面接における逆質問の重要性|どのような質問が評価されるのか?

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最終更新日:2023年10月31日

面接における逆質問の重要性|どのような質問が評価されるのか?

本日話題になった記事の中で新卒の採用面接における逆質問に関するものがありました。

書いたのはとある企業の取締役で、面接官の立場から「逆質問の重要性」と「どのような質問を評価するのか」書かれていますので、面接を控えている就職活動生はぜひ参考にしてみてください。今回はこの記事をもとに、面接における逆質問で話すべきことは何かという点について話をしたいと思います。

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逆質問は最も重要な項目の一つ

上記の記事内にて、「こちらから聞く質問というのは単なる足切りのために使っている質問であり、それほど重要ではないのである。その代わり本当に重要なのは、「応募者から出てくる質問」である。

 

失礼とは思うが、応募者から出てくる質問のレベルによって、「この人がどの程度の能力なのか」ということは結構把握できるように思う。」とあるように、逆質問というのは、面接の中でも非常に重要な質問の一つであるにも関わらず、多くの学生は「特にありません」など残念な回答をしがちです。

 

質問をするというのは、質問に答えるよりも難しく頭をつかうものだからこそ、差がでやすいものです。

もちろん逆質問をしなければ絶対に落ちるというものではありませんが、非常に大きなウェイトを占めているものであり、できるだけ面接官の心に残る質問をするべきだということをまずは頭の中に入れてほしいと思います。

評価されない逆質問と評価される逆質問

上記の記事の中で、評価されない逆質問の例として下記が挙げられています。こういった質問をしてしまいがちな学生が多いので、面接の前にもう一度考えなおしてみてください。

・残業時間はどの程度ですか
・平均年齢はどの程度なのですか
・社内の雰囲気はどうですか?
・どのような企業文化なのか教えてください
・御社の会社の強みを教えて下さい

残業時間や平均年齢などを聞いてくる学生の多くは、「残業が多いのは嫌だ」、「平均年齢が若いということはそれだけ離職率が高い会社だから嫌だ」といった自分自身の不安を打ち消してもらいたいがために質問をするように感じられます。

 

本人としては、不安で仕方なく本音で質問しているのだと思いますが、評価する側としては、自分の不安を解消するためにこのような質問をする人は、相手の立場に立って物事を考えることのできない人なのかもしれないと評価を落とさざるを得ないでしょう。

また社内の雰囲気や企業文化といったものを聞いたとしても、よほど強固な企業文化のある会社でない限りは学生が知りたい情報というのは引き出せず、ざっくりとした回答しか得られないでしょう。

 

このようなざっくりとした表面的な情報だけで満足してしまう学生は自分の頭で考える力が弱いかもしれないと思われてしまう可能性が高いといえます。

 

最後に「会社の強みを教えて下さい」といった質問も、それを聞いてどうするのかという根本的な質問で投げ返されてしまうでしょうし、ある程度熱意のある学生であれば、記事にも書かれている通り、「HPや社員の方の話から◯◯が強みだと考えていますが実際はどうでしょうか?」といった自分自身の意見を述べることができるでしょう。

 

上記とは逆に、鋭い質問の例として挙げられたのは、「Aさんは勤続12年ということですが、この仕事をなぜ12年も続けてこれたのですか?」という質問です。

 

これはAさんの価値観を問う問題であるとともに、面接官が受け手である学生を積極的に採用したいと考えれば、仕事の面白さややりがいといった部分について言及せねばならず、学生にとっても面接官の価値観およびそのレベルを推し量ることのできる質問になっているというのがよい点でしょう。

 

何のための逆質問か

多くの学生が忘れがちですが、面接は一方的に面接官に評価されるのではなく、「学生も企業を評価する場」です。

 

だからこそ自分がどのようなことを面白いと思えるのか、企業選びの軸を明確にし、自分なりの価値観とその企業が合うかどうかを吟味すべきでしょう。

 

よい逆質問をする上では、自分自身の経験や価値観から企業選びの軸を明確にした上で、質問の意図を明確にするのが第一歩といえます。

その上で面接官の回答が自分の考えに合うのかどうかを吟味することで、面接官とお互いが評価しあうという対等な立場に上がることができるということを忘れないようにするともっと気楽に面接にのぞめるのではないでしょうか。

最後に

多くの学生が、面接とは企業側に媚を売った者がちと思い込んでおり、企業が気に入る言葉を並び立てることにばかり注力をしてしまいがちですが、面接は本来は、受け手である学生にとっても企業を評価する場です。

 

面接官が「鋭い質問」だと唸る質問をするだけで満足することなく、その質問に対する回答を評価し、しっかりと企業を値踏みするつもりで受けると自ずとよい評価がついてくるでしょう。

 

その域に達することができるように、ぜひ自分の考えを多くの社会人に聞いてもらい、自信を持って面接に望んでほしいと思います。

 

下記参考では、逆質問に関する他の記事を紹介しています。こちらも併せてご一読いただき、より良い逆質問につながれば幸いです。

 

参考:

【逆質問でのNG質問3パターン】説明会・面接で失敗しないためには?
→逆質問でも、「NG質問」について紹介しています。
【逆質問】面接でよく聞かれる逆質問の例文集

→逆質問について、どのように質問を考えれば良いのか、特に「IR資料」を有効に使うことについて解説しています。

 

