あなたがインターンの選考に落ちた原因は? 改善点をあぶり出す54個のチェックリスト
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最終更新日:2024年10月29日
インターン選考を経験していく中で、「全然選考に通らないな」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
本記事ではインターン選考のどこで自分がつまずいているのかを明らかにし、今後の選考をスムーズに突破できるよう、各選考フロー別のチェックリストを作成してみました。
自分はどのフローを苦手としているのかを見つけ、本選考で同じ結果にならないよう、本記事で自分の弱点を探し、改善してみてください。
インターンシップの評価は本選考に影響するのか?
インターンシップを受ける方にとって、インターンシップは本選考に影響するのか?という疑問を持つ方も一定数いらっしゃるのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、“インターンシップを本選考プロセスの一環として位置づけている企業”や、“インターンの評価をもとに囲い込みする企業”も存在しています。
実際に、インターンを開催する企業には下記の3パターンあると考えられます。
- インターンを本選考プロセスの一環として位置づけている企業
- 「本選考とは無関係」としながら、実際はインターンでの評価が本選考に影響する企業
- インターンを本選考から完全に独立させている企業
エントリーするインターンがこれら3つのうちどれに該当するかによって、あなたにとっての「インターンに参加する意義」も変わってきます。
一定程度のエントリー数を確保しつつ、あなた自身が上記の3つのうちどこに目的をおくのかを明確にしながらインターンに臨むべきでしょう。
下記記事において、インターンシップと本選考の関係をより詳細に説明しているので、是非チェックしてみてください。
チェックリストの使い方
多くの企業がインターンの選考フローでES・グループディスカッション・面接のフローを踏んでいるため、本記事のチェックリストもES・グループディスカッション・面接の3つの選考フロー別でリストを作成しました。
チェックを始める前に、まず自分がどのフローで一番落ちてしまっているのかを振り返ってみてください。そしてESで落ちることが多いのであれば、ESのチェックリストを、グループディスカッションであればグループディスカッションのチェックリスト、面接であれば面接のチェックリスト、全部であれば全てのチェックリストを行い、落ちてしまっている原因を探してみてください。
Webテストに関して、今回チェックリストを設けていませんが、Webテストで落ちてしまった場合は勉強するしか方法が無いので、しっかりWebテスト対策を行ってください。
・【就活生必見!】17種類の適性検査まとめ、Webテストの種類と対策を知る
・Web適性検査の対策・練習方法|問題例と解答を基に練習しよう!
・【玉手箱の完全対策】言語・計数・英語の例題や最新出題企業を掲載
・【GAB/C-GAB/Web-GABとは?|問題と対策を解説】総合商社も採用するテストセンター
チェックを行っていく際、自分ができていると思うものにはチェックを、そうでないなと思ったものにはチェックを入れないでください。(チェック項目を、Wordにコピペして印刷したり、この記事自体を印刷したりしてチェックしてみてください。)
チェックリストを進め、チェックがつかなかった部分は改善が必要な部分になります。チェックリストの下に、なぜそれが良くないのか、改善するためにはどうすれば良いのかを解説しています。
冒頭でも述べたように、自分ができているところ、できていないところを把握し、できていないところに関しては、本選考で同じ失敗を繰り返すことが無いよう改善しましょう。
すでに自分がどのフローで落ちてしまっているか、明確にわかっている人は下記からチェックリストへ飛んで早速チェックしてみましょう。
■ESで落ちることが多い人はこちら
■グループディスカッションで落ちることが多い人はこちら
■面接で落ちることが多い人はこちら
ESで落ちた際に確認すべき項目5つとチェックリスト22個
【手書きの場合】
□証明写真のサイズは合っている
□文字を修正する際は修正液を使わず二重線と押印を使っている
□文字は読みやすさを重視し丁寧に書いている
□提出に際して、添え状が同封されている
【書き方】
□具体的に書くことができている
□定量的に書くことができている
□論理的に書くことができている
□結論ファーストで書くことができている
□一文は短く書くことができている
【志望動機】
□将来の夢やキャリアを通じて成し遂げたいことを伝えられている
□企業選びの軸を伝えられている
□なぜこの業界でなければならないのかを伝えられている
□具体的に取り組みたい仕事を伝えられている
□業界の中でもなぜこの会社なのかをしっかり伝えられている
□自分の将来のビジョンと企業のビジョンが一致している
【自己PR】
□自分の強みをわかりやすく伝えられている
□どのように自分の強みを活かしていきたいかを伝えられている
□企業の求める人物像に沿った強みを提示できている
【ガクチカ】
□内容から自身の人柄・価値観・考え方を伝えられている
□企業で活かせる学びを伝えられている
□目標を掲げて取り組んだ経験を伝えられている
□幼少期や昔からの価値観に根ざす動機を伝えられている
【手書きの場合】
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手書きの場合に気をつけるべきことや基本的なルールについて知りたい人は下記の記事を参考にしてみてください。
【書き方】
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【志望動機】
