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味の素のESと採用HPから考える味の素の求める人材

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味の素のESと採用HPから考える味の素の求める人材

掲載開始日:2015年10月30日
最終更新日:2016年12月09日

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味の素はunistyle就活意識調査でも13位と非常に人気です。1960年代から海外展開を推し進め、海外でも広く認知されていることから帰国子女や留学経験者にも人気であることが一因でしょう。狭き門であるからこそ、この記事を参考に企業理解を深めて頂きたいと思います。今回は味の素のESと採用HPから、味の素が求める人材を探っていきましょう。

採用HPから見る味の素での働き方

味の素グループWay
【新しい価値の創造】
独自性のある技術とサイエンスに基づき、新しい発想と継続的革新で価値を創造します。
【開拓者精神】
新しい事業、新市場の開拓に常に挑戦し続けます。
【社会への貢献】
常に謙虚で誠実な態度で社会の要請を受け止め、事業活動を通じた社会的な価値の最大化を目指します。
【人を大切にする】
味の素グループの事業に参加する全ての人の人間性を尊重し、その人が成長し、能力を最大に発揮できる集団になります。
参考:【理念・経営ビジョン】


味の素グループWayからは、unistyleの記事で紹介した「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」の「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」ことへの強い拘りが伺えます。

当社の営業は、商店の棚に並ぶ家庭用商品の担当、外食企業や飲食店向けの調味料担当、そして食品メーカー等向けの加工用原料担当と、大きく3領域に分かれています。しかし近年では、大手量販店が食品メーカーと組んでプライベートブランド(PB)商品を開発したり、大手外食企業が自社でソース等の調味料をつくるセントラルキッチンを開設したりと、既存の当社枠組みでは十分な提案ができないケースが増えてきました。そこで、異なった領域の営業を兼務するメンバーを集め、各領域の知見を融合した提案活動を模索しています。
たとえば大手スーパーがPBのめんつゆを発売する際に、家庭用の良好な関係を活かし、PBの課題を当社が直接スーパーにヒアリングします。そしてスーパーから委託されるめんつゆメーカーに、その課題を踏まえた適切な加工用原料提案を行えば、そのスーパーの品揃えにふさわしいPB商品開発へのスピーディなお役立ちが可能になります。
当社が持つ知見をフル活用し、生活者=消費者との接点をさらに強化する組織として、まさに試行錯誤を続けている最中です。
参考:【先輩社員】


営業部門の先輩社員のメッセージですが、ここでは「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」ことの重要性が説かれています。他の食品業界の記事でも書いた通り、食品メーカーでは経営者や量販店の顧客に自社製品を取り扱ってもらうための営業が重要となります。その上では、「1.個人として努力し、成果をあげることができる」ことも求められると言えるでしょう。
これらから味の素が求める人材を考えると、以下のようになると言えます。

①大手スーパーといった量販店の担当者と信頼関係を構築し、自社の製品を一番に扱ってもらえる人材
②取引先の課題やニーズを引き出し、時には自社の既存の枠組みを超えた解決策を提案し、解決に結びつけることのできる人材
③経営者や担当者、技術畑の社員など価値観や考え方の異なる人と協力して共通の目標実現のため協働できる人材

味の素を受ける上では、是非他の食品業界の研究もした上で臨んでほしいと思います。以下の記事も参考にしてください。それでは次はESの設問から、味の素に必要とされる人材像を考えていきます。

参照:「日清食品のエントリーシートから見る日清食品の求める人材」
参照:「キッコーマンのESと採用HPから考えるキッコーマンの求める人材」
 

味の素 ES設問

1.主な課外活動について以下に最大3つまでご入力ください

<主な課外活動(1)>
課外活動 (15文字以内)

<主な課外活動(2)>
課外活動(15文字以内)

<主な課外活動(3)>
課外活動 (15文字以内)

2.あなたが学生時代に最も力を入れて取り組んだテーマを記述してください。

<取り組んだ(1)のテーマ>
・ テーマ(35文字以内)
活動期間(15文字以内)
活動量(15文字以内)

<取り組んだ(2)のテーマ>
・テーマ(35文字以内)
・活動期間(15文字以内)
・ 活動量(15文字以内)

<取り組んだ(3)のテーマ>
・ テーマ(35文字以内)
・ 活動期間(15文字以内)
・ 活動量(15文字以内)

3.学生時代に最も力を入れて取り組んだ(1)のテーマについてお伺いします。
・上記(1)のテーマの中で、あなたが具体的に取り組んだ課題(1)を記述してください。(100文字以内)  
・ 上記の課題(1)を解決するために、あなた自身が取り組んだことを具体的に記述してください。(350文字以内)    

4.学生時代に最も力を入れて取り組んだ(2)のテーマについてお伺いします。
・上記(2)のテーマの中で、あなたが具体的に取り組んだ課題(2)を記述してください。(100文字以内)
・ 上記の課題(2)を解決するために、あなた自身が取り組んだことを具体的に記述してください。(350文字以内)

5.あなたが当社にエントリーする理由を記述してください。(200文字以内)

6.あなたの「忘れられない味」は何ですか?(15文字以内)

・その理由は、何ですか?(35文字以内)

設問1について

1.主な課外活動について以下に最大3つまでご入力ください

<主な課外活動(1)>
課外活動 (15文字以内)

<主な課外活動(2)>
課外活動(15文字以内)

<主な課外活動(3)>
課外活動 (15文字以内)