photo by Phil Dolby

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就活が本格化するこの時期は、インターンシップの開催だけではなく、早期選考が始まる企業も増えてきます。興味がある業界や志望する企業の情報を見落とした!なんてことがないように、選考情報のチェックやスケジュールの管理は万全に行いましょう。関連記事10月5週目~11月1週目(10/27~11/2)にエントリーの締切を迎えるインターン・本選考まとめ注意点情報の精度には最大限注意していますが、本記事の掲載情報には誤りがある可能性があります。本記事の掲載情報だけでなく、必ず"各社から発表されている一次情報"を確認していただくようお願い致します。11月2週目(11/3~11/9)にインターン・本選考のエントリー締切を迎える企業※締切日順に掲載11月4日全日本空輸(ANA)日本航空(JAL)KDDI住友不動産グリー(GREE)TOPPAN11月5日ジョンソン・エンド・ジョンソンみずほ証券読売新聞東京本社日本郵政グループユニ・チャーム(ユニチャーム)ドイツ銀行グループ日本テレビ放送網11月6日りそなグループ日本航空(JAL)伊藤忠丸紅鉄鋼(MISI)あいおいニッセイ同和損害保険双日サッポロビール北陸電力JERA(ジェラ)丸紅11月7日読売新聞東京本社クラレ11月8日日鉄物産(旧日鉄住金物産)ADKホールディングス(ADK)日本テレビ放送網Speee【エントリーはこちらから】11月2週目(11/3~11/9)の締切企業一覧本記事を読む前に以降の会員限定コンテンツでは、各社のエントリー締切日に加え、"本記事からのマイページ登録・各社の企業研究ページへの遷移"が可能となっています。まだ会員登録をされていない方は会員登録をしていただき、本記事をより効果的に活用して下さい。全日本空輸(ANA)客室乗務職オンラインProgram~DiscoveryANACA~※第1期■開催方法:オンライン(カメラオン)■開催日程〈第一期〉11月14日(木)、11月25日(月)〈第二期〉12月6日(金)、12月17日(火)〈第三期〉1月22日(水)■第一期応募期間:~2024年11月4日(月)17:00インターンへのエントリーはこちら全日本空輸(ANA)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら全日本空輸(ANA)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本航空(JAL)【業務企画職】総合体験プログラム■開催方法:対面(東京天王洲・羽田地区)■開催日程〈企業研究編(2日間)〉第1ターム:2024年12月11日(水)~12月12日(木)第2ターム:2024年12月14日(土)~12月15日(日)※エントリーシートで希望タームを選択〈実践編(3日間程度)〉2025年2月12日(水)~14日(金)予定※実践編の詳細は企業研究編に参加した方へ案内があります。※企業研究編の参加者を対象に改めてオンライン面接選考が行われます。■締切日時①基本情報登録:2024年11月4日(月)23:59②WEBエントリーシート提出:2024年11月4日(月)23:59③適性検査受検:2024年11月10日(日)23:59インターンへのエントリーはこちら【業務企画職】総合体験プログラム/企業研究編(2日間)■開催方法:対面(東京天王洲・羽田地区)■開催日程〈企業研究編(2日間)〉第1ターム:2024年12月11日(水)~12月12日(木)第2ターム:2024年12月14日(土)~12月15日(日)■応募方法グループマイページ&職種別マイページ【業務企画職(コーポレートコース/オペレーションコース/ビジネス・マーケティングコース/データサイエンス・デジタルテクノロジーコース)】から応募をしてください。〈手順〉①基本情報の登録②WEBエントリシートの提出(①の後に表示されます。)③適性検査の受検(②の後3日以内に表示されます。)■締め切り日時・①②:2024年11月4日(月)23:59・③:2024年11月10日(日)23:59インターンへのエントリーはこちら【客室乗務職】インターンシップ企業研究編(冬)■開催方法:オンライン(1日目)、対面(2日目以降)■開催日程〈企業研究編(2日間)〉冬ターム:2024年12月2日(月)・3日(火)冬ターム:2024年12月6日(金)・7日(土)冬ターム:2024年12月6日(金)・8日(日)冬ターム:2024年12月19日(木)・22日(日)※エントリーシートで希望タームを選択〈実践編(3日間程度)〉2025年2月中旬に実施予定。※実践編の詳細は企業研究編に参加した方へ案内があります。■締切日時①基本情報登録:2024年11月6日(水)12:00②WEBエントリーシート提出:2024年11月6日(水)12:00③適性検査受検:2024年11月12日(火)23:59④AI面接受験:2024年11月17日(日)23:59インターンへのエントリーはこちら日本航空(JAL)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本航空(JAL)企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらKDDIネットワークインフラエンジニア(ネットワークコース【1-2daysIS】/衛星通信体験コース【3-5daysIS】)■エントリー期間2024年11月4日(月)23:59迄■ネットワークインフラエンジニア-ネットワークコース◆実施日程①東京開催:2024年12月12日(木)13:00~17:30②大阪開催:2024年12月20日(金)13:00~17:30※上記日程のうち、いずれか1日※エントリー時に、参加希望日を選択してください◆実施場所①東京開催:KDDI多摩センタービル②大阪開催:KDDI大阪ビル■ネットワークインフラエンジニア-衛星通信体験コース◆実施日程2024年12月16日(月)~12月18日(水)10:00~17:30※最終日のみ15:00ごろ終了予定◆実施場所:山口衛星通信所(山口県)インターンへのエントリーはこちらKDDI志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらKDDIの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら住友不動産2days「住友不動産を知る」SpecialProgram■開催時期・日数・12月4日(水)~12月5日(木)・12月12日(木)~12月13日(金)・12月17日(火)~12月18日(水)※2日間にわたって開催(3ターム)■開催場所六本木グランドコンファレスセンター※詳細は、参加者に別途案内されます。※遠方より参加の場合、住友不動産規程に従い交通費が支払われます。対象は国内が想定されています。詳細は後日、対象者に連絡があります。■応募要項【参加までの流れ】▼ステップ1エントリーシートの提出、適性検査の受検2024年11月4日(月)23:59締切▼ステップ2面接2024年11月19日(火)~2024年11月22日(金)※土日祝を除く▼ステップ3参加者発表2024年11月25日(月)前後インターンへのエントリーはこちら住友不動産志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら住友不動産の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらグリー(GREE)【26卒】本選考■募集職種エンジニアゲームプランナービジネスデザイナー■勤務地東京■エントリーシート提出締切日2024年11月4日(日)23時59分まで※エントリーシートの締切はタームごとに変わります。提出した方から順次選考の案内となるため、なるべく早めに提出してください。本選考へのエントリーはこちらグリー(GREE)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらTOPPAN【26卒本選考】ジョブマッチングコース(営業・事務職/企画職/技術職)■募集ポジション募集するのは、下記のポジションです。ポジションの詳細情報は、▶採用サイトをご覧ください。※各ポジションごとに勤務地が異なりますので、あわせてご確認ください。<営業・事務職>公共ビジネスのコンサルティングセールス<営業・事務職>公共ビジネスのプロジェクトマネージャ<営業・事務職>空間演出(expace)事業の専任営業<営業・事務職>エレクトロニクス(半導体関連/ディスプレイ関連)の営業<企画職>データ分析による電力取引の精度向上・業務効率化・運用管理<企画職>建装材の商品企画、マーケティング、デザイン制作<企画職>サステナブル・パッケージのマーケティングプランナー<企画職>オフィス・商業・生活空間等の空間企画業務<企画職>デジタルマーケティングに関わる企画・制作・運用<企画職>SX領域マーケティングプランナー※上記は、営業・事務職と企画職のポジションのみ記載■選考地区・選考フロー・応募(ES提出)締切日<営業・事務職/企画職共通>ES提出→書類選考→SPI→一次選考→二次選考→三次選考→ジョブマッチング面談【ES提出締切】2024年11月4日(月)23:59迄【選考地区】関東(東京)開催のみ【選考方法】書類選考通過者は、SPI(テストセンター受検)、一次選考(WEBグループディスカッション)、二次選考(対面面接)、三次選考(対面面接)を予定。