に上位に位置する人気企業の一つです。採用人数の少なさからか、諦めて受けない上位校の学生も多い企業であるように感じています。不動産デベロッパーという仕事は自社では技術を持たずにゼネコンや関係各社の協力を得てプロジェクトを成功に導くという点で、同様に自社では技術を持たない総合商社や広告代理店と求められる資質として似ているということが言えます。こちらの記事では、今年度19卒の三菱地所の本選考ESの回答方針を解説します。本記事のコンテンツ・三菱地所の本選考ES設問・設問1:あなたが学生時代にした最大のチャレンジは何ですか。・設問2:あなたが大切にしている信念は何ですか。それを培ってきた経験をふまえて教えてください。・設問3:あなたは三菱地所でどのような仕事をし、何を成し遂げたいですか。そのように考える理由も併せて教えてください。・最後に三菱地所の本選考ES設問◆あなたが学生時代にした最大のチャレンジは何ですか。(300文字以上500文字以内)◆あなたが大切にしている信念は何ですか。それを培ってきた経験をふまえて教えてください。(300文字以上500文字以内)◆あなたは三菱地所でどのような仕事をし、何を成し遂げたいですか。そのように考える理由も併せて教えてください。(300文字以上500文字以内)問われる内容は、①学生時代に頑張ったこと、②大切にしている信念、③志望動機の3点のみであり、全体的にオーソドックスな設問であるといえるでしょう。ここから、それぞれの設問の意図と回答方針を考えていきます。(過去に課された設問については、内定者の回答事例も紹介しています)設問1:あなたが学生時代にした最大のチャレンジは何ですか。◆あなたが学生時代にした最大のチャレンジは何ですか。(300文字以上500文字以内)設問の意図(1)経験自体のインパクト(2)記載内容から測れる思考の深さや人柄(3)三菱地所の仕事に通じる学びの有無おおよそこれら3点を見ていると考えられます。総合デベロッパーの仕事がどのようなものか、そこではどのような素質・能力が必要とされるかを考えながら書いていきましょう。意図を踏まえた回答方針「三菱地所の仕事に通じる学び」について考えてみましょう。不動産デベロッパーの仕事は人々の生活基盤である「街」を作ることです。失敗の許されない中で新たなコンセプトで街を開発する必要のある非常にチャレンジングな仕事であると言えます。そして街づくりを行う際には、地権者・ゼネコン・テナント関連などの幅広い関係者の課題・ニーズを引き出し、折り合いをつけながら仕事を進めることが不可欠です。こうした背景から、デベロッパーの仕事はオーケストラの指揮者に例えられることもあります。また、三菱地所が「人を想う力。街を想う力。ー私たち三菱地所はチャレンジを続けます」というブランドスローガンを採用していることからも分かるように、デベロッパーの仕事は世の中の様々なニーズの変化を汲み取りながら多くの人に「訪れたい」「住みたい」「働きたい」と思わせる環境を作り出すこととも考えられます。参考:三菱地所ブランドスローガン以上のことを踏まえると、以下の2つの経験をアピールできると良いと思われます。「多くの利害関係者が存在する中で皆と協力しながら成果をあげた経験」「主体的な行動により新たな仕組みを創り出した経験」たとえ輝かしい実績がなかったとしても、このような経験は学業・アルバイト・サークルなどの様々な場面で経験することが可能だと思われます。また、ESでは何は無くとも論理的に伝わる内容を書くべきであり、以下のフレームワークを箇条書きにしてからまとめるとよいでしょう。①結論→②動機→③目標と困難→④取組みと結果→⑤人柄→⑥学び以下の記事でガクチカの書き方に関して解説しているので、こちらも参考にしてみてください。参考:→学生時代頑張ったことに関する設問についての解説記事です。評価される内容の選び方や論理的な構成にするためのフレームワークなどの実践的なテクニックが載せてありますので、ESを書く際の参考にしてみて下さい。内定者の回答と解説「バンド内対立の解消」に立ち向かったことだ。サークル内で音楽性の合う人がいない中60人以上バンドに誘い続け、結果米独印の留学生3人と日本人2人でバンドを結成。だが、留学生3人は遅刻が常習的でかつ個人練習不足もあり全体練習が成り立たなかった。遅刻せず、個人練習をきちんとするのが常識だった日本人メンバーは理解できず、次第に仲が険悪となった。そこで私は話し合いを設けた。その中で、個人で楽しめれば良い、と留学生は発言した。私は、「一つのバンドとして」楽しめるのがベストでは、と伝えた。チームとしてやる以上、バンドで音楽をするには全員の力が必要だし、力を合わせるには個々が協力的にならなくてはならないと考えた。以降彼らの遅刻と練習不足が徐々に改善され、また自分が会話のつなぎ役を担うことでバンド内の一体感を作ることに成功した。ここから、信頼関係を作る上で「対話と行動力」が重要だと感じた。価値観の違う人と信頼関係を構築し協働するには、自分が何をしたいのか、そしてなぜ相手が必要なのかを伝える「対話」を通じて「論理的に納得」してもらい、自分から積極的に働きかけて相手に「熱意」を伝えることが大事だと考える。参考:三菱地所内定ES(2015卒)こちらの内定者は、バンド内の対立を解消した経験をアピールしています。バンドに取り組むといった経験自体は非常にありきたりなものですが、60人以上の学生をバンドに誘い続けた実績から「主体的な行動により新たな仕組みを創り出した経験」を、メンバーの価値観の違いを乗り越えた実績から「多くの利害関係者が存在する中で皆と協力しながら成果をあげた経験」を上手にアピールできています。「経験自体のインパクト」に自身がない人でも、このように「思慮の深さや人柄」「三菱地所の仕事に通じる学び」を上手にアピールすることが出来れば問題ないでしょう。また、概ね先ほど提示した学生時代頑張ったことの論理構成[①結論→②動機→③目標と困難→④取組みと結果→⑤人柄→⑥学び]に沿った回答となっているため、文章に論理的な一貫性があります。想定できるツッコミとしては、「話し合うだけで問題は解決されるのか?」「具体的にどのような取り組みをしたのか?」といったものがあります。このESの内容だけでは、学生が具体的にどのような取り組みをしたのかが明確には伝わりません。記入できる文字数に制約のあるエントリーシートに自分の思いを全てを伝えることは出来ないので、ESを記述する際には、面接の際に参考資料となることを事前に念頭に置いて面接官による質問を想定しながら記入するべきでしょう。設問2:あなたが大切にしている信念は何ですか。それを培ってきた経験をふまえて教えてください。◆あなたが大切にしている信念は何ですか。それを培ってきた経験をふまえて教えてください。(300文字以上500文字以内)設問の意図大切にしている信念の内容を通じて学生の人となりを把握し、会社が大切にしている理念や価値観に合っているかどうかを判断していると思われます。また、学生が自分自身のことをどれだけ客観視できているのかを判断するために利用している可能性も考えられます。意図を踏まえた回答方針説明する価値観に説得力を持たせるためには、自身の経験と価値観に紐付けた説明を行う必要があります。