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興味のある部門と職種内容から仕事理解を示す

興味のある部門と職種内容から仕事理解を示す

掲載開始日:2014年06月13日
最終更新日:2017年12月12日

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志望度を図る上で、「入社後の働くイメージが持てているか」ということは面接官も知りたいところです。そのため入社後にどんな仕事をしたいのかという質問は頻繁にされます。ここでトンチンカンな回答をしてしまうと、うちの会社に本当に入社しても大丈夫なのかと入社後のギャップを心配されてしまうことになりますので、しっかりと仕事を理解していることを示すことは重要です。今回は興味のある部門と職種内容から仕事理解を示す方法について簡単に説明したいと思います。

 

1.想像力を試される質問が「具体的に取り組みたい仕事は何か?」

働いたことのない学生にとって仕事の内容を想像するのは中々難しいものであるからこそ、その学生がどの程度想像力を持っているのか図ることもできるのがこの「具体的に取り組みたい仕事」の部分でしょう。また仕事内容を理解しているかどうかを確認することで入社後のミスマッチを避けたいという意識も採用側には強くあります。まずは仕事理解の浅い典型的な志望動機が下記のようなものです。

 

「世の中の可能性を限界まで高めたいと思い、総合商社を志望しています。ラーメンからミサイルまでと言われた商社であれば、様々な商材の可能性を高めていけると考え志望しています。再生可能エネルギービジネスやBOPビジネス、最終的には宇宙関連ビジネスにも関わることができたらと思っております。」

 

確かに総合商社は様々な商材を扱っているものの、一度配属された部門に所属し続けるという「背番号制」を取っている会社が多く、上記で話をしているように様々な商材に関わることは中々できません。その意味で上記の志望動機は仕事内容を理解していない典型例と言え、選考でも落とされてしまう可能性が高いと言えます。

 

 

2.興味のある部門及び仕事内容の両方を伝えることで仕事理解を示す

 

志望動機のフレームワークで常に利用させてもらっている内定者の例を取ると、下記のように興味のある部門とその部門でどのように働くのかというイメージの両方を伝えています。ちゃっかり自分自身の経験から活かせる強みを伝えている所も真剣さが伝わるポイントになっています。

上記のような思いから御社では、「加工用食品営業部」にて食品メーカーに対して、食品添加物、天然色素等を提案、販売する仕事をしたいと考えています。貴社の商品は消費者に見えづらい点はありますが、多くの食品に含まれており、多くの方の健康で豊かな生活に貢献できる点に魅力を感じました。営業をする上では学生時代に学んだ相手の立場に立つ積極的な行動で顧客との信頼関係を築き、自分の提案をいち早く取り入れてもらえるようにしたいです。

上記のように、具体的に取り組みたい仕事では、①成し遂げたいことを達成する上で、取り組みたいと思う仕事について、興味のある部門と仕事内容の両面から語ることが大事になります。

 

 

3.仕事を正しく理解する

 

興味のある部門と同様に、「職種」も大事な要素ではありますが、多くの学生が仕事理解が甘く、「営業は何となく嫌だから」という理由で避けている傾向にあります。また営業という仕事を下記のように勘違いしている例もよく見受けられます。

 

御社では営業をしたいと考えています。学生時代から社交的だと言われてきており、人と会話することが好きなので営業に向いていると思ったので営業を志望しています。

 

「営業=人と話す社交的な仕事」というのが非常に浅い理解で、共感されないため、上記のような仕事理解の場合は、本当に仕事をやっていけるのかと思われる可能性が高いです。

 

学生にとっては営業というと全て同じ仕事のように感じるようですが、同じ営業でもまったく働き方は違います。①新規営業なのか既存営業なのか、②個人向けか法人向けか、③既製品の販売か、カスタマイズ製品の販売かによって大きく働き方は異なります。

 

①新規営業か既存営業か

例えば新規営業であれば、100件当たって1件の成約ということもあるように、かなりタフな職場です。具体的な職場としては銀行の法人営業、証券会社の営業、MRの営業などが挙げられます。このような職場では精神的なタフさ、結果に対する強いこだわりなどが特に求められます。

既存営業であれば、今ある顧客の信頼関係を持続させることがメインになります。具体的な職場としては、素材メーカーや商社の営業がそれに当たることが多いです。そのため新規営業に比べると精神的なタフさというよりは、マメさ、誠実さ、協調性といったものが強く求められるでしょう。もちろん既存営業は楽な仕事ではありません。もし既存顧客を失うようなことがあれば、会社にとっては大きな損失であり、取り返しのつかない場合が多いです。慎重に対応できる人が求められるでしょう。

 

 

②個人向けか法人向けか

個人向けの販売では、個人の顧客は論理的に考えて商品を買うというよりは、「この製品が欲しい!」という感情が刺激されて購入することが多いでしょう。そのため求められる能力としては、顧客に対する愛想の良さ・社交性、顧客の感情に訴えかける力が大事になるでしょう。

一方で法人向けの営業であれば、感情の部分も無視できない部分ではあるものの、基本的には会社の利益を優先して論理的に商品購入の判断をすることが多いでしょう。そのため求められる能力としては、論理的に相手を説得する能力が最も求められることになるでしょう。

 

 

③既製品の販売かカスタマイズ製品の販売か

既製品の販売であれば、相手の感情に訴えかける力が求められるでしょう。最もイメージしやすい職場としては百貨店や家電量販店、車のディーラーなどが挙げられるでしょう。既製品の販売であれば、既に製品・サービスは出来上がってしまっているため、潜在的にその商品を欲している人の感情に訴え、商品購入まで導く力が大事です。そのため、初対面でもいい印象を抱いてもらえる社交性の高さは求められるでしょう。上記の志望動機はこのような職場であれば受け入れてもらえる可能性があります。

カスタマイズしての販売は、顧客のニーズを引き出しながら製品を作り上げる営業です。具体的な職場としては、広告代理店の営業、Sierの営業などが挙げられるでしょう。このような職場においては相手のニーズを引き出す力、ニーズを論理的に考え、伝えることで形にしていく力が求められます。

 

以上見てきた通り、「営業」という仕事をとっても千差万別で、「どのような営業をしたいのか」まで語る必要があります。多くの学生のイメージとしては個人顧客にペコペコと頭を下げる既製品の飛び込み営業をイメージが強すぎるのではないでしょうか。正しく仕事を理解した上で自分にはどんな仕事が向いているのか考えることが大事です。

 

 

4.仕事の基本は営業

上記の様に浅い理解のままで就職活動を進めた場合、営業がやりたくないから経理や法務がやりたい!という学生に出会いますが、資格試験やかなり深く勉強した場合を除いては採用される可能性が高くないので注意しましょう。仕事の基本は売上を生み出す営業です。マーケティングの基本も、売れる製品とは何か、顧客は誰かということを知らないといけないため、営業と通じる要素がたくさんあります。是非とも営業の種類を理解した上で、自分自身はどんなタイプの営業がしたいのか考えた上で、具体的な仕事内容を考えて欲しいと思います。

 

photo by Tom Thai

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