三次選考通過者は、当該ポジション部署のジョブマッチング面談(WEB)を実施予定。※選考内容は変更される場合もあります。【選考期間】応募締切日から2カ月半程度を予定。【交通費】二次選考・三次選考は【東京】にて対面実施となります。首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)から参加の方には、交通費の支給はありません。首都圏以外の方は、TOPPAN規定額の交通費が支給されます。本選考へのエントリーはこちらTOPPAN志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらTOPPANの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらジョンソン・エンド・ジョンソン1DayOnlineWorkshop■開催日程11月27日(水)、28日(木)、29日(金)※各日、午前・午後の計6回※午前の部9:00-13:00、午後の部14:00-18:00■開催方法オンライン参加者に(参加者にAccessURLが送付されます)■応募締切11月5日(火)9:00インターンへのエントリーはこちらジョンソン・エンド・ジョンソン志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらジョンソン・エンド・ジョンソンの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらみずほ証券<WinterInternship【部門別プログラム】>Experienceグローバルマーケッツ-クオンツ編-(2days:対面開催)■開催方法:対面(東京)■開催日程第一回:2024年12月5日(木)~2024年12月6日(金)第二回:2024年12月12日(木)~2024年12月13日(金)第三回:2024年12月19日(木)~2024年12月20日(金)■応募締め切り最終締切:2024年11月5日(火)正午インターンへのエントリーはこちらみずほ証券志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらみずほ証券の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら読売新聞東京本社読売Collegeメディアエンジニアコース■日程3日程のうち、いずれか1日を選択ください。1.日程:10月26日(土)10:00-17:00頃会場:東京本社(東京都千代田区大手町)締切:10月15日(火)正午2.日程:11月9日(土)10:00-17:00頃会場:東京本社(東京都千代田区大手町)締切:10月29日(火)正午3.11月16日(土)10:00-17:00頃会場:東京北工場(東京都北区)←工場見学あり!締切:11月5日(火)正午インターンへのエントリーはこちら読売College販売戦略・11月コース■開催日程:11月28日(木)※午前にYCに集合し、夕方頃解散の予定■開催方法:対面(東京)■申込期限:11月7日(木)正午インターンへのエントリーはこちら読売新聞東京本社志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら読売新聞東京本社の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本郵政グループ【日本郵便】2days仕事体験(地域基幹職・一般職)winter■実施時期・北海道(札幌)【Day1】12月7日(土)【Day2】12月14日(土)・東北仙台【Day1】12月7日(土)、8日(日)【Day2】2025年1月18日(土)、19日(日)・関東(さいたま)【Day1】12月4日(水)【Day2】12月14日(土)・東京(東京)【Day1】12月7日(土)、8日(日)、21日(土)、22日(日)【Day2】2025年1月11日(土)、12日(日)、18日(土)、19日(日)・南関東(川崎)【Day1】12月13日(金)【Day2】12月20日(金)・北陸(金沢)【Day1】12月7日(土)【Day2】12月14日(土)・東海(名古屋)【Day1】12月6日(金)、7日(土)、2025年1月23日(木)【Day2】12月13日(金)、14日(土)、2025年1月30日(木)・近畿(大阪)【Day1】12月12日(木)、13日(金)、14日(土)【Day2】2025年1月9日(木)、10日(金)、11日(土)・中国(広島)【Day1】12月14日(土)、21日(土)【Day2】2025年1月18日(土)、25日(土)・四国(松山)【Day1】12月7日(土)【Day2】2025年1月11日(土)・四国(高松)【Day1】12月15日(日)【Day2】2025年1月19日(日)・九州(福岡)【Day1】12月6日(金)【Day2】12月14日(土)※各エリアの開催地・日程詳細についてはマイページの応募画面にてご確認ください。※いずれか1つのエリアに応募できます。■応募締め切り:2024年11月5日(火)正午インターンへのエントリーはこちら日本郵政グループ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本郵政グループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらユニ・チャーム(ユニチャーム)営業職・マーケティング職2Days冬ワークショップ■応募方法営業職・マーケティング職2Days冬ワークショップについて営業職・マーケティング職のワークショップに参加するためには、以下のステップを踏む必要があります。STEP1ワークショップ"DayZERO"STEP2"DayZERO"事後レポート提出+適性検査受検レポート提出・適性検査受検期限:11/15(金)23:59STEP3集団面接(オンライン)営業職:11/29(金)〜12/6(金)マーケティング職:11/26(火)〜11/28(木)STEP4ワークショップ参加営業職【東京】12/18(水)〜19(木)【大阪】12/23(月)〜24(火)【東京】1/13(月・祝)〜14(火)マーケティング職【東京】12/15(日)〜16(月)【DayZERO開催日程】⑦11月6日(水)13:00~16:00開催方法:オンライン(Zoom)開始時刻を過ぎますと、日程変更不可につき今後のDayZEROにもご参加いただけません。■応募締め切り:2024年11月5日(火)インターンへのエントリーはこちらユニ・チャーム(ユニチャーム)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらユニ・チャーム(ユニチャーム)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらドイツ銀行グループ2026年度エントリーレベル採用【IB:IBCA&CM(投資銀行)】■募集部門IB:インベストメント・バンキング・カバレッジ、アドバイザリー、およびキャピタルマーケッツ(投資銀行部門)■応募締切:2024年11月5日午前8:00※IB:フィクスト・インカム&カレンシーズ(マーケッツ部門)も募集中です応募締切:2025年1月13日午前8:00本選考へのエントリーはこちらドイツ銀行グループ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらドイツ銀行グループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本テレビ放送網【26卒】新卒採用【総合職テクノロジー部門】■エントリー方法・各STEPの締め切り日時エントリーには【STEP1~3】を行う必要があります。【STEP1】エントリーシート入力11月5日(月)10:00【STEP2】Web課題の受検11月5日(月)正午【STEP3】エントリー動画アップロード11月5日(月)14:00▼エントリー完了▼1次審査結果発表11月12日(火)18:00以降に「マイページ」内で、審査結果の発表を行います。本選考へのエントリーはこちら【26卒】新卒採用総合職【コンテンツ制作/報道部門】【メディアビジネス部門】■エントリー方法・各STEPの締め切り日時エントリーには【STEP1~3】を行う必要があります。【STEP1】エントリーシート入力11月5日(月)10:00【STEP2】Web課題の受検11月5日(月)正午【STEP3】エントリー動画アップロード11月5日(月)14:00▼エントリー完了▼1次審査結果発表11月12日(火)18:00以降に「マイページ」内で、審査結果の発表を行います。本選考へのエントリーはこちら日本テレビ放送網志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本テレビ放送網の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらりそなグループ【1dayワークショップ】RESONABusinessAcademy■開催方法:オンライン(ZOOM)※資料を使うワークが行われるため、PC・タブレット等からの参加が推奨されます。