大切にしている信念を培った経験については、学生時代に頑張ったことと同じように以下の論理構成に沿って分かりやすく伝えられるようにしましょう。①人柄:大切にしている価値観②結論:どのような経験に取り組んだのか③動機:なぜ取り組んだのか④目標と困難:どのような目標を掲げたのか?目標を達成する上での困難は何か?⑤取り組みと結果:取り組みの結果はどうだったのかまた、自分のキャラクターと大きく乖離した回答をすると面接で見抜かれる可能性が高いです。必要以上に企業に合わせようとするのではなく、自分が自信を持って答えられる価値観を説明するとよいでしょう。以下の記事も参考にしてみてください。参考:→「あなたの大切にしている価値観は何ですか?」という質問に対する、有名企業内定者の回答をまとめた記事です。様々な回答が掲載されているので、自分の考え方に近い回答を見つけてみてください。内定者の回答と解説私は決して諦めないことを自らの信条にしている。それが最も培われたのは学生時代に経験したプロフットサルクラブの広報部門でのインターンである。高い目標を持った活動がしたいと考えていた私は、「フットサル日本一」というビジョンに惹かれ、大学1年次にクラブに参加した。しかし、当時はスポーツビジネスに関する知識が無く、思った以上に何もクラブに貢献できない日々が続いた。私はそこで諦めず、徹底的に興業スポーツに関する勉強をした。書籍や雑誌での知識入手はもちろん、実際に様々なスポーツの試合に足を運び、時には関係者に話を聞くことで、広報やプロモーションの成功例を学んで知識をつけていった。すると、次第にクラブにおいても重要な役割を任されるようになり、次年度には主催試合における広報企画の責任者を担うことになった。責任ある立場になった私は、前年度比の観客動員数を上げることを年間目標に掲げ、これまでクラブで行われていなかった顧客調査を行い、その結果に応じた企画を周囲と共に実施した。その過程では様々な困難があったが、粘り強く取り組んだ結果、クラブは過去最高の年間観客数を達成し、目指す日本一に一歩近づくことができた。参考:三菱地所内定ES(2018卒)この内定者は、プロフットサルクラブを過去最高の年間観客数に導いた経験から決して諦めないという信念を伝えています。上記の論理構成[①人柄→②結論→③動機→④目標と困難→⑤取組みと結果→⑥人柄]に従っており、非常に論理的かつ説得力のあるESに仕上がっております。また、大切にしている信念のきっかけとなる経験を上手に自己アピールに繋げることができています。このESからであれば「どうして高い目標を持った活動をしたいと思ったのか」「クラブに貢献できない日が続いた中でも、どうして諦めずに続けられたのか」といった質問が想定されます。このように、ESでは自分が面接官に聞いて欲しい内容のキーワードを散りばめる工夫ができるといいでしょう。設問3:あなたは三菱地所でどのような仕事をし、何を成し遂げたいですか。そのように考える理由も併せて教えてください。◆あなたは三菱地所でどのような仕事をし、何を成し遂げたいですか。そのように考える理由も併せて教えてください。(300文字以上500文字以内)設問の意図いわゆる志望動機になります。街づくりに関わりたい、不動産デベロッパーの仕事がしたい理由を自分自身の経験に当てはめて答える必要があります。不動産に対する強い思い入れが特にない場合は、「故郷や旅行先での古い街並がなくなるのが嫌だという想いから不動産開発をしたいと思った」など無理矢理ひねり出したような志望動機を語るよりは、「学生時代の体育会の経験から一人ひとりが全力で役割を果たす中で目標を達成することにやりがいを感じた」など不動産開発以外の、仕事内容の部分に焦点を当てて語ると志望動機が書きやすいのではないでしょうか。志望動機を無理矢理ひねりだすのは時間の無駄だし、思ってもないことを面接で話すのはどこか恥ずかしい気持ちになるでしょう。そうするよりは上記のように、求める人材から仕事内容を抽象化して学生時代の経験と結びつける方がよっぽどよいでしょう。また、「どのような仕事をし、何を成し遂げたいですか」という聞き方をされていることから、業務に対する深い理解が求められていると考えられます。ホームページや説明会、OB・OG訪問などを通じて三菱地所の事業内容に対する理解を深めた上で、ESを回答するようにしましょう。意図を踏まえた回答方針志望動機については、以下のいずれかの論理構成がオーソドックスだと考えています。①成し遂げたいこと→②そのきっかけ→③企業選びのポイント→④他に受けている業界とその中でもデベロッパーを志望する理由→⑤取り組みたい仕事→⑥デベロッパーの中でも三菱地所の理由①自分自身が向いていること→②向いていることの具体的な経験→③向いてることを活かして志望業界で取り組みたい仕事→④他に受けている業界と他業界ではダメな理由→⑤業界の中でもなぜ当社か参考:→多くの学生を悩ませる志望動機の作り方について解説していきます。上記のフレームワークの活用法についても、具体例を交えながら説明しているので、ぜひご参照ください。参考:→やりたいことが明確にない学生に向けて、向いていることから志望動機を作成する方法を解説した記事です。内定者の回答と解説私は大丸有に「学び」という要素を加え、これまで活躍してきた企業OBと、これから活躍する現役世代が共に学び合う街をつくることで、幅広い世代が集い、交流できるビジネス街を構築したい。明治時代からこれまで、大丸有は社会のニーズに即して進化を続け、その姿は今や単なるオフィス街ではなく、様々な人を楽しませる複合ビジネス街である。こうして常に変わり続ける大丸有エリアにおいて、私はこれまでに培ってきた一貫して物事に取り組む力を活かし、社会のニーズに応える難易度の高い仕事がしたい。学生時代に社会人の先輩方と多くかかわる機会を得た私は、シニア世代の方々が持つ知識や経験の深さを知ると同時に、社会がそれらを活かせていない現状を知った。そして、その活用がうまくできれば、未来の日本はもっと面白くなると確信した。それゆえ、私は大丸有において幅広い世代が学び合う生涯学習の場を築くことで、エリアの資産である企業OBの知見を次世代に受け継ぐ環境をつくりたい。シニア世代にとっては新たな活躍の場所を、現役世代にとっては貴重な学びの場を生みだすことで、多世代が共に生きる未来の社会のニーズに応える街づくりができると考えている。参考:三菱地所内定ES(2018卒)この記事を先ほどの論理構成に当てはめると以下のようになります。①成し遂げたいこと:大丸有に「学び」の要素を加え、幅広い世代が交流するビジネス街にしたい②そのきっかけ:社会人の先輩との関わりを通じて、シニア世代の知識・経験を活用できていない現状を知る③企業選びのポイント:社会のニーズに答える難易度の高い仕事をしたい④他に受けている業界とその中でもデベロッパーを志望する理由:なし⑤取組みたい仕事:多世代が共に生きる未来の社会のニーズに応える街づくりをすること⑥デベロッパーの中でも三菱地所の理由:大丸有が社会のニーズに即して進化を続けているから手本とは順序が異なるものの、ほとんどの要素を網羅していることがお分かりいただけたと思います。この内定者の場合は成し遂げたいことが、三菱地所が保有する大丸有エリアを開発することであったため、三菱地所の事業に対する理解度の高さを強くアピールできていると思われます。