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どんなふうに書けばいいかわからない、上手く書けないという方は、下記に志望動機の書き方に関する記事を載せているので、そちらを参考に自分の志望動機を見直してみてください。
【自己PR】
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自己PRの書き方に関する記事を下記に載せておくのでこちらも併せてご覧ください。
・魅力的な自己PRの書き方と面接での効果的な伝え方|ES例文付
・【300・400・500字】魅力的な自己PRの書き方|解決力・思考力など
・【例文あり】評価される自己PRの書き方10選
【ガクチカ】
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エピソード自体が印象的であるに越したことはありませんが、アルバイトやサークル、ゼミの活動からでもガクチカは書くことができます。下記の記事を参考に考えてみてください。
・ガクチカの書き方とは-6ステップで書けるESテンプレを基に解説-
・保存版|unistyle がまとめる「ガクチカ」バイブル〜考え方から面接まで〜
・【就活】ガクチカの書き方を徹底解剖!内定者例文から分かるES作成の秘訣とは
・【例文12選】ガクチカでアルバイト経験をアピールする際のポイントを独自調査の結果と共に解説
グループディスカッションで落ちた際に確認すべき項目5つとチェックリスト14個
【基本姿勢】
□人の意見を遮らずに聞いている
□自分と異なる意見でも尊重するようにしている
□発信していない人に発言を促す、大きな声で話すなど周囲の状況に気を配っている
【主張力】
□根拠に基づき主張を展開できている
□簡潔に分かりやすい主張ができている
□自分ならではのユニークな主張ができている
【理解力】
□議論の流れに沿った発言ができている
□ディスカッションの最終的な目標を理解した上で議論を展開できている
□テーマに対する鋭い分析ができている
【適応力】
□否定するだけでなく代替案を提示できている
□全体の雰囲気を見て適切な発言ができている
【統率力】
□問題を的確に理解し、議論を適切に進行できている
□横道に逸れた議論を軌道修正できている
□時間内に結論を出すべく進行できている
そもそもグループディスカッションなど、選考を通して企業は就活生を「一緒に働きたいと思えるか」「ビジネスの素養が高いか」という2つの基準で評価しています。
この2つの基準を根底で持ちつつ、【グループディスカッション(GD)の頻出テーマ89例】業界別に過去の出題テーマも公開の記事にもあるように、グループディスカッション(GD)においては①議論に臨む基本姿勢・②議論のテーマや流れへの理解力・③自身の意見の主張力・④議論を統率するリーダーシップと、大きくこれら4点を評価しています。
この評価基準は企業により異なりますが、最低限これができていれば良い評価につながると思うので、参考にしてみてください。
【基本姿勢】
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自分の意見を絶対視するのではなく、自分と異なる意見であっても聞き入れ、他の意見も取り入れれる柔軟性のある人材であることをアピールできるようにしましょう。
【主張力】
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発言数の多い人や声の大きい人が有利なように感じてしまいますが、単に他の人の意見に同調してしまうよりも、言葉数は少なくとも根拠だった論理的な意見を話すほうがこの主張力は強いとみなされるので、相手にしっかりと意見を伝えられるようにしましょう。
【理解力】
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採用担当者はディスカッションの中でテーマや議論の流れを適切に理解できるかをチェックしているので、理解力が低い人だと判断されないよう、上記の項目を意識して取り組んでみましょう。
【適応力】
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グループディスカッションの中では、ただの否定的な意見はNGです。否定的な意見を言ってしまうと、ディスカッションの流れが止まってしまうからです。相手に対して意見を言いたい場合は、しっかりとした理由や代替案がない場合は批判しないように気をつけたほうがいいかもしれません。
【統率力】
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ディスカッションの場では、初めに問題の定義を行い議論を進める人や、横道にそれた議論を軌道修正する人の両方が求められています。議論を良い方向に導く人はみなリーダーであり、自分も意見を出す人ではなくリーダーになっている気持ちで参加してみてください。
面接で落ちた際に確認すべき項目4つとチェックリスト18個
【印象】
□スーツにはきちんとアイロンをかけている
□靴はキレイに手入れしている
□髪の毛はキレイにまとまっている
□メイクは程よくしている・ひげを整えている
□タバコや香水の匂いはきつすぎない
□笑顔で話せている
□一緒に働きたいと思わせることができている
【ビジネスマナー】
□きちんと丁寧な話し言葉を使えている
□適度な声で挨拶をしている
□正しい敬語を使えている
□時間に余裕を持って行動している(面接が始まる5分前には到着している)
【コミュニケーション能力】
□面接官の投げかけに対して適切に反応できている
□伝えたい内容を簡潔かつ漏れなく伝えている
□質問に対して結論から伝えている
□適度な声の大きさで話している