■開催時期:12月中旬~1月上旬※日程によって、プログラムが異なります。詳細な日程は更新され次第公開予定※開催時間午前回…9:00~13:00午後回…14:00~18:00■締切日時エントリーシート提出締切日:2024年11月6日(水)午前9:00適性検査受検締切日:2024年11月6日(水)お昼12:00インターンへのエントリーはこちらりそなグループ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらりそなグループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら伊藤忠丸紅鉄鋼(MISI)MISIINTERNSHIP2025(2Days)■開催方法:対面(大阪、東京)【大阪会場】中之島フェスティバルタワー26階貸会議室(大阪市北区中之島)【東京会場】東京ミッドタウン八重洲7階&BIZconference(東京都中央区八重洲)※日当・交通費の支給なし/昼食の支給あり(2日間)■日程【大阪】第1ターム:2025年1月14日(火)、15日(水)【東京】第2ターム:2024年1月20日(月)、21日(火)第3ターム:2024年1月23日(木)、24日(金)第4ターム:2024年1月28日(火)、29日(水)※エントリーシートで希望する地区(東京・大阪)を選択します。※募集人数:各ターム50名程度■申込み方法:マイページ〈StepNavi〉から応募をしてください。〈手順〉①エントリーシートの提出②①の完了後に案内のあるテストセンターの受験(要予約)aパーソナリティ検査bテストセンター(知的能力検査)■締切日時①:11月6日(水)12:00②-a:11月6日(水)23:59②-b:11月7日(木)23:59インターンへのエントリーはこちら伊藤忠丸紅鉄鋼(MISI)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら伊藤忠丸紅鉄鋼(MISI)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらあいおいニッセイ同和損害ADDialogueinwinter(データサイエンスコース)※対面/オンライン■開催方法:対面(東京・大阪)、オンライン(MicrosoftTeams)■開催日程東京(1):2024年12月2日(月)13:30〜16:00東京(2):2024年12月7日(土)13:30〜16:00大阪:2024年12月10日(火)13:30〜16:00WEB(1):2024年12月5日(木)18:00〜20:30WEB(2):2024年12月12日(木)13:30〜16:00※開催方法によらず、全日程でプログラム内容は同一です。■応募締切:11月6日(水)12:00インターンへのエントリーはこちらあいおいニッセイ同和損害保険志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらあいおいニッセイ同和損害保険企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら双日双日キャリアカレッジインテンシブプログラム【総合コース】■開催方法WEB(1日目)、対面(東京支社/関西支社)■開催日程第1クール1.2024年12月9日(月)+10日(火)-12日(木)@東京本社2.2024年12月9日(月)+13日(金)-15日(日)@関西支社第2クール3.2025年1月8日(水)+10日(金)-12日(日)@関西支社4.2025年1月8日(水)+13日(月)-15日(水)@東京本社5.2025年1月16日(木)+17日(金)-19日(日)@関西支社6.2025年1月16日(木)+21日(火)-23日(木)@東京本社■応募締切:2024年11月6日(水)15:00インターンシップへのエントリーはこちら双日志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら双日の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらサッポロビール【2Daysインターンシップ】マーケティング■日程Day1オンライン開催2025年1月17日(金)10:00~17:30・サッポロビールってどんな会社?・マーケティングについて・商品開発レクチャー・商品開発ワークDay2東京開催2025年1月24日(金)10:00~17:30・商品開発ワーク・プレゼンテーション準備・各グループよりプレゼンテーション・各グループへフィードバック・懇親会(17:30~19:00)※開始・終了時間は前後する可能性があります。※全日程に参加できる方のみご応募ください。24日は恵比寿本社での対面開催となる為、オンラインでの対応は出来かねます。※懇親会には酒類が提供されます。Day2は公共の交通機関でご来場ください。※今後の状況により、実施方法変更の可能性があります。■場所【Day1】ZOOM【Day2】サッポロビール恵比寿本社〒150-8522東京都渋谷区恵比寿4-20-1(恵比寿ガーデンプレイス内)■応募締切2024年11月6日(水)17:00応募した方は適性検査を受けます。応募締切後、開始時間までに案内が送付されます。以下日程で実施しますので、事前に予定してください。【適性検査受検期間】2024年11月7日(木)9:00~2024年11月13日(水)17:00インターンへのエントリーはこちら【1Dayインターンシップ】業務用営業※開催地別締切■日程◆オンライン開催2024年10月10日(木)10:00~19:00【応募締切】2024年8月7日(水)17:00【適性検査】2024年8月8日(木)9:00~8月14日(水)17:00◆大阪開催2024年12月18日(水)10:00~19:00【応募締切】2024年10月2日(水)17:00【適性検査】2024年10月3日(木)9:00~10月9日(水)17:00◆東京開催2025年1月14日(火)10:00~19:00【応募締切】2024年11月6日(水)17:00【適性検査】2024年11月7日(木)9:00~11月13日(水)17:00※応募した方には適性検査を受検します。応募締切後、開始時間までに案内が送付されます。事前にご予定ください。※参加の可否はエントリーフォームに記載した内容と適性検査の結果を加味して判断されます。※結果はインターンシップ開催日の一週間前までに全員に【マイページ】にて通知されます。※参加可否判断に関しての問い合わせはできません。■場所【オンライン開催】ZOOM【東京開催】サッポロビール恵比寿本社〒150-8522東京都渋谷区恵比寿4-20-1(恵比寿ガーデンプレイス内)【大阪開催】サッポロビール近畿圏本部〒541-8553大阪市中央区今橋3-3-13ニッセイ淀屋橋イーストインターンへのエントリーはこちらサッポロビール志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらサッポロビールの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら北陸電力職場体験デー※開催地別締切■開催日程①福井会場日時:11月11日(月)10:00~17:00(予定)場所:福井県内事業所定員:20名程度②石川会場日時:11月15日(金)10:00~17:00(予定)場所:石川県内事業所定員:20名程度③富山会場日時:11月25日(月)10:00~17:00(予定)場所:富山県内事業所定員:20名程度■申込締切①福井会場・②石川会場:10月23日(水)23:59③富山会場:11月6日(水)23:59※詳しくはマイページメニューのイベント詳細をご確認ください。インターンへのエントリーはこちら北陸電力志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら北陸電力の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらJERA(ジェラ)JERABUSINESSWORK■開催日程<O&M・E/事業開発コース(理系対象)>11月22日(金)9:00~17:0011月27日(水)9:00~17:0012月3日(火)9:00~17:0012月9日(月)9:00~17:0012月11日(水)9:00~17:0012月13日(金)9:00~17:0012月19日(木)9:00~17:0012月20日(金)9:00~17:00<事業開発/最適化コース(文理共通)>11月25日(月)9:00~17:0011月29日(金)9:00~17:0012月5日(木)9:00~17:0012月17日(火)9:00~17:00■開催方法オンライン開催予定(Zoomにて実施予定)■プレエントリー締切(日本時間)締切:11月6日(水)23:59まで■エントリーシート提出・適性検査受検締切》(日本時間)締切:11月10日(日)23:59までインターンへのエントリーはこちらJERA(ジェラ)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらJERA(ジェラ)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら丸紅MarubeniCareerCollege2024■実施スケジュール・応募受付期間:〜11月6日(水)23:59まで・マッチング一次面談(オンライン):11月20日(水)〜11月29日(金)・マッチング二次面談(オンライン):12月11日(水)〜12月17日(火)・価値創造ワークショップ(対面orオンライン):1月8日(水)、2月10日(月)、12日(水)で実施予定※1:実施日・形式は変更される場合があります。