その一方で、他の業界ではなくデベロッパーを志望する理由・デベロッパーの中でも三菱地所を志望する理由の根拠が若干薄く、面接で深掘りされたのではないかと思われます。最後に三菱地所のESは設問数が少なく、質問内容もオーソドックスなものが多いです。その一方で、各設問の文字数の上限は500文字とボリュームが大きく、面接でも選考の材料として頻繁に使われるものと考えられます。志望動機というと、無理矢理その業界の商品やサービスに紐づけて語りたがる学生が多いと思いますが、特に商品やサービスに対する思い入れが必要なわけではありません。上記のように仕事内容を抽象化した上で、志望動機を語るという手法でも多くの人が内定しています。無理矢理自分に嘘をついて志望動機を語るよりは、本心で大事だと考えていることや学生時代の経験に照らし合わせてもらえればと思います。最終的に面接で評価されるためには、面接官の「納得感・共感」を引き出せるかであり、そのためには個人としての「腹落ち感」が大切です。それぞれの設問に望ましい回答方針はありますが、必要以上に引っ張られることがないように、自分の思いを自分の言葉で語れるように準備してください。◆参考:三菱地所の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから参考:→ビジネスモデルの分析、求める人材像の考察、選考フローなど、三菱地所の選考を突破するために最低限必要な情報を網羅した記事です。本選考向けの記事ですが、インターン対策にも活用できるので、ぜひご活用ください。 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【三菱地所】選考フロー別対策|ES・Webテスト・面接まで 【三菱地所】選考フロー別対策|ES・Webテスト・面接まで 三菱地所の本選考ES一覧はこちら様々な立場の関係者をまとめながら「街づくり」というビッグプロジェクトを推進することができる不動産デベロッパーは、就活生の間で人気を集める業界の1つです。その中でも、三菱地所は学生に屈指の人気を誇っています。しかし、例年の採用人数は30人前後と非常に狭き門であるため、内定を獲得するためには入念な対策が不可欠です。こちらの記事では三菱地所の選考に向けて、押さえておくべきポイントをお伝えします。本記事のコンテンツ・三菱地所が掲げる、求める人材像・三菱地所のビジネスモデル・三菱地所が求める素養・三菱地所の本選考、採用数・三菱地所の本選考エントリーシート対策・三菱地所の本選考Webテスト対策・三菱地所の本選考面接・グループディスカッション対策・まとめ:三菱地所に評価されるために・最後に三菱地所が掲げる、求める人材像ホームページでは、三菱地所が求める人材像について、以下のように述べています。三菱地所グループでは、社員は企業にとっての重要な経営資源であるとの認識のもと、「人材」ではなく「人財」と捉えています。人財の成長は三菱地所グループの持続的な成長に不可欠との考えから、2017年度より、新しい人財育成制度の運用を開始しました。三菱地所では、求める人財像を「志ある人」「現場力・仕事力のある人」「誠実・公正である人」「組織で戦える人」「変革を起こす人」の5つの要素を備えた人物であると定義し、研修制度や人事ローテーション、職場レベルでの組織的な人財育成への取り組みと併せ、複合的なアプローチで人財の育成を進めています。出典:三菱地所CSR人財育成に向けて①志②現場力・仕事力③誠実さ・公正さ④組織力⑤変革を起こす力三菱地所はこれらの5つの要素を兼ね備えた人物を求めているとのことです。次の段落では、これらの抽象的な概念について、三菱地所のビジネスモデルや働き方に基づいて、より具体的に考えていきます。三菱地所のビジネスモデル三菱地所のビジネスモデルについて、①収益源、②扱う商材・サービス、③商材・サービスの提供方法、これら3点を紐解き、どういった素養が求められるのかを考えていきます。三菱地所の収益源三菱地所を始めとしたデベロッパーのビジネスは、①ビル事業(オフィスビルの開発・賃貸)②生活不動産関連事業(商業施設の開発・賃貸・テナントリース)③住宅事業(マンション・戸建て住宅の開発・分譲・賃貸・管理)④海外事業(海外における不動産賃貸・開発)上記の大きく4つの柱で成り立っています。中堅以下のデベロッパーでは住宅事業を主力とする企業が多い一方で、三菱地所は都心一等地におけるビル事業が最大の収益源となっています。2016年度の業績においても、ビル事業が収益の42%を占めています。特に、東京・丸の内エリアのオフィスビル街に安定した基盤を保持しており、三菱地所の最大の収益源となっています。その一方で、近年では丸の内エリアへの依存から脱却し、事業ポートフォリオを分散させるために海外事業に積極的に取り組んでいます。三菱地所の扱う商材・サービス一般的にデベロッパーとは、不動産の企画・開発をメインとする土地開発者のことを指します。その中でも、三菱地所などの総合デベロッパーは、扱う商材がオフィスビルだけでなく商業施設・ホテル・マンションまで多岐に渡るため、1つの区画を対象に総合的な街づくりを推進することが可能です。また総合デベロッパーは、本来のデベロッパーとしての開発業務の枠にとらわれずに、不動産を資産として運用するアセットマネジメント、管理面を担うプロパティマネジメント、テナントのリース業などの幅広いサービスを提供することができるという特徴もあります。三菱地所の商材・サービスの提供方法三菱地所などの総合デベロッパーは、グループの持つ企画力・開発力・運営力を活用した総合的な「街づくり」を実施しています。こうした「街づくり」の代表的な事例が、丸の内エリアの再開発です。1990年代には無機質なオフィスが立ち並び、紙面で「黄昏の街、丸の内」と揶揄されていた丸の内を日本屈指のビジネス街へと再生させました。また、ソフト面でのマネジメントを同時に実施することにより、ビジネスパーソンのためだけの街であった丸の内を、ショッピングや観光を楽しむ人々の活気に満ちあふれた街へと生まれ変わらせました。公民連携による最たる取り組みが歩道環境の整備。“クルマのための通路”から“人が中心の空間”へとリニューアルすべく、歩道:車道:歩道の幅員をそれまでの6m:9m:6mから7m:7m:7mに。あわせて車歩道を共通の舗装(アルゼンチン斑岩)とし、公有地・民地の境界にこだわらない一体的な仕様とした。街並に統一感を持たせるため、沿道の建物の軒高を31mに揃えていることも大きな特徴のひとつ。加えて、並木にはあえて落葉の多いケヤキを採用している。その理由を重松はこう話す。「清掃が大変なので通常ではこんなに落ち葉の多い木は採用しないのですが、春夏には緑陰が、そして秋には紅葉を楽しめる、四季の感じられる通りを目指したのです」出典:丸の内仲通り〜エリアマネジメント〜三菱地所が「人を、想う力。街を、想う力。」という言葉をブランドスローガンに採用していることからも分かるように、デベロッパーの仕事ではただ建物を作るだけでなく、その地に住み、働き、生活する人々の暮らしを長期的な視点から考えることが求められます。そのため、三菱地所は行政・地域の地権者に働きかけながら、公民一体となった街づくりを進めています。