学生時代に力を入れたことを端的に述べる設問です。その後の設問で詳しく書くことが求められていますが、主な課外活動という問いなので回答のそれぞれが別々の活動内容になっていることが望ましいでしょう。最大3つということですが、記載する活動が多ければ「学生時代に多様なことにチャレンジしてきたこと」が自ずとアピールできる一方で、「一つのことに取り組む継続力」は薄れてしまいがちです。記述内容が与えるイメージも考えながら書くことができると良いと思います。

設問2~4について

2.あなたが学生時代に最も力を入れて取り組んだテーマを記述してください。

<取り組んだ(1)のテーマ>
・ テーマ(35文字以内)
活動期間(15文字以内)
活動量(15文字以内)

<取り組んだ(2)のテーマ>
・テーマ(35文字以内)
・活動期間(15文字以内)
・ 活動量(15文字以内)

<取り組んだ(3)のテーマ>
・ テーマ(35文字以内)
・ 活動期間(15文字以内)
・ 活動量(15文字以内)

3.学生時代に最も力を入れて取り組んだ(1)のテーマについてお伺いします。
・上記(1)のテーマの中で、あなたが具体的に取り組んだ課題(1)を記述してください。(100文字以内)  
・ 上記の課題(1)を解決するために、あなた自身が取り組んだことを具体的に記述してください。(350文字以内)    

4.学生時代に最も力を入れて取り組んだ(2)のテーマについてお伺いします。
・上記(2)のテーマの中で、あなたが具体的に取り組んだ課題(2)を記述してください。(100文字以内)
・ 上記の課題(2)を解決するために、あなた自身が取り組んだことを具体的に記述してください。(350文字以内)


「内定レベルの学生時代頑張ったことが10分で書ける学生時代頑張ったことのフレームワーク」を整理すれば、各設問に取り組みやすいと思います。設問2では主に「①結論」、設問3・4では「②動機・③目標と困難・④取組と結果・⑤人柄・⑥学び」を記述することになります。書き方が明確に提示されている分体裁では差はつきにくいので、①〜⑥の各ポイントでどのような点が評価されるのかを意識しながら書いてみるとよいのではないでしょうか。

「「なぜ取り組んだのか」という質問の意図と内定者の回答例」
「目標と困難における評価ポイントと内定者の回答例」
「取組・工夫→結果の評価ポイントと回答例」
「人柄の評価項目と回答例」
「学びの評価項目と具体的回答例」

設問1の(1)〜(3)と設問2(1)〜(3)を結びつける必要はないので、ここでは面接官に自信を持って話すことのできるテーマを2つ選択すべきでしょう。設問1のコメントではそれぞれ別々の活動内容を書いた場合に与える印象について書きましたが、1つの課外活動で2つのテーマについて書いた場合は印象として「一つのことに熱心に取り組むことのできる継続力」を与える一方で、「多様なことに取り組むチャレンジ性」は薄れてしまいます。
て「一つのことに熱心に取り組むことのできる継続力」を与える一方で、「多様なことに取り組むチャレンジ性」は薄れてしまいます。いずれにしても大事なのは味の素グループWayや「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」が感じ取れるものである必要があると言えます。

設問5について

 

5.あなたが当社にエントリーする理由を記述してください。(200文字以内)


志望動機を問う設問です。上記に記載した味の素グループWayや「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」を意識しながら書いてみるとよいでしょう。学生時代に研究に力を入れていたのであれば【新しい価値の創造】に通ずるものが書きやすく、アルバイトや部活動といったコミュニティで何かを成し遂げた経験をお持ちの読者は【人を大切にする】を意識した志望動機が書きやすいのではないでしょうか。食品会社の志望動機では「人の生活に貢献できる」、「食べ物を食べられる幸せを届けたい」という夢を語る志望者も見受けられますが、これらの「単純な経験」に根差した志望動機では面接官の共感を得ることが難しいと感じられます。ここでは自分自身が主体的に動いて得た経験を基に記述したいところです。「あなたの志望動機が共感されないのは自分の経験に根ざしていないから?」を駆使しながら書いていただけると書きやすいのではないかと思います。

設問6について

 

6.あなたの「忘れられない味」は何ですか?(15文字以内)
・その理由は、何ですか?(35文字以内)


味の素の原点が「廉価なる調味料の創造」にあるからこそ問われる設問ではないかと思います。通過者のESでは肉親の手料理や幼少期の経験に根ざして書いています。「意外と侮れない! ES・履歴書の「趣味・特技」の欄〜印象に残る学生になる為に〜」でも記載した「趣味・特技」のように、一種の会話のネタであるように感じられます。例え面接の場で会話の話題にならないとしても、ESの内容から面接官もある程度の人物像を想像した上でその場に臨んでいると考えているので、自分の書いた「忘れられない味」がどのような印象を与えるのかは事前に他者のフィードバックをもらい、その上で志望者も面接に臨んでいただけると良いと思います。

まとめ


食品会社というと倍率も高く、全体数から見ればESの通過数も少ないと考えられます。しかし、会社の求める人材像を意識した上で、自らの経験に根差す志望動機を書くことさえできれば通過は難しくないように感じられます。
「日清食品のエントリーシートから見る日清食品の求める人材」「キッコーマンのESと採用HPから考えるキッコーマンの求める人材」も参考にしながら他の食品会社に求められる素養や人物像を整理して書いてみると、ES通過後の面接でも説得感のある話をすることができると思います。

 

photo by Rach Box

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