OptionB・Cのスケジュールと合わせて、詳細は対象者の方に追って連絡があります。※2:価値創造ワークショップに参加した方には、2026年入社新卒採用の本選考正式エントリーを条件に、二次面接を案内予定です。※3:本プログラムでステップが進まなかった場合も、本選考には一切影響しません。インターンのエントリーはこちら丸紅志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら丸紅の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらクラレ事務系1day仕事体験『事務系でもモノづくり?素材の用途提案プロジェクト』■開催方法:WEB■開催日程<日程④>11月22日(金)10:00~18:00WEB<日程⑤>11月28日(木)10:00~18:00WEB■応募締切:11月7日(木)23:59まで※応募締切から1週間を目途に選考結果が通知される予定です。インターンへのエントリーはこちらクラレ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらクラレの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日鉄物産(旧日鉄住金物産)5daysインターンシップ■応募期間:2024年10月9日(水)~11月12日(火)23:59迄※日本時間■実施日時:2024年12月16日(月)~12月20日(金)9:00~17:20※日本時間■実施方法:全日程対面実施※オンラインでの対応はありません。原則全日終日東京本社への来社ができる方のみ対象となります。■実施場所:日鉄物産東京本社(日本橋)■選考フローエントリーシート提出・PR動画提出提出期限:2024年11月8日(金)12:00迄▼書類選考(10月16日以降順次)▼適性検査受験受験期限:2024年11月12日(火)23:59迄▼適性検査選考▼グループディスカッション対面実施@東京本社11月25日(月)※1日程のみ▼合否連絡書類選考合格者のみ、適性検査受験が案内されます。※締切直前は適性検査の受験予約が込み合いますのでご注意ください。※いかなる場合においても受験期限の延長は認められませんので余裕をもって提出してください。インターンへのエントリーはこちら日鉄物産(旧日鉄住金物産)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日鉄物産(旧日鉄住金物産)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらADKホールディングス(ADK)データコース本選考■募集コース:データコースデータコースは、データ分析、データベースの構築、またそれらをもとにした各種プランニングなどの業務を担当する部署に初期配属となるコースです。※募集:10名程度■配属株式会社ADKホールディングスに入社後、初任配属先はデータ分析、データベースの構築、またそれらをもとにした各種プランニング等に関わる業務を担う部署となります。※総合職での採用ですので、初任配属後は、他部署への異動の可能性があります。■募集職種データサイエンティスト(データストラテジスト)・データエンジニア・データアーキテクト■エントリー締切:11月8日(金)10:00本選考へのエントリーはこちらADKホールディングス(ADK)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらADKホールディングス(ADK)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらSpeee26卒ビジネス職説明選考会(10月/11月開催)■「説明選考会(オンライン)」開催日程2024年10月10日(木)17:00〜2024年10月15日(火)11:00〜2024年10月17日(木)17:00〜2024年10月23日(水)17:00〜2024年10月25日(金)11:00〜2024年10月29日(火)11:00〜2024年10月31日(木)17:00〜2024年11月5日(火)11:00〜2024年11月7日(木)17:00〜2024年11月11日(月)17:00〜■応募方法マイページ〈【ビジネス職】Speee26卒本選考〉→〈説明選考会ご予約はこちらから〉より「説明選考会(オンライン開催)」を予約し、参加をしてください。(先着順)本選考へのエントリーはこちらSpeee志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらSpeeeの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら最後にインターンや選考にはエントリーシート(ES)が必須の企業もあります。人気の企業は倍率も当然高くなります。志望動機やガクチカ、自己PRなど、書類選考突破に向けてしっかり準備をしましょう。本記事を参考に各社のエントリー締切日を管理し、「効率的なエントリー・就活スケジュール設計」に役立てていただければと思います。→unistyleオリジナルの「インターンエントリー企業管理シート」と「本選考エントリー管理シート」になります。スプレッドシートをダウンロードするだけで使用できますので、ぜひご活用ください。また、unistyleでは26卒就活生向けにLINEオープンチャットグループを運営しています。匿名で様々な就活生と情報交換をすることができるという便利な機能になりますので、"最新の選考状況や選考結果連絡の有無等をリアルタイムで確認したい"という方は、ぜひご活用ください。→unistyleでは26卒就活生向けに就活用グループを運営しており、今後もグループを拡充させていく予定です。上記記事に各グループの参加用URLを掲載していますので、興味のある方は記事からご参加ください。さらにunistyleでは、今後も26卒就活生向けに「インターンシップ・本選考のエントリー締切情報」を公開していく予定です。まだ会員登録を済ませていないという方は、以下から早めに会員登録をしていただき、本サイトを有効的に役立ててもらえればと思います。 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Googleも採用するOKR?|就職活動における目標設定と進捗管理 Googleも採用するOKR?|就職活動における目標設定と進捗管理 夏のインターンシップに参加したのも束の間、秋季インターンシップの募集も始まり、一息つく間もない現状に辟易している方も多いのではないでしょうか。一方で、夏のインターンシップを通して、自分の行きたい企業・業界がより明確になってきていることかと思われます。その反面、「目標は定まってきたけど、具体的にはどのように行動に落とし込めばいいか分からない」・「自分の目標までの立ち位置が漠然としている」など現状と目標とのギャップに悩んでいる方も多いかと思われます。本記事では、GoogleやFacebookでも導入されている目標管理ツールである”OKR”を就職活動にどのように応用していくのか、その考察を深めていきます。秋以降の就職活動における目標設定と進捗管理のヒントにしていただけたらと思います。【本記事の構成】▶OKRとは?これまではKPI、これからはOKR▶︎企業に属すると必ず待ち受ける”目標管理”▶︎就活にOKRを設定するとどうなる?▶︎目標設定と進捗管理は、仕事でも就活でも大切さは変わらないOKRとは?これまではKPI、これからはOKR本稿でのキーワードになる”OKR”とは、企業の目標設定・進捗管理方法の一つです。PDCAやKPIなどは一度は聞いたことがあるかと思われます。OKRは冒頭でも申したとおり、GoogleやFacebook、国内ではメルカリなどがフレームワークとして導入し、昨今話題を呼んでいます。ObjectiveandKeyResult(目標と主な成果)OKRとは「ObjectiveandKeyResult(目標と主な成果)」の略で、チームや個人の目標を明確化するためのメソッドです。組織が掲げる理念、事業目標に基づき、Object(目標)を定め、達成するための条件をKeyResult(主な成果)に入れます。参考:グーグル、メルカリ…イケてる企業が続々採用する「OKR」の威力企業の事業目標に合わせたObjectiveを設定し、目標を設定するための小さなゴール(客観的に測定可能なもの)をKeyResultsとして設定します。中には感じた人も多いかと思われますが、OKRは巷でもよく聞く目標設定・管理方法のひとつではないでしょうか。最も達成したい大きなゴールを決め、ゴールに至るまでの道筋を細分化していく手法は、企業はおろか、学生でも実行している人がいるでしょう。