「街づくりは行政だけの役割でも民間だけの仕事でもありません。地域の特色を表現しつつエリア全体の魅力を高めていくには、全地権者が同じビジョンを共有し、行政と対話しながら街づくりを行う必要があります。日本では現在、そんな“エリアマネジメント”が各地で盛んに行われているのですが、丸の内エリアはその先駆者であり、質・規模ともに群を抜いています」出典:丸の内仲通り〜エリアマネジメント〜また不動産の建設・運用といったハード面での業務においても、他の開発事業者・設計会社・ゼネコン・テナントなどの多様な立場に置かれた関係者をまとめながらビジネスを推進する必要があります。例えば三菱地所が参画した複合商業施設「グランフロント大阪」の開発プロジェクトでは、12社もの開発事業者によって約7haもの土地を再開発に取り組んでいます。三菱地所が求める素養上記のビジネスモデルや働き方に基づき、三菱地所の抽象的な求める人材像をより具体的に落とし込んでいきます。①志こちらは「街づくりに対する強い使命感」であると考えられます。デベロッパーの仕事は街の未来を考える仕事であるが故に、社会の発展に貢献するという強い使命感を持ち、三菱地所が手掛ける事業に対して強く共感できる学生が求められていると考えられます。採用ホームページでも、社員の方は以下のように発言しています。いま見えているニーズだけでなく、その先の街の姿を見据えて議論を重ね、「未来はこうあるべきだ」「こんな街をつくろう」という強い意志がこれからのまちづくりにも必要ではないでしょうか。出典:「街」を語らう②現場力・仕事力先述の通り、デベロッパーの仕事には開発事業者・設計会社・ゼネコン・テナント・地域住民・行政などの多様な立場に置かれた関係者をまとめながらビジネスを推進する必要があります。そのため、ここでの現場力・仕事力とは、リーダーシップを発揮して関係者をまとめながら成果を上げる力であると考えられます。③誠実さ・公正さ総合デベロッパーがプロジェクトを完遂するまでには長期間を要するため、様々な立場の関係者と長期的に良好な関係を築いていくことが求められます。また、三菱グループの企業活動の指針である「三綱領」には、公正明大に事業経営に取り組むという意味の「処事公明」という言葉が含まれています。こうした背景から、一人ひとりの社員に人としての誠実さ・公正さが求められているのだと考えられます。④組織力三菱グループは旧財閥企業の中でも比較的結束が強く、「組織の三菱」と呼ばれています。三菱地所においても、チームワークを重視する姿勢を持つ人物が好まれると考えられます。⑤変革を起こす力人口減少により国内市場の先細りが見込まれるため、デベロッパーは新しい事業・サービスの創出に力を入れています。三菱地所でも、2009年度より「新事業提案/人材公募制度」を開始しています。そのため、主体的に新たな取り組みを始めることができる人材を求められているのだと窺えます。三菱地所の本選考フロー、採用数本選考フロー次に本選考フローについて見ていきましょう。年度により選考内容は微妙に変化しますが、おおむね以下のようなプロセスで選考が行われています。エントリーシート提出・Webテスト(3月〜)▼グループディスカッション(6月)▼一次面接(6月)▼二次面接(6月)▼最終面接(6月)▼内々定(6月)各選考の対策方針については後ほどお伝えするので、ここでは各選考の概要を紹介します。(こちらも年度によって変化するので、下記のデータはご参考程度にお願いします。)◆エントリーシート過去のエントリーシート設問では、「学生時代に頑張ったこと」「自分の強み」「大切にしている信念」などの学生のパーソナリティーを問う質問が多いです。また、同時に企業に対する理解度を確認するために「三菱地所で成し遂げたいこと」が問われます。◆グループディスカッション学生7〜8人で行います。社員の方はメモを取りながら見ているだけで、口を出してくることはないようです。◆一次面接若手社員1名:学生1名の15分で行われます。非常に和やかな雰囲気で進んだという学生が多いようです。◆二次面接中堅社員1名:学生1名の20分で行われます。頑張ったことの深堀り、入社したら実現したいことなどのオードソックスな質問が多いそうです。◆最終面接社員3名(人事部1名+ベテラン社員2名):学生1名の15分で行われます。かなり具合的に「どんな街づくりをしたいのか」について聞かれるそうです。採用数就職四季報によると、過去3年の採用人数は下記のようになっています。採用人数は30人前後と非常に狭き門です。また、新卒社員は全員総合N職に配属されます。総合N職の「N」は”Nonareafixed”の略です。三菱地所の本選考エントリーシート対策ここからは、三菱地所の最新のエントリーシート設問内容を確認し、求められる素養を踏まえた回答方針を考えていきます。三菱地所のエントリーシート設問2018年卒のES設問は、以下の通りでした。◆あなたが学生時代にした最大のチャレンジは何ですか。(300文字以上500文字以内)◆あなたが大切にしている信念は何ですか。それを培ってきた経験をふまえて教えてください。(300文字以上500文字以内)◆あなたは三菱地所でどのような仕事をし、何を成し遂げたいですか。そのように考える理由も併せて教えてください。(300文字以上500文字以内)以下、対策方針をお伝えします。求められる素養を踏まえたエントリーシート回答方針考察◆設問の全体感・過去の経験を聞く設問が1題・あなた自身のパーソナリティーを聞く設問が1題・志望動機を聞く設問が1題という構成になっています。エントリーシートでは設問ごとの繋がりを意識して、「過去」→「現在」→「未来」の一貫性のある回答をするように心がけると良いでしょう。各設問の文字数は300〜500字と長めに設定されております。三菱地所ではグループディスカッションで多くの学生を振るい落としているため、エントリーシートそのものの通過率は低くないと思われます。しかし、エントリーシートの内容は面接選考の際の参考資料として使われるため、事前に入念な準備をしておくことが求められます。また、エントリーシートの段階で三菱地所・不動産に対する強い関心を示すことができると良いでしょう。◆求められる素養と結びつけた回答方針大枠としては、設問全体を通じて先述の三菱地所が求める人材の素養である5つの観点を示すことができると良いでしょう。「あなたが学生時代にした最大のチャレンジは何ですか」こちらの設問では、様々な立場の関係者をまとめながらビジネスを推進する総合デベロッパーの特徴を踏まえて、周囲の人物を巻き込んで何かを成し遂げた経験を書いて「誠実さ」「組織力の強さ」をアピールすると良いでしょう。また、取り組みの動機・内容を通じて「志の高さ」や「変革を起こす力」をアピールしてみてください。「あなたが大切にしている信念は何ですか。それを培ってきた経験をふまえて教えてください」こちらの設問でも、三菱地所が求める人材の5要素や三綱領につながる信念を記入しましょう。あなたが三菱地所に入社してから活躍することができる人材であることを証明するためにも、三菱地所の経営方針やデベロッパーのビジネスに対する親和性の高い内容を伝えると良いでしょう。一方で、設問に「それまで培ってきた経験をふまえて」と書かれていることから、安直に上記のキーワードを記入するのではなく、これまでの体験に基づいた自分自身の言葉で説明するべきだと考えます。