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「異なる価値観の人との協力経験」をESの自己PRで使う回答事例

「異なる価値観の人との協力経験」をESの自己PRで使う回答事例

最終更新日:2018年07月18日

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価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることは企業から求められる重要な能力の一つだと考えられます。企業というのは基本一つの企業だけでビジネスが完結するわけではなく、様々な会社と協力していかなければなりません。

そして、その協力会社とはものごとに対する価値観や考え方が違うことは容易に想像できます。社内に目を向けても、同じ企業で働いていても職種や階級によって価値観や考えは異なり、それらの協力なしに成果を上げることはできません。

以上の内容を高学歴層から絶大な人気を誇る総合商社における、海外プロジェクトを例に取って考えていきましょう。

バングラデシュ初の都市高速鉄道となるダッカMRT6号線向け車両および車両基地設備を受注


三菱商事株式会社と川崎重工業株式会社は共同で、バングラデシュのダッカ都市交通会社から同国初となる都市高速鉄道6号線向け車両144両および車両基地設備を受注しました。


本契約において、川崎重工はプロジェクト全般管理、車両および主な車両基地設備の設計・製造・試験・納入整備・トレーニング・輸送等に加え、DMTCLが実施する車両および車両基地設備の保守業務の支援を担当し、三菱商事は商務事項の管理、ならびに一部車両基地設備の供給を担当します。


今回供給する車両は、軽量・高耐久性を特長とするステンレス製車両で、室内用CCTVカメラに加え、ワンマン運転時に乗降客やプラットフォームの状況を確認するための車外CCTVカメラを装備し、客室内の乗客だけでなく、乗降客やプラットフォーム上の安全にも配慮した設計を採用します。また、大容量空調装置を1両につき2台搭載し、高温多湿の現地環境においても快適な車内環境を実現します。


(中略)

 

また、ダッカのMRT開発は、日本政府のインフラ輸出戦略等の下で、計画策定段階から一貫して独立行政法人国際協力機構(JICA)がバングラデシュ政府の支援を行っており、6号線はJICAが同政府との間で結んだインフラ整備支援に関する円借款契約により建設が進められています。

参考:三菱商事プレスリリース

この記事ではバングラディシュ初の高速鉄道の車両、車両基地を受注したことを紹介しています。

ここで見て欲しいのは三菱商事の単独一社で事業を行うわけではなく川崎重工業・バングラディシュの都市交通会社・金銭面でJICAとバングラディシュ政府との協力をもとにして事業を行っています。また、事業の中でもそれぞれの担う役割、立場が異なっていて、お互いの会社が持っている知見や価値観も違うことが想像できると思います。

このように、価値観や立場が異なっている人々と協力をして事業を行っていくということが当たり前に行われているのが現実です。よって、価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができるという能力は重要だと考えられます。

業界間の繋がりを考えるうえでは一度ビジネスマップを書いてみるのも有効かもしれません。

以下記事ではビジネスマップの意義やそれを使うメリットについて説明していますので是非参考にしてみて下さい。

参考:ビジネスマップの活用について

三井物産内定者の回答

周囲と協力して目的を達成する過程において、あなたがとった具体的な行動を記述してください。(200文字以内)

 

3年生時に軽音サークルの新歓代表として、下級生までも責任者として1人ずつ役割を与え、上級生に巻き込みながら新歓活動を行った。例年3年生主体で新歓を行っていたため、下級生が余り積極的でなく彼らの強みを新歓で活かせていなかった。

 

そこで、下級生を重要なPR担当に置くなど、各々の特性に合わせて重要な役割を与え、それを上級生がバックアップする体制を作り、チーム全体の底上げをすることで新歓活動を成功させた。

参考:【内定】エントリーシート (総合職)

ここでは上級生、下級生という立場の異なった両者を共にまとめ新歓活動に取り組んだということが述べられています。

強みという点では直接表現されていませんが、立場の異なる人と協力して成果をあげるという能力があることがこのエピソードから表現されています。字数の関係もありますが、それぞれの立場においてどのように考えが異なっていたのかを示せるとより明確に困難が伝わるでしょう。

軽音楽サークルにおける強みの示し方については以下の記事が参考になると思います。

軽音楽サークルの活動から企業にアピールできるポイントの例を示しています。軽音楽サークル出身の就活生は必ず参考にしてください。

参考:留年者続出・就職最悪の軽音楽サークルのメンバーが就活で伝えるべきこと

豊田通商内定者の回答

これまで学生時代に特に力を注いだこと、また、そこから得たものは何ですか?(300文字以下)

 

学内に秋新歓の文化を根付かせることに注力した。

 

なぜなら、春の時期、多忙のためにサークルに入る機会を逃してしまっている理工学部の学生が毎年溢れている状況を改善したいと考えたからだ。

 