例えば大学受験で言うと、「○○月までにはセンター試験の対策を終わらせ、○○までには二次試験の勉強を始める」といったゴールからの逆算を行なってきたことでしょう。学生が知らず知らずのうちにOKRを使用している一方で、多くの企業はKPIと呼ばれる手法を利用しています。KPIとOKRの違いKPI(KeyPerfomanceIndicator:重要業績評価指標)は多くの企業で目標設定と進捗管理に使われています。一般にOKRはボトムアップ型・KPIはトップダウン型の目標設定・進捗管理ツールとして認識されており、KPIではなく、OKRを導入する最大のメリットは生産性の向上にあると言われています。この点を踏まえ、両者の違いを分野ごとに整理したのが以下の表になります。参考:BizHintチーム組織開発OKRまず特筆すべき点は、目標達成率です。多くの目標設定が達成できたか否かという二軸で考えることが殆どであり、”どれだけ達成したか”という尺度で達成率を測ることはあまりないようにも感じられます。OKRの場合、目標設定(Objective)の段階で”簡単には達成できないもの”を目標の指標とし、目標に対してどれだけのアプローチをすることができたのかが重視されます。続いて目標の使用単位と共有範囲にフォーカスします。KPIが1年毎の目標設定になることがほとんどであることに比べて、OKRの場合は3〜4ヶ月という比較的短いスパンでの活動になります。変化の激しい経済動向を考慮すると、1年でも市場は大きく変化する可能性があるため、短いスパンでの目標設定はより柔軟な対応を可能にすることができると考えられます。また、目標を共有する範囲もOKRのほうが広く設定されており、どの社員が何をやっているかがわかるようになっています。これは、誰が何をやっているか分かるようにすることで、部署ごとの透明性を高めると同時に、「あいつ何もやってないじゃん」のような負の雰囲気の抑制にも繋がります。そして、OKRとKPIが使用される目的は両社の間で根本的に異なっております。KPIの目標設定・達成度が業績評価の指標になっている一方で、OKRは生産性の向上にフォーカスしています。KPIが導入されている企業で目標を達成出来なかった場合、マイナスの評価をつけられることは想像に難くありません。その反面、OKRにおいては、課題に対して”どのようにアプローチをしたのか”・”どのように考えたのか”その取組の指標として使用されるだけなので、社員はより高い目標を設定し意欲的に取り組む(=生産性の向上)ことが可能となります。これらの点を踏まえると、トップダウン型のKPIよりもボトムアップ型のOKRを重視することにも頷けるかと思います。企業に属すると必ず待ち受ける”目標管理”約2ヶ月に渡る長い大学の夏休み(春休み)を特に目標もなくダラダラと過ごしてしまった経験は誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。一方で、長期休暇の目標を立てたはいいが計画倒れになってしまったり、目標が変わったことで途中までしか達成できなかったということもあるでしょう。つまり、目標設定と進捗管理が重要となります。目標・進捗管理がない企業はない大学生が目標を立てるか否かも高い自由度のもとで個人に委任されている反面、企業では必ず「目標」と「進捗管理」が設定されています。インターンシップに参加した学生は既に経験したことかと思われますが、企業に属する社員のほとんど全員が、「今何をしていて今後何をする予定なのか」について話をしてくれたことかと思います(もちろん社外秘の場合もありましたが)。少人数で働く企業でも、大人数が働く大手企業であっても皆何かしらの目標を達成するために働いていると考えてもおおよそ間違いではないでしょう。例えば、ある自動車会社を例にしてみると、簡易的には下図のようなものが想像できます。国内シェア2位である自動車会社A目標:2018年度の国内シェア1位獲得課題:若者の自動車離れ行動:若者向けの安いが性能の高い自動車を生産する上記は考えられる一例です。もちろん”国内シェア1位”は全社的な目標であり、それぞれの部署では全社目標を更に細分化した目標設定が行われているでしょう。繰り返しになりますが、社員はそれぞれが属する目標を達成するために働くこととなります。アルバイトでは目標設定は絶対ではない同じ”働く”という行為であっても、アルバイトでは目標設定と進捗管理が要求されることは滅多にないかと思われます。もちろん企業理念やアルバイトに求めるものを面接や研修で教えてもらうことはあるかと思います。一方で、自分の属する店舗の売上増加のために本気で考えて働いている人は少数ではないでしょうか。考えると言っても、何万円稼ぐにはこれだけシフトに入らなければならないといった程度の事ではないでしょうか。就活にOKRを設定するとどうなる?先程、知らず知らずの内にOKRを利用している人が多いとしましたが、反対に正しいOKRを使用している割合は非常に低いように感じられます。就職活動で重要になってくる”目標設定と進捗管理”、正しい目標設定を行わないことで後々後悔をしないようにしましょう。正しいOKRとは?では、正しいOKRとはどのようなものでしょうか。就職活動に当てはめながら考察していきます。【間違ったOKR】▶目標(O):第一志望から内定を貰う▶現状:金融業界に行きたいけど、他の業界も見て見たい▶︎施策①(KR):OB訪問を行う▶︎施策②(KR):インターンに応募する▶︎施策③(KR):金融以外も調べてみるいかがでしょうか。大方このようなフレームで進めている人が多いかと思われます。第一志望を金融業界に設定しながらも、他の業界も見て見たい。そのためにOB訪問を行い、実際にインターンにも参加しようと試みています。では、このOKRのどのような点が間違っているのでしょうか。①定量化をしていない→例えばOB訪問を行うにしても、具体的にはいつまでに何件行う予定なのか、どの業界に何件行く予定なのかなど具体的な数値目標を入れなければなりません。同様に、「インターンに参加する」・「金融業界以外も調べてみる」もより具体的な目標に落とし込む必要があります。気をつけなければならないのは、数値を設定する際は簡単には達成できない数値を設定しなければならない点です。また、定量化するもう一つのメリットとしては、進捗管理が簡単に行うことができる点です。当たり前ですが、目標は設定するだけでなく、達成することが重要になるので、進捗管理は大きな指標になります。②目標達成期間(O)が長すぎる→OKRを設定する上で目標達成までの期間は重要です。上記の例の場合、”第一志望をもらう”までの期間は(企業によっても異なりますが)大凡半年後くらいでしょう。OKRの場合、目標設定は柔軟性を持たせるためにも3〜4ヶ月周期で行います。以上を踏まえてもう一度OKRを設定します。【正しいOKR】▶︎最終目標(O):志望する企業に入社する▶︎目標(O):12月までに志望する業界を決定する▶︎現状:金融業界に行きたいけど、他の業界も見て見たい▶︎施策①(KR):月に最低3回OB訪問を行い知見を広げる(金融は最低2社行く)▶︎施策②(KR):12月までに金融は最低3社、その他は2社ほどインターンに参加する▶︎施策③(KR):Unistyleの記事を2日に1回は読んで、業界研究を行ういかがでしょうか。より定量的な目標設定を行うことで、するべき行動がより明確になったように思われます。大切なのことは、100%達成することではなく、目標に対して60〜70%程でいいのでどれだけ最終目標にアプローチすることができたのかになります。目標設定と進捗管理は、仕事でも就活でも大切さは変わらない仕事がデキる人は目標設定・進捗管理が上手いみなさんにとっての仕事ができる社会人の定義はどのようなものでしょうか。「コミュニケーションを取るのが上手な人」や「人を巻き込む力が強い人」など多々あるでしょう。しかし一度考えていただきたいのが、仕事を行う前には必ず共通して目標設定を行なっているという点です。コミュニケーションを取るのも人を巻き込んで仕事をするのも決まった目標を達成するための手段に過ぎないという点です。目標設定が不安定だとその後にどのような良い取り組みをしたとしても納得のいく結果を得ることは難しいでしょう。この点を踏まえると、”仕事ができる=目標設定・進捗管理が上手い”と考えることもできなくはないでしょうか。最後にいかがでしたでしょうか。OKRを用いた正しい目標設定と進捗管理の方法を掴むことができたことかと思われます。GoogleやFacebookなどの俗に言うイケてる企業で利用されている反面、多くの学生もOKRを知らず知らずのうちに使用していたことでしょう。正しい目標設定と進捗管理をすることで就活に対する漠然とした不安もなくなることかと思います。就活における目標設定に関する記事も併せてご確認ください。参考:就職活動における目標設定のススメ|社会人で後悔しないための考え方:達成計画の概要 8,821 views