「あなたは三菱地所でどのような仕事をし、何を成し遂げたいですか。そのように考える理由も併せて教えてください」こちらの設問では、いわゆる志望動機を聞いています。街づくりに関わりたい、不動産ディベロッパーの仕事がしたい理由を自分自身の経験に当てはめて答える必要があります。三菱地所の本選考Webテスト対策三菱地所では自宅で受験する玉手箱のWebテストが課されます。トップクラスの人気を誇る企業である一方、受験者の肌感としてはそこまで通過のボーダーは高くないという意見が多く見受けられました。とは言え、そもそもの受験者のレベルが高いことから、「高くない」と感じた場合でも実際は高得点が必要であるという可能性も十分考えられるため、最低限の事前勉強はしておくべきだと考えられます。対策は以下の記事を参考にすることをすすめします。参考:→玉手箱で出題される全8形式の例題と、対策方法について解説した記事です。三菱地所の本選考面接・グループディスカッション対策以下では、三菱地所のグループディスカッション・面接で実際に問われた内容をまとめるとともに、それらへの対策プランを提示します。ちなみに、内定者の中にはグループディスカッション・一次面接を免除されていた学生もいるようです。事前のOB訪問における評価が選考を有利に進める鍵であると思われるため、積極的にOB訪問を行うと良いでしょう。一方で、1人しかOB訪問をしていなくても内定を獲得した方もいるため、OB訪問が出来ずとも必要以上に心配する必要はないでしょう。また、競合の三井不動産の選考が順調に進んでいる場合には本選考で優遇されることもあるようです。グループディスカッションの内容◆グループディスカッションのテーマ・飲食チェーン店の新規店舗の出店先について、3つの選択肢のどれを選択するか・建物の建て替えに際して、3つの選択肢のどれを選択するかディスカッションの流れとしては、個人で資料の読み込みを10分間行った後に、グループで議論を行う時間が40分間与えられます。発表・質疑応答の時間は設けられていないようです。テーマの内容は、3つの選択肢の中から企業が取るべき選択を決定する意思決定型のディスカッションです。情報量が非常に少ないため、初めに①意思決定を行う目的②選択肢のメリット・デメリットを整理した上で、新たな情報を付け加えながら結論をまとめると良いでしょう。また、様々な関係者を取りまとめながらビジネスを推進するデベロッパーの特徴を踏まえると、グループディスカッションでは「周囲の意見を尊重する協調性」と「議論をリードする統率力」が試されていると考えられます。常に議論の円滑な進行を心がけながら、自分の意見を主張するだけではなく、良いと思った意見があれば積極的に取り入れようとする姿勢を見せることが出来ると良いでしょう。▼グループディスカッションの進め方については、以下の記事を参考に対策しておきましょう。▼参考:→GDと聞くと「運次第」、「役割によって不利・有利がある」「目的は採用担当者にいかにして自分をよく見せるかである」と考える学生も多いと思います。しかし、企業側は明確な評価ポイントを持ってGDの選考を設けています。参考記事ではそんなGDの評価基準・対策法・テーマの種類及びGDの目的を提示します。→GDのテーマ5パターンとテーマに応じた対策法についてのコラムも参考にしてみて下さい。一次面接の内容一次面接ではESに記入した内容をもとに質問が進みます。学生時代に頑張ったことに対する深堀りを通じて、自分がどのような人物であるのかを見られていると思われます。面接時間は15分と短く、会話形式で進みます。そのため、質問に対して簡潔かつ分かりやすい回答が出来るように自分の考えを整理してから面接に臨むと良いでしょう。一次面接の質問は非常にオーソドックスなものが大半を占める一方で、「好きな街はどこか」といった非常にデベロッパーらしい質問も問われるようです。この質問では間接的に志望度が問われるため、三菱地所の事業内容に対する理解を深めてから面接に臨むようにしましょう。(必ずしも三菱地所が開発に携わった街を選択しなければいけないという意味ではありません)◆過去の経験についての質問・大学時代に一番力を入れたことは何か・なぜその活動に力を入れたか・その活動の中でどのような工夫をしていたか・その活動の中でどのような役割を務めていたか・苦労したことは何か◆あなた自身に関する質問・自己紹介・対立した意見をまとめるにはどうすれば良いと思うか◆志望動機に関する質問・好きな街はどこか・その理由は何か二次面接の内容一次面接と同様に、質問形式はESの内容をもとしたオーソドックスなものです。捻った質問が少ないだけに、その人がどのような学生であるかを引き出す質問が多いようです。また、二次面接からは志望動機についての深堀りのウェイトが高まります。志望動機の深堀りでは、デベロッパーの事業内容・三菱地所の都市開発に対する深い理解が求められます。特に、丸の内エリアに対する意見を詳しく聞かれることが多いようです。あらかじめ自分の関心の強い開発例や建物を認識し、それがどのように魅力的なのか、またどのような改善余地があるのかを考えておく必要があると思います。◆過去の経験についての質問・大学時代に一番力を入れたことは何か・なぜその活動に力を入れたのか・結果はついてきたか・周囲をまとめる経験をしたことはあるか・ゼミではどのようなことをしているのか◆あなた自身に関する質問・趣味は何か・自己PR◆志望動機に関する質問・就職活動の軸は何か・なぜデベロッパーを志望するのか・なぜ三菱地所を志望するのか・なぜ三井不動産でなく三菱地所なのか・好きな建物は何か・丸の内の魅力は何かこのように、学生の「人柄」「志望動機」が様々な角度から問われます。質問に対する回答が論理破綻を起こさないように気をつけましょう。最終面接の内容最終面接の内容も、「学生時代に頑張ったこと」「自己PR」「志望動機」の3点について問う非常にオーソドックスなものです。これまでの面接と比較すると、「自己アピールをどうぞ」など自由度の高い質問が多いようです。◆過去の経験についての質問・大学時代に一番力を入れたことは何か・なぜその活動に力を入れたのか◆あなた自身に関する質問・自己PR・自分の長所と短所は何か・自分はどういう性格か・自分は周囲からからどんな人と言われているか・趣味は何か◆志望動機に関する質問・なぜ三菱地所を志望するのか・もし入社したらどんな事業を手掛けたいか・自分の好きな街は何か、その改善点は何か・選考状況の確認ご覧の通り、真新しい質問はありません。しかし、最終面接では入社してからやりたいことに対する具体的なビジョンを持っているかどうかが試されています。「入社後に携わりたいこと」「街づくりに対するアイデア」を自分なりに考え、具体的かつ論理的に説明できるように準備しておきましょう。また、向上心の高い学生は評価されやすい傾向にあるようです。上辺だけの志望動機ではなく、OB訪問や自分で街を見た感想などの、自分が肌で直接感じたことを、熱意をもって伝えられると良いでしょう。まとめ:三菱地所に評価されるために三菱地所の選考では、以下の5つの素養が総合的に求められています。