そこで、そのような学生のために秋にもサークルに加入する機会を提供することを目標に取り組んだ。他の団体から協力を得るために半年間で50以上のサークルや学生団体の元を訪れた。計画が非現実的すぎると協力を断られる中で、1断られても何度も交渉へ行く。2計画に具体性を持たせ、成功のビジョンを共有する。この2点を徹底した。

 

結果、17つのサークルと学生団体から協力を得ることができ、約150名の1年生を集めての秋期新歓活動の実施に成功した。参加してくれた学生や団体から好評を得たことで、秋新歓を学内に根付かせることに成功した。

 

この経験から、己の知力と情熱を持って行動すれば大勢の人を巻き込むことができるという自信を得た。


参考:【内定】エントリーシート(総合職)

ここでは新歓に対して価値観の異なるサークルや学生団体とともに秋新歓という文化を生み出したことを学生時代に力を注いだこととして挙げています。これも価値観の異なる人々と共に成果をあげた事例としてあげられ、直接的では無いものの間接的に強みを表現できていると思います。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券内定者の回答

これまでの人生で、あなたが周囲の人と協力してやり遂げたことと、その中であなたが果たした役割とその成果を教えて下さい。(400)

 

アルバイト先での企画立案、実行の経験である。

 

私は大学受験塾の事務としてアルバイトをしており、その塾は正社員がいないため全ての運営を12人の大学生の事務によって行っている。その中で新規生徒募集担当として、生徒募集を行う中で生徒数が激減している事実を目の当たりにした。事務は時間給で働いているため、実質的には生徒数の増減は、賃金の面では変わりがなく、生徒数が減っていても何もアクションを起こす動きがなかった。

 

そこで、大学受験予備校業界を分析し、生徒数が回復のための方策を文章としてまとめ、塾長に提出した。その結果、私と塾長を中心として、対策委員会が発足し、生徒数回復のために様々な政策を行っていった。募集結果は20人程度しか生徒数は増えなかったが、私の取った行動により減少が続いていた状況に歯止めがかかった。

 

このように、私には当事者意識を持って、アクションを起こしそれを実行していく力があると考えている。(400)

参考:【内定】エントリーシート(投資銀行部門)

生徒募集担当として減少を食い止めたことをエピソードとして挙げています。

生徒の増減によって事務職の賃金があまり変わらず変化を起こすインセンティブがなかったものの、当事者意識を持ったこの方は担当者として積極的に取り組んだことが伝わります。これも生徒数の減少に対する価値観の異なる人々との協力を経て成功に導いたエピソードの一つだと思います。

P&G内定者の回答

Q1※ Describe a time when you were able to step into a group, take charge, and bring about excellent results. あるグループに参加し、全体を率いて、必要なサポートを獲得し、卓越した結果を実現した実例を説明してください。(全角半角問わず500字から700字程度)

 

大学1年から2年にかけて、Airbnbという宿泊予約サイトを通して、外国人向けのゲストハウスを関西エリアで15物件立ち上げ、月間3万ドルを売り上げました。

 

ビジネスモデルとしては、通常の賃貸物件を不動産から借り上げ、その物件に宿泊に必要なものを取り揃えゲストハウスとして観光客に貸し出し、対価を得るというものです。

 
現在では、Airbnbはある程度の知名度を獲得しており、このサービスを知る人の数は多いです。

 

しかしながら、当初、前例のない民泊事業に対して、不動産業者、清掃業者、デザイン会社などの利害関係者の理解が得られないという問題があり、物件数を増やすことが難しい状態でした。

 

そこで、想定しうるメリットやリスクを相手の立場に立つことで洗い出し、改善した案を持って何度も交渉に伺いました。

 

結果として、不動産業者2社、清掃業者4社、デザイン会社2社の協力を得ることができ、優良な物件の発掘や清掃の外注化につながり、効率の良い物件オペレーションを築き上げることができました。

 

相手の利害を意識して物事を円滑に遂行することで、実ビジネスの貴重な経験を積めたことは、今後のキャリアで役に立つと確信しています。

参考:【内定】エントリーシート(FA)

ここではAirbnbを使ってビジネスを行ったというエピソードを述べています。ただ、その中で民泊業に対する理解がなく、あまり利害関係者の協力が得られなかったものの、交渉に粘り強く取り組んだ結果事業として成功したそうです。これも価値観や立場の異なる人と成果をあげることができたという事例の一つだと思います。

なお、その他能力をPRする場合の例文集は以下記事にてご覧いただけますので、合わせて見てみてください。

パターン別、アピールしたい長所ごとの自己PR例文集となっていますので是非参考にしてみて下さい。

参考:4パターンの自己PR|内定者のES回答例

photo by Ralf Steinberger

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