【業界研究|プラントエンジニアリング編】特徴・魅力・代表企業を解説
200,132 views
最終更新日:2024年10月21日
プラントエンジニアリング業界を志望したきっかけ
この業界を知ったきっかけは、大学で開催された就職活動説明会で日揮内定者の先輩と話をしたことがきっかけでした。他にも多くの企業を見たのですが、一番仕事をアツく語っていた点が印象に残り、興味が湧いて業界を調べ始めました。時期はかなり遅く就職活動開始前の11月くらいからです。
プラントエンジニアリング業界とは
就職活動生にとってこの業界はマイナーだと思うので、簡単に説明します。
プラントエンジニアリング会社の仕事は、簡単にいうと「海外で工場を作る」仕事です。
→資源開発の大手であるINPEX。プロジェクト事例からINPEXの求める人材を考察し、ES(エントリーシート)で書くべき内容を解説しています。参考資料として内定者のES回答集も載せてありますので是非ご覧下さい。
プラントエンジニアリング業界で働くメリット
実はこの業界って就職活動生が求めるものが多い業界なんですよ。
- 確実に海外で働ける!
- 事業規模のスケールがデカイ!
- 給料が高い!
- ロマン!(地図に残るものを作る)
- スキルがつく(はず!)
確実に海外で働ける!
事業規模のスケールがデカイ!
給料が高い!
ロマン!(地図に残るものを作る)
スキルがつく(はず!)
社内外に外国人が多いためメール・文書・会議は一人でも外国人がいると英語です。必然的に英語を使う環境です。また、現場にいけば現地語も交えて労働者と協力しないといけないので、語学力は高くなります。
体力的・精神的にかなりきつい業界です。現地の労働者と一緒に汗臭く泥臭く油まみれになって仕事をします。そして海外では週6、6時〜24時まで働きっぱなしが当たり前、宗教・文化・商習慣を受け入れながら仕事をするためカルチャーショックの連続です。多くの人がタフになるそうです。
この業界の仕事は長い期間で時間管理もままならない外国の方と納期どおりに仕事をしないといけません。
そのためマメな情報共有が必要不可欠です。グローバルレベルのコミュニケーション能力は身につくでしょう。
→何故総合商社の内定を蹴りエネルギー業界へ就職したのか?理系大学院生のインタビューを掲載しています。
参考:海外出張への思いを語る東洋エンジニアリング内定者の回答
プラントエンジニアリング業界大手3社とその特徴
ここでは、"プラントエンジニアリング業界には実際どのような企業が属しているのか"、そして"各企業の特徴"を紹介していきます。
今回は「日揮・千代田化工建設・東洋エンジニアリング」の業界大手3社を取り上げ、それぞれ紹介していきます。
日揮
石油・天然ガスプラントを建設するエンジニアリング業界の国内最大手企業が"日揮"です。
日揮は売上の80%以上を海外で占め、最近では、2018年にベトナムで同国最大級のメガソーラー建設プロジェクトを受注しています。
また、世界の30%のLNGプラントは日揮が建設したものとなっています。(2018年時点)
- エンジニアリング業界の国内最大手企業
- 売上の80%以上を海外で占めている
千代田化工建設
「日揮・東洋エンジニアリング」と並び、"エンジニアリング御三家"と呼ばれている企業が"千代田化工建設"になります。
世界中でプラントを建設し、「40ヵ国以上」で建設をした実績があるなど、世界ブランドとしても揺ぎ無い地位を確立しています。
また、「LNGの製造プラント」においては、"48%という驚異的な世界シェア"を誇っています。
- 日揮・東洋エンジニアリングと並ぶ「エンジニアリング御三家」
- 「LNGの製造プラント」においては圧倒的な世界シェアを誇る
東洋エンジニアリング
"東洋エンジニアリング"の事業内容は、「資源・エネルギー・石油・ガスから鉄道・発電などのインフラ設備」まで多岐に渡ります。
その中でも特に「生産設備の設計・管理を行うプラントエンジニアリング」に強みを持っています。
海外にも複数の拠点を持っており、ビジョンである“Global Leading Engineering Partner”を追求しています。
- 業内容は、「資源・エネルギー・石油・ガス・インフラ設備」まで多岐に渡る
- 「生産設備の設計・管理を行うプラントエンジニアリング」に強みを持っている
最後に
このコラムを読んで「プラントエンジニアリング業界」に興味を持ってくれた人がいれば幸いです。
プラントエンジニアリング業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介
unistyleでは業界別のLINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。
実際にプラントエンジニアリング業界志望者向けグループでも選考や企業に関するトークが活発に交わされています。
下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。