①街づくりに対する強い使命感②リーダーシップ③誠実さ・公正さ④チームワーク⑤主体性採用人数の少ない三菱地所の採用担当者を納得させるためには、自分自身の経験・価値観にもとづいた明確な志望動機を伝える必要があります。そのため、徹底した「自己分析」「業界・企業理解」が内定獲得のためには必須です。自分自身のこれまでの経験を振り返った上で、「なぜデベロッパーを志望するのか」「その中でもなぜ三菱地所なのか」を明確にかつ論理的に伝えられるようにしましょう。また、OB訪問や不動産見学などを通じて、入社後のビジョンを明確化しましょう。以上のことを自身を持って伝えることができれば、内定獲得に一歩近づきます。最後にいかがでしたでしょうか。人気の企業ながら、非常に採用人数としては狭き門です。是非本記事をご活用いただき、内定を勝ち取っていただければと思います。その他、unistyleでは様々な選考の情報を掲載しておりますので、そちらも併せて是非ご参照ください。参考:総合デベロッパー大手2社の違いとは⁈【強み・社風・選考比較】▼三菱地所のES・選考レポートは下記からご覧ください。▼参考:三菱地所の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらからデベロッパーの業界研究を行いたい方は、こちらの記事も参照してみてください。デベロッパー業界完全攻略記事一覧デベロッパー業界完全攻略記事まとめ1.デベロッパー業界の仕組み(仕事内容や魅力、やりがいについて)2.大手デベロッパー各社の比較3.デベロッパー業界の今後の課題や動向4.デベロッパー業界で年収が高い企業ランキング5.デベロッパー業界で必要な資格6.デベロッパー業界の業界研究にオススメの本7.デベロッパー業界の志望動機の書き方(大手内定者ES例文あり) 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【三菱地所の特徴を解説】業績や社風から見る就活対策・企業研究 【三菱地所の特徴を解説】業績や社風から見る就活対策・企業研究 三菱地所の本選考ES一覧はこちらで触れたように、不動産ディベロッパー業界は「街づくり」を通じて広い空間をプロデュースできることから就活生に非常に人気の業界です。今回は、不動産業界の二大巨頭の一角を占める三菱地所について事業や社風、選考などについて紹介していきたいと思います。※本記事は2016年10月に公開した記事になります。事業内容や選考フローなど、現時点と内容が異なる場合がありますがご了承ください。セグメント別収益と事業内容三菱地所の事業の柱は、丸の内でのビル事業の賃料であり、全営業利益の6割以上をここから叩き出しています。実際に、1890年に岩崎家が日本政府から丸の内を購入してから形を変えながら日本経済の中心として機能してきました。近年でも、丸の内・大手町周辺の開発がますます進み、現在では10年超もの年月をかけて大手町連鎖型の複合開発に着手しています。下の表から三菱地所の各事業の売上を比較しつつ、詳しく掘り下げていきたいと思います。売上高(億円)営業利益(億円)ビル事業4,2231,089生活産業不動産事業865258住宅事業3,452180海外事業759194投資マネジメント事業24950ホテル事業33014合計10,0941,661円グラフで見てみると、上のようになります。他社と比較してもビル事業で多くの収益を上げていることがわかります。ビル事業三菱地所が最も強みを持っているのがこのビル事業です。特に丸の内は、約23万人のオフィスワーカーの活躍の場となっており、三菱地所は約30棟の建物を所有・管理しています。同社は「世界で最もインタラクションが活発な街」として丸の内を打ち出しいこうとしています。ビルの中でも、国際ビジネスセンターとしての機能を果たすために、住環境の整備やランニングステーションの配置など先進的な取り組みを行っています。その他、EGGジャパン(日本創生ビレッジ)、東京金融ビレッジ、ザ・プレミアフロア丸の内など、グローバル企業の集積づくりのための取り組みにも注力しています。「働く」だけではない、「安全、安心、そして快適」に暮らせる街として、丸の内の付加価値の向上を図り、丸の内仲通りでは定期的にイルミネーションや打ち水などの一般人参加型のイベントを開催しています。丸の内以外に関しても、グランフロント大阪、大名古屋ビルヂングなど日本の主要都市に三菱地所の知見を活かして複合施設を建造しています。参考:三菱地所ビル事業生活産業不動産部門商業施設事業の推進プロセスは以下の4つが主な項目になります。土地や建物の物件取得建物の設計やテナント構成などを考案する市場調査や施設計画テナントを誘致するリーシング売上や集客力を維持・向上させるための運営近年では商業施設の価値はますます高まっており、単なるモノを買う場所というだけでなく、文化交流・コミュニティ・情報発信の場ともなり、街づくりや地域活性化の中心として栄えるケースが多いです。三菱地所では、オフィスニーズも含めた一般の来訪者も消費者として取り込み、街の活性化を図るため、オフィスビルの低層部に商業施設を組み込みました。また、丸の内仲通りのテナントの総入れ替えを行い、今では金融企業が窓口を閉じる夕方以降も街が賑わいを見せています。丸ビルのような「都心複合型施設」の他では、「プレミアム・アウトレット」、MARKISなどの「単独商業施設」を三本の柱として事業を展開しています。参考:三菱地所新卒採用ページ事業紹介・生活産業不動産事業海外事業三菱地所は海外におけるビル事業の取り組みにも強みを持っており、米国・英国・アジアを中心に事業を展開しています。特に、海外での事業は日本で放映されていたCMでも取り上げられていたので記憶に新しいと思います。特にイギリスではロンドンの中心地に複数の複合施設を建設・運営しています。競合他社の三井不動産のように、多様な建物や街の雰囲気を活かして空間をデザインする大規模案件は多くはないものの、ビル一棟の中に様々な付加価値を付与して複合施設を建造して低コストで最大の効果を得るノウハウがあるという点では業界随一です。丸ビルで収めた成功を、海外のビル事業に応用して更なる成長につなげています。三井不動産と比較しても海外の売上は高く、海外における住宅・オフィス事業も順調です。事業内容から考える三菱地所が求める人材総合ディべロッパーと呼ばれる職種は、「街のプロデューサー」として街をつくり、建物を建造することを検討する段階から関わり、建設会社・ゼネコン・テナント企業の課題・ニーズを引き出し、折り合いをつけながら仕事を進めることが不可欠です。また、不動産の仕事では、流動的な社会のトレンドを捉えてここに「住みたい」「訪れたい」「仕事環境を置きたい」と皆が思う環境を創出することが求められます。従って、今までにない企画や仕組みを周囲の協力を得ながら考え出すことが必要な素養となるかもしれません。unistyleの記事で紹介したと照らし合わせれば、特に以下の3点が求められると言えるでしょう。「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行までを行える」「4.価値観や立場を異なる人と協力して成果をあげることができる」「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」まとめると以下のようになります。