【質問に関して】
□頻出の質問に対して前もって対策ができている
□自分がやりたいことと会社でできることが一致している
□逆質問を※しっかりと準備している (※しっかりの定義については後ほど解説します)
【印象】
- スーツにはきちんとアイロンをかけている
- 靴はキレイに手入れしている
- 髪の毛はキレイにまとまっている
- メイクは程よくしている・ひげを整えている
- タバコや香水の匂いはきつすぎない
- 笑顔で話せている
- 一緒に働きたいと思わせることができている
面接では話し方や表情、服装など面接官に与える印象も評価の基準になります。
メラビアンの法則にあるように「視覚情報55%、聴覚情報38%、言語情報7%」と視覚から伝わる情報は面接を行う際の最初の基準になります。企業によっても印象に関する基準が定められている可能性があり、その基準を満たしていない場合は落とされてしまう場合もあります。営業を目指している人であればなおさらでしょう。
表情が暗かったり、反応が薄かったりする人は面接ではあまり好まれません。面接においては面接官に一緒にいて心地よい、一緒に働きたいと思ってもらうことが大切です。明るい印象を与えるためには顔をあげ相手の目を見て、相手と同じ程度の声の大きさで話すことを意識してみましょう。
苦手な人は、鏡を見て自分の話すときの顔を観察したり、一度動画で撮影して自分がどんな表情をしてどんな声で話しているのかをチェックしてみてください。自分が思っているよりも表情が暗かったり、抑揚がなかったりする場合もあります。本番だと緊張してより表情が固くなると思うので、しっかり練習しておきましょう。
【ビジネスマナー】
- きちんと丁寧な話し言葉を使えている
- 適度な声で挨拶をしている
- 正しい敬語を使えている
- 時間に余裕を持って行動している(面接が始まる5分前には到着している)
社会人として最低限必要なのがビジネスマナーです。約束や時間を守れないなどビジネスマナーを意識できていない人は、入社後、企業に迷惑を掛ける存在かもしれないと考えられ、落ちてしまう可能性が出てくるでしょう。
まだ学生だから許してもらえるという考えは捨て、きちんとビジネスマナーを意識した行動を取るようにしましょう。
【コミュニケーション能力】
- 面接官の投げかけに対して適切に反応できている
- 伝えたい内容を簡潔かつもれなく伝えている
- 質問に対して結論から伝えている
- 適度な声の大きさで話している
- 自分がやりたいこととできることが噛み合っていない
ESと面接の違いを皆さんは考えたことがありますか?
ESと同じように、面接でも志望動機やガクチカ、自己PRについて問われますが、ESと面接の大きな違いは、「学生と面接官の双方向からのコミュニケーション」です。
ESは就活生が伝えたい内容を人事に伝えるいわば、「学生から企業への一方通行」であるため、就活生が書ききれなかった部分を補足することはできません。しかし面接の場であれば、話の中に少しでも気になる部分があれば、面接官は「それはなぜ?」「どうしてそう思うの?」と深く質問できますし、就活生も思い切り自分について語ることができます。
そのため面接では相手の質問の意図を汲み取る能力や、面接官の意図を踏まえた回答を臨機応変に作成する能力が学生に求められています。
面接の場で落ちてしまう原因として考えられるものに次のような場合が考えられます。
①自信過剰で緊張感が欠如している
面接に自信がある人や、話すことに自信がある人に陥りがちなのが、緊張感が欠如しすぎてしまい、緩んだ印象や不真面目な印象を与えてしまうことです。
緊張感が欠如し、自信過剰だと人間関係で上手く行かないと判断され、落とされてしまう可能性があります。適度な緊張感を持って面接には望みましょう。
②面接官との会話が成り立っていない
面接中、質問に対する答えがずれていたり、会話のキャッチボールができるかどうかが重要なチェック項目になっているようです。
よくあるのが、質問に対する答えをガチガチに固めて作成し更にそれを丸暗記している場合、会話が噛み合わない、質問内容がわからない場合に適当に話してしまっているのも良くないです。
面接の質問に対する答えを作成しておくことは悪いことではありません。とは言え、面接は面接官に自分自身をよく知ってもらうための場です。面接官の質問に適切に答えられるよう、回答を固めすぎないように注意しましょう。また、面接中に聞かれた質問を理解しきれなかった場合、〇〇ということですか?というように確認し、面接官が聞きたいことにきちんと答えられるようにしましょう。
③自信がなくネガティブ
自信が無くネガティブな様子の人は、少なくともポジティブな人よりも印象は悪くなるでしょう。企業は選考を通して企業にとって良い影響を与えてくれる人を採用したいと考えています。
選考をたくさん受ける就活生の皆さんの中には、なかなか面接を突破することができずネガティブになってしまう人もいるかもしれませんが、気持ちを切り替えることも大切です。
またこれを言ったら印象が悪くなるかな、この質問をしても大丈夫かなと悩んでしまうと、結果的に面接官にネガティブな印象を与えてしまうことになってしまいます。
【質問に関して】
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最後に
ES・グループディスカッション・面接で、落ちてしまう原因をまとめてチェックリストを作成しました。
今回はインターンでまとめましたが、このチェックリストはインターンだけでなく本選考の際にも当てはめてチェックすることができます。
今のうちに自分の苦手なフローを把握して、本選考では躓かずに内定を獲得できるように早い段階から対策を行い、悔いのない就活を行っていただければと思います。
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