就職活動は料理と同じ?就活を置き換えて考えてみる 就職活動は料理と同じ?就活を置き換えて考えてみる 就職活動って、料理みたいだと感じることが多いです。料理人が就活生、食べてくれる人が企業の採用担当者、自己分析は自分の持っている材料の確認で、材料に基づいて自己PRや志望動機といった面接で話すコース料理を作っていくようなイメージです。こんな風に考えると肩の力が抜けて何をすると就職活動もうまくいくのか考えやすいのかなと思います。本記事のコンテンツ・凄い経験の学生が落ちて、普通の学生が採用される理由(経験よりも伝え方)・食べる人の好みを知らないまま料理しがち(企業の求める人物像を理解する)・料理音痴の人が陥ること(選考対策は他の人のも参考にしてより良いものに)・料理はたくさん作るとうまくなる(面接はたくさん受けると上手くなる)・最後に凄い経験の学生が落ちて、普通の学生が採用される理由(経験よりも伝え方)料理に例えると、体育会・留学経験あり・学生団体を立ち上げたなど凄い経験をしている学生が落ちてしまい、アルバイト経験しかない普通の学生が採用されるのも何となくわかるかと思います。どんなに素材がA5ランクの和牛だとしても、焼き方が悪くてカチカチになってしまえばおいしいと感じてもらえないでしょう。一方で、普通の肉でも、下ごしらえと焼き方によっては非常においしく食べることができます。就職活動も同じで、経験の善し悪しだけでなく、その伝え方により評価が大きく分かれます。食べる人の好みを知らないまま料理しがち(企業の求める人物像を理解する)就活生の問題点の一つは、企業がどのような人材を求めているのかよく知らないまま、自己分析をして自己PRや志望動機を考えてしまうことだとunistyleを立ち上げてからずっと感じています。これは料理を食べる人の好みを無視したまま、闇雲に料理を作ることに似ています。素材の切り口によっては食べる人の好みに合うはずなのに、食べる人の好みを知らないから大味な味付けの自己PRや志望動機が多いように感じます。だからこそOB訪問などで、自己PRや志望動機を評価・添削してもらい、その業界で働く人の好みの味付けにしていくのは、料理の最後の最後の大事な味付けの部分だと言えます。この最後の味付けの作業をさぼりがちな学生が多く、もったいないなと感じています。各業界・企業ではどのような人材が求められているのか、それを踏まえた上での「味付け」を行うことが大切だと思います。料理音痴の人が陥ること(選考対策は他の人のも参考にしてより良いものに)料理って結局は分量とタイミングの問題で大きく改善されると思っています。料理が苦手な人でもクックパッドや料理本の通りに料理すれば同じ材料でそれなりにおいしいものが作れます。料理音痴と言われる人の多くが、レシピの通りに作ることを放棄して、独自のオリジナルのやり方でやりすぎるあまりに美味しいものが作れないという事態に陥っています。unistyleで17,000枚以上掲載しているエントリーシートは、過去の料理人のレシピ集であると考えています。様々な素材を持った過去の料理人が魂を込めて作ったレシピがエントリーシートです。「サッカー」や「居酒屋アルバイト」など自分が持っている素材で検索すると同じ素材で料理した内定者のエントリーシートが見られるので使ってみてください。就職活動においては、「他人の真似をしてはダメだ、オリジナルな考え方を伝えよう!」とまことしやかに言われていますが、個人的にはまずは過去にどういう料理をした人がうまくいったのか、どんな素材をどのように調理したのか知るというのは大事なことだと感じています。一度はレシピ通りに自己PRや志望動機も考えてみてその上で、オリジナルな要素を付け加えていくともっともっと早く料理が上達するのではないかと思うことが多いです。料理はたくさん作るとうまくなる(面接はたくさん受けると上手くなる)いくらたくさんレシピを集めたり、食べる人の好みの味を知っていても料理はうまくなりません。実際に作ってみて初めてわかることもたくさんあり、実践することが上達の近道です。就職活動においても自己分析やらマニュアル本を読んでばかりいるのではなくある程度、出来ると思ったらOB訪問や実際に選考を受けて、自分の自己PRや志望動機を食べてもらうことが、志望業界に近づく上では重要でしょう。就職活動では一度も料理を作ったことがない状態で、本命の会社の面接を受ける人も多く、本当にもったいないと感じています。多くの人が場数を踏んで納得のいく料理を披露した上で落ちるのであればもっと就職活動自体にも納得感があるのかなと思っています。最後に就職活動というと何していいのかわからないで右往左往してしまう人も多いのですが、上記のように料理に例えると、ある程度わかりやすいのではないでしょうか。まずは・自分の素材を確認してみる・料理を食べる人の好みを知る・実際に料理して評価してもらうこの三つをうまく回していけばあなたの料理をおいしいと評価してくれる人に出会う可能性が高まると思います。photobyWorldSkillsUK 36,725 views
リアルとデジタルの垣根を越えてなめらかに繋がり、ライフスタイルに寄り添った体験を実現するSmart Customer Experienceとは|NTTコム内定者がインタビューしてみた リアルとデジタルの垣根を越えてなめらかに繋がり、ライフスタイルに寄り添った体験を実現するSmart Customer Experienceとは|NTTコム内定者がインタビューしてみた 本記事はNTTコミュニケーションズのPR記事になります。2021年6月、全長約900メートルにも及ぶ、名古屋市の久屋大通公園をデジタル空間に再現した企業の取り組みがあった。画像引用:NTTComと三井不動産が、デジタル空間上に構築した「HisayaDigitalPark」とバーチャル店舗を活用した新たな顧客体験創出の共同実験を開始この取り組みでは、公園や店舗というリアルの場とデジタル空間を活用して「新たな顧客体験の創造」を目指す「SmartCustomerExperience(以下、SmartCXと表記)」の観点で共同実験が行われた。これらの取り組みを主導したのは、NTTコミュニケーションズ。NTTコミュニケーションズは、SmartCXでOMO(OnlineMergeswithOffline)という考え方をもとに変革を起こしている。そこで今回、NTTコミュニケーションズのSmartCX推進室に所属する3名の社員にSmartCX、OMOの取り組みについて話を伺った。インタビュアーは、NTTコミュニケーションズ内定者であり、unistyle編集部でインターン中のマツが務めました。就活をしていた1年前の自分に向けて「NTTコミュニケーションズの企業研究をするために、こんな記事があれば良かった」と思える記事を執筆しましたので、ぜひ最後までご覧ください。以下、簡単な私のプロフィールです。◆自己紹介私大文系出身。サークル、バイト、遊びをそつなくこなす、いわゆる「普通の文系大学生」。◆志望業界情報通信、インフラ(鉄道が中心)、金融(銀行が中心)◆就活軸企業や人の大切な部分を下支えすることを通じて、やりがいを実感しながら仕事をすること。社会を下支えするインフラや金融業界の中でも、将来的にも社会からのニーズが見込める領域を志望していたことから、情報通信業界を志望。◆NTTコミュニケーションズの志望理由情報通信業界の中でも、「顧客にとって最適な提案ができる環境」と「自身の課題解決幅を広げることができる環境」が揃っていることに惹かれたから。本記事の構成なぜNTTコミュニケーションズは、公園のデジタル化に取り組んだのか気づけば自分の"好き"に囲まれている?SmartCX実現のカギを握る「OMOのデータ」の可能性NTTコミュニケーションズがSmartCXを実現できる3つの理由企業の垣根を越えた新たなライフスタイルの提案、それがSmartCXの理想像編集後記終わりになぜNTTコミュニケーションズは、公園のデジタル化に取り組んだのか※上記の写真:左から藤田さん、齊藤さん、山﨑さん藤田遥さん2015年NTTコミュニケーションズに入社。関連企業にて、コミュニケーション基盤サービスの構築に携わった後、コンタクトセンター基盤のコンサル・ソリューションパッケージの企画を経験。現在はSmartCX推進室にて新規ビジネス立ち上げを推進する傍ら、「OPENHUB」のカタリストを務めるなど、幅広く活動している。齊藤凌さん2018年NTTコミュニケーションズに入社。入社1~3年目では、主に提案コンサル業務を担当。当時、AI音声自動応答ソリューションのプロトタイプ開発に携わり、手を動かせるコンサルタントとして活躍。2020年2月にSmartCX推進室の立ち上げメンバーに加わり、現在はプラットフォームの構築・新規機能の開発業務を行っている。山﨑美佐さん2017年NTTコミュニケーションズに入社。関連企業にて3年間にわたってクラウドサービスのプロダクトマネジメントを経験後、SmartCX推進室の立ち上げに携わる。現在はパートナー企業との共創を推進するための提案コンサルティング業務を行っている。内定者コメント今回インタビューに答えていただいた3名の社員の簡単な経歴を上記に掲載しています。自身のキャリアプランを考える際の参考にしてみてください。__御社にはバーチャル空間で公園を再現した事例があると伺いました。実際にどのようなことができるのでしょうか?藤田:弊社は、2021年6月にCGのVRを用いて名古屋市の久屋大通公園を「HisayaDigitalPark」としてバーチャル空間に再現しました。下図の画像中央にあるのは「矢場とん」の広告です。画像引用:名古屋市・久屋大通公園から始まる、リアルとバーチャルを往還する未来のまちづくりこの広告をクリックすると、実際に「矢場とん」のページにアクセスし、注文をすることができます。また、公園内にある店舗の中に入ることもでき、店内を歩きながら商品を見ることが可能です。