(1)関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行までを行える(2)価値観や立場を異なる人と協力して成果をあげることができる(3)今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができるunistyleの過去の記事でも、不動産ディベロッパーの仕事内容に関して言及しているものがあるので、よろしければ参考にしてみてください。参考:以上の点を踏まえて、三菱地所で働く社員のインタビューを参照し、不動産業界で仕事をする際に求められる素養を考えたいと思います。恵比寿の路地裏を歩いて出会った魅力的なレディスファッションのお店がありました。女性雑誌などでもときおり見かける注目のお店です。こんな素敵な店が丸の内にあったら……。最初は面談すらお断りされましたが、手紙を送ったり雑誌社を通じてコンタクトを取り、何故丸の内に出店いただきたいかという想いを粘り強く伝えて最後はオーナーを訪ねてミラノまで赴きました。わずか20坪ほどの小さなお店ですが、いまでは丸の内にとってなくてはならない存在となり、多くのお客様で賑わっています。参考:三菱地所新卒採用ページ私たちの仕事・ビル事業上にもあるように、ディベロッパーは自らの希望だけでなく、価値観の異なるテナント先の企業の要望を聞いた上で課題を解決し、プロジェクトを成功へと導くことが必要とされます。実際の面接では、自分の希望と相手方の希望を調整して成功を収めたエピソードを語れると良いでしょう。社風三菱グループでは、世のため人のためにビジネスを展開していくという考えが重視され、有名な三菱グループ三綱領があります。三菱グループ三綱領1.所期奉公=期するところは社会への貢献2.処事光明=フェアープレイに徹する3.立業貿易=グローバルな視野でこの考えは三菱地所においても踏襲されるようで、フェアな精神で社会に貢献している仕事ぶりは社員インタビューからも窺えます。この9年間で自分にとって貴重な蓄積となったのは、入居者であるお客様とダイレクトに接する機会を数多く持てたこと。しばしば耳にした「三菱地所だから選んだ」という声に、お客様の三菱地所に対する期待の高さを感じました。その高い信頼を裏切らないように、社員一人ひとりがその強いプレッシャーを背負いながら、誠実な行動、誠実な判断を行うよう努力するという当社ならではの姿勢を学びました。社内で打合せをしていると、「三菱地所ならここまでやるべき」「三菱地所ならやってはいけない」といった声をよく耳にします。決して上司が部下に対して言っているだけでなく、若手社員同士の会話でも自然と出てくる言葉です。高い期待を持たれているのは、エンドユーザーのお客様だけではなく、企業のお客様も同様です。新入社員の頃からこのような高い期待を感じながら仕事をしていくうちに、三菱地所のあるべき姿というものが、共通の言語として社員に浸透していくのだと思います。引用:三菱地所社員インタビューこのメッセージからも、自分たちが世のため人のためを思い、誇りを持って仕事に取り組んでいる様子がわかります。採用メッセージから三菱地所の社風を読み解いてみたいと思います。「街に住む人。働く人。訪れる人。そのひとりひとりの時間が満ち足りたものなるように。さまざまな人との出会いが心ときめくものになるように。」そんな想いをこめて私たちはまちづくりをしています。私たちが担う「まちづくり」という仕事には大きな責任が伴います。与えられた仕事をただこなすのではなく、自らの頭で考え、より良い街・暮らし・未来を作るために、常にチャレンジを続ける必要があります。当然、全てが上手くいくはずもなく乗り越えなければいけない壁もたくさんあります。その過程で感じた苦しみ、そして喜び。何を考え、どんな仕事をしてきたのか。私たちは、採用活動の場において、三菱地所で働く仲間のことまで、できる限り、余すところなく皆さんに伝えていきたいと思っています。引用:三菱地所新卒採用ページ採用への想いこのように三菱地所では、「街でのより良い暮らしの空間を作るためにどうすればいいのか」ということを関係者全員と当事者意識を持って考えることが求められます。また、海外の不動産企業とは異なり、ビルだけ・商業施設だけでなく街を総合的に開発することにいち早く着手してきた同社では、組織として大きなプロジェクトを成功させるための「チームワーク」が重視されるのかもしれません。以下のunistyleの記事を参考にしてみてください。参考:書類通過者のES解説ここまでは三菱地所の事業内容や社風などから求める人材を考察してきましが、この項目では、実際の学生のESを見ながら考察してみたいと思います。◆1.あなたが学生時代にした最大のチャレンジは何ですか?学生時代、皆様それぞれに様々な経験を通じて成長を積み重ねてこられたと思います。どのようなことに興味・関心を持って、何に挑戦してきたのか、ご自身の経験談をもとにまとめて下さい(300文字以上500文字以内)◆2.あなたが三菱地所の社長だとしたら、三菱地所を更に成長させるために何を行いますか?三菱地所を取り巻く事業環境は、常に変化しています。もし、あなたが三菱地所の事業方針・経営戦略を定められるとしたら、どのような施策を取りますか。既存の事業への注力、事業課題の克服、新事業への参入等、自由にまとめて下さい。(300文字以上500文字以内)◆3.あなたは三菱地所でどのような仕事をし、何を成し遂げたいですか?そのように考える理由も併せて教えてください。三菱地所を志望するにあたり、当社の事業や仕事についても調べて頂いたと思います。その中で特にどんな事業や仕事に関心を持ったのかまとめて下さい。そして、将来的に三菱地所をベースに社会の中でどのような価値を創造していきたいのか、長期的なプラン(2に通じた、街づくりの輸出、)もあれば併せて聞かせて下さい(300文字以上500文字以内)参考:三菱地所エントリーシート◆1.では、いわゆる自分の学生時代の経験に加えて、そこから導かれる学びや強みがと合致しているか、特に先の「事業内容から考える三菱地所が求める人材」で述べた能力に合致しているかがポイントになります。またその強みを発揮するための具体的な方法論にまで触れられると更に説得力が増して好印象だと思います。参考:◆2.は、三菱地所に対する理解度が問われている設問だと言えるでしょう。「社長としてどうするか」を考えるので、会社全体の事情や将来を、自ら三菱地所について調べて得た情報はもちろん、社員訪問などで得た情報を基に考えていくと説得力が増して良い評価につながるのではないのでしょうか。◆3.では、志望動機についての記載が求められています。少数採用の不動産業界の志望動機では、「人々が暮らす街のデザインを新たに創りたい」、「物件を回って〜と感じ、貴社を志望する」という動機を「なぜそう思ったか」を繰り返し、更に数段階深める必要があるでしょう。先のような成し遂げたいことが自らの経験に基づいたものであるか、またその成し遂げたいことが志望企業と合致しているかがポイントになります。それでは◆1〜3について内定者・ES通過者が作成したESを参照しながら解説してみたいと思います。まず、◆1に関してです。大学からアメリカンフットボールという新たなスポーツに挑戦した事です。このスポーツは体格や経験値などで今後の活躍の可能性を大きく左右されますが、私は8歳から10年間野球しかやってこず、何れも持ち合わせていませんでした。そこで、自分に何が足りないのかを常に明確にし、その要素を一つずつ徹底的に潰していく事を決意しました。厳しい食事制限を課し、ウエイトトレーニングに関しては、コーチに与えられたメニュー以外にも独自に教わった効果的なトレーニングをプラスαでする事で基礎となる体を作り、経験値は高評価の選手の動きを何度もビデオで研究して盗み、克服していきました。怪我など苦しい期間もありましたが、根気強く挑戦し続ける事で、高校からの経験者が大半を占める中、レギュラーとして試合出場を果たし、関東の強豪校への勝利に貢献する事ができました。この経験を通じ、当たり前の事を誰よりもやる大切さ、高い目標を達成する為に限られた時間の中でどのようにしたら個人の能力を最大限伸ばす事ができるかを常に考え行動に移す、主体性と行動力が身に付きました。引用:三菱地所エントリーシート解説このESの著者はアメフトの経験を通じ、「当たり前の事を誰よりもやる大切さ、高い目標を達成する為に限られた時間の中でどのようにしたら個人の能力を最大限伸ばす事ができるかを常に考え行動に移す、主体性と行動力」が身についたと述べています。この学び・強みはにおける「個人として努力し、成果をあげることができる」能力と合致しています。ただし、話が個人の話で完結してしまっているため、「自分自身が取り組んで成功した結果をチームに還元した」など、周囲を巻き込んだ経験を加えられるとより良いでしょう。具体的には先の「事業内容から考える三菱地所が求める人材」で述べた①〜③の強みに合致する強みをアピールできれば良いでしょう。また、部活動に取り組んでいた人間にとっては、「限られた時間を効率的に使う」などといった要素はできていて当然と思われてしまうポイントなので、自分だからこその性格や特性も踏まえ、「限られた時間を効率的に使う」ための方法論をオリジナルに書けると更に良くなるはずです。次に◆2に関してです。<施策>東南アジアに三菱地所の街づくりを輸出します。<背景>国内市場は縮小が続くため海外事業での収益向上が必要です。そのため海外事業の中でも、経済発展が続く東南アジア地域での事業展開を拡充します。東南アジア各国は工業団地開発の実績はありますが、シンガポールなどの一部を除き都市開発はまだ浅く、参入の余地があると考えました。<内容>交通などの公共インフラ整備とエリア都市開発を三菱グループ(商社、銀行、保険など)が共同で行います。大丸有で培ったハード・ソフト一体化のノウハウに加え、キャピタグリーンの様な最新の環境先進技術を持ち込むことで、環境と経済と社会の共生が成立した、今までにない唯一無二の街を実現させます。これにより以下の様な戦略的意義が見込まれます。・海外ポートフォリオの強化・三菱地所の街づくりの輸出によるブランド価値の向上・国内企業のアジア進出サポート<課題>政治経済が不安定なことや法整備が不十分なことなどから、ミドルリスクハイリターン市場と位置づけられるため、リスクマネジメントを行いながら長期的に開発に取り組んでいきます。(486字)引用:三菱地所エントリーシート解説この筆者は、業界研究を深め自分が不動産業界に入った後に携わりたい仕事のイメージがしっかりできています。国内市場が縮小しているという不動産業界の状況や東南アジアの都市開発の状況を踏まえた上で、海外ポートフォリオの強化といった三菱地所にとって意義のある戦略を策定しています。これらのことを論理的に述べるには不動産業界と三菱地所への理解が求められますが、この著者はそれができており良い評価につながったと考えられます。「ハード・ソフト一体化のノウハウ」、「三菱地所の街づくりの輸出によるブランド価値の向上」、「法整備が不十分」などのフレーズ面接で聞かれた際に、しっかり受け答えできるよう準備しておければ問題無いでしょう。最後に◆3についての解説です。三菱地所で商業物流施設事業や都市開発事業を担当し、多世代・異分野が活発に交流する街づくり、サステイナブル社会を実現したいです。ゼミの活動で、地域交流の場として空き家のリノベーションや地域情報アプリの作成に携わっています。活動の中で、今後の社会には地域の新たな取り組みが必要だと感じており、そのため、就職活動では街づくりを通じて社会に大きな変化と効果を生み出せるディベロッパー業界に関心を持ちました。そして、座談会で開発推進部の山脇様からの大丸有のエリアマネジメントを伺ったことで、街が価値を利用者に提供するのではなく、人とコミュニティの出会いが新たな価値やビジネスを地場で生まれ、持続し続ける、多様かつ相対的な街づくりを社会に提供したいと考えるようになりました。業界の中でも、ハード・ソフト両面からエリア一体の街づくりを行っている、大丸有を実績と基盤に持つ貴社であれば、より大きなスケールのビジネスで社会に貢献ができると考え、第一に志望しています。まず貴社で地域密着型の商業・物流業務部門で基礎を学び、将来的には大丸有のコミュニティ交流づくりに携わることでサステイナブル社会の実現に貢献したいです。引用:三菱地所エントリーシート解説この筆者は、商業物流施設事業と都市開発事業に関心を持っています。自分が学生時代に問題意識を持った事柄を不動産ディベロッパー業界で解決していきたい、という論調で志望動機を展開しています。「街づくりを通じて社会に大きな変化と効果を生み出す」という成し遂げたいことが自らの経験と志望企業いずれにも合致しており、納得感があります。入社してから具体的に携わってみたいこととして筆者は座談会を通じてこの大丸有の事業に興味を持ったようですが、自分から能動的に興味を持ったという経緯があれば、自己分析を深めてそちらを記載すべきかもしれません。(例えば、更にOB訪問を重た上で実際に土地を訪れた・類似している開発地域を訪問したなど)以下、参考にしてみてください。参考:選考について◆選考プロセス(総合職)エントリーシート&webテスト→グループディスカッション→一次面接→二次面接→最終面接参考:三菱地所2016年卒本選考情報三菱地所の総合N職では毎年30数名が採用されています。また、採用人数の半数近くを女性が占めており、女性が働きやすい環境で仕事ができるとも言われています。グループディスカッションという選考方法が、学生にとっては少々ネックになると思いますが、相手の話を聞きながら適度に自分の意見を発信することができれば良い結果に繋がるはずです。以下の記事を参考にしてみてください。参考:最後に今回は不動産ディベロッパー業界の雄、三菱地所を紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。三菱地所のことについて興味を持ち、より深く知りたいと思った学生は、実際に丸の内の開発エリアを歩いてみると良い材料が見つかるかもしれません。この記事が一人でも多くの就活生に役立つことができれば幸いです。三菱地所の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから 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