カメラでリアルの店内を360°パノラマ撮影し、PhotoVRという技術でVR化しています。どのようなコーディネートでディスプレイされているかがわかり、文字が読めるくらい細部まで拡大もできるので、将来的にはここから購買につなげたいと考えています。画像引用:OPENHUBforSmartWorld|未来をひらく「コンセプトと社会実装」の実験場名古屋市・久屋大通公園から始まる、リアルとバーチャルを往還する未来のまちづくり気づけば自分の"好き"に囲まれている?SmartCX実現のカギを握る「OMOのデータ」の可能性__なぜ、公園のデジタル化に取り組んだのでしょうか?山﨑:これまで企業と顧客の接点が生まれる場所は、店舗やコールセンターでした。しかしデジタル化が進むにつれ企業と顧客の接点は多様化し、新たな顧客体験設計が求められています。特に現在は、新型コロナウイルスの影響で場所に依存したビジネスが難しくなってきています。しかし、リアル(店舗)やデジタル(EC)などそれぞれのチャネルで購買体験が分断されているケースが多いというのが現状です。そこで弊社では、公園についても「リアルの空間における休憩の場、買い物の場という役割を重要視するだけでなく、オンラインとオフラインを相互に行き来するような場として新たな顧客体験を見出していく」という考え方のもと、公園のデジタル化に取り組みました。藤田:SmartCXでは、OMO(OnlineMergeswithOffline)という「オンラインの世界にオフラインの世界を融合していく」というマーケティング概念をもとにデータを統合していくことで、将来的には生活者のライフスタイル変革を起こすことを目指しています。※上記資料はNTTコミュニケーションズから提供していただきました。齊藤:こちらを実現するにあたってキーポイントとなるのは、OMOのデータです。デジタル空間側では、XR(ExtendedReality)の技術を用いて、データを集めるためのインターフェイス(ユーザーとシステムを繋ぐ接点)を用意し、新たなデータを収集できないか模索しています。このデジタル側のデータと、SmartCity推進室と連携して収集するリアル側のデータを1つのプラットフォームに集約し、安心安全に活用していきます。将来的には、AIを用いながら新しい顧客体験/顧客エンゲージメントの創造や、効率的な広告リコメンドあるいはクロスセルを実現していきたいと考えています。※上記資料はNTTコミュニケーションズから提供していただきました。内定者コメント他の推進室との関わりが密接であることは驚きました。NTTコミュニケーションズの推進室は全部で7つ存在しますが、他の推進室の役割や事業内容についても理解しておくと、更に理解が深まると思います。NTTコミュニケーションズが目指すSmartWorld、7つの推進室の役割について知りたい方はこちら__OMOのデータはどのように活用する予定ですか?齊藤:例えば、VR空間上でのユーザーの視線情報を活用することを検討しています。空間内で特に注目を集めている場所や視線の動きをトラッキングすることで、商品配置や体験導線の改善に有効活用できると考えています。山﨑:視線情報以外にも、VR空間上での行動データやユーザーの属性情報をもとに、バーチャル空間ならではの広告モデルの展開も検討しています。通常のWebページであれば興味の無い広告はクリックしないと思いますが、VR空間では空間内に没入した状態でコンテンツを閲覧してもらうことができるため、広告自体も新たな体験の1つとして提供できるのではないかと考えています。データの活用に関しても、「目的」を意識しながら取得すべきデータを整理し、開発を進めながらビジネスとしての展開方法も模索している状況です。NTTコミュニケーションズがSmartCXを実現できる3つの理由__SmartCXにおけるNTTコミュニケーションズの強みについて教えてください。藤田:主に3つあります。1つめは、プラットフォーマーという立場でフラットに業種・業態を超えて企業をつなぐことができる点です。2つめは、リアルとデジタルのデータを活用できる点です。ここはXR上での新しいデータ取得も強みにできるよう取り組んでいます。3つめは、空間デザインパートナーとの強固な連携により、直感的な体験を実現する点です。※上記資料はNTTコミュニケーションズから提供していただいたものです。齊藤:技術的な観点では、NTT研究所との連携が強固であることも強みです。40年以上の歴史がある研究所で言語、通信、AI含めた様々な分野で先端技術を研究しています。還元された技術をプロダクトに組み込んでいくことができることも強みだと考えています。藤田:NTTグループ内の連携という観点では、SmartCX推進室は現在、XRやデータ利活用においてグループ内連携を強め、具体的な実証実験の検討も進めています。山﨑:また、NTTグループ内では人材交流が盛んで、SmartCX推進室にもNTTドコモやNTTコムウェア出身のメンバーが在籍しています。そのつながりも活かして更に連携を強めていきたいと考えています。内定者コメント私が就活中に最も苦労したポイントが「各社の強み」を分析し、違いを理解することでした。特にNTTグループ企業の違いを理解することが難しかったです。NTTコミュニケーションズは、「従来から持つ様々な企業とのつながりを活かし、プラットフォーマーとして事業を推進できること」や「他のNTTグループ企業と連携できること」が特徴です。企業の垣根を越えた新たなライフスタイルの提案、それがSmartCXの理想像__SmartCXにおけるこれまでの取り組みと今後の展開予定について教えてください。山﨑:SmartCX推進室が立ち上がってからの1年間は、パートナー企業であるお客さまとの個別の実証実験を通じて「VRを活用してどのような新しい体験を創れるか」や「新しいビジネスモデルを生み出していけるか」ということをひとつひとつ検証してきました。現在は、具体的な案件で事例を創る段階から更にその先のサービス化に向けて動き出しています。今後は1つのプラットフォーム上で、「ライフスタイル」を切り口に様々なテーマの空間をつくり、その中で多様な企業と協業していきたいと考えています。例えば「キャンプ」をテーマにした空間を想定してみてください。キャンプでの体験を考えたとき、テントなどのキャンプグッズだけではなく、「食」や「ファッション」、「移動手段」などキャンプを体験するためのカテゴリーが多く挙げられると思います。弊社が架け橋となることで、そのような多様な体験を企業の垣根を越えて表現し、新たなライフスタイルを提案できるような空間を創造していきたいと思っています。藤田:SmartCX推進室としては、現在検討中のサービスに限らず、新しいビジネスや新しい顧客体験を次々と創り出していきたいと思っています。共創や実証実験の場として「OPENHUB」を活用しつつ、共創パートナーや生活者の皆さまと一緒に新しいビジネスを生み出していきます。内定者コメント業界や業種といった従来の切り口ではなく、ライフスタイルを新たな切り口として捉えることは非常に興味深い点でした。今後、これまで実現されなかった異業種間の共創が増えると思われます。そのため、異業種間のつながりを生み出す「OPENHUB」のような基盤を持っていることも、NTTコミュニケーションズの特徴・強みの1つです。取材後記取材を担当したunistyle編集部のマツです。今回SmartCXの話をお聞きし、NTTコミュニケーションズは前例のない新たなビジネスモデルの構築という大きな挑戦をしている企業であることが分かり、就活時に抱いていたイメージが大きく変化しました。また就活生当時の私は、NTTコミュニケーションズが掲げるミッション「人と世界の可能性をひらくコミュニケーションを創造する」の意味が全く理解できていませんでした。しかし今回の取材を通じ、NTTコミュニケーションズが「企業と企業、企業と生活者をつなぐ架け橋」となってSmartCX事業で新たな価値を生み出しており、ミッションを体現していると感じました。NTTグループ企業をはじめ、同業他社間でどのような違いがあるのか企業理解に苦しんでいる就活生が多いと思いますが、各社が掲げる企業理念やミッションを頭に入れたうえでその企業が取り組んでいる事業を改めて見てみると、見え方が変わってくるかと思います。本記事を通じて同社の事業内容に興味を持たれた就活生は、実際に選考を受けてみてはいかがでしょうか。終わりにいかがでしたでしょうか。今回はNTTコミュニケーションズが推進するSmartWorldについて、またその中でもSmartCustomerExperienceについてSmartCX推進室の社員の方々にお話を伺いました。インタビューを通じてSmartCustomerExperienceのみならず、NTTコミュニケーションズが持つ強みや役割などについても理解できたのではないでしょうか。以下の記事は、今回インタビューしたNTTコミュニケーションズの社員3名への個別インタビューです。ぜひ本記事と併せて読んでいただければと思います。また、以下の記事は、NTTコミュニケーションズが注力している「SmartCity」と「SmartMobility」のインタビュー記事となっています。こちらも是非ご覧ください。SmartCitySmartMobility 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